引越し見積もり費用の相場はいくら?時期・移動距離別の料金や業者の選び方、安くするコツを紹介【2026年最新】
最終更新日 2026年03月14日

引越し見積もり価格(料金)相場は、荷物の量や移動距離、そして引越し時期によって変わります。繁忙期と通常期では、荷物が多い単身者で平均1万円〜2万5000円、4人家族で4万5000円以上もの差額が。少しでもお得に引越しするためには、引越し見積もり価格相場を知っておくことが大切です。
そこで今回、見積もり価格相場をご紹介しながら、引越し料金が一番安くなる時期について解説。引越し料金の内訳や引越し業者の選び方、引越し費用を安くする方法など、賢く引越しするためのポイントをご紹介します。
※本記事は水野総合FP事務所代表の水野 崇(みずの・たかし)さんが監修しています。
■目次
- 【引越し料金早見表あり】1人暮らし(単身者)の費用相場は?
- 【引越し料金早見表あり】2人暮らし〜4人家族の費用相場は?
- 引越し料金が1年で最も高い時期はいつ?
- 曜日や時間帯別の引越し費用相場は?
- 曜日別の引越し費用相場
- 時間帯別の引越し費用相場
- 引越し料金の見積もり、内訳ってどうなってる?
- ①引越しの移動距離・荷物量などで決まる「基本運賃」
- ②梱包材や人件費など引越しにかかる「実費」
- ③引越し作業にプラスする「付帯サービス費」
- ④繁忙期や土日祝などに加算される「割増料金」
- 基本運賃の決め方
- 失敗しない引越し業者の選び方
- 大手と地域密着型。各引越し業者のメリットをチェック
- 複数の引越し会社から「相見積もり」を取って比較検討する
- 複数社とのやりとりを避けたいならSUUMOの「かんたん予約」を利用する
- 余裕を持って引越し見積もりを依頼する
- 視野に入れている引越し業者の口コミ・レビューをチェックする
- 引越しにかかる費用を安くする方法11個を紹介
- 1. <引越し時期>繁忙期(2~4月)を避ける
- 2. <引越し日>土・日・祝日を避ける
- 3. <引越し日>月末・月初を避ける
- 4. <引越し日>大安など縁起がよい日を避ける
- 5. <引越し時間>午後便やフリー便を利用する
- 6. <引越しプラン>荷造りや荷ほどきを自分でするプランを選ぶ
- 7. <荷造り>訪問見積もりを依頼する
- 8. <荷造り>なるべく荷物量を減らする
- 9. <割安プラン>混載便を利用する
- 10. <割安プラン>帰り便を利用する
- 11. <割安プラン>コンテナ便を利用する
- 引越し見積もりはキャンセルできる?契約後の場合は?
- 引越し「見積もり」はいつでもキャンセルできる
- 引越し「契約」後も3日前なら無料でキャンセルできる
- 引越し料金はいつ払う?クレジットカード利用について
- 実際の費用が見積もり時より増えることはあるのか
- 賃貸物件の敷金・礼金の相場もチェック
- まとめ

【引越し料金早見表あり】1人暮らし(単身者)の費用相場は?

引越しの価格は、荷物の量や引越しの移動距離だけでなく、引越し時期でも大きく変動します。とくに注意したいのが春の引越しシーズン。引越し業者に依頼が殺到する2〜4月、とくに3、4月は繁忙期と呼ばれ、それ以外の通常期(5〜1月)と比べて引越し価格が高くなる傾向があります。
引越し費用をできるだけ安くするためには、価格相場を押さえておくことが欠かせません。価格相場をもとに、高すぎる引越し業者を候補から外したり、値段交渉をしたりしましょう。引越し価格の目安を知るために、まずは繁忙期/通常期の引越し価格相場を移動距離別に見ていきます。
【繁忙期(2~4月)における単身者の引越し価格相場】
| 単身者 (荷物小) | 単身者 (荷物大) | |
|---|---|---|
| 全平均 | 7万7022円 | 10万6530円 |
| 〜15km未満(市区町村内) | 5万5007円 | 7万6562円 |
| 〜50km未満(都道府県内) | 6万1709円 | 8万2711円 |
| 〜200km未満(同一地方内) | 8万415円 | 10万6941円 |
| 〜500km未満(近隣地方) | 9万1210円 | 14万2590円 |
| 500km以上(遠距離地方) | 11万5894円 | 17万3602円 |
※2025年9月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出。最新のデータはこちらをご覧ください
荷物が多い(右)単身者の価格相場は、荷物が少ない(左)単身者の約4〜6割増。荷物の量によって引越しの価格が大きく変わることが分かります。
【通常期(5~1月)における単身者の引越し価格相場】
| 単身者 (荷物小) | 単身者 (荷物大) | |
|---|---|---|
| 全平均 | 5万7971円 | 7万8697円 |
| 〜15km未満(市区町村内) | 4万9847円 | 6万3829円 |
| 〜50km未満(都道府県内) | 4万7160円 | 6万9035円 |
| 〜200km未満(同一地方内) | 6万1648円 | 9万6690円 |
| 〜500km未満(近隣地方) | 6万9369円 | 11万6781円 |
| 500km以上(遠距離地方) | 8万9162円 | 12万243円 |
※2025年9月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出。最新のデータはこちらをご覧ください
通常期は引越しの依頼が少なくなるため、繁忙期に比べると引越し価格相場も比較的落ち着いています。繁忙期と通常期の価格相場の差額は、荷物が多い単身者で約2万7833円と軽視できない数字です。
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【引越し料金早見表あり】2人暮らし〜4人家族の費用相場は?

家族の引越しの場合はどうでしょうか。以下は、家族の移動距離ごとの引越し見積もり価格相場を繁忙期と通常期別に表にしたものです。
【繁忙期(2~4月)における家族の引越し価格相場】
| 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
|---|---|---|---|
| 全平均 | 13万4005円 | 17万4876円 | 23万2157円 |
| 〜15km未満(市区町村内) | 10万2273円 | 13万3112円 | 17万9723円 |
| 〜50km未満(都道府県内) | 12万1358円 | 15万7146円 | 21万1551円 |
| 〜200km未満(同一地方内) | 15万8622円 | 19万8174円 | 25万8092円 |
| 〜500km未満(近隣地方) | 19万1143円 | 25万670円 | 33万3412円 |
| 500km以上(遠距離地方) | 25万3392円 | 32万1251円 | 42万2429円 |
※2025年9月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出。最新のデータはこちらをご覧ください
【通常期(5~1月)における家族の引越し価格相場】
| 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
|---|---|---|---|
| 全平均 | 10万3027円 | 12万6612円 | 16万9047円 |
| 〜15km未満(市区町村内) | 7万9098円 | 9万9045円 | 13万6620円 |
| 〜50km未満(都道府県内) | 9万1936円 | 11万4663円 | 15万3867円 |
| 〜200km未満(同一地方内) | 12万8929円 | 15万9268円 | 19万9271円 |
| 〜500km未満(近隣地方) | 15万3311円 | 17万3201円 | 24万2180円 |
| 500km以上(遠距離地方) | 18万8217円 | 22万3202円 | 29万9614円 |
※2025年9月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出。最新のデータはこちらをご覧ください
単身者と比べて、繁忙期と通常期の価格相場の差額は全体的に大きめ。表内の「全平均」の数字で見ると、「2人家族」で3万978円以上、「3人家族」で4万8264円以上、「4人家族」で6万3110円以上もの差があり、見逃せません。
引越し時期に融通がきく場合は、繁忙期を避けるのがおすすめです。
■関連記事:あなたが住むエリアの引越し価格の目安が知りたいときはコチラ
都道府県別の引越し料金相場

引越し料金が1年で最も高い時期はいつ?

引越し見積もり料金は、引越し時期によって大きく変動することが分かりました。では引越し料金を安く抑えるには、何月に引越しするのがよいのでしょうか。引越し料金が高く引越しに適さない月、引越し料金の安い引越しに適した月をチェックしていきましょう。
月別の引越し価格を家族の人数別にまとめたのが以下の表です。
【月別の引越しにかかった費用の平均(単身者)】
| 単身(荷物小) | 単身(荷物大) | |
|---|---|---|
| 1月 | 6万4392円 | 7万3881円 |
| 2月 | 6万5799円 | 8万6154円 |
| 3月 | 8万2663円 | 11万5373円 |
| 4月 | 8万0819円 | 11万7106円 |
| 5月 | 6万5021円 | 8万0441円 |
| 6月 | 5万6224円 | 7万2901円 |
| 7月 | 5万6003円 | 9万2734円 |
| 8月 | 6万0577円 | 7万8114円 |
| 9月 | 5万4037円 | 8万1767円 |
| 10月 | 5万6695円 | 8万0216円 |
| 11月 | 5万6333円 | 7万8742円 |
| 12月 | 5万3534円 | 7万1788円 |
※「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出
荷物が少ない単身者の引越し料金が最も安いのは、12月で5万3534円。次いで9月の5万4037円です。
逆に、引越し料金が最も高いのは3月で8万2663円、次が4月で8万0819円でした。最も高い3月と最も安い12月の差額は2万9129円です。
荷物が多い単身者の引越し料金が最も安いのは、12月で7万1788円、次いで6月が安く7万2901円です。
逆に、引越し料金が最も高くなるのは4月で11万7106円、次が3月で11万5373円でした。最も高い4月と最も安い12月の差額は4万5318円と、大きな差があります。
引越し料金が高騰する3、4月のなかでもとくに注意したいのが、3月下旬~4月上旬にかけて。新生活のスタートを目前に控えた時期であることから引越しの依頼が集中しやすく、引越し料金が1年で最も高くなる傾向があります。
【月別の引越しにかかった費用の平均(家族[カップル含む])】
| 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
|---|---|---|---|
| 1月 | 10万1913円 | 13万4883円 | 19万3971円 |
| 2月 | 11万5257円 | 14万6830円 | 17万1215円 |
| 3月 | 14万6200円 | 19万9360円 | 26万1400円 |
| 4月 | 13万9818円 | 17万1024円 | 24万6474円 |
| 5月 | 10万658円 | 13万8389円 | 17万5422円 |
| 6月 | 10万1491円 | 12万1680円 | 15万6229円 |
| 7月 | 11万1775円 | 12万4341円 | 18万4507円 |
| 8月 | 10万6902円 | 12万7950円 | 17万3863円 |
| 9月 | 10万3026円 | 13万476円 | 15万7666円 |
| 10月 | 9万6824円 | 11万4936円 | 17万1173円 |
| 11月 | 11万628円 | 12万231円 | 15万3982円 |
| 12月 | 9万7909円 | 12万7514円 | 15万6100円 |
※「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出
家族の引越し料金が最も安いのは、「2人家族」が10月の9万6824円、「3人家族」も同じく10月で11万4936円、「4人家族」は11月で15万3982円です。
逆に、引越し料金が最も高い月はいずれも単身者と同じく3月。「2人家族」では14万6200円、「3人家族」では19万9360円、「4人家族」では26万1400円です。
最も高い月と最も安い月の差額は、「2人家族」で4万9376円、「3人家族」で8万4424円、「4人家族」で10万7418円。家族の人数が増えるほど、差額が大きくなる傾向が見て取れます。
「3月→2月」や「4月→5月」のように、1カ月ずらすだけで引越し費用を大幅に抑えることが可能です。職場の事情や予算を考えあわせながら、賢い引越しにお役立てください。
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曜日や時間帯別の引越し費用相場は?
引越し料金は、時期によって差があることが分かりました。引越しが集中する時期に料金が高騰するということは、曜日や時間帯によって料金は変わるのでしょうか。
ここでは、曜日別、時間帯別の引越し費用の相場について解説します。
曜日別の引越し費用相場
引越し作業は時間がかかるため、土日や祝日など休日に行うケースが多く、平日に比べると引越し依頼が集中します。
したがって土日や祝日の引越し料金は、平日よりも高めに設定されているのが一般的です。
引越し業者によって多少差はあるものの、休日は平日より1割程度高くなる傾向があります。ちなみに土曜日・日曜日・祝日間では、ほとんど差が見られませんでした。
少しでも引越し料金を抑えたい方は、平日の引越しを検討してみましょう。ただし引越し料金に、それほど大きな差があるわけではありません。平日に休暇を取るのが難しい方は無理に平日にしなくてもいいでしょう。
時間帯別の引越し費用相場
引越し料金は、時間帯によっても変動します。午前中に引越しを済ませ、午後は片付けの時間に充てたいと考える方が多いため、引越し依頼は午前中に集中する傾向にあります。
したがって多くの引越し業者は、午前中の料金設定を高くしています。単身者で1万程度、3〜4人家族の引越しで2万〜3万円の差が出ることもあります。
午前中を希望した場合、引越し業者にとって1件目の引越し作業となることが多く、スタート時刻を確定しやすいことが魅力です。午後や夜間などを希望して2件目や3件目になった場合、前の引越し作業やトラックの移動に時間がかかり、作業が始まる正確な時刻が直前まで分からないことも。スケジュール通りに引越しを進めたい方には、午前中の引越しがおすすめです。

引越し料金の見積もり、内訳ってどうなってる?

引越しの価格(料金)には定価がありません。さまざまな条件によってケースごとに値段が決められるため、引越しの価格がどのように決められているか知らない、という人も多いのではないでしょうか。
引越しの価格は、主に「基準運賃」「実費」「付帯サービス」の3つの要素から構成されています。それぞれについて解説していきましょう。
①引越しの移動距離・荷物量などで決まる「基本運賃」
基本運賃は、引越しで移動する距離、荷物の量、作業時間によって決まります。国土交通省が定める「標準引越運送約款」を基準にしているため、引越し業者によって大きく変動することは基本的にありません。
②梱包材や人件費など引越しにかかる「実費」
実費とは、引越し作業をする際に実際にかかる経費のこと。引越しスタッフの人件費や梱包資材費、トラックのガソリン料金や高速道路利用料などの交通費が該当します。
③引越し作業にプラスする「付帯サービス費」
付帯サービスとは、一般的な引越し作業以外に発生するサービスのこと。エアコンの取り外しや設置、ピアノなど特殊な荷物の輸送や不用品処分などにかかるお金が、付帯サービス費です。
④繁忙期や土日祝などに加算される「割増料金」
割増料金とは、繁忙期や土日祝のように、引越し依頼が集中する日を選んだ場合などに加算される料金のことです。諸事情があって深夜の引越しを希望するような特殊ケースでは、割増料金で対応している引越し業者もあります。
一般的には、基本料金に割増率をかけて割増料金を算出することになりますが、割増率は時期や曜日、引越し業者によって異なります。
■基本運賃の決め方
基本運賃には「距離制」と「時間制」の2通りの決め方があります。引越しの移動距離が100kmを超える場合は距離制が、100km以内の場合は時間制が適用されます。
距離制では引越しする距離に、時間制では引越し作業にかかる時間に応じて基本運賃が変動します。
時間制の引越し運賃はさらに4時間と8時間に分けられ、以下の通り、利用するトラックごとに価格の上限と下限が定められています。引越しの価格を概算する際に活用してください。
【距離制引越し運賃の一例】
| 1〜2t車まで | 3〜4t車まで | 5〜6tトン車まで | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 距離 | 上限 | 下限 | 上限 | 下限 | 上限 | 下限 |
| 100kmを超え110kmまで | 3万7560円 | 2万5040円 | 4万2740円 | 2万8500円 | 5万1970円 | 3万4650円 |
| 140kmを超え150kmまで | 4万3850円 | 2万9230円 | 4万9940円 | 3万3300円 | 6万720円 | 4万480円 |
| 190kmを超え200kmまで | 5万1720円 | 3万4480円 | 5万8910円 | 3万9270円 | 7万1620円 | 4万7740円 |
| 200kmを超え500kmまで 20kmまでを増すごとに | 2760円 | 1840円 | 3160円 | 2100円 | 3860円 | 2580円 |
| 500kmを超え 50kmまでを増すごとに | 6940円 | 4620円 | 7870円 | 5250円 | 9640円 | 6420円 |
【時間制引越し運賃の一例】
| 1〜2t車まで | 3〜4t車まで | 5〜6tトン車まで | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 作業時間 | 上限 | 下限 | 上限 | 下限 | 上限 | 下限 |
| 4時間 | 2万360円 | 1万3580円 | 2万4000円 | 1万6000円 | 2万6900円 | 1万7940円 |
| 8時間 | 3万3970円 | 2万2650円 | 4万10円 | 2万6670円 | 4万7090円 | 3万1390円 |
| 1時間増すごとに | 3410円 | 2270円 | 3890円 | 2590円 | 4670円 | 3110円 |

失敗しない引越し業者の選び方

引越しに慣れていないと、引越し業者をどう選んでよいか分からないもの。不満の残る引越しとならないよう、引越し業者選びで失敗しないためのポイントについて解説します。
大手と地域密着型。各引越し業者のメリットをチェック
引越し見積もりを依頼する際、大手だけでなく地域密着型の引越し業者からも見積もりを取るのがおすすめです。
一口に引越し業者といっても、その規模や特徴、得意分野はさまざま。いろんなタイプの引越し業者に見積もり依頼することで、自分の希望に合った引越し業者を見つけやすくなります。
例えば、大手の引越し業者には、対応エリアの広さ、徹底した社員教育、特殊な運搬物への対応、充実したサービスなどのメリットがあります。また、単身者や女性向けなどプランも豊富です。
地域密着型の引越し業者では、比較的リーズナブルな価格設定となっていることが多く、値段交渉に応じてくれるケースも少なくありません。特定エリアの引越しに強い、長距離引越しが得意など、業者ごとにセールスポイントがある場合も。
まずは引越し業者の規模や知名度にこだわらず、さまざまな引越し業者に見積もりを依頼し、それぞれのサービスや特徴を知ったうえで引越し業者を決めるとよいでしょう。
複数の引越し会社から「相見積もり」を取って比較検討する
引越し業者を選ぶ際、複数の引越し業者から相見積もりを取れば、金額面だけでなくサービス面での比較検討もできるため、より納得のいく引越し業者を見つけやすくなります。
引越し予定日まで時間的な余裕があれば、はじめから引越し業者をひとつに絞らず、複数の業者から見積もりを取るのがよいでしょう。各社の料金を比較することで、より安く引越しを請け負う業者を見つけることができます。
すでに依頼したい引越し業者が決まっている場合でも、相見積もりで他社の見積もりを入手しておくことで、値段交渉する際の根拠にも利用できます。
SUUMOの「一括見積もり」なら相見積もりが簡単
とはいえ、たくさんの引越し業者にいちいち見積もりを依頼するのは面倒なもの。一括見積もりなら、引越しに関する情報を一度入力するだけで、大手から地域密着型まで、さまざまな引越し業者にまとめて見積もり依頼することができます。
手間も時間もかけずに、自分の希望に合った引越し業者を見つけることができるので、気軽にお試しください。
複数社とのやりとりを避けたいならSUUMOの「かんたん予約」を利用する
複数社とのやりとりを避けつつ、料金比較をしたい場合はSUUMOの「かんたん予約」がおすすめです。「かんたん予約」は専用フォームに必要事項を入力するだけで、複数社の料金比較が一度にできます。空き状況をカレンダー上で簡単に確認できるほか、予約までオンラインで完結できる点が強みです。
ほかにも「かんたん予約」には、契約をしない引越し業者から営業電話や営業メールが来ないといったメリットもあります。上で紹介した「一括見積もり」では、見積もりを依頼した複数の引越し業者から営業電話やメールが来ることになります。細かい交渉ができる一方で、業者とのやりとりに時間を取られ、わずらわしいと後悔するケースもあるようです。引越し業者とのやり取りに不安がある方は、「かんたん予約」の利用を検討してみてください。
余裕を持って引越し見積もりを依頼する
引越し見積もりはどのタイミングで取るのがよいのでしょうか。
引越し見積もりを依頼する時期については、「引越しの1カ月前」を目安に考えておくとよいでしょう。引越し予定日の1カ月前であれば、希望日を押さえやすいだけでなく、より安く引越しできる日程を提案してもらえる場合もあるそう。
引越し業者の多くは3カ月前から見積もりの依頼を受け付けているようです。土日など依頼が集中する日ほど早期に埋まってしまうため、できるだけ早い段階で引越し見積もりを依頼したいですね。
■関連記事:引越し業者のお得なキャンペーンもチェックしよう
【2023年最新】引越し見積もりのお得なキャンペーンを比較! もらえる特典は?
視野に入れている引越し業者の口コミ・レビューをチェックする
引越し業者の選び方として、口コミやレビューをチェックする方法もあります。口コミやレビューを見るメリットは、実際に利用した顧客目線での感想を参考にできることです。公式サイトには書かれていない、リアルな情報が得られます。
しかし口コミやレビューを見る際には、極端な評価に注意しなければなりません。例えば星が1つだけの場合、本当に利用者が嫌な気分になったのか、単に誹謗中傷目的で投稿しているのかを見極める必要があります。
一方で星5つの評価であるにもかかわらず感想が短すぎるケースでは、投稿を早く終わらせようとしていた可能性も考えられます。よりリアルな情報を得るには、星2〜4つのコメントもしっかりと参考にすることが大切です。

引越しにかかる費用を安くする方法11個を紹介

引越しの価格がさまざまな要因で変動することは分かりましたが、できるだけ安く引越しするにはどうしたらよいのでしょうか。引越しにかかる費用を安くするのに役立つ方法を、11個ご紹介します。
1. <引越し時期>繁忙期(2~4月)を避ける
繁忙期を避けて引越しするのも、引越しの価格を安くするのに効果的です。
上でご紹介した通り、引越しの価格は引越し時期によって大きく左右されます。とくに、繁忙期の中でも3、4月は引越し業者に依頼が集中するため、通常期のような値引きがまったくといってよいほど期待できません。
引越しの予定日を繁忙期から1カ月ずらすだけで、引越しの価格が数万円単位で安くなる場合もあります。引越しスケジュールにある程度の自由がきくようなら、ぜひ検討してみてください。
2. <引越し日>土・日・祝日を避ける
土・日・祝日を避けて平日に引越しするのもおすすめ。
平日に比べて土・日・祝日はとくに混み合う傾向があります。仕事の関係で引越し作業に立ち会えるのが休日しかないという場合を除き、平日を引越し日に選ぶとよいでしょう。
3. <引越し日>月末・月初を避ける
月末・月初を避けることで、引越しの価格を抑えられる場合もあります。
賃貸物件の更新時期の関係で、引越し日を月末に設定する人が少なくありません。そのため、月末の引越しの価格が比較的高くなる傾向があるようです。
逆に、1カ月のうちで最も引越しの価格が安くなるとされるのが、月の中旬です。できる限り、月末・月初を避けるようにするとよいでしょう。
4. <引越し日>大安など縁起がよい日を避ける
縁起がよいとされる大安を避けるのも、引越しの価格を安くする方法として有効です。
引越し日を決めるのにお日柄を気にする人が多く、なかでも六曜において縁起がよいとされる大安が好まれます。引越しの依頼が集中しやすく、大安の日は引越しの価格が高くなる傾向に。
そのため、敬遠されがちな仏滅や赤口などを引越し日に選ぶと、引越しの価格を抑えられる場合があります。縁起かつぎなどにこだわらない方は、仏滅や赤口を選んで安く引っ越すのも良いでしょう。
5. <引越し時間>午後便やフリー便を利用する
午後便やフリー便を利用するのもおすすめです。
引越しの価格は引越しの時間帯によっても変動し、人気の高い午前便より午後便のほうが安くなる傾向があります。そのため、引越しの時間帯を指定しないフリー便や午後便を利用することで、引越し料金を抑えることが可能です。
フリー便を利用すると、時間帯指定したときよりも1万〜2万円ほど安くなることもあるようです。
6. <引越しプラン>荷造りや荷ほどきを自分でするプランを選ぶ
荷造りや荷ほどきを自分で行うプランを選ぶことで、引越し価格を安くすることができます。
引越し業者の多くは、荷造りや荷ほどきまでおまかせできるプランを用意していますが、こうしたプランは価格が高く設定されています。余裕をもって引越しのスケジュールを立て、荷造りや荷ほどきを自分で行えば、引越し代金の節約につながります。
7. <荷造り>訪問見積もりを依頼する
訪問見積もりを依頼するのも、引越しの価格を安くするのにおすすめの方法です。
電話やメールだけで見積もりを済ませる場合、荷物の積み残しが出ないよう、引越し業者は大きめのトラックを手配することがあります。訪問見積もりで正確な荷物の量が把握できれば、ちょうどいい大きさの引越しトラックを手配することができるため、結果的に見積もり価格が安くなる場合が多いようです。
実際、複数の引越し業者に訪問見積もりのメリットについて聞いたところ、どの業者も「電話やメールでの見積もりより、訪問見積もりの方が引越し見積もり価格が安くなることが多い」と回答しています。
8. <荷造り>なるべく荷物量を減らす
事前に不用品を処分するなどして、引越しの荷物をできるだけ少なくするのもおすすめです。
引越しの価格は、使用する引越しトラックの大きさによって変わります。荷物の量を減らし、手配する引越しトラックをサイズダウンできれば、引越しの見積もり価格を大幅に抑えることが可能です。
引越しを機に持ち物を整理し、不要なものはフリマアプリやネットオークションに出品したり、リサイクルショップで買い取ってもらう、知人・友人に譲るのもいいでしょう。荷物が減れば、荷造りや荷ほどきも楽になり、すっきりした気分で新生活が始められそうです。
9. <割安プラン>混載便を利用する
混載便も積極的に活用したいところです。
混載便とは、同じ方面に向かう複数の引越し荷物をまとめて積載するトラックのこと。1台で多くの引越しをまかなえるため、引越し価格が安く設定されています。
荷物の量が限られているなど注意点はありますが、荷物が少ない単身者の方は、見積もり時に引越し業者に確認してみるとよいでしょう。
10. <割安プラン>帰り便を利用する
引越し料金を安くする裏技的な方法としておすすめなのが、帰り便を利用するというもの。
帰り便とは、引越し荷物の輸送をすませて出発地へと戻る引越しトラックの荷室を有効活用する便のこと。片道分の運賃だけで済むため、引越し価格が安く設定されています。
引越しの日程が引越し業者まかせになるなど制約もありますが、興味がある人は、可能かどうか、見積もり時に引越し業者に問い合わせてみるとよいでしょう。
11. <割安プラン>コンテナ便を利用する
コンテナ便を利用することで、引越しの価格を安くできる場合があります。
コンテナ便とは、JRの貨物用コンテナを利用して引越しの荷物を運ぶ便のこと。ガソリン料金やスタッフの人件費を削減できることから、引越しの価格が安く設定されています。
通常の引越しに比べて日数がかかる、鉄道がないエリアで利用できないなど制約もありますが、引越しの日程に融通がきく場合には、検討してみる価値がありそうです。

引越し見積もりはキャンセルできる?契約後の場合は?

引越し「見積もり」はいつでもキャンセルできる
引越し見積もりは、契約ではなくあくまで見積もりです。そのため、「この引越し業者とは契約しない」と思えば、いつでもキャンセルすることができます。
引越し見積もりは、オンラインで行う一括見積もりと、引越し業者が自宅を訪れ、実際に荷物の量を確認してくれる訪問見積もりとに分けられます。
一括見積もりと訪問見積もりは、ともに引越し料金を概算してくれるサービス。どちらも契約を交わすわけではないため、いつでもキャンセルすることが可能です。キャンセル料金が発生することもありません。
引越し「契約」後も3日前なら無料でキャンセルできる
引越し見積もりで、引越しを依頼したい業者が決まったら、その業者と契約することになります。それでは、契約が済んだ後にキャンセルすることは可能なのでしょうか?
引越し自体が取りやめになるなど、引越し業者と契約したあとに、やむをえない理由でキャンセルしたい場合もあると思います。契約後であっても、解約手続きを取れば、キャンセルすることが可能です。
ただし、タイミング次第ではキャンセル料金が発生するため注意が必要です。
多くの引越し業者では、国土交通省が定める「標準引越運送約款」をもとにキャンセル規定を定めています。これによると、引越しを解約・延期する場合のルールは以下の通りです。
| キャンセル日 | キャンセル料 |
|---|---|
| 引越し当日 | 運賃及び料金の50%以内 |
| 引越し前日 | 運賃及び料金の30%以内 |
| 引越し2日前 | 運賃及び料金の20%以内 |
引越し予定日の3日前であれば、契約を無料でキャンセルできます。ただし、引越し業者はスタッフやトラックを手配して待機しているので、少しでも早めに連絡するのがよいでしょう。
キャンセルは、電話で伝えるのがおすすめ。メールの場合、担当者に伝わるまでにタイムラグが生じてしまい、連絡が行き違いになるおそれがあるためです。
ちなみに「標準引越運送約款」には、「引越し会社は引越し予定日の3日前までに申込者に連絡を入れ、見積書の記載内容に変更がないか確認しなければいけない」と定められています。この確認を怠ると、申込者が引越し前日や当日にキャンセルをしても料金の請求はできません。ただし、一部の会社は独自の約款を届け出て、認可されている場合があります。その場合、その約款に従うことになりますので、約款の内容確認をしっかりとしましょう。

引越し料金はいつ払う?クレジットカード利用について
国土交通省が定める「標準引越運送約款」より、引越し料金の支払いは「基本的に作業開始前だが、作業完了後でも認めることがある」とされています。つまり、原則として前払いですが、最終的な裁量は引越し業者側にゆだねられているということ。どのタイミングで支払うのか、事前に確認しておくといいでしょう。
キャッシュレス決済の普及にともない、クレジットカードやQRコード払いに対応する会社も増えています。ただし、対応するカードや決済サービスが限られていたり、なかには手数料がかかる会社も。また、事前に準備が必要なケースや、現場スタッフが当日端末を用意する必要があるため、クレジットカードやQRコードでの決済を希望する場合は、契約の際に申し出るようにしましょう。

実際の費用が見積もり時より増えることはあるのか
引越し業者が提示する見積もり額は、あくまでも見積もりです。インターネットや電話で引越しの料金の見積もりをする場合は、引越し業者は荷物量を確認できません。想定していた荷物量よりも実際に運ぶ荷物量が多ければ、引越し費用が高くなることがあります。
荷物量を申告する際はなるべく正しく伝えるようにし、例えばマンションにエレベーターがない、前面道路が工事中でトラックを止められないなど、作業に時間がかかりそうな要因があれば、事前に伝えておくようにしましょう。作業時間が長くなると、料金が高くなることもあります。
また早めに荷造りは終えておくようにし、スムーズに引越しできるように準備をしておくようにしましょう。

賃貸物件の敷金・礼金の相場もチェック
引越しにかかる費用を調べるときは、賃貸物件の敷金や礼金の相場もチェックしましょう。それぞれの費用相場は、一般的に家賃の1〜2カ月分です。ただし敷金・礼金の双方とも請求しない物件も増えているため、これらの有無をあらかじめ調べておくとよいでしょう。
国土交通省の「令和6年度 住宅市場動向調査」では、敷金・保証金があったと回答した世帯は全体の約6割(57.7%)でした。一方で同調査によると、礼金があったと回答した世帯は全体の約4割(42.6%)です。
なお敷金については、物件に故意や過失による損傷の修繕がなければ、退去後にいくらか返金される可能性があります。しかし礼金の場合は、同様の状態で退去しても返金されません。敷金や礼金について確認する際には、このように双方の性質も押さえることが大切です。

まとめ
引越し見積もり価格相場は、旧居から新居までの距離や引越しの荷物量だけでなく、引越しする時期によっても大きく変動します。引越し業者から提示された見積もり料金が高いかどうかを判断するためにも、だいたいの価格相場を把握しておくのがおすすめです。
手軽に相見積もりがとれる引越し一括見積もりをうまく活用するほか、引越し費用を安くする方法もうまく取り入れ、お得に引越ししてくださいね。
■監修/水野 崇
水野総合FP事務所代表。中学、高校、大学、専門学校で金融経済教育を行うほか、テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』、TOKYO MX『堀潤激論サミット』などにTV出演。2024年秋放送のNHK土曜ドラマ『3000万』家計監修。ファイナンシャルプランナーとしての活動は、相談、執筆・監修、講演・講師、取材協力、メディア出演など多岐にわたる。
【資格】宅地建物取引士|1級ファイナンシャル・プランニング技能士|CFP認定者 ほか
イラスト/もり谷ゆみ
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