引越し費用・料金相場引っ越し見積もりは【SUUMO引越し】引越し業者の費用相場を比較
引越し費用は、同じ条件でも依頼する引越し業者によって数万円単位で料金が変わるケースも少なくありません。
複数の引越し費用を比較できる一括見積もりサービスを利用すれば、希望条件で一番安く引越しできる業者が見つかり便利です。
※ 引越し見積もり料金や、実際の引越し料金を保証するものではありません。
引越し費用は、引越しを依頼する業者だけでなく、時期、曜日、時間帯などの条件によって数万円単位で差がつくことがあります。
では、引越し料金を抑えるためにはどんなことに気をつけたらよいのでしょうか?
リクルートが実施した「引越しに関する実態把握調査」とアート引越センターへの取材によって、引越し料金を抑える方法をまとめてみました。
このページで引越し費用相場に関する知識をしっかりと身につけて、少しでも安く引越しをする方法をチェックしてみましょう。
12月の単身相場
40,695円
12月の家族相場
94,993円
※~50km未満(同都道府県程度)の引越し料金相場を表示しております。
2月〜4月の間は、「入学」や「就職」など新生活を迎える人が多く、引越しの依頼が増加する時期です。
引越しの依頼が殺到すると、引越し業者の作業員数やトラック数が不足し、希望日に引越しできないことが多いだけでなく、引越し費用も高くなりがちです。
どうしても繁忙期に引っ越さなければいけない事情がない限り、通常期に引越し時期をずらすというのも、引越し料金を抑えるコツです。
単身 (荷物小) |
単身 (荷物大) |
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|
全平均 | 平均 57,029円 |
平均 81,263円 |
平均 104,893円 |
平均 130,699円 |
平均 165,898円 |
平均 217,041円 |
~15km未満
(同市区町村程度) |
平均 44,765円 |
平均 61,831円 |
平均 82,142円 |
平均 104,905円 |
平均 127,375円 |
平均 153,300円 |
~50km未満
(同都道府県程度) |
平均 49,324円 |
平均 67,475円 |
平均 93,983円 |
平均 118,873円 |
平均 150,468円 |
平均 192,567円 |
~200km未満
(同一地方程度) |
平均 58,689円 |
平均 88,414円 |
平均 126,124円 |
平均 146,278円 |
平均 190,224円 |
平均 258,290円 |
~500km未満
(近隣地方程度) |
平均 68,487円 |
平均 108,751円 |
平均 163,328円 |
平均 205,397円 |
平均 257,482円 |
平均 330,230円 |
500km以上
(遠距離地方程度) |
平均 80,068円 |
平均 129,434円 |
平均 225,280円 |
平均 283,884円 |
平均 325,926円 |
平均 393,691円 |
また、アート引越センター塚本斉さんによると、繁忙期の中でも特に料金が高くなる時期があるとのことです。
「引越し料金が高くなっている3月と4月は1年で最も引越しの依頼が集中する時期です。でもたとえば、3月のなかでも上旬と下旬ではご提示できる引越し料金は異なります。3~4月は繁忙期ですが、その中でも最も引越しが集中する時期は、3月下旬~4月上旬にかけてです」(塚本さん、以下同)
繁忙期に引越しを予定している人も、3月中旬までや、4月中旬以降に引っ越すことで、一番費用が高い時期を避けることができます。
通常期は繁忙期よりも引越しの依頼が少なく、比較的安く引越しできる時期です。9月の転勤シーズンなど、引越し依頼が増える時期もありますが、繁忙期ほど大きく引越し費用に影響することは無いようです。
通常期は希望日での予約も取りやすく、落ち着いて準備ができるためオススメです。
単身 (荷物小) |
単身 (荷物大) |
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|
全平均 | 平均 46,391円 |
平均 60,146円 |
平均 78,700円 |
平均 97,337円 |
平均 120,645円 |
平均 169,042円 |
~15km未満
(同市区町村程度) |
平均 38,037円 |
平均 50,750円 |
平均 68,281円 |
平均 84,503円 |
平均 103,486円 |
平均 144,585円 |
~50km未満
(同都道府県程度) |
平均 40,695円 |
平均 52,267円 |
平均 74,947円 |
平均 94,993円 |
平均 123,846円 |
平均 159,448円 |
~200km未満
(同一地方程度) |
平均 49,420円 |
平均 67,842円 |
平均 90,330円 |
平均 110,974円 |
平均 144,220円 |
平均 194,309円 |
~500km未満
(近隣地方程度) |
平均 58,920円 |
平均 85,622円 |
平均 117,307円 |
平均 150,461円 |
平均 185,688円 |
平均 236,450円 |
500km以上
(遠距離地方程度) |
平均 71,288円 |
平均 103,978円 |
平均 163,075円 |
平均 202,945円 |
平均 242,517円 |
平均 345,166円 |
単身引越しの場合、繁忙期であれば、4万円~6万円、通常期であれば、3万円~5万円が相場と言えそうです。
また、3人世帯が同一県内に引越した場合(50km未満)、繁忙期であれば、平均相場は11万円程度、通常期であれば8万円程度です。
これに加え、新しい住居の契約時の初期費用には、以下のようなものがあります。
上記のような費用を全て含むと、相場としては賃料の4カ月分~6カ月分と考えることができそうです。賃料や敷金・礼金の設定によって大きく変わるため、住居を決める際には必ずあらかじめ計算をしてみるようにしましょう。
進学先が決まり、晴れて一人暮らしをする学生のみなさんも、前述の単身の引越しの相場料金を参考にして下さい。
また、引越し業者が学生の引越し向けに「学割パック」などのサービスを提供しているところもあるので、自分にあったサービスを上手く探してみましょう。
引越しをする月だけでなく、曜日や時間帯によっても引越し料金が変わることがあります。こちらも、リクルートの調査とアート引越しセンターへの取材内容をもとに違いを見ていきましょう。
平日・土日・祝日でどれくらい引越し料金が違うのか、まずは単身と家族でそれぞれ見てみましょう。
単身者の引越し料金 | 家族(カップル含む)の引越し料金 | |
---|---|---|
平日 | 平均61,619円 | 平均117,944円 |
土日 | 平均60,863円 | 平均117,659円 |
祝日 | 平均67,915円 | 平均114,592円 |
※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合
単身者の引越し料金は、平日61,619円に対して、土日60,863円となっています。平日と土日の引越し料金の差は756円なので、ほぼないと言っていいでしょう。
家族の引越し料金は平日117,944円に対して、土日117,659円となっています。こちらも平日と土日の引越し料金の差額は285円で、単身者よりさらに少なく、平日と土日の差はほとんどありません。
結果だけみると単身者は祝日の引越し料金が一番高く、家族は一番安いのですが、祝日はそもそも日数が少ないため、引越し料金の相場を見るうえでは、あまり参考にならないかもしれません。
引越し時間帯別の費用は、曜日別の費用よりも大きく変わる傾向にあります。
単身者の引越しの場合、一番安い7時以前と一番高い8時ごろの平均金額の差は33,101円です。
家族・カップルの引越し料金では、一番安い19時以降と一番高い7時以前の平均金額の差は83,781円もあることがわかりました。
単身者の引越し料金 | 家族(カップル含む)の引越し料金 | |
---|---|---|
7時以前 | 平均26,885円 | 平均138,526円 |
8時ごろ | 平均59,986円 | 平均104,584円 |
9時ごろ | 平均54,808円 | 平均98,998円 |
10時ごろ | 平均43,813円 | 平均80,793円 |
11時ごろ | 平均38,617円 | 平均68,070円 |
12時ごろ | 平均40,757円 | 平均63,509円 |
13時ごろ | 平均38,849円 | 平均60,595円 |
14時ごろ | 平均40,350円 | 平均60,843円 |
15時ごろ | 平均35,422円 | 平均60,436円 |
16時ごろ | 平均34,197円 | 平均66,537円 |
17時ごろ | 平均30,741円 | 平均59,953円 |
18時ごろ | 平均33,430円 | 平均75,874円 |
19時以降 | 平均39,500円 | 平均54,745円 |
※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合
時間に余裕がある方などは、時間帯を指定しない「フリー便」を活用すると一番料金を抑えられます。
対応できる時間帯と時間帯別の費用は引越し業者によって異なるため、引越し一括見積もりを活用して複数の業者を比較してみるのがオススメです。
各都道府県の引越し料金相場表です。お住まいの地域、ご家族人数の近い金額を見ることで引越し料金の目安にすることができます。
単身 (荷物小) |
単身 (荷物大) |
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|
北海道 |
平均 38,652円 |
平均 51,464円 |
平均 59,985円 |
平均 68,763円 |
平均 93,265円 |
平均 123,352円 |
宮城県 |
平均 45,996円 |
平均 60,456円 |
平均 68,240円 |
平均 96,267円 |
平均 109,093円 |
平均 130,875円 |
埼玉県 |
平均 53,569円 |
平均 62,805円 |
平均 91,695円 |
平均 104,801円 |
平均 128,122円 |
平均 175,765円 |
千葉県 |
平均 40,876円 |
平均 60,823円 |
平均 79,136円 |
平均 102,753円 |
平均 131,727円 |
平均 197,135円 |
東京都 |
平均 49,340円 |
平均 61,762円 |
平均 85,048円 |
平均 114,674円 |
平均 145,846円 |
平均 206,190円 |
神奈川県 |
平均 53,000円 |
平均 61,155円 |
平均 87,286円 |
平均 119,101円 |
平均 131,691円 |
平均 158,505円 |
愛知県 |
平均 49,232円 |
平均 62,134円 |
平均 80,405円 |
平均 100,518円 |
平均 117,315円 |
平均 154,064円 |
京都府 |
平均 41,886円 |
平均 57,692円 |
平均 79,984円 |
平均 104,072円 |
平均 116,710円 |
平均 167,941円 |
大阪府 |
平均 44,808円 |
平均 60,290円 |
平均 86,175円 |
平均 107,089円 |
平均 124,039円 |
平均 192,981円 |
兵庫県 |
平均 53,683円 |
平均 67,777円 |
平均 93,248円 |
平均 107,272円 |
平均 151,137円 |
平均 164,101円 |
広島県 |
平均 43,438円 |
平均 62,602円 |
平均 80,789円 |
平均 108,060円 |
平均 117,157円 |
平均 200,378円 |
福岡県 |
平均 38,142円 |
平均 49,731円 |
平均 75,464円 |
平均 92,288円 |
平均 99,973円 |
平均 216,319円 |
沖縄県 |
平均 43,812円 |
平均 46,518円 |
平均 56,150円 |
平均 70,025円 |
平均 76,756円 |
平均 45,000円 |
※~15km未満(同市区町村程度)の引越し料金相場を表示しております。
引越し費用を抑えるためには、引越し料金がどのように決まっているのか知っておくことが大切です。
引越し費用は、「基準運賃」「実費」「オプションサービス」「割増料金」で計算されています。
引越し業者から届く見積もりには各項目の費用が記載されているため、それぞれが高すぎないかどうか確認してみましょう。
料金は、基本的に「基本運賃」「実費」「付帯サービス」という要素で構成されており、それぞれの価格は見積もりに明記されています。
引越し料金の仕組みを理解していれば、この相場より安く引っ越すことも可能です。
引越しの距離や作業時間によって決まる料金です。
見積もり書に必要な項目などのモデルとなる約款を国土交通省が定めています。
引越しが集中する繁忙期は、3~4月と言われています。
この時期は、学生であれば「入学」「卒業」、社会人であれば「就職」「転勤」と、新しい生活を始める人が多い時期です。
反対に、繁忙期である3~4月を除いた期間のことは「通常期」と言われています。
繁忙期と通常期の引越し料金相場について、もっと詳細に月別のデータを見てみましょう。
右記は荷物が少なめの単身者の月別の引越し料金相場データです。
最も引越し料金が高いのは3月、次いで4月ということで繁忙期が高いという結果になっています。
次に、家族の引越し料金を見てみましょう。
右記は4人家族の月別の引越し料金相場データです。
単身者のデータと同様、3月と4月が最も引越し料金が高いのですが、通常期との差が単身者より大きいのが特徴です。
家族の引越しの場合、休みを合わせる必要があるうえ、子どもの学校などの事情により、3月と4月の繁忙期に引越しが集中する傾向があるのかもしれません。
引越しの費用を安く抑えるためにできる工夫を紹介します。
ベッドや大きめのタンスなどは、運ぶとなるとトラック利用が必須。ここまで解説したとおり、トラックを使う分、見積もり料金も上がってしまいます。そのため、大きめの家具は思い切ってリサイクルに出すなどして、新しいものを購入してもよいかもしれません。
もちろん全てを新調するとなると引越し費用はかさんでしまいますが、「持っていくより買ったほうが得!」と判断できるモノに出合えたなら購入を検討してみては?もちろん、新たに購入したものは新居への配送をお願いしておきましょう。
引越し業者が最も忙しいのは、2月~4月の土日祝。なかでも午前中が人気とのことです。年度末になると進学や就職、転勤などで引越しをする人が増え、スケジュールを押さえるのにもひと苦労。
午前中が人気な理由は、時間を「〇時から」と指定できることと、その日のうちに引越しを終えて落ち着きたいという人が多いためです。こうした条件で引越し業者にお願いすると、同じような条件を希望する人はたくさんいるため、引越し料金の交渉は難しくなってしまいます。
そこで、「平日でもいい」「時間は何時でもOK」など、希望の日程に幅をもたせるようにしましょう。そうすることで引越し業者側もスケジュールを取りやすく、ほかに同じ時間を希望する人がいなければ引越し料金の交渉をすることも無理ではありません。自分のスケジュールを考えながら、「譲れるポイント」を探し、引越し業者に相談してみるのがおすすめです。
引越しの費用・料金に関して、よくある質問を下記にまとめてみました。
A昔はお心づけを渡すことが定着していたようですが、現在は引越し業者に尋ねると、基本的には引越し料金に含まれているとのことで「必要ない」と返答されます。
お心づけがあるかないかで正規の仕事の内容が変わることはありませんし、お心づけをした家としない家で正規の作業が変わることはありえないでしょう。
A運送を請け負う引越し業者は、お客様の大切な荷物を守るために保険に加入しているため、多くの場合補償を受けることができます。
ただし、保険では補償できないものもあります。
【補償に限度額があるもの】
・貨紙幣・有価証券(金・銀・白金類の地金を含む)…1梱包当たり10万円まで
・貴金属、宝玉および宝石、宝飾品(時計、アクセサリー類を含む)、書画、骨董、彫刻物およびその他の美術品…1個または1組当たり10万円まで
上記は、たとえ10万円を超える金額であっても10万円までの補償。現金や貴重品、美術品は運搬できないとしている引越し業者も多いことから、これらのものを梱包するのは避けましょう。
Aクレジットカード払いに対応している引越し業者も増えています。
しかしどのカードが使えるかは各社によって違いますので、事前に確認が必要です。
A引越し見積もり後に、引越し業者が用意してくれているダンボールは、サイズにも細かな違いがありますが、もらえる枚数も引越し業者や利用するプランによって異なります。
多くの引越し業者では、家族の引越しの場合「50枚まで」を目安にダンボールの無料提供をしています。
■調査概要
「引越しに関する実態把握調査」(リクルート)
【調査実施時期】2013年3月22日(金) ~2013年3月29日(金)
【調査対象者】18~69歳の男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】20,000サンプル
【調査実施機関】楽天リサーチ株式会社