引越し&整理収納の達人が教える! キッチン用品の上手な梱包方法

引越し&整理収納の達人が教える! キッチン用品の上手な梱包方法

引越しの荷造りで、特に気を使う場所といえるのがキッチン。割れ物や刃物、重量のあるフライパンなど、それぞれに対応した方法での梱包が必要になり、思ったより時間がかかってしまうところでもあります。そこで引越しオーガナイザー®の門野内絵理子さんに、キッチン用品の梱包をする際のコツや、上手な箱詰めの方法について教えてもらいました。

割れ物に注意! 食器の梱包編

キッチンといえば、食器の梱包を忘れることはできません。一人暮らしでもお茶碗やお皿、コップなどひととおりの食器を運ぶとなると、1つひとつを梱包するのは手間がかかります。家族ともなれば、その量はさらに増えてしまいます。しかも、きちんと梱包したはずなのに、いざ新居に着いて荷ほどきを始めてみると、食器が割れてしまっていた……ということも起こってしまいがち。どうすれば、割れ物を上手に梱包できるのでしょうか?
「欠けや割れなど、食器の破損は、ダンボールの中で食器同士がぶつかることで起こります。まずはそれぞれの食器をきちんと新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、食器同士が直接ぶつかることのないようにします。グラスなどのデリケートな食器はエアークッション(プチプチ)で包むとよいでしょう。また、お皿は重ねると下のお皿に重みが集中してしまうため、平らに置いた状態ではなく、立てた状態で詰めるのがおすすめです」(門野内さん・以下同)

また、隙間にもきちんと緩衝材を詰め、箱の中で食器が動かないように気を配ることも大切だそうです。

「マグカップや深めのお皿など、重ねずに箱に入れると上の空間が余ってしまう場合には、上に仕切りをつくって二段にするというテクニックも。箱のサイズに合わせてダンボールを切り、「コの字」の形に折り曲げて箱に差し込めば、下にある食器にも重さがかかりにくく、破損を防ぐことができますよ。それから、結婚式の引き出物やプレゼントなどで食器をもらい、箱が付いているものに関しては、少しかさばりますがそのまま入れてしまうのがおすすめ。食器に最適な梱包をしてあるので、割れてしまうリスクを抑えられます」

食器は特に割れ物も多くデリケートなため、箱詰めにも注意が必要。もしも時間がなくて梱包が大変な場合には、引越し業者に梱包をお願いしてしまうのもよさそうですね。

細かく分類してラクラク荷ほどき! 調理器具の梱包編

続いては、料理に使うさまざまな器具の梱包方法。ボウルや保存用のプラスチック容器、鍋・フライパンなど、素材も重さも異なるものが多いですが、これはどのようにまとめるのがよいのでしょうか?

「食品を保存するための容器やボウルなど、プラスチック製のものはまとめて新聞紙に包む簡易な方法でも大丈夫です。鉄などの金属でできているフライパンや鍋は、複数まとめてダンボールに入れると傷が付いてしまうことがあるため、食器と同じように金属部分だけでも梱包しておくのがおすすめ。また、重い鍋などは無理に1つのダンボールにまとめずに、いくつかの箱に分散させると、運びやすくなりますよ」

また、キッチン用品の梱包で大変なのは、お箸やスプーン、お弁当用のピックなどのこまかなアイテム。

「例えばキッチンの引き出しにしまっているような細かいものは、チャック付きのポリ袋に小分けにしておくと運搬のときの傷も抑えられ、荷ほどきの際には袋の中身を新居のキッチンの引き出しにしまうだけなのでラクに済ませられます。お箸、フォーク、お弁当で使うピックやアルミカップなど大まかに分類し、袋分けにしてダンボールへ入れておきましょう。同じ引き出しに入っていたものは同じ箱に入れておくと、荷ほどきのときにも整理がしやすくなりますよ。応用として、おたまや泡だて器、フライ返しなどの調理器具も使う場面が共通しているので、袋にまとめて入れておけばOKです」

調理器具といえば、包丁などの梱包で気を付けるポイントはあるのでしょうか?

「包丁やおろし金などの危険なものを梱包する際には、取り扱う際にケガをしないことが何よりも大切。包丁はダンボールを折り曲げて刃の部分をはさみ、テープで巻いておきます。紙で巻いておいてもOKですが、刃が飛び出さないように気を付けてくださいね。包丁だけでなくピーラーやおろし金、スライサーなど、刃やとがった部分のある調理器具は、そのまま運ぶとケガだけでなく運搬中に器具そのものが傷んでしまうリスクも。新聞紙などで包んで、中身が何か分かるようにメモをしておきましょう。荷ほどきの際にも、ケガをしないよう注意してください」

使い切る? 持って行く? 調味料の梱包編

既に封を開けている液体の調味料については、近距離の引越し以外は可能な限り使いきって処分してしまうのがいいとのこと。冷蔵庫に保管していた調味料は傷みやすいので処分するほうが安心です。引越し業者によっては積み込みを断られる場合もあるため、確認が必要です。

「お酢やしょうゆなど、液体の調味料は液モレをさせないことが重要! ビンを紙やビニールなどで巻いて、テープでしっかりと留めます。箱に詰める際には必ず立てた状態で詰め、倒れたり割れたりしないように緩衝材を入れておきましょう。塩、こしょうなどの粉末の調味料も、ビンに入っているものは液体のものと同じようにしっかりと梱包を。袋や保存容器に入れてあるものは、ダンボールの中でこぼれないように厳重に封をして梱包します」

調味料が運搬中に箱の中でこぼれてしまうと、ほかの荷物を汚してしまうことも。液体なら、ダンボールからもれだしてほかの箱に影響をおよぼす危険性もあります。残り少なくなっている調味料であれば、使いきってしまうのもよさそうですね。

これでラクラク引越し! 調理器具の荷造り裏ワザ

ほかにも、キッチン用品の梱包時に役立つテクニックを教えてもらいました。

「荷造りと荷ほどきは表裏一体。上手に荷造りできていれば、荷ほどきもグンと楽になるんですよ。そこでおすすめなのが、『収納場所が同じものはそのまま同じダンボールに入れる』という方法。例えば、新居でも同じ食器棚や収納ボックスを使う場合は、同じ場所に同じものを収納すれば、新居でもストレスなくキッチンを使うことができます。同じダンボールに詰めておき『食器棚 何段目』などのようにメモをしておけば、その中身を戻すだけでOK! また、キッチン用品以外にも応用できる方法としては、棚の中身が並んでいる状態で写真を撮っておくこと。どのような状態で収納されていたかを記録しておくことで、荷ほどきの際に、『旧居では収納できていたはずなのに新居で収納できない……』という事態を避けられます」

キッチンにはコーヒーメーカーやトースターなどのような、小型の家電もたくさん。これらの梱包はどのように行えばよいのでしょうか?
「手で運べるくらいのキッチン家電は、購入時の箱があれば、そこに入れておけば運んでもらえます。箱がないものは、エアキャップで包んでダンボールへ。電化製品は、基本的に1つの箱に1つがよいでしょう。また、引越し業者によってはそのまま置いておけば梱包・積み込みをしてくれる場合も多いので、困ったら相談してみるのもおすすめです」

アイテムが多く、梱包に時間のかかりがちなキッチン。門野内さんのアドバイスを参考にすれば、時間短縮とともに荷ほどきの負担も減らせそう。ぜひ参考にしてみては?

取材協力
引越しオーガナイザー® 門野内絵理子
引越し回数11回の経験をもとに、引越しを通して思考と空間を整理し、暮らしやすい家をプロデュースする「引越しオーガナイザー®」として活動中。
http://hikkoshi-org.wixsite.com/home

掲載:2017年5月26日
写真:PIXTA

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