引っ越し作業に慣れた人でも、つい思わずやってしまう!「引っ越しの失敗談」を調査

引っ越し作業に慣れた人でも、つい思わずやってしまう!「引っ越しの失敗談」を調査

新しい家での生活を思い浮かべて、引っ越し前はウキウキ気分でいっぱい。
でも、引っ越し作業で思わぬ失敗をしてしまった経験のある人も、少なくないのでは?
今回は、引っ越し経験者の方を対象に、「思わずやってしまった!」という引っ越しの失敗談について、アンケートをしてみました。
これから引っ越しをする予定の方、ぜひ参考にしてみてくださいね。

4人に1人が引っ越し当日のトラブル経験者!

まずは引っ越しの経験者に「引っ越し当日にトラブルなどがあり、失敗した経験はありますか?」と質問してみました。

こうしてみると、4人に1人の割合で、引っ越し当日にトラブルなどを経験していることが分かります。

次に、引っ越し当日のトラブル経験者に、トラブルの内容を聞いてみました。
まずは声が多かった、引っ越し業者のトラブルをご紹介します。

・「荷ほどきサービス付きにしたのに、結局細かく指示が必要だった」(36歳/男性)
・「引っ越し前夜は新居に泊まるので、夜積みの際に布団だけは新居に下ろしてもらうように営業担当者と話をしていたのに現場の方たちには話が通っておらず、布団を最初に積まれてしまい、全て積んだ後にもう降ろせませんと言われ、新居で家族4人雑魚寝で一夜を過ごしたこと」(38歳/女性)

このように、引っ越し業者の対応の悪さや、業務内容の不備などに困った経験のある人が多いようです。
このようなトラブルを未然に防ぐには、事前に引っ越し業者と当日の流れを入念に打ち合わせておくことが必要。また、食器類や棚など、壊れやすいものをお願いする場合は、自分でもある程度、新聞紙や緩衝材で梱包しておくなど、配慮をしておくことも大切です。

・「引っ越し業者が外したドアを、取り付け忘れて帰ってしまい自分でやる羽目になった」(44歳/男性)
・「業者が最後までしっかりやらなかった」(29歳/女性)

「最後までやらなかった」という意見もありますが、どこからどこまで、引っ越し業者にお願いするのか、双方の認識違いということもあります。
当日の作業時間をしっかり確認しておくことや、仕事内容について事前に理解を深めておくことが、スムーズな引っ越しには欠かせないようです。

また、引っ越しの作業中に食器や棚などが破損したというトラブルも寄せられました。
引っ越し業者を選定するときには、万が一、家財道具などが壊れたときどのような補償があるかなど、あらかじめ詳細な条件を確認しておいたほうがよさそうです。
また、インターネットで一括見積もりをとる場合でも、言葉遣いが丁寧かどうか、対応が雑ではないかなど、普段の対応もチェックしておくといいかもしれません。

電気、ガス、水道の開通にまつわるトラブルも!

そのほか意見が目立ったのは、荷物の梱包に関する失敗談です。

・「どのダンボールに、誰の、またはどの荷物が入っているのか分からなくなった」(25歳/女性)
・「荷造りが間に合わなかった」(41歳/女性)

という意見が多くみられました。

特に、これまで単身で引っ越しを行っていた人が家族をもった場合、「家族全員での引っ越し。物が多すぎて予想以上に時間がかかった」(26歳/女性)というようなこともあるかもしれません。
小さいお子さんがいるとこまごました荷物が増えるので、荷造りにかかる時間を多めに見積もっておいたほうがよさそうです。
引っ越し準備は余裕をもったスケジュールを立て、荷ほどきするときのことを考えながら、荷造りを進めたいですね。

また、ガス、水道、電気など、ライフラインに関する失敗談も多く見られました。

・「ガスがつかない」(29歳/女性)
・「電気、ガスの開通を忘れていた」(31歳/女性)
・「電気が開通しなくて暗い日だった」(28歳/男性)

せっかく新居に引っ越して、新しい生活をスタートする門出の日に、”電気がつかなくて暗い日だった”というのはちょっとショックかもしれません。
ガスや電気、水道などのライフラインは忘れずに開通の手順を確認しておきたいところ。
特に、電気や水道とは異なり、ガスの開栓には立ち会いが必要になります。ガス業者が訪問する時間は、引っ越し前に再確認しておきましょう。

どこまで対応するべき?意外と知らない原状回復

意外に多いトラブルとして、こんな意見も。

・「原状回復の認識が管理会社と違った」(40歳/男性)

これまで住んでいた賃貸物件を退去するときには、原状回復してから、というのが一般的な常識。
でも、一体どこまでを原状回復と呼ぶのか、事前に管理会社などと認識を合わせておかないと、いざ退去する間際になって問題になることもあります。
これまでお世話になった思い出いっぱいの家ですから、気持ちよく去りたいもの。
引っ越しをするときには、どうしても新居ばかりに目がいきがちですが、これまで住んでいたところにもしっかり配慮し、片付けるべきところは片付け、「お世話になりました」という気持ちをもって退去したいですね。

ちなみに、一般的な「原状回復」の認識として、借りていた人の負担となるものは、次のような場合とされています。


【床(畳・フローリング・カーペットなど)】
■賃貸人の負担となるもの
1.畳の裏返し、表替え(特に破損していないが、次の入居者確保のために行うもの)
2.フローリングのワックスがけ
3.家具の設置による床、カーペットのへこみ、設置跡
4.畳の変色、フローリングの色落ち(日照、建物構造欠陥による雨漏りなどで発生したもの)

■賃借人の負担となるもの
1.カーペットに飲み物等をこぼしたことによるシミ、カビ(こぼした後の手入れ不足等の場合)
2.冷蔵庫下のサビ跡(サビを放置し、床に汚損等の損害を与えた場合)
3.引っ越し作業等で生じた引っかきキズ
4.フローリングの色落ち(賃借人の不注意で雨が吹き込んだことなどによるもの)

【壁、天井(クロスなど)】
■賃貸人の負担となるもの
1.テレビ、冷蔵庫等の後部壁面の黒ずみ(いわゆる電気ヤケ)
2.壁に貼ったポスターや絵画の跡
3.壁等の画鋲、ピン等の穴(下地ボードの張替えは不要な程度のもの)
4.エアコン(賃借人所有)設置による壁のビス穴、跡
5.クロスの変色(日照などの自然現象によるもの)

■賃借人の負担となるもの
1.賃借人が日常の清掃を怠ったための台所の油汚れ(使 用後の手入れが悪く、ススや油が付着している場合)
2.賃借人が結露を放置したことで拡大したカビ、シミ(賃貸人に通知もせず、かつ、拭き取るなどの手入れを怠り、壁等を腐食させた場合)
3.クーラーから水漏れし、賃借人が放置したため壁が腐食
4.タバコ等のヤニ・臭い(喫煙等によりクロス等が変色したり、臭いが付着している場合)
5.壁等のくぎ穴、ネジ穴(重量物をかけるためにあけたもので、下地ボードの張り替えが必要な程度のもの)
6.賃借人が天井に直接つけた照明器具の跡
7.落書き等の故意による毀損

【建具等、襖、柱等】
■賃貸人の負担となるもの
1.網戸の張り替え(破損はしていないが、次の入居者確保のために行うもの)
2.地震で破損したガラス
3..網入りガラスの亀裂(構造により自然に発生したもの)

■賃借人の負担となるもの
1.飼育ペットによる柱等のキズ・臭い(ペットにより柱、クロス等にキズが付いたり、臭いが付着している場合)
2.落書き等の故意による毀損

【設備、その他】
■賃貸人の負担となるもの
1.専門業者による全体のハウスクリーニング(賃借人が通常の清掃を実施している場合)
2.エアコンの内部洗浄(喫煙等の臭いなどが付着していない場合)
3.消毒(台所・トイレ)
4.浴槽、風呂釜等の取り替え(破損等はしていないが、次の入居者確保のために行うもの)
5.鍵の取り替え(破損、鍵紛失のない場合)
6.設備機器の故障、使用不能(機器の寿命によるもの)

■賃借人の負担となるもの
1.ガスコンロ置き場、換気扇等の油汚れ、すす(賃借人が清掃・手入れを怠った結果汚損が生じた場合)
2.風呂、トイレ、洗面台の水垢、カビ等(賃借人が清掃・手入れを怠った結果汚損が生じた場合)
3.日常の不適切な手入れもしくは用法違反による設備の毀損
4.鍵の紛失または破損による取り替え
5.戸建賃貸住宅の庭に生い茂った雑草
(出典:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」)

入居時に支払っている敷金のなかには、あらかじめ原状回復費用が含まれている場合が多く、貸主は敷金を入居前の状態に戻すために使用するケースが多いようです。
通常は、汚れを放置していて生じたシミなどを除いて、普通に生活していて生じた汚れや傷みの修繕費用は借主が負担する必要はなく、借主の責任にはなりません。

とはいえ、実際は、ハウスクリーニング、クロス張り替え、畳表替え、襖張り替えなどの費用として、敷金を上回る金額を請求されるトラブルもあります。
こうした問題を避けるためにも、借主の手入れ不足と見られないよう、床や壁、天井などの汚れはしっかり取り除くとともに、入居時の契約書を確認しておくといいでしょう。

引っ越しにまつわるトラブルは、事前の確認や準備をしっかり行えば、ほとんどのケースで避けることができるのかもしれません。
新居での生活の第一歩は、できるだけ、スムーズに踏み出したいもの。
綿密なスケジュールを立て、引っ越し業者と条件をきちんと確認しながら、トラブルのない引っ越しを実現させましょう。

●[引越しに関するアンケート]より
・調査期間:2016年11月25日(金)~2016年11月26日(土)
・調査方法:インターネット調査
・対象:20代~40代、男女
・有効回答数:224


掲載:2016年12月21日
写真:PIXTA

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