引越しで大活躍の2トントラック。積める荷物の量や料金の目安は?

引越しで大活躍の2トントラック。積める荷物の量や料金の目安は?

引越し業者は何種類かのトラックを有しています。引越しの依頼があったら、依頼人の荷物の量や引越し希望日に空いているトラックがあるかどうかなどを考慮して、どのトラックを手配するかを最終的に決定します。

荷物の量がある程度限られているときに大活躍するのが2トントラックです。大型トラックなどに比べると2トントラックはかなり小ぶりになりますが、単身者の引越しなどに向いています。

「2トン」と聞いても、普段なじみがないとどれくらいの大きさかなんて見当がつきませんよね。今回はアリさんマークの引越社、アーク引越センターの2社への取材をもとに、2トントラックの大きさ・積載量・利用料金などを紹介していきたいと思います。

2トントラックにも種類がある

トラックは大きさによって大型・中型・小型と3つに分けられますが、2トントラックは「小型トラック」に当たります。トラックのなかでは最も小さいサイズなのですね。

また、2トントラックは「荷台の形状」と「大きさ」によっていくつかの種類があります。

まず荷台の形状ですが、引越しでよく使われるのは「有蓋車(ゆうがいしゃ)」や「バンボディ」といった、「ハコ」と呼ばれるもので、荷台部分が箱型になっているものです。この荷台のメリットは、雨天時に荷物を運搬しても濡れる心配がないことや、荷物が運搬中に落ちて紛失する心配がないことなどが挙げられます。

荷台の形状で分類するとほかには、上に覆うものが何もない「平ボディ車」や、平ボディ車の上に幌をかぶせた「幌付き車」などがあります。これらの荷台にもメリットはあるのですが、多くの引越し業者がメインで使っている2トントラックは主に「有蓋車」であると考えていいでしょう。

次に大きさですが、2トントラックには「ショート」と「ロング」という大きさがあります。

メーカーや車種によって大きさは微妙に変わりますが、その名のとおりショートよりもロングのほうが荷台の長さが長くなります。車種によりますが荷台の幅・高さ含めて、全てが一回り大きくなる場合もあります。

トラックにはさまざまな車種があるので荷台の大きさを一概に「このサイズ!」と言い表すのは難しいのですが、イメージとしてはおおむね、
・ショートの荷台の長さは約3m、ロングは4m以上
・幅は1.5~2m強
・高さは2m強
と考えれば分かりやすいかと思います。

ショートとロング、それぞれ具体的に積める荷の量ですが、アリさんマークの引越社によると、

・2トントラック(ショート):約3畳分のスペース。ワンルームなどの単身向け
・2トントラック(ロング):約5.5畳分のスペース。ご夫婦での2人暮らしなど少人数向け

とのこと。同じ2トントラックでも、ショートとロングでかなりの差があるのですね。

ちなみに車の幅(荷台の幅含む)がさらに大きい「ロングワイド」と呼ばれる2トントラックもあります。

2トントラックはどんな人の引越しに向いている?

アリさんマークの引越社によれば、「ショートが単身向け。ロングが2人暮らしなど少人数向け」とありましたので、どんな人に2トントラックでの引越しが向いているか、なんとなくイメージが湧きますね。そこで、もう少し細かく説明していきましょう。

まず大切なのは、「ショートが単身向け。ロングが~~」というのはあくまで“目安”にすぎないということです。

人によって荷物の量は違います。同じ一人暮らしでも、荷物の多い人と少ない人がいますよね。ですから、「一人暮らしだから、100%、引越しは2トントラックで済む」と言い切れないわけです。

アーク引越センターに2トントラックの積載量の目安をきいたところ、「ワンルームや1K、1DKくらいであれば2トントラックでも積める」とのことです。しかし、加えて注意点も教えてもらいました。

「1DKでも、例えば大きな冷蔵庫を持っていたり、大型のソファやセミダブルベッド、50インチのテレビ……とかになってしまうと、とても積むことはできないですよね。ですから、チェックしておきたいのは荷物の量よりも“生活スタイル”。一般論では『積める』と判断するかもしれませんが、2トントラックのサイズを超えるものがあれば、運ぶことはできないと考えていいでしょう」(アーク引越センター)

となると、大きい家電や家具を持っている人は2トントラックに積みきれない可能性があります。先ほど記しました荷台の大まかなサイズを、積めるかどうか判断する際のご参考としてお役立てください。

目安をつけるために自分で判断するのもいいですが、大きめの家電・家具を持っている人は訪問見積もりなどの際に、担当者と相談しながら適切なトラックのサイズを決めていけば間違いは減るかと思います。引越し業者はプロですから、荷物の量や大きさと照らし合わせてピッタリのトラックのサイズを提案してくれます。

荷物の大きさだけではなく、荷物の「重さ」にも要注意!

もう一点注意しなければならないのは、荷物の重さです。2トントラックはおよそ2トンまでしか荷物を積むことができません。重い荷物が多い人は、全ての荷物が2トントラックに積みきれる容量だとしても、2トントラックでは運べないかもしれないのです。

アーク引越センターがこんな例を挙げてくれました。
「例えばダンボールでも、中身が全て本の場合と服の場合では重さが全く違いますね。いっぱいに本を詰めた箱を持ち上げたことがある人なら分かると思いますが、本はとても重いのです。ですから、本の多いお客さまの場合は、ある程度積み込んでみて作業員がタイヤの沈みかたをチェック。本以外でも、重量が限界を超えてしまう場合にはスペースに余裕があっても、そのトラックは出発できません」

引越し当日に荷物が重くて運べないことが分かった場合は、別のトラックを手配するなどの必要があるため、追加料金が発生する可能性が出てきます。このあたりも訪問見積りで、「うちは本が多いので荷物が重いのだけれど、どうでしょうか?」と担当者の判断を仰いでおけば、当日に追加料金が発生する心配はなくなるでしょう。

2トントラックって大体いくらかかる?

引越し料金ですが、「SUUMO引越し見積もり」によると、通常期の平均が、
・単身(荷物小):4万1926円
・単身(荷物大):5万4132円
となっています。

例外もあるので一概には言えませんが、仮に、
「単身(荷物小)」を2トンショート
「単身(荷物大)」を2トンロング
とすると、なんとなくの料金相場が見えてきますね。

引越し料金は荷物の量によって変わりますが、それは「トラックの大きさ」・「作業員の数」・「作業時間」が関係してくるためです。

しかし値段はそれだけで決まるのではなく、このほかに「距離」も関係してきます。また、値段が特に大きく変動する要素として「時間帯」(午前か午後か)と、「日程」(繁忙期か通常期か、土日か平日かなど)があります。

午後の便は厳密な時間指定ができない引越し業者が多く、代わりに料金がかなり安くなります。アーク引越センターの場合ですと、およそ25%安くなるのが午後便(フリー便・時間指定ができない。状況によっては午前中からの作業になる場合も)です。また、アリさんマークの引越社では作業や移動にかかる時間で料金を設定するため、「半日作業か、1日作業かによって料金がかわります」とのこと。やはり、荷物は少ないほうがよさそうですね。

アーク引越センターによりますと、単身者の引越しならおおむね2トントラック1台、1時間半~2時間くらいの作業時間になるので、午後から引越しを始めてもその日のうちに余裕を残して終わることができるそうです。

単身者の引越しは午後便とかなり相性がよさそうですね。時間に都合がつけやすく、「午前中に荷造りを済ませ、午後から引越し作業をする」といった選択もできます。単身者の方なら午後便を検討してみる価値はあるでしょう。

2トントラックでもショートとロングで大きさが違い、料金もある程度変わってくるようですが、ほかの要素として引越しの日程や時間帯といった点も見過ごせません。費用を抑えるのなら、荷物の量をできるだけ減らしつつ、ほかのポイントも考慮しながら総合的に決めていくのが賢明なようです。

取材協力
アーク引越センター http://www.0003.co.jp/
アリさんマークの引越社 http://www.2626.co.jp/

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