引越し料金が安いのは平日?土日? 引越し費用相場のデータを公開
最終更新日 2019年05月30日
引越し料金は少しでも安いほうがいいですよね。
引越し費用を安くする方法はいくつかありますが、いつ引越すのが一番安く済むのかについても考えておきたいですね。
今回は、引越し費用が一番安くなる曜日と時間はいつなのかを探ります。
引越し料金が一番安い曜日と時間が、「SUUMO引越し見積もり」の口コミをもとにしたデータと、アート引越センターへの取材で見えてきました。
引越し料金が安い時期や月を知りたい方は、「引越し費用が一番安くなる時期を徹底調査。月別の引越し料金データを公開」(SUUMO 引越し見積もり)もあわせてお読みください。
■目次
平日と土日の引越し料金の違いはいくら?
平日引越しのメリット、土日引越しのメリット
引越しの荷ほどきにかかる時間の最多は2日~1週間未満
引越し料金は近距離なら平日が安く、長距離なら土日が安い傾向
引越し料金が安いのは月の中旬、高いのは下旬
引越し費用相場は単身・家族ともに月の中旬が最安
二重家賃を避けるなら月の下旬の引越しがおすすめ
単身者の引越し料金が最も安いのは「7時以前」「17時」
家族・カップルの引越し料金が最も安いのは19時以降
引越しの時間帯 午前と午後それぞれの特徴は?
引越しの時間指定について
午後の引越しの注意点
引越し業者も無理なスケジュールでは提案しない
一番お得なのは、時間指定なしのフリー便
フリー便とは
フリー便に向いている人
繁忙期の3月、4月は引越し料金が高い
まとめ

平日と土日の引越し料金の違いはいくら?
平日・土日・祝日でどれくらい引越し料金が違うのか、まずは単身と家族でそれぞれ見てみましょう。
【単身者・家族の平日・土日・祝日の引越しにかかった費用】
平日 | 土日 | 祝日 | |
---|---|---|---|
単身者 | 6万1619円 | 6万863円 | 6万7915円 |
家族 | 11万7944円 | 11万7659円 | 11万4592円 |
単身者の引越し料金は、平日6万1619円に対して、土日6万863円となっています。平日と土日の引越し料金の差は756円なので、ほぼないと言っていいでしょう。
家族の引越し料金は平日11万7944円に対して、土日11万7659円となっています。こちらも平日と土日の引越し料金の差額は285円で、単身者よりさらに少なく、平日と土日の差はほとんどありません。
結果だけみると単身者は祝日の引越し料金が一番高く、家族は一番安いのですが、祝日はそもそも日数が少ないため、引越し料金の相場を見るうえでは、あまり参考にならないかもしれません。

平日引越しのメリット、土日引越しのメリット
引越し費用のデータで見ると、平日と土日の違いはそこまで大きくありませんが、希望の日程や時間で引越しをしたいという人にとっては、やはり平日のほうが融通が利きやすいということはあります。
しかし、家族・カップルでの引越しの場合、日程を合わせて平日に引越しをするという方法を選択しづらい人もいると思います。
では、土日・祝日のなかでは引越し料金に差はあるのでしょうか。
「基本的に土日と祝日の間に差はありません。しかし、一概には言い切れませんが、土曜日と日曜日では、土曜日に引越しを希望される方が多い傾向にあります」(アート引越センター塚本さん、以下同)
休日である「土日」を利用して引越しをする家族・カップルは多いですが、そのなかでも多いのは「土曜日に引越し作業をして、日曜日に荷ほどきをする」というスケジュール設定をする人です。日曜日の引越しの場合は、引越し作業で1日費やしてしまい、荷ほどきは手付かずのまま休日が終わってしまうということが考えられます。そうなると1週間、荷ほどきのためのまとまった時間が取れずにすっきりしない時間を過ごすことになります。そのような事態を避けたい人が、土曜日の引越しを選ぶのだと思われます。
逆に考えると、「平日に少しずつ荷ほどきを進められる」「平日は仕事が忙しくて家にあまり帰れないため、荷ほどきができていなくても気にならない」という人は、「土曜日」ではなく「日曜日」の引越しを選択することで、料金が安くなる可能性はありそうです。
単身者であれば、自分の予定さえ押さえることができれば平日引越しが可能です。会社員であっても、有給休暇を取得すれば平日を空けることができるので、「土日を引越しでつぶしたくない」「平日に引越しをして週末で荷ほどきをしたい」という場合には、平日引越しを行うべきでしょう。

引越しの荷ほどきにかかる時間の最多は2日~1週間未満
引越しの荷ほどきは、甘く見ているとなかなかまとまった時間が取れずに、痛い目を見ることもあります。引越しを経験した人は、いったいどれくらいの時間をかけて荷ほどきを行っているのでしょうか。
<調査概要>
「引越しに関するアンケート」より
【調査実施時期】 2016年11月25日(金)~2016年11月26日(土)
【調査対象者】 20代~40代、男女
【調査方法】 インターネット調査
【有効回答数】 224サンプル
リクルート住まいカンパニーが実施した「引越しに関するアンケート」によると、「引越しの荷ほどきが完了するまで、どれくらいかかりましたか」という質問に「2日~1週間未満」と答えた人が最多で33.5%でした。
次に多かったのが「1週間~2週間未満」で15.6%と続きます。「1日以内」と答えた人が、8.5%だということを考えると、引越し当日や翌日に荷ほどきを終わらせるのが難しいことが分かります。
また、「1カ月以上」と答えた人が8.9%と「1日以内」と答えた人よりも多いことにも注目です。多くの人が、引越しから2週間までで荷ほどきの作業を終えている一方で、なかなか荷ほどきに取り掛かる時間が取れない人は1カ月以上も引越し作業が終わらないまま生活しているようです。
自分に置き換えてみて、平日などに細かく時間をつくって少しずつ荷ほどきを進めていける自信がないようであれば、荷ほどきの時間をしっかり考慮した引越しのスケジュールにすることをおすすめします。
「引越しの、最後のひと仕事。引越しの荷ほどきに、どれくらい時間がかかった?」(SUUMO 引越し見積もり)

引越し料金は近距離なら平日が安く、長距離なら土日が安い傾向
前述の単身者・家族別の引越し料金のデータを見ると、平日と土日・祝日の差が無いように見えますが、引越し距離別のデータを見ると、違う側面が見えてきます。
以下のデータは、引越し距離別の平日と土日・祝日の料金相場です。
上が引越しの依頼が集中し繁忙期と呼ばれる3、4月のデータ、下がそれ以外の通常期のデータになります。
【引越し距離別の平日・土日・祝日の引越しにかかった費用】
平日 | 土日・祝日 | |
---|---|---|
15km未満 市区町村内程度 | 9万7218円 | 10万776円 |
50km未満 都道府県内程度 | 10万5441円 | 11万8670円 |
200km未満 同一地方内程度 | 12万8749円 | 11万9735円 |
500km未満 近隣地方程度 | 15万4778円 | 19万5306円 |
500km以上 遠距離地方程度 | 20万3745円 | 19万9669円 |
平日 | 土日・祝日 | |
---|---|---|
15km未満 市区町村内程度 | 7万7635円 | 8万1255円 |
50km未満 都道府県内程度 | 7万7665円 | 8万1998円 |
200km未満 同一地方内程度 | 9万2296円 | 8万8843円 |
500km未満 近隣地方程度 | 11万7509円 | 11万5234円 |
500km以上 遠距離地方程度 | 14万6472円 | 16万5141円 |
このデータを見ると、同一都道府県内の近距離引越しでは平日の引越し料金が安く、長距離引越しでは土日・祝日の引越し料金が安い傾向が見てとれます。
荷物の量の違いなどもあり一概には言えませんが、近距離の引越しなら平日に引越しするのがお得と言えるかもしれません。
アート引越センターの塚本さんによると「単身者は、荷物の量が少ないため、引越し件数の増加の影響を比較的受けにくいです」とのこと。また、50kmを超えた長距離引越しの場合でも、荷物が少ない単身者の荷物ならば1台のトラックに数人分の荷物を載せることができるため、多少引越し件数が多くなっても対応することが可能なようです。

引越し料金が安いのは月の中旬、高いのは下旬
次に、引越し料金を月の上旬・中旬・下旬で見てみましょう。
まずは、平日と土日・祝日別に引越し料金を比較してみました。
【平日、土日・祝日別の月の上旬・中旬・下旬の引越し料金】
上旬 | 中旬 | 下旬 | |
---|---|---|---|
平日 | 9万6784円 | 9万4360円 | 10万3313円 |
土日・祝日 | 9万7918円 | 9万4588円 | 10万2027円 |
上記のデータを見ると、引越し料金は平日と土日より、上・中旬か、下旬かで大きく違うことが分かります。
月の中旬の平日で9万4360円ですが、下旬になると10万3313円となり、引越し費用の差額は8953円になります。

引越し費用相場は単身・家族ともに月の中旬が最安
【単身者・家族の平日・土日・祝日の引越しにかかった費用】
単身者 | 家族 | |
---|---|---|
上旬 | 6万1405円 | 11万6168円 |
中旬 | 5万8946円 | 11万1784円 |
下旬 | 6万3448円 | 12万3562円 |
単身者、家族ともに、下旬での引越しが一番高く、それぞれ6万3448円、12万3562円でした。
一番安いのは中旬で、単身者5万8946円、家族11万1784円です。
その差は、単身者で4502円、家族で1万1778円という結果になっています。

二重家賃を避けるなら月の下旬の引越しがおすすめ
塚本さんによると、「上旬の引越し希望は少ない」とのこと。月の引越し時期に関しては、「二重家賃」を避ける人が多いため、下旬の引越しが増えるそうです。
賃貸住宅から別の賃貸へ住み替える際、旧居と新居に同時に賃料が発生することを「二重家賃」と言います。これは、旧居の退去日と新居の入居可能日のズレによって、家賃の重複が起きた場合に必要となります。
新居の入居可能日は、即日入居が可能であったり、リフォーム後でないと入居ができなかったりするなど物件によって異なります。入居日が決まらないことには、現在住んでいるアパートやマンションの退去日を決めることができません。まず新居の入居日を確定させてから、現在の住居の貸主に解約を申し出ることになるでしょう。
しかし、個人で賃貸住宅を借りた場合、借主は貸主に対して1カ月前までに解約を申し出なければならないのが一般的です。つまり、解約を申し出てから1カ月間は家賃を支払い続ける必要があります。
また、物件によっては、解約までに必要な期間を2カ月~3カ月としているところもあるので注意が必要です。現在住んでいる家の解約の申し出はいつまでなのか、契約書を事前に確認するようにしましょう。

単身者の引越し料金が最も安いのは「7時以前」「17時」
【時間帯別の引越しにかかった費用】 ※単身者
単身者の引越し料金 | |
---|---|
7時以前 | 2万6885円 |
8時頃 | 5万9986円 |
9時頃 | 5万4808円 |
10時頃 | 4万3813円 |
11時頃 | 3万8617円 |
12時頃 | 4万757円 |
13時頃 | 3万8849円 |
14時頃 | 4万350円 |
15時頃 | 3万5422円 |
16時頃 | 3万4197円 |
17時頃 | 3万741円 |
18時頃 | 3万3430円 |
19時以降 | 3万9500円 |
(★)※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合
単身者の引越し料金では、一番安いのは7時以前で2万6885円、一番高いのは8時頃で5万9986円となっており、金額差は3万3101円です。
最安の7時以前の引越しですが、この時間から引越しを行うことができるかは引越し業者によるようです。
「アート引越センターでは、原則『8時』からなので、『朝一番』の引越しを指定された人が、8時からの引越しとなります」

家族・カップルの引越し料金が最も安いのは19時以降
【時間帯別の引越しにかかった費用】 ※家族(カップル含む)
家族(カップル含む)の引越し料金 | |
---|---|
7時以前 | 13万8526円 |
8時頃 | 10万4584円 |
9時頃 | 9万8998円 |
10時頃 | 8万793円 |
11時頃 | 6万8070円 |
12時頃 | 6万3509円 |
13時頃 | 6万595円 |
14時頃 | 6万843円 |
15時頃 | 6万436円 |
16時頃 | 6万6537円 |
17時頃 | 5万9953円 |
18時頃 | 7万5874円 |
19時以降 | 5万4745円 |
(★)※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合
家族・カップルの引越し料金では、一番安いのが19時以降で5万4745円、一番高いのが7時以前で13万8526円となっており、金額差は8万3781円です。
7時以前の引越しにかかる料金は、単身者とは真逆で最も高い金額となっていますが、7時以前の引越しが可能かどうかは、単身者と同じく引越し業者によって異なります。

引越しの時間帯 午前と午後それぞれの特徴は?
引越し料金はなぜ、時間帯によって料金が変わるのでしょうか。
一つ目の理由としては、作業員のコストが挙げられます。
午前中の引越し作業は8時や9時から行われることが多く、引越しにかかわる作業員の出勤時間はさらに早い時間帯からとなります。引越し業者では、早朝の勤務に対する手当を負担し、コストを要していることが想定されます。
二つ目の理由は、一般的に午前中の引越しに人気が集中する、ということです。
午前中の引越しは、朝一番からの作業となるため、作業の開始時刻が決まっています。
午前中に引越しをすることで、午後にたっぷりと時間を残し、当日のうちに片付けを終わらせることができる、というのが午前中引越しの人気の理由です。
引越しの時間指定について
ここで注意したいのは、引越しの作業時間として指定できる時間帯は引越し業者によって異なるということ。
「午前」「午後」の2つに分かれている業者もあれば、「午前」「午後の早め・遅め」に分かれている業者もあります。
「アート引越センターでは、指定時間は朝一番に当たる原則「8時」です。
それ以降の時間は、ほかのお客様の引越しが終わってからでないと作業ができないので、ある程度の時間の幅をいただいて、お客様には目安の開始時間を伝えています」
引越し業者は、その日ごとにチームを編成して引越しの作業に当たります。例えば、
「今日はチームxはスタッフ3人で案件AとBを、チームyは4人で案件Cを担当――」
といった形です。一つのチームが1日のうちに複数の案件を掛け持ちすることは珍しいことではありません。
1日のうちに複数の案件を担当するチームは、まずは一つ目の案件をこなしてから次の案件へと向かいます。
一つ目の案件にかかる時間は引越し業者のもつノウハウや経験からだいたいを割り出すことができますが、実際にかかる時間は当日の現場における作業の難易度や道路状況によってある程度前後します。
すると2件目以降の開始・終了時刻が少しずれ込む可能性があることが分かるでしょう。
このような理由から、午後の時間帯の引越しでは、ピンポイントな時間指定ができません。
午後の引越しの注意点
引越しに午前の時間帯を選択した場合、一般的にはだいたい8時~9時から作業を開始します。
荷物の量や新居への距離にもよりますが、単身者でしたら搬出・搬入作業にあまり時間はかかりません。
それより荷物が増える家族・カップルの引越しでも、近距離なら、朝から始めてその日の午後には搬入まで完了するでしょう。
ところが、午後の引越しの場合、引越しは日をまたいで行うと費用が倍増します。
作業スタッフを2日分確保しなければならないとなると、単純計算で人件費も2日分かかるからです。
そのため、朝から始めればその日のうちに終わるような作業量の引越しを、わざわざ日をまたぐスケジュールで行う(例えば「午後から翌日の午前」)のは経済的ではありません。
とはいえ、その日中に終わらせるために、「何時までに終わらせてほしい」と時間指定をするのはおすすめしません。
時間内に確実に終わらせるためには、スタッフを通常より多く派遣しなければならない可能性が出てきてしまい、その人件費分、料金が上がってしまうからです。
引越し業者も無理なスケジュールでは提案しない
それでは、引越し終了時刻が遅くなりそうな案件に対して、引越し業者はどのように対応するのでしょうか。
「例えば、近距離の引越しの場合、基本的に積み込みと積み下ろし作業の両方をその日のうちに行います。それを考慮すると、引越し作業の開始時間が18時を過ぎると作業を終えることができないため、お引き受けをしないと思います」
ルールとして、最終の引越し開始時間や終了時間を定めているわけではないそうですが、明らかにその日中に作業を終えることが難しい場合は、引き受けないこともあるそうです。
「引越し時間については、荷物の量と立地条件、移動距離を踏まえたうえで、『この引越しであれば、ある程度常識的な時間に引越しを終えられる』というのを前提に提案しています」
一方で、荷物量が少ない人であれば、午前の便より午後の便を頼んだほうが引越し費用は安く済むため、積極的に選択したいところです。

一番お得なのは、時間指定なしのフリー便
「一番安くするなら、時間指定をしない『フリー便』が一番です」
フリー便とは
フリー便とは、午前や午後、あるいは夕方といった時間帯を指定しない引越しプランを指します。
事前に、おおまかな時間の連絡はありますが、当日作業員の手が空き次第の作業となります。
引越しの料金は作業を行う時間帯によって変わりますが、こちらから時間設定をせず、引越し業者にある程度スケジュールの調整をゆだねられる場合は、その分料金を安くすることができます。
利用できる条件が整っているのであれば、ぜひ活用したいところですね。
フリー便に向いている人
フリー便を利用するのに向いているのは、まず「時間に融通が利く」、そして「荷物の量が少ない(単身者など)」人です。
時間の融通に関するご説明は先ほどしましたが、ではなぜ荷物の量の少ない人がフリー便に向いているのでしょうか。
「荷物の量によっては、朝から引越し作業を始めないと常識的な時間に作業が終わらないという場合がよくあるんです。そういう人には、フリー便はおすすめしません」
例えば家族などの引越しの荷物量で、午後から作業を始めてしまうと、その日のうちに引越し作業が終わらないことが多いです。
その日のうちに引越し作業が終わらないということは、余分な費用が追加でかかってしまうことになります。
このような理由で、午後から引越し作業を行ってもその日のうちに引越しを終えられる「荷物の量が少ない単身者」に、フリー便が向いているといえるでしょう。
しかし、その日のうちに引越しが終わるとしても、繁忙期では、作業が夜間にまで及ぶことがありますので注意が必要です。

繁忙期の3月、4月は引越し料金が高い
ここまで、曜日と時間ごとの引越し料金の違いを見てきました。
しかし、曜日より時間より引越し料金に大きく影響するものがあります。
それは、引越しする時期です。
以下は通常期と繁忙期のそれぞれの平日と土日・祝日の引越し料金のデータです。
引越しの繁忙期と呼ばれる3月、4月は、通常期より引越し料金が約1.4倍になっています。
【通常期・繁忙期ごとの平日・土日・祝日の引越しにかかった費用】
平日 | 土日・祝日 | |
---|---|---|
通常期(5月〜2月) | 8万8938円 | 8万9423円 |
繁忙期(3月、4月) | 12万5154円 | 12万5604円 |
通常期で見た場合、平日と土日・祝日の引越し料金は平日が485円安いだけです。繁忙期でも同じく平日が450円安いだけです。
しかし、同じ平日でも通常期と繁忙期を比べると、通常期が3万6216円も安くなっています。
一番安い通常期の平日と、一番高い繁忙期の土日・祝日では、その差額が3万6666円にもなります。
少しでも安く引越ししたいなら、平日か土日・祝日かよりも繁忙期以外に引越ししたほうがよさそうです。
また、引越し料金は業者によっても違います。
引越しをするときは、必ず複数社に見積もりを依頼するようにしましょう。

まとめ
今回は、引越し費用が一番安くなる曜日と時間はいつなのかをデータをもとに探りました。
以下がまとめです。
■引越し料金は近距離なら平日が安く、長距離なら土日が安い傾向
■引越し料金が安いのは午前より午後
■月の上旬・中旬・下旬なら中旬が最も安く、下旬が最も高い
■繁忙期は引越し料金が高いので、可能な限り避けたほうがいい
(★)<調査概要>
「引越しに関する実態把握調査」(リクルート住まいカンパニー)
【調査実施時期】 2013年3月22日(金) ~2013年3月29日(金)
【調査対象者】 18~69歳の男女
【調査方法】 インターネット調査
【有効回答数】 20,000サンプル
【調査実施機関】楽天リサーチ株式会社
※特記のない記事内データは、2018年11月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出
掲載:2019年1月29日
写真:PIXTA
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