もう引越しで慌てない! ダンボールへの荷物の正しい詰めかた

もう引越しで慌てない! ダンボールへの荷物の正しい詰めかた

引越しまでは何かと準備しなければならないことが多いもの。慌ただしくて、引越し前夜になっても荷造りが終わらなかった……なんて経験がある人もいるのでは? そこで効率よくダンボールに荷物を詰めるテクニックを住まい方アドバイザーの近藤典子さんにうかがいました。

「すぐ使うものを入れる箱」をつくる

荷造りをする際は、引越し先ですぐに必要になるものをまとめておくことも大事です。どの箱に入っているのか分からなくて持っているのに新しく買いに行ったなんて経験がある人もいるのではないでしょうか。

下記のものはひとつの箱に入れておくと便利です。

・トイレットペーパー、ティッシュペーパー
・バケツ、ぞうきん、お掃除セット
・ゴム手袋、軍手
・スリッパ
・ペン
・はさみ、カッター
・紙コップ、紙皿
・ガムテープ、ビニール紐
・工具箱
・ゴミ袋

「また、エアコンやテレビなどのリモコン類もよく行方不明になってしまうことが多いもの。すべてまとめておくことをおすすめします」(近藤さん)

そして、箱に側面と上部両方に目印をつけておいて目立つようにしておくといいそう。色紙を貼っておくなどすると分かりやすくて便利です。業者さんには、最後にトラックに積んでもらうようにお願いしましょう。そうしておけば、引越し先ですぐに必要なものを取り出すことができます。

ダンボールに詰めないほうがいいもの

「引越し当日の夜から必要になる下着、パジャマ、タオル、洗面用品、翌日の洋服や靴といった2泊3日分の身じたくを、まとめて旅行バッグに詰めて自分で運ぶ物にすると新居での片付けが終わらなかったり、万が一荷物がその日に届かなかったというトラブルがあったときにもなんとか対処することができますよ」(近藤さん)

重要な書類や印鑑などの貴重品も、ダンボールに詰めずまとめて自分で運ぶほうが安心です。なんでもかんでも段ボールに入れようとせず、自分でどれを持っていくのか選ぶことが大切ですね。

キッチン用品の梱包に最適なグッズ

ダンボールに詰める前に、身近なグッズで包んであげることが大事です。

・新聞紙
緩衝材の役目がある新聞紙。捨てるのもラクで、かさばらないので重宝します。調理道具類は大きさをそろえてダンボール箱に重ねていきます。キズがつきやすい材質のなべは、新聞紙やクレープ紙で包んでから箱に入れましょう。箱の隙間にもグシャグシャにまるめたそれらの紙を詰めて固定させます。
また、使いかけの調味料も万が一こぼれたときを想定してダンボールにゴミ袋を敷いてクレープ紙を詰めて、瓶など割れる素材はエアキャップで包んだ方が安心です。

・クレープ紙
なかなか普段は使わないわら半紙。しかし、実は引越しの必需品なんです。コピー用紙より柔らかくて丸めやすいため、モノを保護するのにぴったり。ホームセンターやネット通販などで購入できるので、引越しの梱包用に購入できれば○。きっちりキレイに包むほうが、空気が入ってモノが壊れにくくなります。食器類はできればわら半紙を使って梱包するのがおすすめです。

・キッチンペーパー
キッチンペーパーは梱包にも適しています。
細かい食器を包むのに役立つほか、新居で取り出した際にふきんとして使用することもできます。必要なサイズに切って使えばムダもないですよ。

・ジッパー付保存袋
ジッパーでしっかり密閉して食品をストックできる保存袋。キッチンの引き出しの中身を丸ごと入れて引越し先に持っていくのに便利です。中身が見えて出し入れも簡単なので、荷ほどきの際にも大助かりです。キッチンで使用しているふきんも保存袋に入れるのがおすすめ。袋に入れることで清潔な状態で持って行くことができるので、引越し先で新たに洗う必要もありません。

絶対に割れない食器の詰め方

お気に入りの食器を段ボールから開封してみたら、割れてしまっていた……なんてときはショックが大きいですよね。食器が割れないようにするには、荷造りの段階でいかに衝撃を和らげる対策をしておくかがポイントです。

・クッション材のつくり方
1.新聞紙を2~3枚重ね、端からグシャッとジャバラ状に新聞紙を寄せながらキャンディ包み風にクッション材を作ります。
2.作成した新聞紙をダンボールの底に隙間をつくらないよう敷き詰めます。

・お皿の詰め方
1.食器類(上記のとおり、わら半紙やペーパータオルで包むのが○)はサイズをそろえてダンボールに詰めていきます。その際、上向きに詰めること。伏せて重ねていきがちですが、上向きのほうが割れにくいのでベストです。
2.グラス類も同じく、口の部分を上にしてダンボールに詰めていきます。サイズによってはダンボールの中で段差が生じてしまいます。ダンボール紙を敷いて平になるよう調節しましょう。

封をしたダンボールには赤字で「ワレモノ」と書いておくこと。引越し業者さんが横から見ても認識できるように、側面にも同じように記入しておきましょう。

注意が必要なアイテムは、口開けしておく

注意して運んでほしいものは、ダンボールのふたを閉めないこと。ふたを開けたままの状態になっていれば、要注意だというサインになります。ふたを閉めた状態で「要注意」と記入しても見落とす可能性も考えられます。使いかけの洗剤など、ダンボールにゴミ袋を敷いた状態で詰め、ダンボールのなかに仕切りをつくっておきましょう。また、キャップ部分にネックホルダー状に細かく切ったダンボールを巻き、固定しておくことも大切です。

取り扱いが危険な刃物はダンボールに詰めるのではなく、ダンボールの内側の側面に指定席をつくりましょう。包丁を当て紙で包み、そのままガムテープで側面に固定します。これならば、危険な刃物でもけがをすることなく扱うことができます。当て紙に「包丁」と赤で書いておくのも忘れずに。

かさばる本やバッグの詰め方

書籍類は背表紙を上にしてダンボールに詰めてしまいがちですが、本の小口が傷んでしまうのでNG。何列か並べる場合も本の背と背を合わせるようにしましょう。あいた隙間にはクレープ紙や新聞紙などを詰めておけばOKです。持ち運びが大変になるので、本を入れるダンボールは小さいサイズを使用するのが安心です。

そのまま詰めてしまうとかさばり、形崩れの原因にもなってしまうバッグ類。傷がつきやすい素材は、専用の袋があれば、バッグを傷めないためにも使用しましょう。また袋がなければ、バック同士が当たる部分にクレープ紙を挟んでおきましょう。

ワレモノや液体物はとくに注意してダンボールに詰める必要がありますが、身近なアイテムを上手に使って、梱包するとよいでしょう。ダンボールの詰め方は、いかに荷物の出し入れがしやすいかが重要。工夫次第ではダンボールの量も減らせますし、荷ほどきに時間もかかりません。ポイントをおさえて、賢く引越しの準備をスムーズに終えてくださいね。

取材協力:近藤典子(住まい方アドバイザー)

掲載:2017年2月7日
写真:PIXTA

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