引越し会社の選び方!相見積もりのコツと注意点

引越し会社の選び方!相見積もりのコツと注意点

引越しにかかる費用をできるだけ抑えたいのは、だれしも変わらないと思います。インターネットで検索すると数多くの引越し会社が出てきますが、このなかからどのような会社を選べばよいのでしょうか。

価格を抑えるために有効な手段として、複数の会社にから見積もりを取ってもらう「相見積もり(あいみつもり)」というものがあります。引越し費用にはどんな内容が含まれているのかといった基礎知識を含めて、今回はこの相見積もりを活用したお役立ち情報などをご紹介します。

相見積もりを取る前に知っておきたい!引越し料金の基礎知識

引越し会社に相見積もりを依頼する前に、引越し費用にはどのような内容が含まれているのかを知っておく必要があります。引越し費用の一般的な内訳は以下のようになります。

①基礎運賃


引越し会社は国土交通省(運輸局)が設定する「時間制・距離制運賃率表」をベースにして基礎運賃を算出しています。基礎運賃は荷物の量と引越しの移動距離(または時間)によって決定されるため、費用は荷物が多ければ多いほど、引越しにかかる移動距離が長くなればなるほど高くなります。しかし、国がベースとなる金額を設定していることで、基本的には引越し会社によって大きな差が出ることはない仕組みを取っています。

基礎運賃は以下のような計算式で算出されます。
・移動距離で算出する場合
=100kmを基本的な移動距離とします。この距離を超えて移動した場合、基礎運賃に追加料金が加算されます。
・移動時間で算出する場合
=4時間制、8時間制の2つがあり、どちらに設定するかは引越し先により異なります。設定した時間を1時間超えるごとに基礎運賃に追加料金が加算されます。

②実費


人件費や資材費などのいわゆる「基礎運賃以外で実際にかかった費用」を指します。実費には主に以下のものが含まれます。
・人件費:引越し作業に携わったスタッフにかかる料金
・資材費(梱包材料費):引越しに使用した段ボールやテープなど
・交通費:高速道路利用料や有料駐車場の料金など(ガソリン代は基礎運賃に含まれるためここでは除く)

③オプションサービス


基礎運賃や実費のほかに、引越し会社が独自に行う各種サービスを指します。
代表的なオプションには以下のようなものがあります。
・エアコンの取り付け、取り外し
・ピアノなど大型で特殊な物品の運搬
・引越しに伴うバイクや車の輸送
・テレビなど粗大ごみの回収、処分
・ハウスクリーニング

基礎運賃や実費で大きな差別化を図ることは難しいため、オプションサービスは各社が力を入れるポイントでもあります。ですので、オプション内容で引越し会社を選ぶのも一つの手ですし、交渉材料ともなるでしょう。

④料金に影響を与える要素


・曜日やシーズン
基本的に2月〜4月は引越しシーズンであるため、他の月に比べて料金は割高になります。また、曜日で見ると土日に引越す人が多く、混み合うため料金は必然的に高くなるのが一般的です。

・引越し先の概要
マンションやアパートに引越す場合、エレベーターの設置の有無が作業時間に大きな影響を及ぼします。例えば、同じ4階への引越しでも、エレベーターがあるとないとでは労力も必要な人数も変わってくるため、それだけ引越し料金にも差が出てきます。

また、高層階のマンションに大型家具などを搬入する場合は高所作業車などの特殊作業車を使うことになります。そういった必要の出てくる引越し先では、おのずと引越し料金は高くなります。

・引越し先周辺の駐車スペース
引越し先に駐車場がない場合、近くの駐車場にトラックを止めることになります。移動距離が伸びる分作業時間も、駐車場の利用料金もかかります。そのため、物件に駐車場がない物件は引越し料金が高くなってしまう傾向があります。


相見積もりを取るときに気を付けることは?

では次に、相見積もりを取る際に、気を付けていただきたい点を解説します。

① 認可を受けている会社を選ぶ


一般にはあまり知られていませんが、引越し業務を行うには国(国土交通省)の認可が必要です。もし、そのことを知らずに認可を受けていない引越し会社(便利屋など)に依頼する場合、依頼者にとっては安い場合はありますが法律的には違法の可能性が高いので注意するようにしましょう。見分ける方法はナンバープレートの「色」。「緑」または「黒」のナンバープレートを付けている車やトラックは正式な認可を受けています。間違っても、「白」のナンバープレートを付けた車両を使っている会社には頼まないようにしましょう。

②訪問見積もりをしてくれる引越し会社を選ぶ


併せてチェックしたいのが、「訪問見積もりをしてくれるか」という点です。訪問見積もりとは、引越し前に実際に自宅へ来て、荷物の量や運搬ルートを下見したうえで見積もりを出すサービスのこと。ネットや電話だけでも見積もりは出せますが、それだけでは分からないことも多々あります。

ネットや電話だけで出された見積もりは、あくまでデータを元にした想像のものです。引越し会社は必ず利益が出るように見積もりを出してくるため、これだけだと相場より高くなる傾向になります。訪問見積もりであれば実際の現場で現物を確認することから、より正確な見積もりが出せます。

また、ネットで依頼した時点よりも実際の荷物の量が多ければ、追加料金が発生する場合もあります。スタッフの質を見分けるという点や、トラブルを避ける観点からみても、基本的には訪問見積もりに対応する会社を選ぶよう心掛けましょう。

③3社程度から見積もりを取る


相見積もりは2社だけで十分な比較ができるとは言えません。かといって何十社も見積もりを取ったところで、今度は選ぶのに苦労してしまうでしょうし、訪問見積もりにも対応しきれません。見積もりを依頼する目安としては、3社程度にしておきましょう。その際、繰り返しになりますが「訪問見積もりをしてくれるか」というポイントを忘れてはいけません。

④訪問見積もり後に具体的な交渉に進もう


実際に訪問見積もりをしてもらうときには、正しい依頼内容をしっかりと伝えましょう。日時や依頼したいオプション、運搬してほしいものと回収してほしいものなど、次の「相見積もりを活用し、引越し料金を節約する方法」を参考にしながら、さらに具体的な交渉に入っていきましょう。

なお、引越し料金を一括で見積もるサイトを利用すれば、希望の条件を設定することで各引越し会社の見積もりを一括で出してくれます。また、一括見積もりサイトに引越し会社が登録するには、国の認可(一般貨物自動車運送事業の許可を得た事会社)が条件になっているところもあるため、このサイトを経由すれば「不法会社」を選ぶ可能性は低くなります。

ただし、全ての引越し会社が一括見積もりサイトに登録しているわけではないため、地元や近所に気になる引越し会社がある場合は、直接電話をして調べる必要があります。

相見積もりを活用し、引越し料金を節約する方法

各社から見積もりを出してもらったら、以下の項目を確認し、ここから料金を抑えることができないか交渉してみてください。

①繁忙期である2月〜4月を避けた場合はどうなるか?


年間で最も引越しが集中するのは入学や卒業、入社の時期が重なる2月〜4月の間です。急な引越しであれば仕方がありませんが、計画的な引越しの場合、このシーズンは避けたほうが無難でしょう。

②平日に引越したらどうなるか?


2月~4月に加えて、土日も比較的引越し料金は上がりやすい傾向にあります。平日は仕事や学校で忙しい人が多く、土日に引越し依頼が集中するためです。引越しまである程度期間があるなら、事前に休みを取るなどしてできるだけ平日に引越しできるように調整し、費用が抑えられないか聞いてみましょう。

③混載便(割り勘便)を利用したらどうなるか?


荷物を運ぶには、大きく2つの方法があります。1つ目は、自分たちの荷物だけを運んでもらう方法。この場合は時間指定もしやすく、スムーズに引越しができるでしょう。2つ目は、自分たち以外の人の荷物と一緒に運んでもらう方法です。これは「混載便(こんさいびん)」と呼ばれ、高速料金やドライバーの人件費を抑えることができるため、1つ目の方法に比べても費用が割安になります。ただし、いわば「相乗り」であるため時間指定などは難しいという点は頭に入れておきましょう。

④縁起にこだわらなければどうなるか?


日本に古くから伝わる暦(こよみ)の概念として「六曜」があります。その暦のルールによると大安は縁起が良く、仏滅は縁起の悪い日とされています。今では結婚式などでない限りそこまで気にする人はいないかもしれませんが、念のため「仏滅でもいいから価格を抑えることはできないか」と聞いてみてもいいでしょう。

⑤資材調達や大型家具の梱包(こんぽう)を自分で行うとどうなるか?


段ボールや封をするガムテープ類、荷物を縛るためのヒモなどは「実費」として資材費にカウントされることが多く、全て無料ということはあまりありません。また、テレビやタンスなど大きな家具や電化製品の梱包を依頼するということは、それだけ引越し会社のスタッフの手がかかるということであり、人件費も発生します。

冷蔵庫など素人では持ち運びが難しく壊してしまう可能性のあるもの以外は、極力自分たちで梱包するようにすると、節約に結びつきます。段ボールなどもお願いすればスーパーの資材置き場などからもらえることもありますので、資材費を抑える工夫をしてみましょう。

⑥使用するトラックを小さくしてもらうことはできるか?


引越しに使用するトラックの大きさも、引越し料金に関係するものです。トラックの大きさ(積載量)ごとに基礎運賃が設定されているため、小さいトラックを使えばおのずと料金は下がります。見積もりを出してもらうときに何トンのトラックを使うのかを確認し、どの程度荷物を減らせばトラックの大きさを小さくできるのかについても聞いてみましょう。

このように、各社から相見積もりを出してもらったあとでも、さらにコストを抑えることができる工夫はあります。特に引越し料金の内訳にある「実費」と「オプションサービス」の部分は、正しい知識を持っていないと「そんなものなのかな……」で見過ごしてしまうため、注意が必要です。

引越しのコストを抑えるために相見積もりは欠かせません。まずは、どういった費用が引越しにかかっているのかを知りましょう。

次に、どんなポイントから引越し会社を選べばいいのか、どのようにして相見積もりを依頼すればいいのか把握してください。そして、見積もりの結果を基に、さらにコストを抑えることはできないのか交渉してみましょう。正しい手順を踏めば、コストを抑えつつも満足のいくサービスを受けることができるはずです。

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