妊娠中と産後、どちらのほうが引越し準備しやすい? 経験者に聞いてみた!

妊娠中と産後、どちらのほうが引越し準備しやすい? 経験者に聞いてみた!

荷造りや移転の手続きで、どうしてもバタバタしてしまいがちな引越し。しかも、ファミリーの場合は、お世話の必要な子どもを連れての引越しや、身体への負担が心配な妊娠中の引越しもないとは言いきれません。実際には、妊娠中の引越しと出産が終わってからの引越し、どちらのほうが負担が少ないのでしょうか? 今回は、実際に妊娠中と出産後に引越しを経験された、ライフオーガナイザー・整理収納アドバイザーの秋吉徳子さんにお話を聞いてみました。

赤ちゃんを連れての引越し! 物件探し~荷造り

まずは、秋吉さんのお引越しの概要についておうかがいしたいと思います。
「妊娠中に、夫が福岡から熊本へ転勤になり、引越しをしました。その後さらに夫が大阪へ転勤することになり、兵庫県西宮市へ引越し。このときに、子ども(4カ月)を連れての引越しを経験しました」(秋吉さん・以下同)

子ども連れでの引越しは、どのように進められたのでしょうか。
「まずは家探しから。関西には住んだことがなかったので、インターネットで部屋や街の情報を集めました。家族で暮らすのに十分なスペースを確保したいなと考えていたので、重視したポイントは広さと間取り。住むエリア(街)は、夫の勤務地へのアクセスや、九州への帰省に使う新幹線の駅に出やすいかどうかも意識して検討しました。
物件探しのために、一度関西を訪れました。数日間まとまった時間をつくって、実際に見に行きましたよ。子どもを連れての移動だったので、移動途中に授乳やおむつ替えのできる場所を探しながら内見をしました。結果、実際に住み始めてからもそのときのことが役に立っています。お出かけ中に子どもがぐずりだしても『あそこに授乳室があったはず!』と思い出せたり(笑)。やっぱり、住む場所は自分の目で確かめておきたいし、街の雰囲気なども見ておくのがおすすめですよ」

子ども連れ、しかも遠方への引越しということで、効率よく時間をつくって物件を探したという秋吉さん。もちろん、荷造りも子どもの世話をしながらだったということです。荷造りにかけた期間はおよそ1カ月半と、通常よりも余裕のあるスケジューリングでした。

「私の場合は、子どもが4カ月だったので、まだまだ動き回るという時期でもなく、お昼寝と授乳、おむつ交換のペースさえ守っていれば特にこちらの作業が中断してしまうというようなこともありませんでした」とのことですが、「ハイハイが盛んだったり、歩けたり、という場合には、荷造りの際にも危険なものを遠ざけたり、ダンボールを積んであるところに近づかせないなどの配慮は必要ですね。その点、新生児や乳児は比較的こちらのペースを守りやすいので、荷造りも進めやすいかもしれません」というアドバイスも。

「引越しの準備をしている間も、最優先にしたいのは子どもの生活。私の子どもの場合は、ミルクは朝・昼・晩と、その間の10時、15時、夜中の6~7回で、お昼寝は1~2回ほどでした。また、幸い、私自身も産後の体調は回復していたので、『荷造りや準備ができない!』というほどの大変さはありませんでした」

秋吉さんの場合は体調もよく、問題なく準備を進められたということですが、人によっては出産後、まだ体調が戻っていないという場合も。もしも体調が優れない場合には、無理をせずに休憩をとったり、家族にサポートしてもらいながら進められるとよさそうですね。

引越し当日、赤ちゃんはどうするのが正解?

引越し当日は、家に引越し業者がやって来て、荷物の運び出しなどを行うため、かなりバタバタします。赤ちゃんはどのようにその日を過ごすのがよいのでしょうか?
「私は自分の両親を呼び、寝室で子どもの世話をお願いしました。寝室の荷物の搬出は最後にさせてもらい、子どもができるだけ静かに過ごせる環境をつくるよう心がけました」

実家を頼れるようであれば、引越しの間は子どもを預けてしまうのもひとつの手段。また、引越しの指示は夫婦のどちらかが担当し、もう一人は赤ちゃんを連れてお出かけをするのもよいそうです。引越し業者のスタッフがあわただしく行き交う部屋の中では、赤ちゃんが落ち着いて過ごせないだけでなく、荷物がぶつかったり、歩けるようになっている場合は部屋の中を動き回ってケガをしてしまうなどの事故につながるリスクも。できるだけ、赤ちゃん専用の部屋やスペースをつくり、ゆったりと過ごせるようにしておくのがよいようです。

「新居に入る際も、夫に先に移動してもらい、私と子どもは福岡の実家に泊まり、翌日に追いかける形で西宮へ向かいました。家具や家電のセッティングは完了させてもらっておき、また、子どもの世話に必要なミルクやおむつ、お昼寝スペースの用意もお願いしていたので、新居に入ったら子どもはすぐに前の家と同じ生活ができる環境が整っていました」

子どもがストレスなく新居で過ごせるよう配慮することも大切なんだとか。荷造りの際には、子どもの衣類やおむつ、ミルクなどを全部まとめておき、「子どものもの」として、荷ほどきの際にもすぐに開けられるようにしておくとよいそうです。

新居での生活を整える、上手な荷造り&荷ほどき

新居に着いて、そこでの生活を営むために必要なのが荷ほどき。赤ちゃんのグッズは優先的に荷ほどきしておくとのことでしたが、その他の荷物はどのように荷ほどきするのがよいのでしょうか?
「子どもがいない場合でも共通したことですが、『使うものから出すこと』ですね。例えば入浴や食事など、引越したその日に使うものはすぐに取り出せるように『モノ』単位で荷造りしておき、ダンボールにも記入しておきます。荷ほどきのときにまずその箱を開ければ、当面の最低限の生活は可能です。それ以外のものは『どこに置くか』『誰のものか』を基準に荷造りを。それを部屋ごとに運び入れてもらえば、部屋をあちこち移動しなくても荷ほどきが進められるので、グッと楽になります」

妊娠中と出産後、どちらが楽なの?

妊娠中にも引越しを経験されたという秋吉さん。両方を経験してみて、どちらのほうが負担が少なかったのでしょうか?

「産後と比べると、妊娠中のほうが楽だったという印象です。妊娠初期(3カ月)だったので、自分の体調のこと、そこにさえ気を付けておけばOK。準備も進めやすかったですね。もちろん、妊娠していないときとは体調が異なるので、荷物の持ち方や運動量など、注意すべき点はありますが、子どものお世話などを気にかけなくてもいい分、負担は少ないと思います。出産間近なら、ベビーグッズも新居に配送を頼めば、引越しの際の運搬コストを抑えられますよ」

できれば体調もよく、心配ごとのないときに余裕をもって行いたい引越しですが、転勤などで、急に引越しが必要になることも。妊娠中や出産直後などに引越しをしなければならないときは、まず子どものことを最優先に。特に子どもを連れての引越しでは、子どもにストレスがかからないよう、生活環境を整えたり、生活リズムを変えないよう工夫したりといった配慮を忘れないようにしましょう。

取材協力
ライフオーガナイザー 秋吉徳子
2人の子どもを育てながら、空間デザインや整理・収納で心豊かな暮らしを提案する「ライフオーガナイザー」として活動中。赤ちゃんとママのためのサークル「カルドマーニ」主宰。
http://ameblo.jp/norico0909/

掲載:2017年4月28日
写真:PIXTA

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