引っ越し期間、何日かかる? 見積もりから当日まで最短1週間~1カ月|引越し見積もり・比較【SUUMO】

引っ越し期間、何日かかる? 見積もりから当日まで最短1週間~1カ月


最終更新日  2023年07月28日

見積もりや荷造り、新居の鍵の受け取りなどやることが盛りだくさんの引越し。仕事をしていると引越しの準備に割ける時間も限られてくるため、あらかじめどの程度時間がかかるのかを把握しておく必要がありますよね。
それでは、引越し期間はどれくらいかかるのでしょうか。引越したいけどかかる期間や日数を考えると躊躇してしまうという方もいるかもしれません。効率良く引越せる方法も知りたいところです。そこで、アート引越センターに、引越しにはどれくらいの期間がかかるのかについてうかがいました。

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引越しにかかる時間は、余裕をもっておおむね1カ月と考えておく

家族であるか、単身であるかで変わってくるので、まずは家族の場合から考えてみましょう。

●家族の引越しには、およそ1カ月を想定しよう

引越しの最初に取りかかることと言えば、引越し業者の見積もり。これはおおむね1カ月前であれば余裕をもって取り組めると思います。

ただし、繁忙期にあたる3月〜4月は、引越し業者のスケジュールが埋まってしまっていることもあります。「3月末に引越しされる方は、1月の初旬〜中旬ごろから予約が入ってしまうので、できるだけ早めに取りかかったほうがいいですね」(アート引越センター)とのこと。

とは言っても、転勤や異動の場合は直前にならないと辞令が出ない場合もありますよね。引越しの予定があらかじめ分かっている場合は、とにかく早め早めに動くのがポイント。家族であれば荷物が多いため、荷造りは2〜3週間かかると見込んで、見積もりも早めにとっておくのがおすすめです。

しかし、いくら早めに動いたからといって、忘れてはいけないのが見積もりの有効期限。有効期限は見積もりを出した日から3カ月が目安で、これを過ぎると見積もりが無効になることも。ここは気をつけておきたいところですね。

●単身者の引越しも、余裕をもって動くなら1カ月。最短なら1週間のケースも!?

さて、続いて単身者の引越しの場合です。だいたい1週間以内には荷造り用のダンボールが届くので、できれば単身者も1カ月前くらいから準備するのがベター。

「家族と比べると荷物が少ないので、頑張れば1週間くらいで荷造りできるかもしれません。ただ、仕事もあるでしょうし、引越しに伴う役所への届け出などの時間も含めると、けっこう忙しくなってしまいますよね。平日に無理に進めるよりも、休日を使うのがいいでしょう。時間をうまく見つけて作業すれば、単身者は頑張り次第で準備期間を短くできる場合もあります」(アート引越センター)ということでした。

自分の荷物をまとめるだけで、比較的自由に動けるのが単身引越しの魅力。頑張り次第で短期間での引越し準備も可能ですが、前日にあわてるよりも前もってスケジュールを考えておくのがよさそうです。

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引越し見積もり時には、新居に持っていくものと日程を決めておく

「見積もりは引越しをしたい日の約1カ月前に」とご紹介しましたが、スムーズに引越しを進めるために見積もり時に決めておくべきことがあります。

・何を持って行くか
引越し先に何を持って行くかにより荷物の量が変わるので、見積もりの金額に影響してきます。何を持って行くかを決め、処分するものは引越し当日までに処分や引き取りの依頼をしておきたいものです。

・引越しの日程
具体的に「〇日に引越したい」とまではいかなくとも、平日か休日かは決めておくのがよいそうです。

「例えば、日程を変更する場合でも、平日→平日ならば動かしやすいです。しかし、平日→休日への変更となると、既に埋まってしまっていることも多いです。 もちろん予約に空きがあれば対応可能ですが、基本は休日から埋まっていきますので、できるだけ候補日を多く出していただければ日程を決めやすいですね」(アート引越センター)

また、「この日は大丈夫」と複数の候補日を挙げておけば、そのなかから料金を安くしてもらえる日などを交渉しやすく、お得に引越しできることも。

料金は平日のほうがお得なので、仕事を休んで平日に引越すという手もあります。実は、引越し自体の料金は本来、「休日に高くなる」のではなく「平日に安くなりやすい」というしくみ。つまり、標準的な料金は休日の料金のほうなんですね。平日は仕事や学校で引越し作業ができないという人が多く、休日に人気が集まります。そうなると、平日の割引率が高くなる=引越し料金が安くなる、ということです。都合をつけられるという 本来、休日の料金なんです。休日は道が込混み合い、平日は比較的すいて空いています。そうなると、平日の割引率が多高くなり、平日のる=引越し料金が安くなる、というしくみです。休みをとりやすいという人なら、検討してみてもよいかもしれません。

・引越し先は「どの街に引越すか」まで決めておく
「見積もり時点では行き先の住所まで決まっていないというケースもありえます。距離は料金に関係してきますので、具体的な番地まで決まっていなくても『おおよそこのあたりに引越したい』という市区町村までは決めておいてください」(アート引越センター)とのアドバイスも。

「そろそろ違うところに住みたいけど、いつごろ引越そうか考えている。見積もり金額次第で引越すかどうか決め一度見積もりをとってみよう」、という人も、転居先の希望は決めておいたほうがよさそうです。

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準備もいよいよ大詰め。前日にやっておくことは?

約1カ月の準備期間を経て、いよいよ引越しの前日。前日にやっておくべきことは何でしょうか?

「貴重品の管理、冷蔵庫の中を空にすること。そして、輸送中に水が出てしまうのを防ぐため、引越し前日の夜に冷蔵庫の電源を抜いておくことです。また、洗濯機に関しても、当日に洗濯をして水が残っていたりすると、水が漏れてほかの荷物が濡れてしまうことも。それを防ぐためにも、中の水は抜けて乾燥している状態にしておくのがベターです」(アート引越センター)

また、旧住居でギリギリまで使っていたものは新居でもすぐに使うもの。洗面用具やお風呂用品、トイレで使用するものはそれぞれの箱に詰めるのではなく、すぐに使うモノ専用の箱をつくっておき、着いたらまずそれを開ける、というふうにするといいですね。

また、翌日以降の仕事や通学に支障のないよう、「明日必要なもの」もすぐに取り出せる箱に入れておくことが重要です。翌日が平日の場合、仕事で使うものや着て行くスーツや鞄などもすぐに出せるようにしておくのがおすすめ。引越しした当日に荷ほどきができなくても、すぐに使うものを箱の中にまとめておき、1〜2日は過ごせるようにしておきたいですね。

また、輸送中の故障が心配になるパソコン関係の電子機器ですが、万が一の補償ができないため、念のため大事なデータはバックアップを取っておいたほうがよいとのこと。ノートパソコンなどは自分で持ち歩くのもよい方法です。

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引越し当日! どんな流れで作業するの?

さて、引越し当日の流れはこうです。

・旧住所での搬出作業
まず、引越し業者が到着して挨拶をします。料金をこのタイミングで支払うように定めている引越し業者も多いので、お金やクレジットカードを用意しておきましょう。
作業リーダーが家の中を一周しながら持って行く荷物と置いて行く荷物の確認をし、搬出の手順を決めていきます。ダンボールから運び出し、部屋にスペースができたところで家具を梱包します。全部荷物を積み込んだら新居での合流時間を決め、いよいよ新居へ出発!

・新居での搬入作業
新居に到着したら壁や床を傷付けないよう保護テープやシートで養生し、どの荷物をどこにセッティングするか決めます。「基本的にはお客様の立ち会いが必要です。大きな家具については私たちがほどいて配置していきますが、実際に置いてみて違和感があれば、その場で変更することもできます」(アート引越センター)

また、数多くの引越しをこなしてきたプロの目線から、家具の使いやすい位置や、より広いスペースが取れるように置きなおしてもらうこともできます。日当たりや動線、ドアの開閉のしやすさも重要なポイントなので、どんどん相談してみましょう。
アート引越センターでは、引越し後、1年以内であれば無料で家具の配置を変えてもらえるサービスもあるそうなので、実際に住んでみて「気になる」というポイントが出てきたら、模様替えをお願いしてもよいかもしれません。

できるだけテキパキと終わらせたい引越し。準備期間も含め、余裕をもって取り組みたいですよね。引越しにはおおよそ1カ月あれば準備を終えることができるので、引越したい日から逆算して見積もりをとるのがおすすめ。引越し前日や当日の動きも意識しながら、荷造りや手続きを進めていきましょう。


取材協力
アート引越センター http://www.the0123.com/

掲載:2017年3月2日
写真:PIXTA

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※ 引越し見積もり料金や、実際の引越し料金を保証するものではありません。

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