ひとり暮らし社会人の生活費と単身引越し費用の相場は?

ひとり暮らし社会人の生活費と単身引越し費用の相場は?

4月は新生活が始まるシーズン。学生から社会人になる方は新しい環境に胸が膨らむ一方、初めてのことばかりで不安に感じることも多いはず。また、社会人の方も部署の異動に伴う転勤など、生活環境が一気に変わる方もいるのではないでしょうか。

そんななかで気になるのは、新生活に向けてかかる費用ですよね。「引越し費用はどのくらいかかるのだろうか」「生活費はどのくらい用意すればいいのか」といった疑問も出てくるもの。そこで知っておきたいひとり暮らしの引越し費用と生活費の内訳についてまとめました。

ひとり暮らし社会人の引越しにかかる費用とは?

まずは、ひとり暮らしの社会人の引越しにかかる費用を見てみましょう。
引越し費用は、基本運賃+実費+付帯サービスで構成されています。
「実費」は引越し作業員の人件費や段ボール箱などの梱包資材費のことで、「付帯サービス」はいわゆるオプション作業の費用のこと。エアコンの取り外し・取り付け費用、ピアノや乗用車など特殊な荷物の運送料、不用品処分などを含みます。

もっと大まかにいえば、引越しの距離と荷物の量によって料金は変わります。荷物が多いほど作業員の人件費や梱包資材もかかり、トラックの大きさや台数も増えるので当然かもしれません。また引越しシーズンは、2月~4月の繁忙期と5月~翌1月の通常期で大きく分かれます。

単身者が同一県内に引越した場合(50km未満と想定)を例にとってみましょう。それぞれの時期と荷物量を分けた料金を割り出してみると、次のような結果になりました。

<単身~50㎞未満(荷物小の場合)>
通常期(5月~1月):平均3万6049円
繁忙期(2月~4月):平均4万7620円

<単身~50㎞未満(荷物大の場合)>
通常期(5月~1月):平均4万5379円
繁忙期(2月~4月):平均5万8198円

※荷物量の目安
・荷物小:軽トラック5~5.5m3 程度
・荷物大:1.5トン、2トンショート、2トントラック約10~11m3 程度

繁忙期であれば、4万円~6万円、通常期であれば、3万円~5万円が相場と言えそうです。もし、引越す時期が決まっていない場合なら、繁忙期を避けたほうがベター。繁忙期は引越し業者の予約も埋まるのが早いので、引越しが決まっているならできるだけ早く申し込みをしましょう。

また、引越し料金は業者によって異なります。何社からか見積もりを取り、価格やサービスが自分にあった引越し業者を見つけるのが良いでしょう。

・引越し費用・料金の相場(SUUMO引越し見積もり)
https://hikkoshi.suumo.jp/soba/

ひとり暮らし社会人の引越しの入居時にかかる費用とは?

次に、公益社団法人全日本不動産協会の「契約時に必要な初期費用」を参考に、入居時にかかる費用について見てみましょう。新しい住居の契約時の初期費用には、以下のようなものがあります。

1.礼金
礼金とは、住宅を借りる際に貸主(大家さんなど)に渡す費用のことを指します。一般的に賃料の1~2カ月分が相場となっていますが、礼金を必要としない場合もあります。退居時に返還はされません。

2.敷金
敷金とは、補修費用や家賃が支払われなかったときのために、貸主が借主から預かっておく費用のことを言います。一般的に賃料の1~2カ月分が相場となっていますが、敷金を必要としないケースもあります。敷金は礼金とは異なり、入居している間に賃料の滞納や補修費用が発生しなければ、退居時に返還されます。

3.前家賃
契約時に賃料の翌月分を前払いするケースが多くなっています。例えば、3月に契約、4月からの入居が決まっている場合、契約時に4月分の家賃を前払いします。また、4月の中旬からの入居が決まっている場合は、4月分の家賃(日割り計算)にプラスして5月分の家賃を払うことが一般的です。

4.仲介手数料
不動産会社を介して住居を探す場合は、月額賃料の0.5カ月分~1カ月分の範囲内で仲介手数料が必要となることが多いです。(※消費税を除く)

5.火災保険料
新居の仲介をしてくれた不動産会社に勧められた火災保険に加入する人も多いもの。しかし、賃貸借契約とは別なので、自分で火災保険を選ぶことも可能です。保険料や保険の適用範囲などを丁寧に確認し、自分にあった保険を選ぶのがいいでしょう。


上記のような費用を全て含むと、相場としては賃料の4カ月分~6カ月分と考えることができそうです。賃料や敷金・礼金の設定によって大きく変わるため、住居を決める際には必ずあらかじめ計算をしてみるようにしましょう。

退居時の現状回復ってどんな場合に費用がかかるの?

引越しにかかる費用は、引越し業者に支払う料金だけではありません。退居時や入居時には別途費用がかかることも。それぞれの詳しい内訳と相場を見てみましょう。

まず退居時には、長く住むことで自然と価値が減っていく部分以外で、壊してしまったり汚してしまった部分を修復する(=原状回復)ための費用が必要な場合があります。基本的に入居したときに敷金を払っていれば、その金額内で相殺されます。ただし、損傷などが激しい場合は、支払った敷金以上の修復費用がかかってしまうことも……。

しかし、そのような“損耗箇所”については借主にすべて修復義務があるわけではありません。貸主(大家さん)が責任をもって修復すべき箇所も多いため、公益社団法人全日本不動産協会の「原状回復の具体例」を参考に、どちらが修復費を負担すべき損耗なのかを確認してみましょう。

【貸主(大家さん)が負担する例】
・冷蔵庫跡の壁の黒ずみ
・カーペットの家具跡
・画びょう、ピン等の穴
・タバコのヤニ(清掃で除去できる場合)
・畳、クロスの変色
など


【借主が負担する例】
・冷蔵庫下のサビ跡など
・フローリングの傷など
・くぎ穴、ねじ穴など
・タバコのヤニ(清掃で除去することが難しい場合)
・結露によるカビ、シミなど
など

基本的に、借主の努力で防ぐことができたと考えられる損耗については、借主がその修復費用を負担することが多いようです。

ひとり暮らし社会人の生活費とは?

ここまでひとり暮らし社会人の引越し費用について見てきました。ここからは、実際に普段かかる生活費についてチェックしていきましょう。

ひとり暮らしの1カ月の支出の平均は以下のようになっています。年齢によって生活スタイルも異なるため、ここでは35歳未満と35歳以上でそれぞれ見ていくことにしましょう。

【35歳未満】
支出:15万625円
  食費:3万9580円
  住居:3万737円
  光熱・水道:7015円
  交通・通信:2万1129円
  教養・娯楽:2万16円
  その他保健医療、家具家事用品など:3万2148円

【35~59歳】
支出:18万3106円
  食費:4万5620円
  住居:2万7412円
  光熱・水道:1万567円
  交通・通信:2万5537円
  教養・娯楽:2万1740円
その他保健医療、家具家事用品など:5万2231円

35歳未満は収入が35歳以上に比べて低い場合が多いため、約3万円差が出るという結果に。また、どこにお金を使うかは人によってもさまざまです。まずは自分自身の生活費の内訳をチェックしてみましょう。そのうえで、引越し先の家賃も考えるのが無難といえるかもしれません。



ここまで、引越し費用と生活費の相場について説明してきました。さらに、新生活には新たに家具・家電を買い足す場合もあるでしょう。さまざまな費用がかかる時期です。あらかじめ自分にかかる費用を想定しておきましょう。引越し準備を進め、楽しい新生活をスタートさせてくださいね。

取材協力:公益社団法人全日本不動産協会
掲載:2017年3月24日
写真:PIXTA

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