荷物を運び込む前にチェック! 新居で確認しておきたいことって?

荷物を運び込む前にチェック! 新居で確認しておきたいことって?

さまざまな条件で物件を探し、ついに気に入ったお部屋を契約! 引越しの準備も進めつつ、新たな家での生活に思いを膨らませる……。そんなときでも、荷物を搬入する前に新居でやっておくべきことがあるのをご存じですか? 引越しオーガナイザー®の門野内絵理子さんに、搬入前の新居でチェックしておきたいポイントについて聞きました。

新居の状態をチェックしておこう

まずチェックしておきたいのは「新居の状態」とのこと。
「新築の場合も絶対にないとはいえませんが、前に住人がいたお部屋は必ず一度、搬入前にチェックしておくのがおすすめです。前に住んでいた人が付けた傷や床のへこみ、壁に刺したピンの跡など、退去後の修復の際にも気づかれずにそのままになっていることがあります。これらに気づかないまま入居すると、退去時にたまたま気づいた大家さんなどから修繕費用を請求されてしまい、敷金の返還額が減ってしまうこともあります。
それを防ぐためにも、新居に荷物を搬入する前に部屋全体の様子を確認しておき、もしも気になる傷などがあったら写真に残しておきましょう。デジタルカメラや携帯カメラなら日付も残せるので、さらに信用できるデータになるはずです」
可能であれば、大家さんに一度立ち会ってもらい、一緒に確認していくのも確実でよいということです。

「チェックしておくのは壁の傷や床の傷・へこみ、和室なら畳の変色やへこみ(家具を置いていた跡など)などが基本。ほかにも汚れや壁の画鋲の跡など、気になる点があれば記録しておきましょう」

入居前にチェックしておき、前の住人と自分の責任をしっかり線引きしておくということ。忘れずに行っておきたいですね。

持ち込む荷物を厳選する

引越しの搬入時に、何をどこに置くかでもたつかないためにも、あらかじめどの家具をどの部屋に置くのかをシミュレーションしておくといいのだとか。
「今あるものを3分の2まで減らすつもりで、まずは持っていく荷物を厳選するところから始めてください。荷物は住んでいるうちに増えるものなので、最初から最大限まで持ち込んでしまうと、後から増える荷物を置くスペースがなくなり、家の中であふれてしまいます。家にある物のなかには『実はたまたま置く場所があるから残している』というものも多いんです。これも厳選すると、意外とスッキリできますよ」
引越しのタイミングはものを整理するチャンスともいえます。使っていないものや、タンスに入れたままの洋服などは、必要なものだけを選ぶとよさそうですね。

「また、最近の家は昔と比べて収納が少なくなっていることも多いです。さらに、押入れタイプかクローゼットタイプかで使い方も異なります。押入れタイプは丈の長い洋服を掛けるのに向かなかったり、クローゼットタイプは奥行きが短くて押入れ用の衣装ケースを収納できなかったり……というように、今の家にある荷物をどの場所に保管するのかを考えておくのがベスト。今の家で収納できているからといって、新居でも変わらず収納できるとは限りません」

部屋を採寸しておく

「あとに続く『家具のレイアウト』でも重要になってくるのが、室内の採寸。面倒に感じるという方も多いのですが、ミスのない引越しをめざすならぜひやってほしいですね。部屋にどの家具を入れるかを考えたときに『本当に置けるか』『部屋に入るか(ドアを通れるか)』は意外と見落としがち。もちろんドアを通れない場合は窓から……など、引越し業者さんは臨機応変に対応してくださいますが、入らない部屋の場合は部屋の使い勝手が難しくなってしまいます。
特に、デザイナーズマンションなどの場合はドアの幅や室内の廊下の幅なども特殊なケースがありますので要チェック。運び込みたい家具と、室内のサイズを測っておきましょう」


また、古い家の場合にも注意が必要なポイントがあるとのこと。
「古い家だと、規格が昔のままの物件もあります。例えば洗濯機置き場がよい例ですが、昔の洗濯機といえば二槽式や、一般的な全自動洗濯機。これらの洗濯機の規格に合わせてレイアウトされているので、現在使われているドラム式の洗濯機の設置ができない場合もあります。ドラム式洗濯機は奥行きがあったり、ドアを開けるための余裕が必要だったりと、従来の洗濯機とは違ったところでスペースをとるため、古い家ではドアが開ききらずに壁にぶつかるなどのトラブルも。新居のサイズは大丈夫か、一度チェックしておきましょう。冷蔵庫も、昔と比べると今のものは大きくなっていますので、幅や高さがおさまるかどうか確認しておくのがおすすめです」

また、採寸以外にも電気関連で見ておきたいのが、コンセントの位置と数だそう。
「部屋の中にどれだけコンセントがあって、そこに何をつなぐのか……ということを考えておきましょう。特に築年数のたっている物件だと、最近の家と比べるとコンセントが少なめ。キッチンを例にとってみても、ホームベーカリーやコーヒーメーカーなど、昔と比べて使うものが増えていることも多いですよね。リビングでも空気清浄機や加湿器、ロボット掃除機など、家電は昔と比べてどんどん増えています。どのコンセントからどの家電に電気を供給するのか、コードの長さは十分かを確認するためにも、コンセントの場所はしっかりとチェックを。足りない場合には、タコ足配線にならないよう注意しながらタップを追加する、延長コードを使用するなどの対処を行いましょう。

家具のレイアウトを決める

新居に持っていく家具や家電をそれぞれどこに配置するかも、搬入前に決めておきたいポイントです。
「どれをどこに置くかが決まっていないと、引越し業者の方にうまく指示を出すことができず、搬入時にもたついてしまう原因に。先に紹介した『室内のサイズ』と『コンセントの位置』を意識しながら、どの家具・家電をどう配置するかを決めておきます。部屋の入り口が狭いと大きなタンスやベッドを通すのは難しいですし、テレビを置きたいと思った場所にテレビのアンテナ端子がなければ、テレビを置くことはできません。キッチンでもコンセントに限りがあると、毎日コンセントを抜き差しして家電を使わなければならないなど不便なことも多いため、特に注意が必要ですね」

実際に生活しているシーンをイメージしながら、「ここにテレビを置こう。電源はここから引いて……」など、シミュレーションしておくのがよさそうですね。
「理想的なのは、部屋の間取図に家具などの配置を書き込み、引越し業者の方が見れば分かるような図が完成すること。当日はその図を見ながら指示を出せば、思いどおりの場所に荷物を運んでもらえるので、荷ほどきも楽になりますよ! テレビや冷蔵庫、洗濯機だけでなく、掃除機や空気清浄機などの持ち運べる家電も、どこかに適当に置いてもらうのではなく、決まった収納場所や置き場所にあらかじめ配置しておくのがおすすめです。スノーボードやゴルフセットなどの趣味のものもきちんと収納場所を考えましょう」

搬入前のチェックポイント

荷物を搬入する前に確認しておきたいポイントは、まとめると以下のようになりました。
・部屋の状態(傷や気になる汚れがないか)
・新居に持ち込みたい荷物がおさまるか(荷物は今あるものの3分の2が目安)
・室内の採寸を行い、家具などのサイズが合うかを確認
・コンセントの数や位置を確認し、必要に応じてタップなどを用意する
・家具・家電をどのように配置するかシミュレーション

ここまできちんと終わらせることができれば、当日の搬入から荷ほどきまで、スムーズに終わらせることができそうですね。新生活への期待を膨らませつつ、しっかりとチェックしておきましょう!


取材協力
引越しオーガナイザー® 門野内絵理子
引越し回数11回の経験をもとに、引越しを通して思考と空間を整理し、暮らしやすい家をプロデュースする「引越しオーガナイザー®」として活動中。
http://hikkoshi-org.wixsite.com/home


掲載:2017年3月28日
写真:PIXTA

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