荷物が少ない人におすすめ! 引越し業者の「混載便」って何?

荷物が少ない人におすすめ! 引越し業者の「混載便」って何?

単身者の引越しの場合、人によっては、持って行く荷物の量がかなり少なくなることもあるのではないでしょうか。荷物がそれほど多くないのに、引越しトラック1台を貸し切るのは料金もかかるし、なんだかもったいない……そんな人には「混載便」がおすすめです。どんな仕組みなのか、どんなメリットがあるのかを紹介していきましょう。

複数の荷物をまとめて運べば料金がお得に!

「混載便」とは、いわばタクシーの相乗りのようなもの。大きな引越しトラックに、複数の引越し先の荷物を載せて運ぶことを指します。タクシー1台に1人で乗れば全額自分の負担になりますが、同じ方向に行く人と相乗りをすれば、料金のワリカンができますよね。混載便も同じ仕組みになります。トラック1台の稼働で複数の届け先に荷物を運ぶことができるため、複数の都府県をまたぐような長距離の引越しであっても、引越し業者の人件費や輸送費を節約でき、その分が引越し料金にも還元される、というわけです。

荷物が少ない引越しほど、混載便に向いています。例えば、単身者の引越しで、「まだ使える家具や家電を数点持って行くけど、それ以外は新居に移ってから新しく購入する」といった場合、運送する荷物の量は少なくなりますよね。その場合はトラックの占有スペースが小さくなるので、引越しの見積もり時に引越し業者と相談し、混載便にできるかどうかを確認してみましょう。

反対に、家族世帯での引越しや、単身者でも家具家電一式にダンボール箱も大量……など、荷物の多い人はトラック1台がいっぱいになってしまうため、残念ながら混載ができない場合があります。料金を抑えたい、できれば混載便で運んでほしいという人は、できるだけ荷物が少なくなるように、持って行くもの・持って行かないものを吟味する必要がありそうです。

引越しまで時間的な余裕があるなら、いらないものをネットオークションやフリーマーケットに出品したり、リサイクルショップに持って行ったりするのもいいでしょう。荷物が減って混載便にできる可能性が高くなるだけではなく、売ったお金を引越し料金に補填することもできて一石二鳥です。

混載便を利用するときは、日程に余裕をもって

混載便で荷物を送る場合に注意したいのが、通常の引越しと比べて運送に時間がかかることです。関西方面、名古屋方面、九州方面など、複数の荷物の行き先を合わせて混載しますが、同じ関西と言っても大阪へ行く荷物もあれば神戸に行く荷物もありますし、九州でも福岡の市街地に行く荷物があれば鹿児島の奥まった場所へ行くものなど、細かい行き先は分かれます。目的地に着くたびに荷物を降ろして搬入作業を行うため、とても1日ではすべての荷物を運びきれません。1週間も2週間も荷物が届かないといったことはありませんが、混載便を利用する場合は余裕をもった日程を組んでおくのがいいでしょう。

それでは、混載便の場合、大体どれぐらいの日数を見ておけば良いのでしょうか? 最短の日数で搬入が完了するのは、大阪-名古屋-東京間、いわゆる“東名阪”での移動です。この区間での引越しが最も多いため、おおむね翌日には搬入が可能です。毎日いずれかのトラックがこの区間を走っているため、混載できる便が見つかりやすいといいます。

逆に、同じ方面へ向かう便が少ない場合は、東名阪区間と比べて日数がかかります。とはいえ、先ほども書いたように1週間以上かかるようなことはまずありません。例えば東京から出発して北海道の奥地へ向かう場合などでも、およそ3~4日で到着します。

また、引越しのピークである春先などは、稼働するトラックの量も増えるため、より混載便にしやすい時期でもあります。しかしこれもほかの荷物の行き先や天気による交通事情などによって変わってくるので、やはり1日程度は余裕をもっておいたほうがベターと言えそうです。

実家、ホテル、友人の家……荷物が届くまでどう過ごす?

混載便は、到着まで早くても1日、場合によっては3日以上かかることもあるということは、それ以前に新居へ移っても、家具・家電なしでしばらく生活することになってしまいます。その間はどう過ごせば良いのでしょうか? もちろん過ごし方は人それぞれですが、例えば下記のような選択肢があります。

・実家に滞在する
お金もかからず、気兼ねなく過ごせる一番の方法。荷物の到着日が分かったらその日に合わせて家を出ればいいため、持ち運ぶ荷物も最小限で済みます。

・宿泊施設などを利用する
宿泊費はかかりますが、「荷物の到着日が分かってから慌てて支度する必要がないよう、できるだけ引越し先に近い場所にいたい」という人は、ビジネスホテルなどの宿泊施設を利用しましょう。混載便で引越し料金がお得になると、こうした宿泊費にお金を回せるといったメリットもあります。

・友人・知人・親戚宅に宿泊
家事を手伝う、食費などを払うといった条件のもと、数日の間泊めてもらえる友人がいればお願いしてみるのもいいでしょう。特に、引越し先の近所に住んでいる場合はとても助かるはず。泊めてもらう場合はその家のルールを守り、気遣いや感謝の気持ちを忘れずに。

いずれの方法であっても、着替えや洗面用具など必要最低限の荷物は持ち歩けるようにしておきましょう。

引越しの搬入に立ち会えない! そんなときはどうする?

台風や大雪などの天候不良、渋滞などによる交通事情、混載しているほかの荷物の運搬状況……長距離での引越しをする場合、予想外の事態で想定していたよりも時間がかかってしまう場合があります。もちろん、「旧住所での手続きなど、どうしてもはずせない予定が入ってしまった」、「引越す以前の場所で仕事が残っていて、搬入日に間に合わない」など、引越しをする当事者の都合が悪くなってしまう可能性もゼロではありません。搬入に立ち会えないといった場合、どう対応すればよいのでしょうか?

・代理人が立ち会う
引越しをする当事者の代理人として、親族や関係者が搬入に立ち会えるのであれば、引越し業者としては問題ありません。進学や転勤などで学生寮・社員寮に引越しをする場合、寮の管理者が立ち会うケースもあるといいます。

・搬入の日程を調整する
混載便で長距離の引越しをする場合、ほかの荷物の目的地を経由しながら荷物を運ぶため、順番を後回しにするなどの工夫で数日の日程調整は可能です。搬入予定日に立ち会えないと分かった時点で、早めに引越し業者へ連絡を入れましょう。このように日程の上で多少の融通が利くのも混載便を利用するときのメリットと言えるでしょう。

・荷物を一時的に預ける
代理人を立てるのが難しい、日程調整後の搬入に立ち会えない……といった場合、追加料金は発生しますが、引越し業者のトランクルームに一時的に荷物を預けることもできます。この場合も、預けなければいけないと分かったら早めに連絡をしてトランクルームのスペースを確保しましょう。上記のような「搬入に立ち会えない」といった理由のほかに、家族連れが家の建て替えで引越す際に利用するケースも多いそう。

長距離の引越しの場合は不測の事態で日程がずれ込む可能性があることを考慮し、その場合の対応をあらかじめ想定しておけば、いざ搬入日がずれてしまったというときでも冷静に対処することができます。

混載便を利用する際のメリット、気をつけたいポイントをご紹介しました。通常よりも日数が必要にはなるものの、料金を抑えられるのはやはり大きなメリットです。トラック1台が必要なほど荷物は多くない、でも通常の宅配便で送れるほど少なくもない……そんな人は、ぜひ混載便の利用を検討してみては。

取材協力
アート引越センター http://www.the0123.com/

掲載:2017年3月17日
写真:PIXTA

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