11月の引越し見積もり料金相場はかなり安め!最安日はいつ?さらに安くする方法は?
公開日 2020年06月22日
11月は1年でも最も引越し見積もり料金が安くなる時期だといわれています。ところが、引越しの条件によっては引越しシーズン並みの見積もり額が提示されることも。11月の引越し見積もり料金相場について、最安日を見つける方法やお得に引越しする方法とあわせてご紹介します。
■目次
・11月の引越し見積もり相場は?
・11月は引越しに最適!引越し見積もり料金が最安水準に
・11月の引越し見積もり料金は、最も高い3月より2〜5割安!最大で6万円以上の節約に
・11月のなかでも引越し見積もり料金が最安となる日はいつ?
・11月の引越し見積もり料金を下げるには?
・まとめ
11月の引越し見積もり相場は?
まずは11月の引越し料金相場を確認してみましょう。家族構成ごとにまとめると、以下のようになります。
【11月の引越し料金相場】
単身(荷物小) | 単身(荷物大) |
---|---|
4万7,022円 | 5万6,935円 |
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 |
---|---|---|
7万5,841円 | 10万9,692円 | 12万526円 |
※2018年11月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出
11月の引越し料金相場がどの程度安いかを知るために、年間の引越し料金相場平均と比較してみましょう。
【引越し料金相場平均(年間)】
単身(荷物小) | 単身(荷物大) |
---|---|
4万9,226円 | 6万6,406円 |
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 |
---|---|---|
8万5,831円 | 10万7,184円 | 13万4,868円 |
※2018年11月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出
「3人家族」を除いて、11月の引越し料金相場が平均を下回っているのが分かります。「単身(荷物小)」では2,000円程度ですが、それ以外ではおよそ1万〜1.4万円と、見逃せない差額が生じています。
また、平均ではおよそ1.7万円だった「単身(荷物小)」と「単身(荷物大)」の引越し料金の差額が、11月では1万円を切っています。荷物が多い単身者にとって、11月の引越しはとくに狙い目といえるかもしれません。
11月は引越しに最適!引っ越し見積もり料金が最安水準に
11月は引越しの依頼が1年でも最も少ない時期。引越し件数の減少とともに引越し費用が安くなる傾向があるため、お得に引越ししたい方には最適な月といえるでしょう。
引越しの平均金額の高い月ランキングを見てみると、11月は12位と、最も安い月になっています。
【引越し平均金額 高い月ランキング】
※小数点以下は四捨五入で表示
※金額は、単身・夫婦・ファミリーでの引越しを含む
※調査概要は文末に記載(*1)
寒い季節の引越し料金が安くなる傾向があり、なかでも11月は8万円台後半と最安。最も高い3月と11月の引越し料金の差額は5万5,000円以上となっています。
11月の引越し見積もり料金は、最も高い3月より2〜5割安!最大で6万円以上の節約に
では、1年を通して見た場合、11月に引越しすると、どのくらい費用を安くあげることができるのでしょうか。
引っ越し料金相場を月別にまとめたのが以下の表です。
【月別の引越し料金相場(単身者)】
単身(荷物小) | 単身(荷物大) | |
---|---|---|
1月 | 4万7,189円 | 6万4,776円 |
2月 | 4万8,617円 | 6万2,694円 |
3月 | 5万8,168円 | 8万7,643円 |
4月 | 5万5,010円 | 8万1,943円 |
5月 | 5万0,365円 | 6万6,955円 |
6月 | 5万0,193円 | 6万3,121円 |
7月 | 4万8,053円 | 6万7,773円 |
8月 | 4万5,746円 | 5万8,447円 |
9月 | 4万9,332円 | 5万9,896円 |
10月 | 4万5,989円 | 6万2,489円 |
11月 | 4万7,022円 | 5万6,935円 |
12月 | 4万5,033円 | 6万4,202円 |
※2018年11月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出
11月の単身者の引越し見積もり料金は、荷物が少ないケースで4番目の安さ。荷物が多い単身者では最安となっていて、最も高い3月との差額は3万円以上と、かなりお得に引越しできることが分かります。
【月別の引越し料金相場(家族)】
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
---|---|---|---|
1月 | 7万5,567円 | 9万3,538円 | 12万4,574円 |
2月 | 8万3,686円 | 10万,637円 | 12万9,057円 |
3月 | 11万8,811円 | 15万3,053円 | 18万8,056円 |
4月 | 10万8,299円 | 12万7,782円 | 16万1,086円 |
5月 | 8万4,425円 | 10万4,215円 | 13万1,126円 |
6月 | 8万3,135円 | 9万7,903円 | 11万9,801円 |
7月 | 7万7,581円 | 10万4,334円 | 13万5,284円 |
8月 | 8万1,582円 | 9万3,941円 | 13万4,292円 |
9月 | 7万9,931円 | 10万,672円 | 12万3,822円 |
10月 | 8万1,126円 | 10万,1707円 | 12万6,909円 |
11月 | 7万5,841円 | 10万9,692円 | 12万,526円 |
12月 | 7万9,993円 | 9万8,735円 | 12万3,888円 |
※2018年11月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出
11月の家族の引越し見積もり料金は、2人・4人家族で2番目の安さ。最も高い月と比べると2〜5割も安く、4人家族の場合だと6万円以上も節約できる計算です。
ところが、3人家族では、1年で3番目と繁忙期に次ぐ高値に。引越し料金が最も安い11月とはいえ、引越しの条件次第では思わぬ見積もり額が提示される可能性もありそうです。
11月のなかでも引越し見積もり料金が最安となる日はいつ?
引越しの条件によっては思わぬ高値となる場合もある11月。引越し料金を少しでも抑えるためにも、引越しの日取りを調整する必要がありそうです。
11月のなかで見積もり料金が最安となるのはいつなのでしょうか?
引越し料金は「月末>月初>月中旬」で月中旬が安い
一般に、1カ月のなかでもっとも引越し料金が高くなるのは月末。
月末に引っ越す理由はさまざまですが、いま借りている物件の精算方法が月割の場合、月初や月中旬に引っ越しをすると残りの日数分の家賃を損してしまうことが大きな理由として考えられます。
そのため、引越しの依頼が少ない通常期の11月であっても、月末の引越し料金が高くなる傾向があります。
逆に、1カ月のなかでも最も引越し業者への依頼が少ないのが月の中旬。つまり、月末>月初>月中旬の順で引越し料金が安くなることが多いため、引越し代を節約するなら、月の中旬が狙い目です。
平日の引越し料金のほうが安くなる
引越し日を平日にするのもおすすめです。平日は仕事を休めない方が多いため、引越しの依頼は平日よりも土日や祝日に集中しがち。
引越しの依頼が多くなればなるほど、引越し料金が割引されにくくなる傾向があるため、土日や祝日に比べて平日の引越し料金のほうが安くなるケースが多いようです。
11月の引越しは、祝日のない中旬の平日に的を絞るのがよいでしょう。
仏滅や赤口など縁起がよくないとされる日を選ぶ
仏滅や赤口など、お日柄がよくないとされる日にあえて引越しするのもおすすめ。「せっかくなら吉日に」と縁起を担いで引越し日を選ぶ方が多く、とくに六曜で凶日とされる仏滅や赤口、先負の日の引越しが避けられる傾向があるためです。
実際、アーク引越センターの2020年11月の割引カレンダーを見てみると、それがあながち間違っていないことが分かります。
【2020年11月の割引カレンダー(アーク引越センター)】
仏滅(5日、11日、27日)や赤口(13日、17日)や先負(4日、10日、20日、26日)で高い割引が適用されています。なかでも、11月の仏滅は土日を除いてすべて30%OFFに。
11月に安く引越しするなら、中旬の平日、なかでも仏滅の日に照準を合わせるのがよさそうです。
2020年11月は下旬土日の引越しを避けるのが賢明
逆に、11月の引越し日としておすすめできないのが、下旬の土日です。なかでも22日(日)、28日(土)の両日は要注意。
大安が重なるため、引越しの依頼が増加することが予想されます。割引が期待できないことから、見積もりを依頼すると、思わぬ高値を提示される可能性があるでしょう。
平日は仕事が休めず、どうしても週末を利用して引越ししたいという方は、11月の上旬もしくは中旬のうちに引越しを済ませられるよう、早めに計画を立てるようにしてください。
11月の引越し見積もり料金を下げるには?
1年のうちで引越し料金が最も安い11月ですが、引越しの条件によっては繁忙期に次ぐ高い料金になるおそれがあるのはすでにご紹介したとおり。引越し業者から想定外に高い見積もり額を提示されないためにはどうしたらよいのでしょうか。
荷物量をできるだけ少なくする
引越し見積もり料金を大幅に安くする方法としてぜひ試していただきたいのが、荷物量をできるだけ少なくすること。引越し料金は荷物量に比例して高くなる傾向があるため、効果的に荷物を減らすことができれば、引越し料金を大幅に安くすることが可能です。
荷物を減らす際にぜひ指標にしていただきたいのが、引越しトラックのサイズごとに引越し見積もり料金相場をまとめた以下の表です。
【トラックサイズごとの引越し見積もり料金相場】
※調査概要は文末に記載(*2)
利用する引越しトラックのサイズがワンランク上がるごとに、引越し見積もり料金が数万円単位で高くなっているのが分かります。つまり、荷物量を減らして利用する引越しトラックをサイズダウンできれば、大幅な引越し代の節約になるというわけです。
例えば、5人以上の家族が荷物量を減らして、利用する引越しトラックを「10t以上」→「4t」とすることができれば、7万円以上も引越し見積もり料金を抑えることができるかもしれません。試してみる価値がありそうです。
午後便やフリー便を利用する
引越し作業の時間帯を引越し業者まかせにするフリー便を利用するのも、引越し料金を抑える方法としておすすめです。
一般に、午後よりも午前に出発する引越し便を利用したほうが、引越し見積もり料金が高くなる傾向があります。できるだけ早い時間から搬出作業に取りかかり、その日のうちに引越しを終えたいと考えている方が多いせいか、午前の便に人気が集中する傾向があるためです。
以下の表は、実際に引越しにかかった料金を時間帯別にまとめたものです。
【引越し料金相場(時間帯別)】
単身者の引越し料金 | 家族(カップル含む)の引越し料金 | |
---|---|---|
8時ごろ | 5万9,986円 | 10万4,584円 |
9時ごろ | 5万4,808円 | 9万8,998円 |
10時ごろ | 4万3,813円 | 8万793円 |
11時ごろ | 3万8,617円 | 6万8,070円 |
12時ごろ | 4万757円 | 6万3,509円 |
13時ごろ | 3万8,849円 | 6万595円 |
14時ごろ | 4万350円 | 6万843円 |
15時ごろ | 3万5,422円 | 6万436円 |
16時ごろ | 3万4,197円 | 6万6,537円 |
17時ごろ | 3万741円 | 5万9,953円 |
18時ごろ | 3万3,430円 | 7万5,874円 |
19時ごろ | 3万9,500円 | 5万4,745円 |
※引越し業者を利用した、移動距離50km未満の引越しの場合
※対応しない引越し業者が多い「7時以前」の時間帯を除外
※2020年4月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出。最新のデータはこちらをご覧ください
単身者の引越しでは「17時ごろ」、家族の引越しでは「19時以降」の料金が最安となり、どちらも「8時ごろ」が最も高くなっています。最安値と最高値との間に、単身者の引越しで3万円近く、家族の引越しでは5万円以上も差額があります。
注意点としては、遅い時間に搬入作業を始めると、その日のうちに引越し作業を終えられず、日をまたいでしまうと追加料金を請求されることがあること。
引越しの移動距離が比較的短く、引越しの時間帯にはこだわらないという方は、午後便やフリー便の利用を積極的に検討するとよいでしょう。
一括見積もりサイトなら引越し見積もり料金が最大50%オフに
移動距離や荷物量など、引越しの条件がまったく同じだとしても、依頼する引越し業者によって、提示される引越し見積もり料金はさまざまです。
1年でも最も安い料金で引越しできる11月とはいえ、引越し業者選びを誤れば、割高な料金で引越しすることになるかもしれません。
そんな不安を解消してくれるのが、一括見積もりです。旧居・新居のおおまかな住所やだいたいの荷物量など、引越しに関する基本的な情報を一度入力するだけで、複数の業者にまとめて見積もりを依頼することができます。
なかでも、全国展開する大手から地域密着型まで、あらゆるタイプの引越し業者が参画するSUUMO一括見積もりなら、条件ごとの最も安い引越し業者を手軽に見つけることが可能です。
SUUMOの一括見積もりを通すことで引越し見積もり料金が最大で50%OFFになる特典を用意している業者もあり、比較的安い11月の引越し料金をさらに抑えることができるかもしれません。
引越しの見積もり料金相場を手軽に知ることができるので、引越し作業のとりかかりとしても最適です。
まとめ
11月は1年で最も引越し見積もり料金が安くなる時期です。とはいえ、家族の人数や引越しの日取りによっては想定以上に高い見積もり額が提示されることもあるようです。一括見積もりをうまく利用するなどして、条件に合った引越し業者を見つけ、賢く引越ししてください。
<調査概要>(*1)
「引越しに関する実態把握調査」(リクルート住まいカンパニー)
【調査実施時期】 2012年11月22日(木) ~2012年12月5日(水)
【調査対象者】 18~69歳の男女
【調査方法】 インターネット調査
【有効回答数】 20,000サンプル
【調査実施機関】楽天リサーチ株式会社
<調査概要>(*2)
「引越しに関する実態把握調査」(リクルート住まいカンパニー)
【調査実施時期】2013年3月22日(金) ~2013年3月29日(金)
【調査対象者】18~69歳の男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】20,000サンプル
【調査実施機関】楽天リサーチ株式会社
写真:PIXTA
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