コツを知って、引越しの荷造りをスピードアップ!【整理収納アドバイザー監修】|引越し見積もり・比較【SUUMO】

コツを知って、引越しの荷造りをスピードアップ!【整理収納アドバイザー監修】


最終更新日  2019年09月26日

コツを知って、引越しの荷造りをスピードアップ!【整理収納アドバイザー監修】

引越しのなかでも、特に時間のかかる荷造り。荷造りがスムーズに進めば、バタバタしがちな引越しにも気持ちの余裕が生まれます。この記事では、荷造りの手を止めずにすむ「荷造りアイテムの準備」、大事なものの「梱包の仕方」、とりかかりやすい荷造りの進め方など、散乱する荷物たちを効率良くまとめる荷造りのコツをご紹介します。

■目次
【コツ1】荷造りの前に、事前に準備したいものをチェック!
【コツ2】引越しの荷造りをスムーズに! 効率的な進め方
【コツ3】引越しの荷造りの際に役立つ梱包のポイント

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【コツ1】荷造りの前に、事前に準備したいものをチェック!

梱包資材

膨大な荷物を分類して梱包を続ける荷造り。淡々とした作業のモチベーションを保つためにも、荷造りの前段階である準備はとても大切です。とりかかる前に、必要なものはすべてそろえておきましょう。

軍手
荷造り中は、意外と手が汚れますし、小さな怪我をつくりがちです。滑り止めの付いた軍手を数組用意しておきましょう。


カッター、はさみ
カッター、はさみの両方が必要になります。カッターは丈夫で大型のものがあると便利です。


ダンボール
引越し業者から提供してもらうものを利用するのが基本ですが、ホームセンターなどでも手に入ります。食料品店や薬局などで、廃棄予定のダンボールをもらうこともできますが、破損や強度の面に注意しましょう。必要枚数については後述します。


緩衝材
食器などの割れ物を包む新聞紙、傷つきやすいものを包むエアーキャップ(プチプチ)などを用意します。捨てる予定のTシャツやタオルは、荷物と荷物のすき間を埋めるのに活躍します。


ガムテープなど、数種類のテープ類
ダンボールを閉じるガムテープは、丈夫な布ガムテープがオススメ。そのほか、養生テープは粘着力が弱く仮止めに向いているので、コード類を束ねる結束バンド代わりに、また搬入中に起こる収納ケースや引き出しの飛び出し防止に、と使いみちはさまざま。養生テープの表面は油性ペンで文字が書けるので、中身が見えない収納ケースや袋などに貼ってメモ代わりにすることもできます。


そのほか
ビニール紐、ビニール袋、セロテープ、ペン(水性・油性)、ジッパーつき保存袋など。
荷造り用グッズはあちこちに散らばりがちなので、これだけ持っていけば荷造りできる「荷造り箱」をつくって、1カ所にまとめておくのがオススメです。



ダンボールの必要枚数は? 目安は、一人暮らしなら15枚〜、家族なら夫婦2人か3人以上で大きく変動

荷造りグッズで、なくてはならないダンボール。過去に行ったアンケートでは、単身者は10枚(72.3%)、15枚(14.0%)という回答が多く、家族の場合は30枚(41.5%)が一番多く、続いて51枚以上(19.5%)という結果になりました。

夫婦2人であれば30枚でも足りそうですが、3人以上の家族の場合にはぐっと必要枚数が増えます。部屋の数や荷物の多さで変動しますが、一人暮らしなら15枚前後、夫婦2人なら30枚以上、3人以上の家族は50枚以上で考えておくとよいでしょう。

ほとんどの引越し業者では、「50枚まで」を目安にダンボールを無料提供しています。まずはそちらを利用しましょう。以下の記事では、引越し業者別に無料提供のダンボール枚数とサイズをご紹介しています。

引越しの「ダンボール」入手方法・荷造り・処分方法まで徹底解説!


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【コツ2】引越しの荷造りをスムーズに! 効率的な進め方

ダンボールの中身を記載

荷造りの大事なポイントはふたつ。ひとつは引越し先の各部屋の荷物の行き先を決めてグループ分けをしておくこと、もうひとつは直前まで使用し、直後にもすぐに使用する荷物の仕分けです。

ダンボールに入れるものは「場所別」にまとめる

ダンボールに入れる荷物は、「キッチン」「リビング」「洗面所・トイレ」など、場所別に分けるのがオススメです。何が入っているか予想がつきやすく、荷解きのときに中身をあちこちへ運ばずにすみます。荷物が多い部屋は、例えばキッチンなら「キッチン(戸棚1)」「キッチン(シンク下)」など、さらに細分化し、いずれもダンボール側面に「どの場所に置く箱か・何を入れたか」を書いておきます。


使用頻度の低いものから荷造りを

荷造りのスタートに詰める荷物は、オフシーズンのもの、買い置き品、使用頻度の低い書籍や食器など、使う予定がないものから詰めるのが基本です。それが終わったら、次は「使うかもしれないもの」を詰めていきます。いざ使う場面があったときに面倒ですから、引越し当日までは「あとは封をするだけ」の状態で置いておきましょう。


「引越し日に使うもの」も分けておく

引っ越し日が近づいてきたら、「旧居で引っ越しギリギリまで使い、新居でもすぐ使うもの」のダンボールをつくっておきます。例えば、掃除道具や梱包・荷ほどきグッズ、仕事道具や少しの着替え、洗面用具、スマホの充電コード類など。この箱は引っ越しギリギリまで使うものばかりなので、封をするのは最後です。必要なものがすべてそこに入っている状態になっているので、「あれどこに入れたっけ?」という面倒なトラブルも避けられます。


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【コツ3】引越しの荷造りの際に役立つ梱包のポイント

食器の梱包

ダンボールの詰め方のポイント

ダンボールに荷物を入れるときは「重いものは小さい箱、軽いものは大きい箱」が基本です。本やCDなどを大きい箱にみっちり入れてしまうと、重くて運べなかったり、底が抜けてしまったりします。また、形崩れしやすいもの(カバン・帽子・靴など)は詰め込み過ぎず、ゆとりをもって箱詰めしていきましょう。


食器や家電類、デリケートなものの梱包

食器やコップなどはひとつひとつ新聞紙に包んで、セロテープかマスキングテープで仮止めします。ワイングラスはステム(脚)が割れやすいので、まずはステムを新聞紙で保護して、そのあと別の新聞紙で全体を包むようにしましょう。

マグカップやジョッキなど、持ち手の付いているタイプも同様に、先に持ち手を新聞紙でくるんでから、全体を包みます。ダンボールに詰める際にはぎっしりと詰めることはせず、すき間は新聞紙やタオル、Tシャツ、プチプチのあまりなどで埋めていきます。

電気ポットやドライヤーなどの小型家電は、エアーキャップ(プチプチ)で包んで、すき間を新聞紙等で埋めて固定します。テレビや冷蔵庫などの大型家電は、当日に引越し業者が梱包してくれます。故障の原因にもなるため、業者におまかせするのがオススメです。


衣類は収納ボックスに入れたままでもOK、仮止めを忘れずに

収納ボックスや衣装ケースなどに入った衣類は、1ケースごとに運べるタイプの箱なら入れたままで配送が可能です。ただし、フタが開いたり引き出しが飛び出したりしないよう、養生テープで仮止めしておきましょう。

ダンボールに移し替える場合は、シーズンオフのものから詰めていくとラクです。ダンボールの側面に「引き出しの上から何番目」というように番号を書いておくと、新居での荷ほどきがスムーズに進みます。

引っ越し業者によっては、衣装専用のボックス(ハンガーBOX)のレンタルをしているところもあります。ハンガーにかけて収納できるので、たたむ必要がなくシワにならないので便利。ぜひ事前に確認してみてくださいね。



整理収納アドバイザー 小林朗子
整理収納アドバイザーとしてコンサルティングやセミナーを行う他、各種媒体で執筆活動も行う。高齢期における「整理収納・モノ」研究にて武庫川女子大学大学院 修士取得。coordination-いろんなことをコーディネート- 代表。整理収納アドバイザー1級、整理収納コンサルタント、宅地建物取引士


写真/PIXTA


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