整理収納のプロが教える! 上手な荷ほどきで快適なお部屋をつくろう

整理収納のプロが教える! 上手な荷ほどきで快適なお部屋をつくろう

新居に荷物を運び込み、これから始まる新生活にワクワクしながら荷ほどきをスタート。お気に入りのチェストを買ったからこの洋服をしまって、本はここに……と、気づけばもう真夜中! 荷ほどきは終わっていない! というような経験、引越しにありがちですよね。荷ほどきをスムーズに進め、快適な新生活をいち早く始めるにはどうすればよいのでしょうか? 引越しオーガナイザー®の門野内絵理子さんに、上手な荷ほどきの進め方について教えていただきました。

すぐに使うものから荷ほどきをスタート!

荷物の搬入が終わり、部屋の中のたくさんのダンボールを見ると「何から手をつければ……」とゲンナリしてしまいますよね。荷ほどきを早く終わらせるコツはあるのでしょうか?

「まずは、その日すぐに使うものから荷ほどきをしましょう。食事やお風呂、就寝といった『生活』をするために必要なモノを優先的にそろえるのがポイントです。キッチン用品や洗面用具にタオル、ベッド、布団などが優先すべき荷物ですね。『キッチン用品やお風呂で使うものにも、すぐ使うものとそうでないものがある』ということも多いと思いますが、これは事前の荷造りがカギ。新居ですぐに使うものは、旧居でも直前まで使っているものが多いですよね。それらは『すぐに開ける箱』としてまとめておくのが上手な荷造り方法です」(門野内さん・以下同)

すぐに開ける箱には、ふたをする際にも通常のガムテープではなく色つきのテープを貼るなどして、ひと目で分かるようにしておくのもポイントだそう。また、すぐに中身を取り出せるよう、積み上げる際には一番上の段や、別の場所に置いてもらえるよう引越し業者にお願いしておくのもお忘れなく!

「すぐに使うものがとりあえずそろえば、その日は生活できます。もうワンステップ進めて、翌日以降、数日間に必要なものもすぐに取り出せるとなおいいですね。例えば翌日から仕事に行くなら、仕事で着る洋服や仕事の際に持ち歩いているバッグ、靴、文具などは優先的に荷ほどきしておきましょう。小さな子どものいる家庭であれば、着替えやおもちゃなど、子どもがストレスなく過ごせる環境を整えてあげることも大切です」

荷ほどきはまず使用頻度の高いものから。荷造りの段階から意識しつつ、「これはすぐに使う」というものを選別しておくのがよさそうですね。

やってはいけない! 荷ほどきのNG例

反対に、荷ほどきの際に気をつけておくべきことはあるのでしょうか?

「先ほど、すぐに使うものから荷ほどきをしましょう、とお伝えしましたが、その反対の荷ほどき方法はおすすめできません。つまり、『使用頻度の低いものに手をつけてしまう』というパターンです。荷ほどきの最初には、どこから始めればいいのかが分からず、とりあえずその場にある箱を開けて、たまたま出てきたものを整理しはじめる方もいらっしゃるかもしれません。例えば、本が出てきたから本棚に、次はDVDが出てきたからテレビやオーディオ周りの整理……というような荷ほどきの進め方です。これでは、生活に必要なものの整理を始めることができません」

荷ほどきの際には、ダンボールの中に何が入って入るのかを意識しながら進めていくのがよさそうです。そのためにも、荷造りの際にはダンボールに「中身は何か、どの部屋に置くものか」といった情報を書いておくのがマスト。本や洋服など、荷物が多く同じような荷物を入れた箱が複数できてしまうときには、「文庫本」「夏服・トップス」など、もう一歩踏み込んだメモを書いておいてもいいですね。

「出てきた荷物を基準にして荷ほどきをするのではなく、使いたい部屋を基準に荷ほどきをするのがポイント。そのためにも、箱の中身が何なのかがしっかりと分かるように記入しておきましょう」

確かに、本や洋服などは前の家でも棚などに収納されていたことが多く、整理がしやすいイメージ。ですが、だからといって優先順位を変えるのはNG。手当たり次第にダンボールを開けるのではなく、生活用品などの必要なものから整理していくほうがよい、ということですね。

最優先で片付けるべき場所は?

リビングやお風呂、トイレ、洗面所、キッチン、寝室……。生活スペースの確保のために、まずはどこから荷ほどきを進めるべきなのでしょうか?

「その日の夜から翌日にかけての時間を支障なく過ごせるよう、キッチンをはじめ水まわり(お風呂やトイレ)、寝室から始めるのがおすすめです。寝室は、最低限寝られるスペースが確保されていれば、他の部分は後回しでOK。例えば布団を出すスペースがない、ベッドの上にも荷物が乗っている……といった場合には、寝室も優先的に片付けておきたいですね。反対に、ベッドや布団が既に用意できていて、眠れるようになっているなら、寝室は後日改めて片付けるとよいでしょう」

その日の生活をストレスなく送れるよう、使う部屋や場所から荷ほどきを始めるように、ということですね。

荷ほどきを上手に進めるためのポイント

ここまで荷ほどきのコツについてお話をうかがってきましたが、
・荷造りの際に「すぐに開ける箱」をつくっておき、まずはその箱から荷ほどきをスタート
・荷ほどきの手順は「必要なものから」が鉄則
・優先順位は「使う部屋・場所」

上記が主なポイントとなりそうです。
「荷ほどきを上手に進めるには、荷造りの段階から新居での荷ほどきを意識して進める必要があります。『これは新居のどの部屋で使うかな?』『翌日の仕事で使うからすぐに出したいな』など、引越し当日以降のことを考えながら荷造りを行い、それぞれのダンボールにしっかりと中身の情報を書きとめておくことで、新居に着いてから『どの箱にしまったか分からない!』といった事態を避けられます。また、荷ほどきは後回しでOKとお話した本やオフシーズンの洋服は、実はそのままずっとダンボールを開けずに放置してしまうというケースも少なくありません。そうなった場合は、次の引越しでの処分対象として考えてみることも大切ですよ」

引越し後、たくさんの箱を一つずつ片付けていかなければならない「荷ほどき」。とにかく手をつけなきゃ!と、やみくもにダンボールを開けてしまうことも多いですが、荷ほどきには優先順位があり、必要なものから片付けていく、というコツがあるようです。引越しのとき、いつも部屋の中が中途半端に開いたダンボールだらけになってしまう、という人は、門野内さんのアドバイスを参考にしてみては?

取材協力
引越しオーガナイザー® 門野内絵理子
引越し回数11回の経験をもとに、引越しを通して思考と空間を整理し、暮らしやすい家をプロデュースする「引越しオーガナイザー®」として活動中。
http://hikkoshi-org.wixsite.com/home

掲載:2017年4月10日
写真:PIXTA

準備・ダンドリの記事
よく読まれている記事

引越し対応エリアから探す

現住所(現在の住居)の都道府県をクリックしてください。
SUUMO引越し見積もりでは、各都道府県の住みたい街ランキングを確認できます。
いま住んでいる街や住みたい街の情報をチェックして、引越しに役立てよう!

口コミ20,934件から、引越しの平均・最小・最大料金を表示!
  •  引越し時期
  •  引越し先
  •  引越し人数
平均
33,942 円
 

※ 引越し見積もり料金や、実際の引越し料金を保証するものではありません。

↑ページの先頭へ戻る

簡単操作で安心・信頼の引っ越し会社へ無料で一括見積り依頼!引越し情報をお探しの方は、【SUUMO(スーモ)引越し見積もり】で。気になる引越し料金の一括比較も簡単。全国から厳選された会社からじっくり引越しについて比較ができます。

引っ越し前日や当日にやることをまとめた読み物や、引越し手続きのポイント、引越し手順やイロハ、荷造りや家財道具のチェックリストに関連用語集に至るまで引越に関するお役立ち情報も充実しているから引越し準備も安心。引っ越しの見積もりをお考えなら当サイトへおまかせください!

あなたの引越しを見積もってみよう!
あなたの引越し料金を調べる