近距離での引越し! 引越し料金を安くするポイントは「荷物の量とタイミング」

近距離での引越し! 引越し料金を安くするポイントは「荷物の量とタイミング」

同じ市区町村内や沿線沿いなど、現在の住所から比較的近い場所へ引越す場合、やり方次第で料金がお得になるって知っていましたか? 今回は、どんなところに気をつければ料金を安く抑えられるのか、実際に引越し業者の方に聞いてみました。

引越しは「荷物の量」と「タイミング」がカギ!

そもそも、引越し料金の見積もりはどうやって算出されているのかご存じでしょうか。

・まず基本となる「基礎運賃」
基礎運賃は、各引越し会社が約款に基づいて算出する金額で、国土交通省がモデル料金を定めています。したがって、どこもほぼ同程度で極端に高い/安いということはないと考えてよさそうですね。

・人件費、資材費、交通費などの「実費」
引越しに携わるスタッフの人件費や、ダンボールなどの資材費、また有料道路などを通行した際の交通費など、引越しの際に実際に必要な金額が含まれます。

・引越し以外の追加作業「オプション」
例えばエアコンの取り外し・設置や、不用品の処分、ハウスクリーニングなど、実際の引越し作業以外に追加でお願いごとが発生した際にかかります。この場合、依頼した引越し業者からさらに専門の業者に委託することになるため、それなりに高額になることも。ピアノなど特別なケアが必要な荷物を運ぶ場合にも適用されます。

上記の3項目をベースに、荷物の量や引越しをする時期、時間帯などを総合的に判断して、引越しの見積もりがなされるわけですが、実際には「基礎運賃」にはある程度の割増・割引きが認められているほか、「実費」(特に人件費)の分は各業者の裁量に任されています。業者によって見積もり料金が変わる理由は、ここにあったのですね。
ということは、移動距離が短く、時間もかからない近距離引越しなら、そもそもの「基礎運賃」は安くなります。人件費や資材費は物量によって変わるので、近距離だからといって値段が変わることはないかもしれませんが、近場への引越しであれば有料道路は使わずに済むことも多いでしょう。「オプション」も利用しなければかからないとすると、節約のポイントは「荷物の量」と「引越しのタイミング」。ここをどうするかに、近距離引越しをお得にする秘密が隠されているのです。
では、その具体的な方法を見ていきましょう。

トコトン荷物を減らしてお得に引越し!

まずは「荷物の量を減らす場合」です。
最もオーソドックスなのが、テレビや冷蔵庫など大型の家電だけを引越し業者に依頼し、細かい家電や小物は依頼者が自家用車などで運ぶという方法。引越し業者の多くは、使用するトラックの占有スペースによってかかる料金が変わります。つまりは、積載する荷物が少ないほうがより見積もりが安くなるということ。
どうしても運べないものだけをプロにお願いし、運べるものは自分たちで運んでしまえば、引越し料金の節約になります。大型の家財だけを運搬するパックを用意している引越し会社もあるので、荷物が少ないのであれば利用してもよさそうです。

引越し当日よりも前から新居に入れるようになっているようであれば、管理会社などに許可をもらって事前に自分で少しずつ運んでおくということも可能。こんな風にフレキシブルに引越しができるのも現在の住居から新居が近距離にあることのメリットでもあります。

ちなみに引越し会社によっては、この方法で通常の料金より50%も下げることができるそう! これはお得ですね。引越しが決まったら、なるべく新居に持ち込む荷物を減らすよう、「断捨離」を進めておくことが大切かもしれません。

また、絵画や骨董品など通常引越し業者に依頼すると高額になってしまうものを、他の運搬業者に手配するか、自身で運ぶようにするのも有効。壊れやすいもの、失くしたくないようなものから、自分たちで運び出す荷物を決めていくと良いでしょう。このあたりは、見積もりの際に担当者とよく相談するようにしてみてください。
このほか、近距離引越しの場合にのみ提案できるお得なプランとして、同じトラックでの往復作業にするという方法を挙げてくれた引越し業者もありました。これは、通常一度に必要なトラックの台数を用意して1回で運んでしまうところを、1台のトラックを往復させて完了させるというもの。複数のトラックを使うとどうしても駐車スペースや人員の確保の問題が出てきてしまい、割高になってしまうところを、最小人数で行い費用を安く抑えるのです。作業の方が何度か往復する分、ある程度時間がかかりこちらの待機時間が増えてしまうデメリットはありますが、近距離だからこそ可能な引越しスタイルとも言えます。

混み合う時期をスルーしてお得に引越し!

次に、引越しのタイミングです。
引越しの繁忙期といえば、3月〜4月の卒業・入学・就職シーズンと、次に6月、10月、12月などの転勤・異動のシーズンです。この時期はどこの引越し業者も大忙しで、ほとんどスケジュールに余裕がないため日程が押さえにくく、料金も通常期に比べると割高に……。ですが、逆にそれ以外の時期であれば比較的安く引越しすることができます。自由に時期を選べる場合の引越しなら、断然オフシーズンを狙うのがオススメ。

また、スケジュールに余裕がある方なら、平日に行うのもひとつの手。引越しは土日・祝日、中でも土曜日に集中することが多いので、たとえオフシーズンであっても土曜は予約でいっぱい、料金も高くなっているケースがあります。加えて冠婚葬祭のように六曜を意識する人もいるため、大安を選んで引越しする人も多いよう。したがって大安の日の引越しも料金は高め。さらには午前中も午後と比べると値段は高くなります。

ここまで総合すると、「引越し業界のオフシーズンで大安以外の平日午後」が最も安く引越しできる日となりますが、この条件を全てクリアできるのは、よほど時間に融通の利く方だけかも……。それでも、近距離なら隙間時間を狙ってどれかひとつでもクリアできそうなもの。試してみる価値はありそうです。

もし、「引越し自体はいつでもいいけど、どの日を選んでいいか分からない」という方なら、日程や時間を引越し業者に合わせることで費用を節約できることがあります。これはあえてこちらからスケジュールの指定をせずに、引越し業者の作業時間の空いている時間に引越しをしてもらうというもの。日程だけ決めておいて、前の作業が終わり次第こちらに来てもらうフレックスタイム型の引越しです。特に近距離の引越しであれば、移動も短時間で済み、また空いた時間にできるとあって、引越し会社にとってもメリットの多いプランとなっています。各社、「フリー便」などの名称で扱われていますので、興味があれば問い合わせてみてください。

近距離ならではの強みを上手に活用して、お得な引越しを実現しましょう!


●取材協力
アーク引越センター http://www.0003.co.jp/
クロネコヤマトの引越サービス  http://www.008008.jp/

掲載:2017年2月20日
写真:PIXTA

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※ 引越し見積もり料金や、実際の引越し料金を保証するものではありません。

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