2月の引越し見積もり料金相場は高め!最安日を見つけるには?
最終更新日 2021年12月13日
2月は引越し業者への依頼が増え始める時期。引越しの条件次第では、見積もりを依頼した場合に想定以上の額を提示されることもあります。2月の引越し料金相場や、格安で引越しする方法について解説します。
■目次
・2月からは引越し繁忙期に突入!引越し見積もり料金の高騰に注意
・繁忙期のなかでは狙い目!2月の引越し料金相場
・2月の引越し見積もり料金が安い日を見つけるには?
・2月に引越しする際に注意すべきこと
・2月の引越し見積もり料金を大幅に抑える画期的な方法はある?
・まとめ
2月からは引越し繁忙期に突入!引越し見積もり料金の高騰に注意
2月というと、新生活を間近に控えた方が引越しを考え始める時期。引越し業者への依頼が少しずつ増え始め、引越し料金が高くなってきます。
【2月の引越し料金相場】
単身(荷物小) | 単身(荷物大) |
---|---|
4万8,617円 | 6万2,694円 |
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 |
---|---|---|
8万3,686円 | 10万637円 | 12万9,057円 |
※2018年11月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出
2月の引越し料金相場は、4万円台後半〜12万円台後半。家族の人数が増えるごとに、およそ1万〜3万円程度高くなっていることが分かります。
繁忙期(2〜4月)と通常期(5〜1月)とでは、引越し料金がどのくらい違うのでしょうか。以下は繁忙期/通常期それぞれの引越し料金相場を表にまとめたものです。
【繁忙期/通常期の引越し料金相場平均(単身)】
単身者(荷物小) | 単身者(荷物大) | |
---|---|---|
繁忙期 | 5万1,479円 | 7万4,430円 |
通常期 | 4万3,764円 | 5万6,964円 |
【繁忙期/通常期の引越し料金相場平均(家族)】
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族以上 | |
---|---|---|---|---|
繁忙期 | 9万7,915円 | 12万3,358円 | 15万5,096円 | 20万9,993円 |
通常期 | 7万4,505円 | 9万2,675円 | 11万5,729円 | 16万3,598円 |
通常期と比べると、繁忙期の引越し料金が2〜3割ほど高くなっているようです。
2月は引越しにかかる費用が高くなり始める時期ですが、工夫次第で安く抑えることができます。以下で紹介している方法を駆使して、リーズナブルな引越しにお役立てください。
繁忙期のなかでは狙い目!2月の引っ越し料金相場
繁忙期である2月の引越し料金相場は、1年を通して見た場合、どのくらい割高感があるのでしょうか。以下の表は、引っ越し料金相場を月別にまとめたものです。
【月別の引越し料金相場(単身者)】
単身(荷物小) | 単身(荷物大) | |
---|---|---|
1月 | 4万7,189円 | 6万4,776円 |
2月 | 4万8,617円 | 6万2,694円 |
3月 | 5万8,168円 | 8万7,643円 |
4月 | 5万5,010円 | 8万1,943円 |
5月 | 5万0,365円 | 6万6,955円 |
6月 | 5万0,193円 | 6万3,121円 |
7月 | 4万8,053円 | 6万7,773円 |
8月 | 4万5,746円 | 5万8,447円 |
9月 | 4万9,332円 | 5万9,896円 |
10月 | 4万5,989円 | 6万2,489円 |
11月 | 4万7,022円 | 5万6,935円 |
12月 | 4万5,033円 | 6万4,202円 |
※2018年11月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出
2月の引越し費用は、単身者(荷物小)では1年で7番目、単身者(荷物大)の引越しでは5番目に安くなっています。繁忙期のなかでは最も安く、最も高い3月と比べると1万〜2万5,000円ほど割安です。
【月別の引越し料金相場(家族)】
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
---|---|---|---|
1月 | 7万5,567円 | 9万3,538円 | 12万4,574円 |
2月 | 8万3,686円 | 10万,637円 | 12万9,057円 |
3月 | 11万8,811円 | 15万3,053円 | 18万8,056円 |
4月 | 10万8,299円 | 12万7,782円 | 16万1,086円 |
5月 | 8万4,425円 | 10万4,215円 | 13万1,126円 |
6月 | 8万3,135円 | 9万7,903円 | 11万9,801円 |
7月 | 7万7,581円 | 10万4,334円 | 13万5,284円 |
8月 | 8万1,582円 | 9万3,941円 | 13万4,292円 |
9月 | 7万9,931円 | 10万,672円 | 12万3,822円 |
10月 | 8万1,126円 | 10万,1707円 | 12万6,909円 |
11月 | 7万5,841円 | 10万9,692円 | 12万,526円 |
12月 | 7万9,993円 | 9万8,735円 | 12万3,888円 |
※2018年11月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出
2人家族の引越しでは1年で4番目、3人家族の引っ越しでは8番目、4人家族の引越しでは6番目の高さです。単身者と同様、繁忙期のなかでは最安で、3月と比べると最大で6万円近くも安くなっています。
やむをえず繁忙期に引越しするなら2月に済ませてしまうのが得策といえそうです。
2月の引越し見積もり料金が安い日を見つけるには?
繁忙期のなかで最も安いとはいえ、2月の引越し料金はおおむね平均より高め。できればもう少し安くしたいというのが本音ではないでしょうか。
同じ2月でも、引越しの日どりによって料金は大きく変動します。引越しの日程を調整することで、引越し料金を大幅に抑えることが可能です。
引っ越し業者の割引カレンダーをチェック
大手引越し各社は、月ごとに割引カレンダーを公表しています。引越し料金の目安を知るのに便利なこちらをまずはチェックしていきましょう。
【アーク引越センターの割引カレンダー】
アーク引越センターでは、割引が適用される日は、上旬に9日、中旬に7日、下旬に5日設定されています。また、最も高い割引率(30%)が適用される日は、上旬に1回、中旬に1回。
新生活のスタートが近づくにつれて引越しの依頼が増えることが予想され、それに応じて2月の引越し料金が下旬→中旬→上旬の順に安くなっていくことが分かります。
2月に引越しをするなら、繁忙期に入って間もない上旬にするのがおすすめです。
休日よりも空いている平日の引越し料金のほうが安くなる
「仕事の関係で平日は引越し作業ができない」などの理由で、一般に平日に比べて休日の引越しのほうが混み合う傾向があります。そのため、比較的空いている平日は割引が適用されやすく、休日と平日とで引越し料金に差が生じてきます。
先に取り上げた両社の割引カレンダーを見ても、休日に割引が適用されにくいことが分かります。
引越し料金が高くなることが多い休日より平日を選ぶのが断然おすすめ。2月は上旬の平日が最も狙い目、ということになるでしょう。
縁起がよいとされる日を避ける
縁起がよいとされる日を避けるのも、引越し料金を安くする方法としておすすめです。
引越しの日程を決める際、お日柄を意識する方も多くいらっしゃいます。なかでも六曜で吉日とされる大安の日は、混雑する傾向があります。
仏滅や赤口、先負など、縁起がよくないとされる日をあえて選ぶことで引越し料金が抑えられる場合もあるので、見積もりを依頼する際に検討してみるとよいでしょう。
2月の引越しで避けたいのは月末の休日や大安
2月のなかでとくに避けたいのは、月末の休日。なかでも要注意なのが2月28日です。
2月最後の日曜日であることにくわえて、大安も重なります。さらに、翌日から繁忙期のなかでも最も引越し見積もり料金が高くなる3月に入ります。
引越しの依頼が集中し始める時期となるため、引越し業者から提示される引越し見積もり料金が、2月の相場と比べて大幅に高くなることが予想されます。
2月、とくに休日の引越しを予定されている方は、なるべく早い時期に済ませられるよう日程調整をするのがよいでしょう。
2月に引越しする際に注意すべきこと
2月というと冬の真っただなか。地域によっては降雪がある場合も。引越し当日に雪が降ってしまった場合の注意点について解説します。
雪が降っても引越しはできる?
そもそも、雪が降っても引越しができるのか気になるところですが、原則として、雪が降るなかでも引越し作業は行われます。
ただし、国土交通省が定める「標準引越運送約款」では、「天災その他やむを得ない事由があるとき」に限り、引越し作業を断ることがあるとしています。作業に支障をきたすおそれがある大雪の場合など、引越し作業が中止されることもあるようです。
引越し業者によって対応は異なるため、降雪の場合の対応を事前に相談しておくのがベターでしょう。
水濡れ対策を万全に
降雪がある場合は、荷物の水濡れにも注意が必要です。溶けた雪で荷物が濡れないよう、引越し業者が対策してくれる場合もありますが、天候によってはある程度の水濡れが避けられません。
水濡れによって不具合が生じるおそれがある精密機器や家電製品、水滴が原因でシミになる革製品などは、ビニールで覆うなど防水対策が必要です。
また、ダンボールは水に濡れると強度が落ちてしまいます。底が抜けないよう梱包を頑丈にしたり、中身を軽くしたりといった工夫が必要です。新居の床や壁を汚さないよう、マットやシートを敷いたり、水滴をふき取るための布を用意したりしておくのもよいでしょう。
すぐに日が落ちてしまう
2月は日照時間が短く、夕方には日が落ちてしまいます。新居への到着が遅い時間になることが分かっている場合は、照明が利用できる環境を整えておくことも大切です。
とくに長距離の引越しの場合、早めに作業を終えられる午前中の便を積極的に利用するのもよいでしょう。
2月の引越し見積もり料金を大幅に抑える画期的な方法はある?
最後に、2月の引越し見積もり料金を大幅に抑える効果的な方法を2つご紹介します。
トラックのサイズを目安に荷物量を減らす
引越し料金は荷物の量に比例して高くなります。そのため、引越しの荷物を減らすことができれば、見積もり料金を大幅に抑えることが可能です。
荷物の量の目安になるのが、引越しトラックのサイズ。引越し見積もり料金相場を、引越しトラックの大きさごとにまとめたのが以下の表です。
【引越し見積もり料金相場(引越しトラックの大きさ別)】
<調査概要>
「引越しに関する実態把握調査」(リクルート住まいカンパニー)
【調査実施時期】2013年3月22日(金) ~2013年3月29日(金)
【調査対象者】18~69歳の男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】20,000サンプル
【調査実施機関】楽天リサーチ株式会社
利用する引越しトラックが大きくなればなるほど、引越し見積もり料金が高くなるのが分かります。荷物の量を減らして利用する引越しトラックを小さくすることができれば、最大で7万円以上(「10t以上のトラック」→「4tトラック」)、最小でも約2万円(「3tトラック」→「2tロング〜2.5tトラック」)の引越し代を節約することが可能です。
一括見積もりを利用する
引越しの日程や移動距離、荷物の量がまったく同じだとしても、引越し業者によって、引越し見積もり料金はまちまち。
引越しを安く済ませるために日程を調整したり荷物の量を減らしたりしても、見積もりを依頼する業者次第では、割高な料金で引越しするはめに。とくに引越しの依頼が混み合う2月のような繁忙期は油断できません。
一括見積もりを利用すれば、必要な情報を一度入力するだけで、複数の引越し業者から簡単に相見積もりをとることができます。
大手から中小まで、得意分野が異なるあらゆるタイプの引越し業者が参画するSUUMO一括見積もりなら、条件ごとの最安値をすぐに見つけることが可能です。
引越し見積もり料金が最大50%オフになることもあるなど、比較的高い2月の引越し代を大幅に抑えることができます。料金の安さにこだわる方は、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
2月は繁忙期のなかでは最も引越し料金が安い時期。やむをえず繁忙期の引越しをお考えなら、2月上旬の平日を狙うのがおすすめです。一括見積もりも活用し、リーズナブルな引越しにお役立てください。
※特記のない記事内データは、2020年4月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出しています
最新のデータはこちらをご覧ください
写真:PIXTA
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