引越しの日取りの決め方。やっぱり仏滅は避けて大安にするべき?

引越しの日取りの決め方。やっぱり仏滅は避けて大安にするべき?

新生活に向けて気持ちのいいスタートを切りたい引越し。「いつ引越すか」を決める際に「日取り」が頭をよぎる人もいるのではないでしょうか? 大安にするべき? 仏滅はダメ? みんなはどうしてる? そんな疑問について、引越し業者の「アリさんマークの引越社」と、暦にくわしい「神宮館」に聞きました。

今でも日取りを気にする風習はある?

何かをするときに「お日柄」を考慮したり、「縁起」をかつぐことがありますね。結婚式は大安や友引に行う、お葬式は友引を避ける……などと聞いたことがある方もいるのでは。引越しももちろん、新生活に向けての重要な節目なので、気にかけているという人もいるかもしれませんが、最近では結婚式などでも「絶対に大安!」という希望の人は減ってきているそう。実際に引越す人は、どの程度「お日柄」を気にしているのでしょうか?
アリさんマークの引越社にお話を聞いたところ、「現在でももちろん引越しの日程を決めるときにお日柄を意識する方はいらっしゃいますよ」とのこと。
「特に、家を新たに建てた人や新築マンションを購入した方などは、長く住むという観点からか、比較的『大安』を選ぶ方が多いです。また、年齢層でいうとやはりご年配の方は大安の日にお引越しを希望されますね」(アリさんマークの引越社)
やはり、今でもお日柄、特に大安や仏滅などの「六曜」を気にする人はいるようですね。

「とはいえ、20代などの若い方や、学生の方なんかはほとんど気にされません。昔と比べると、日取りにこだわる方は減ってきている印象です」

ちなみに、六曜によって引越しの予約が増えたりということはあるのでしょうか?

「仏滅と比べると、大安を希望されるお客様は多いと思います。ですが、『大安の日を選んでスケジュールを合わせる』というよりは、都合のよい日がいくつかあり、そのなかで大安があれば……というスタンスの方が多いです。また、『六曜』のほかに『二十八宿』という考え方もあり、例えば六曜でよくないとされる日でも『二十八宿』では吉日ということも。お日柄を気にされる方は、参考にしてみてもよいかもしれません」

現在は、六曜を強く意識して日程を決めるよりも、実際に自分が引越すのに都合のよい日を選ぶ人が増えてきているんですね。
料金についても、大安だから高い、仏滅だから安い、というよりは、その日にどれだけ引越し作業が集中するかが重要なようです。仏滅であっても、休日なら引越しは多く、料金は下がりにくいといえそうですね。

六曜の意味と、考え方

それでは、「六曜」とは何なのでしょうか? 高島暦を発行している「神宮館」にお話をきいてみました。

「六輝(六曜)とは、もともとは中国で使われていたもの。鎌倉時代末期ごろに中国から、暦や占いの情報と一緒に伝えられたと考えられています。ただ、六輝が人々の暮らしに浸透し始めたのは明治以降。特に戦後だといわれていますね」(神宮館)

六曜の考え方が暮らしに影響を与えるようになったのは、近代以降とのこと! なんだか意外ですね。
ちなみに六曜は、月の満ち欠けをもとにした考え方。旧暦の1月1日に先勝から始まり、基本的にはその後友引→先負→仏滅→大安→赤口……とめぐっていきます。

「引越しに限らず、何かをするのに最も適した日はやはり大安です。大安は婚礼や旅行、建築、移転、開店など何でも吉とされている日。ですから、引越しをするにも適した日だといえますね。反対に仏滅は、新たなことを始めるのに向かない日。引越しをして新生活を始めるにも縁起が悪いとされ、避けたほうがよい日とされています」

その他の六曜については以下のとおりです。
先勝…午後は凶とされているため、午前中はOK。
友引…お昼以外は吉の日。
先負…静かにしているのがよい日。午後は大吉の日。
赤口…正午のみよい日。そのほかは凶。

六曜を意識して引越しの日取りを決めるなら、上記を参考に時間帯なども決めるとよさそうです。

「ちなみに、引越しはもちろん時間のかかるものなので、いつを引越し日と考えるかも悩みますよね。この場合は、『自分がどこにいるか』を基準に考えます。具体的には、そこで生活を始めた日のこと。食事をとり、眠る場所がその人の生活の場所なので、生活を始めた日を『引越した日』と考えます」

よくない日に引越すときにはどうする?

転勤や急な引越しなどでどうしても日柄の悪い日に引越さなければならない場合や、引越し日を選べなかった場合の対処法はあるのでしょうか。

「もしも仏滅に引越したり、引越しによくないという日を選ばなければならなかった場合など、気になる方は神社へご挨拶に行くのがよいですよ。有名な神社などではなく、引越し先の土地の守り神とされる氏神様がまつられている神社へお参りしましょう」

また、おはらいや祈祷(きとう)を受けてお札を授けてもらい、部屋に貼る「方位除け」もよいとのこと。日取りなどが気になる方は、近くの神社へお参りして、気持ちを新たにしてもいいかもしれませんね。

「六輝をはじめ、暦というものは別々の発展の道をたどってきたもの。ですから、どれを取り入れるかによって吉凶も変わります。日柄を意識するのはとても大切なことですが、あまりに気にしすぎるのはかえってよくありません。もしも日取りを選べるなら、できるだけよい日を……。これくらいの気持ちでのぞむのがいいですよ」というアドバイスも。

引越しという新たな門出の日。お日柄や縁起は考え始めると気になりますが、あれこれ気にして思い悩んでしまうよりも、あまり気にしすぎず、自分の選んだ日を信じて進むのもよいかもしれませんね。

取材協力
アリさんマークの引越社 http://www.2626.co.jp/
株式会社 神宮館

掲載:2017年4月10日
写真:PIXTA

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