【SUUMO引越し】引越し費用が一番安くなる月、曜日、時間帯を徹底調査

引越し費用が一番安くなる月、曜日、時間帯を徹底調査

引越しのダンボールを持った笑顔の家族

引越しの見積もりを依頼したときに、「思っていたよりも高い」と感じたことはありませんか?ただでさえ、安くはない引越し料金ですが、追加のオプション料金なども考えると、気付いたら予算より高くなっていたなんてことも…。その引越し料金ですが、実は引越しの時期によって価格の変動があるようです。引越し業者が忙しい時期を避けることで、料金を抑えた引越しができます。それでは、なるべく安く引越しをするためには、「いつ」引越しをするのがベストなのでしょうか。

リクルート住まいカンパニーが実施した「引越しに関する実態把握調査」とアート引越センターへの取材によって、引越し費用が安くなる「月」「曜日」「時間帯」について探りました。

■目次
引越し費用の相場は時期によってどう変わる?
単身者の引越し料金がお得なのは「2月」「12月」
家族・カップルの引越し料金がお得なのは「9月」「11月」
引越しのおすすめ時期は月の上旬~中旬
単身者の引越しは平日でも安くないことがあるので注意
家族・カップルの引越し費用が最も安くなるのは「平日」
【引越しの疑問】引越し料金は、高い時期のほうが適正金額?
単身者の引越し料金が最も安いのは「7時以前」「17時」
家族・カップルの引越し料金が最も安いのは19時以降
引越しの時間帯 午前と午後それぞれの特徴は?
一番お得なのは、時間指定なしのフリー便
さらに安くしたいなら、トラックの大きさも重要になる
まとめ

引越し用トラックのアイコン

引越し費用の相場は時期によってどう変わる?

ダンボールを持った笑顔の引越し業者

引越しの料金は、時期によって大きく変わります。よく、「お得に引越しをするなら繁忙期を避けたほうがいい」と言われているのはこのため。引越し業者への依頼は、年間を通して「依頼が集中する時期」と「それ以外の時期」に分かれており、「依頼が集中する時期」の引越しは比較的料金が高くなっているのです。

繁忙期
引越しが集中する繁忙期は、3~4月と言われています。この時期は、学生であれば「入学」「卒業」、社会人であれば「就職」「転勤」と、新しい生活を始める人が多い時期です。引越しの依頼が集中してしまうと、引越し作業を行うためのスタッフやトラックの手配に空きがなくなってしまうため、希望の日程で引越しをすることは難しくなるでしょう。繁忙期の引越しを行うためには、早めに引越し予定日を押さえておかなければなりません。また、通常期と比べて引越し料金が高いため、なるべく安く引越しをしたい場合は、繁忙期以外での引越しを検討しましょう。

通常期
反対に、繁忙期である3~4月を除いた期間のことは「通常期」と言われています。この時期に関しても、連休が続く5月の「ゴールデンウイーク」や9月の「転勤」シーズンなど、引越しが増えるイベントはありますが、繁忙期ほど件数が集中することはなく、影響は少ないようです。繁忙期と比べて、通常期での引越し料金は安い傾向にあるので、お得に引越しをしたいのならば、ぜひ狙いたい時期です。

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単身者の引越し料金がお得なのは「2月」「12月」

【月別の引越しにかかった費用】※単身者
単身者の引越し料金
1月4万3640円
2月4万30円
3月5万601円
4月5万3525円
5月4万9662円
6月4万1876円
7月4万1328円
8月4万8842円
9月4万3004円
10月4万2537円
11月4万6130円
12月4万71円

※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合

単身者の引越し料金が安い時期は、2月「4万30円」、次いで12月「4万71円」、そして、引越し料金が高い時期は4月「5万3525円」、3月「5万601円」でした。引越し料金の差額は、最大「1万3495円」です。

時期による料金の変動に関して、アート引越センター塚本斉さんに聞いてみました。

「引越し料金が高くなっている3月と4月は1年で最も引越しの依頼が集中する時期です。でも例えば、3月のなかでも上旬と下旬ではご提示できる引越し料金は異なります。3~4月は繁忙期ですが、そのなかでも最も引越しが集中する時期は、3月下旬~4月上旬にかけてです」(塚本さん、以下同)

3~4月にかけて引越しが集中しているために、3月・4月の料金が同じくらい高めになるのですね。同じ繁忙期でも、3月下旬に引越しするよりは、3月上旬に引越しをするほうが安く済む可能性はありそうです。

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家族・カップルの引越し料金がお得なのは「9月」「11月」

【月別の引越しにかかった費用】※家族(カップル含む)
家族(カップル含む)の引越し料金
1月8万928円
2月8万3800円
3月10万3578円
4月9万2277円
5月8万9953円
6月8万47円
7月8万2662円
8月8万9070円
9月7万8296円
10月8万182円
11月7万9540円
12月8万6216円

※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合

家族・カップルの引越し料金が安い時期は、9月「7万8296円」、11月「7万9540円」、そして引越し料金が高い時期は3月「10万3578円」、4月「9万2277円」の順でした。引越し料金の差額は、最大「2万5282円」です。

単身者と同じく、家族・カップルでも、繁忙期の引越し料金が高いのが分かります。一方で、料金が安くなっている9月・11月ですが、どういった理由が考えられるのでしょうか。

「一般的には、9月末に転勤があるので、混む時期と言えます。しかし、今回は50km以内の引越しのデータなので、転勤の引越しはあまり含まれていないのではないでしょうか。11月は大きなイベントごとが何もないため、引越しの件数が大きくは増えないと想定されます」

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引越しのおすすめ時期は月の上旬~中旬

【月の上旬・中旬・下旬の引越し料金】※単身者・家族(カップル含む)
単身者の引越し料金家族(カップル含む)の引越し料金
上旬4万5129円8万5073円
中旬4万4442円8万8261円
下旬4万7008円8万8536円

※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合

単身者、家族・カップル共に、下旬での引越しが一番高くなるという結果でした。単身者の場合は、中旬が最も安く「4万4442円」、下旬「4万7008円」と比べると「2566円」安くなります。家族・カップルの場合は、上旬「8万5073円」が最も安く、下旬「8万8536円」と比べると「3463円」安くなります。

塚本さんによると、「上旬の引越し希望は少ない」とのこと。月の引越し時期に関しては、「二重家賃」を避ける人が多いため、下旬の引越しが増えるそうです。

二重家賃とは

家の間取り図とペンと電卓とおもちゃの家

賃貸住宅から別の賃貸へ住み替える際、旧居と新居に同時に賃料が発生することを「二重家賃」と言います。これは、旧居の退去日と新居の入居可能日のズレによって、家賃の重複が起きた場合に必要となります。

新居の入居可能日は、即日入居が可能であったり、リフォーム後でないと入居ができなかったりするなど物件によって異なります。入居日が決まらないことには、現在住んでいるアパートやマンションの退去日を決めることができません。まず新居の入居日を確定させてから、現在の住居の貸主に解約を申し出ることになるでしょう。

しかし、個人で賃貸住宅を借りた場合、借主は貸主に対して1カ月前までに解約を申し出なければならないのが一般的です。つまり、解約を申し出てから1カ月間は家賃を支払い続ける必要があります。

また、物件によっては、解約までに必要な期間を2カ月~3カ月としているところもあるので注意が必要です。現在住んでいる家の解約の申し出はいつまでなのか、契約書を事前に確認するようにしましょう。

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単身者の引越しは平日でも安くないことがあるので注意

【平日・土日・祝日の引越しにかかった費用】※単身者
単身者の引越し料金
平日4万6817円
土日4万3405円
祝日4万7392円

※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合

単身者の引越し料金は、平日「4万6817円」より土日「4万3405円」のほうが安くなっています。

引越しというと、一般的には休日に引越しをする人が多いですが、単身者においては平日のほうが多いということなのでしょうか?

「単身者でも休日に引越しを希望される方が多いですが、家族・カップルの引越しに比べると、単身者のほうが日程に融通が利きやすいということはあると思います」

家族・カップルの引越しですと、一緒に住んでいる人と予定を合わせる必要があるため、平日での引越しは難しい場合が多いでしょう。しかし、単身者であれば、自分の予定さえ押さえることができれば平日引越しが可能です。会社員であっても、有給休暇を取得すれば平日を空けることができるので、「土日を引越しでつぶしたくない」「平日に引越しをして週末で荷ほどきをしたい」という場合には、平日引越しを行うべきでしょう。

一般的に引越し件数が増えると思われる土日の引越し料金が高くなっていますが、塚本さんによると「単身者は、荷物の量が少ないため、引越し件数の増加の影響を比較的受けにくいです」とのこと。また、50kmを超えた長距離引越しの場合でも、荷物が少ない単身者の荷物ならば1台のトラックに数人分の荷物を載せることができるため、多少引越し件数が多くなっても対応することが可能なようです。

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家族・カップルの引越し費用が最も安くなるのは「平日」

【平日・土日・祝日の引越しにかかった費用】※家族(カップル含む)
家族(カップル含む)の引越し料金
平日8万4294円
土日9万2231円
祝日8万8061円

※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合

家族・カップルの引越し料金は、平日「8万4294円」が一番安く、土日「9万2231円」が一番高くなっており、その差額は「7937円」です。

家族・カップルの引越し料金は、やはり「土日」「祝日」という休日が高くなる傾向があるため、平日に引越しをするほうがお得になりそうです。しかし、家族・カップルでの引越しの場合、日程を合わせて平日に引越しをするという方法は選択しづらいものです。休日の引越しでもお得になる日程はないのでしょうか。

「基本的に土日と祝日の間に差はありません。しかし、一概には言い切れませんが、土曜日と日曜日では、土曜日に引越しを希望される方が多い傾向にあります」

休日である「土日」を利用して引越しをする家族・カップルの人は多いですが、そのなかでも多いのは「土曜日に引越し作業をして、日曜日に荷ほどきをする」というスケジュール設定をする人です。日曜日の引越しの場合は、引越し作業で1日費やしてしまい、荷ほどきは手付かずのまま休日が終わってしまうということが考えられます。そうなると1週間、荷ほどきのためのまとまった時間が取れずにすっきりしない時間を過ごすことになります。そのような事態を避けたい人が、土曜日の引越しを選ぶのだと思われます。

逆に考えると、「平日に少しずつ荷ほどきを進められる」「平日は仕事が忙しくて家にあまり帰れないため、荷ほどきができていなくても気にならない」という人は、「土曜日」ではなく「日曜日」の引越しを選択することで、料金が安くなる可能性はありそうです。

引越しの荷ほどきにかかる時間
引越しの荷ほどきは、甘く見ているとなかなかまとまった時間が取れずに、痛い目を見ることもあります。引越しを経験した人は、いったいどれくらいの時間をかけて荷ほどきを行っているのでしょうか。

あなたが引っ越しの荷ほどきが完了するまで、どれくらいかかりましたか?

<調査概要>
「引越しに関するアンケート」より
【調査実施時期】 2016年11月25日(金)~2016年11月26日(土)
【調査対象者】 20代~40代、男女
【調査方法】 インターネット調査
【有効回答数】 224サンプル


リクルート住まいカンパニーが実施した「引っ越しに関するアンケート」によると、「引っ越しの荷ほどきが完了するまで、どれくらいかかりましたか」という質問に「2日~1週間未満」と答えた人が最多で33.5%でした。

次に多かったのが「1週間~2週間未満」で15.6%と続きます。「1日以内」と答えた人が、8.5%だということを考えると、引越し当日や翌日に荷ほどきを終わらせるのが難しいことが分かります。

また、「1カ月以上」と答えた人が8.9%と「1日以内」と答えた人よりも多いことにも注目です。多くの人が、引越しから2週間までで荷ほどきの作業を終えている一方で、なかなか荷ほどきに取り掛かる時間が取れない人は1カ月以上も引越し作業が終わらないまま生活しているようです。

自分に置き換えてみて、平日などに細かく時間をつくって少しずつ荷ほどきを進めていける自信がないようであれば、荷ほどきの時間をしっかり考慮した引越しのスケジュールにすることをおすすめします。

引っ越しの、最後のひと仕事。引っ越しの荷ほどきに、どれくらい時間がかかった?(SUUMO 引越し見積もり)

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【引越しの疑問】引越し料金は、高い時期のほうが適正金額?

紙製の引越しトラックと荷物のミニチュア模型とお金

引越し料金は、基本的に「基本運賃」「実費」「付帯サービス」という要素によって構成されています。

このうち、「基本運賃」というものは、引越しの「距離」や「作業時間」によって決まる料金ですが、この項目は国土交通省が定める約款をモデルにしているため、業者ごとに多少の差はありますが、大きく料金が変動することはありません。

「引越しにおいて、本当に件数が多い時期というのは、3月下旬と4月上旬だけです。繁忙期のシーズンがあまりにも短いために、その時期に料金が高くなっている印象があると思いますが、実はほかの時期が安くなっているんです」

引越しの料金は、繁忙期のシーズンに割増になっているのではなく、繁忙期以外のシーズンの料金が割引料金になっているというのは意外です。そうなると、やはり通常価格の時期よりも、割引価格で引越しができる時期を狙ったほうが、お得に引越しできますね。もちろん、割引だけされるのではなく、オプションなどによって料金が割増になる場合もありますので、注意してください。

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単身者の引越し料金が最も安いのは「7時以前」「17時」

【時間帯別の引越しにかかった費用】※単身者
単身者の引越し料金
7時以前2万6885円
8時頃5万9986円
9時頃5万4808円
10時頃4万3813円
11時頃3万8617円
12時頃4万757円
13時頃3万8849円
14時頃4万350円
15時頃3万5422円
16時頃3万4197円
17時頃3万741円
18時頃3万3430円
19時以降3万9500円

※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合

単身者の引越し料金では、一番安いのは7時以前「2万6885円」、一番高いのは8時頃「5万9986円」となっており、金額差は「3万3101円」です。

最安の「7時以前」の引越しですが、この時間から引越しを行うことができるかは引越し業者によるようです。

「アート引越センターでは、原則『8時』からなので、『朝一番』の引越しを指定された人が、8時からの引越しとなります」

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家族・カップルの引越し料金が最も安いのは19時以降

【時間帯別の引越しにかかった費用】※単身者
家族(カップル含む)の引越し料金
7時以前13万8526円
8時頃10万4584円
9時頃9万8998円
10時頃8万793円
11時頃6万8070円
12時頃6万3509円
13時頃6万595円
14時頃6万843円
15時頃6万436円
16時頃6万6537円
17時頃5万9953円
18時頃7万5874円
19時以降5万4745円

※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合

家族・カップルの引越し料金では、一番安いのが19時以降「5万4745円」、一番高いのが7時以前「13万8526円」となっており、金額差は「8万3781円」です。7時以前の引越しにかかる料金は、単身者とは真逆で最も高い金額となっていますが、7時以前の引越しが可能かどうかは、単身者と同じく引越し業者によって異なります。

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引越しの時間帯 午前と午後それぞれの特徴は?

トラックのミニカーと時計の置物

引越し料金はなぜ、時間帯によって料金が変わるのでしょうか。

一つ目の理由としては、作業員のコストが挙げられます。午前中の引越し作業は8時や9時から行われることが多く、引越しにかかわる作業員の出勤時間はさらに早い時間帯からとなります。引越し業者では、早朝の勤務に対する手当を負担し、コストを要していることが想定されます。

二つ目の理由は、一般的に午前中の引越しに人気が集中する、ということです。午前中の引越しは、朝一番からの作業となるため、作業の開始時刻が決まっています。午前中に引越しをすることで、午後にたっぷりと時間を残し、当日のうちに片付けを終わらせることができる、というのが午前中引越しの人気の理由です。

引越しの時間指定について
ここで注意したいのは、引越しの作業時間として指定できる時間帯は引越し業者によって異なるということ。「午前」「午後」の2つに分かれている業者もあれば、「午前」「午後の早め・遅め」に分かれている業者もあります。

「アート引越センターでは、指定時間は朝一番に当たる原則「8時」です。それ以降の時間は、ほかのお客様の引越しが終わってからでないと作業ができないので、ある程度の時間の幅をいただいて、お客様には目安の開始時間を伝えています」
引越し業者は、その日ごとにチームを編成して引越しの作業に当たります。例えば、「今日はチームxはスタッフ3人で案件AとBを、チームyは4人で案件Cを担当――」といった形です。一つのチームが1日のうちに複数の案件を掛け持ちすることは珍しいことではありません。

1日のうちに複数の案件を担当するチームは、まずは一つ目の案件をこなしてから次の案件へと向かいます。一つ目の案件にかかる時間は引越し業者のもつノウハウや経験からだいたいを割り出すことができますが、実際にかかる時間は当日の現場における作業の難易度や道路状況によってある程度前後します。すると2件目以降の開始・終了時刻が少しずれ込む可能性があることが分かるでしょう。

このような理由から、午後の時間帯の引越しでは、ピンポイントな時間指定ができません。

午後の引越しの注意点
引越しに午前の時間帯を選択した場合、一般的にはだいたい8時~9時から作業を開始します。荷物の量や新居への距離にもよりますが、単身者でしたら搬出・搬入作業にあまり時間はかかりません。それより荷物が増える家族・カップルの引越しでも、近距離なら、朝から始めてその日の午後には搬入まで完了するでしょう。

ところが、午後の引越しの場合、引越しは日をまたいで行うと費用が倍増します。作業スタッフを2日分確保しなければならないとなると、単純計算で人件費も2日分かかるからです。
そのため、朝から始めればその日のうちに終わるような作業量の引越しを、わざわざ日をまたぐスケジュールで行う(例えば「午後から翌日の午前」)のは経済的ではありません。

とはいえ、その日中に終わらせるために、「何時までに終わらせてほしい」と時間指定をするのはおすすめしません。時間内に確実に終わらせるためには、スタッフを通常より多く派遣しなければならない可能性が出てきてしまい、その人件費分、料金が上がってしまうからです。

引越し業者も無理なスケジュールでは提案しない
それでは、引越し終了時刻が遅くなりそうな案件に対して、引越し業者はどのように対応するのでしょうか。

「例えば、近距離の引越しの場合、基本的に積み込みと積み下ろし作業の両方をその日のうちに行います。それを考慮すると、引越し作業の開始時間が18時を過ぎると作業を終えることができないため、お引き受けをしないと思います」

ルールとして、最終の引越し開始時間や終了時間を定めているわけではないそうですが、明らかにその日中に作業を終えることが難しい場合は、引き受けないこともあるそうです。

「引越し時間については、荷物の量と立地条件、移動距離を踏まえたうえで、『この引越しであれば、ある程度常識的な時間に引越しを終えられる』というのを前提に提案しています」

一方で、荷物量が少ない人であれば、午前の便より午後の便を頼んだほうが引越し費用は安く済むため、積極的に選択したいところです。

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一番お得なのは、時間指定なしのフリー便

ダンボールが積まれた部屋で電卓を持ってグッドサインをする男性

料金を抑えた引越しをするには、午前中より午後の時間帯での引越しになります。

「一番安くするなら、時間指定をしない『フリー便』が一番です」

フリー便とは
フリー便とは、午前や午後、あるいは夕方といった時間帯を指定しない引越しプランを指します。事前に、おおまかな時間の連絡はありますが、当日作業員の手が開き次第の作業となります。引越しの料金は作業を行う時間帯によって変わりますが、こちらから時間設定をせず、引越し業者にある程度スケジュールの調整をゆだねられる場合は、その分料金を安くすることができます。利用できる条件が整っているのであれば、ぜひ活用したいところですね。

手のひらに乗せた家のかたちをした置物

フリー便に向いている人
フリー便を利用するのに向いているのは、まず「時間に融通が利く」、そして「荷物の量が少ない(単身者など)」人です。

時間の融通に関するご説明は先ほどしましたが、ではなぜ荷物の量の少ない人がフリー便に向いているのでしょうか。

「荷物の量によっては、朝から引越し作業を始めないと常識的な時間に作業が終わらないという場合がよくあるんです。そういう人には、フリー便はおすすめしません」

例えば家族などの引越しの荷物量で、午後から作業を始めてしまうと、その日のうちに引越し作業が終わらないことが多いです。その日のうちに引越し作業が終わらないということは、余分な費用が追加でかかってしまうことになります。
このような理由で、午後から引越し作業を行ってもその日のうちに引越しを終えられる「荷物の量が少ない単身者」に、フリー便が向いているといえるでしょう。

しかし、その日のうちに引越しが終わるとしても、繁忙期では、作業が夜間にまで及ぶことがありますので注意が必要です。

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さらに安くしたいなら、トラックの大きさも重要になる

引越し料金を考える際、意外に盲点なのがトラックの大きさです。引越しで使用するトラックは、当たり前ですが、小さいトラックになればなるほど料金が安くなります。そのため、可能な限り小さいトラックに荷物を積み込みたいところですが、トラックの大きさは引越しに慣れていてもどれくらいの大きさなのか、なかなか分かりません。

ある程度引越しに慣れている人でも、自宅の荷物がどれくらいの大きさのトラックなら積めるのか分かる人は少ないはずです。下記の表では、「トラックの大きさ」ごとに「料金の目安」と「荷物量の目安」をまとめました。

【トラックの大きさごとの料金の相場】
トラックの種類大きさ荷物量の目安料金の目安
軽トラック約5~5.5㎡程度単身(荷物小)3万4372円
1.5トントラック
2トンショートトラック
約10~11㎡程度単身(荷物大)4万8697円
2トンロングトラック
2.5トントラック
約15~17㎡程度家族(2人)6万9887円
3トントラック約25㎡程度家族(3人)8万4074円
4トントラック約30㎡程度家族(4人)11万1624円
10トン以上の大型トラック約40㎡程度家族(5人以上)16万2946円

※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合

表によると、家族での引越しの場合、3トントラックを利用すると「8万4074円」となります。しかし、ここで荷物を減らして2.5トントラックの利用に切り替えることができると「6万9887円」となり、料金を「1万4187円」安くすることができます。

タンスなどの大きな家具のなかには、古くなってしまったために捨てるか迷うものが出てきますよね。そのような場合、「引越ししてから捨てるか考える」のではなく、「引越しする前に粗大ゴミとして捨てる」ことで、その分の荷物を減らすことができ、トラックの大きさを小さくすることが可能です。あくまで、なるべく安く引越しをすることにこだわるのであれば、不要なものはあらかじめ処分しておくことをおすすめします。

また、トラックの「トン数」は、あくまで積載量(重量)を指しています。トン数が増えたからといって、そのままトラックのコンテナに載せることができる荷物が増えるわけではないので、注意が必要。同じ2トントラックのなかでも、「ショート」と「ロング」があり、それぞれでコンテナの大きさや料金に差が出ます。

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まとめ

引越し費用を安くするための引越し時期について、紹介しました。

引越し費用が安くなる「月」「曜日」「時間帯」にはある程度の傾向はありました。その結果、単身者・家族(カップル含む)共に、繁忙期を避けた通常月の上旬、午後の時間帯での引越しをおすすめします。この時期であれば、比較的費用を抑えた引越しをすることができるでしょう。加えて、家族・カップルの引越しの場合、可能であれば「平日」の引越しにできると、より費用を抑えることが可能です。

満足のいく引越しのために、ぜひ参考にしてみてください。


<調査概要>
「引越しに関する実態把握調査」(リクルート住まいカンパニー)
【調査実施時期】 2013年3月22日(金) ~2013年3月29日(金)
【調査対象者】 18~69歳の男女
【調査方法】 インターネット調査
【有効回答数】 20,000サンプル
【調査実施機関】楽天リサーチ株式会社


掲載:2018年4月19日
写真:PIXTA

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