引越しオーガナイザー直伝! 引越し先での配線トラブルを防ぐコツ

引越しオーガナイザー直伝! 引越し先での配線トラブルを防ぐコツ

引越し準備を始めて驚かされるのが、家中に張り巡らされたコードの数。テレビ、パソコン、インターネットなどの通信系から、冷蔵庫や洗濯機などの家電に至るまで、生活必需品のほとんどが何かしらの配線を必要としています。

一度抜いてしまうと、何のコードだったか分からなくなってしまったり、引越し荷物に紛れて紛失してしまったり、果てはどれをつなげばいいのか分からなくなってしまうなど、引越し先で配線作業に悩まされる人も少なくありません。

そこで、引越しオーガナイザー(R)の門野内絵理子さんと、引越し業者「クロネコヤマトの引越しサービス」に、引越し先でスムーズに配線をおこなうためのポイントを伺いました。

配線トラブル解決のカギは、「ラベリングと撮影」

引越し先における配線作業でよくあるトラブルは、「何のコードか分からない」「どこに繋げばいいのか分からなくなった」といったことではないでしょうか。

これらの問題を解決するためには、「引越し前のひと手間が大切」と、門野内さんは言います。

「コードを抜く前に、『〇〇のコンセント』などのように何につながっているコードなのかをラベリングしておけば、本体とバラバラになってしまっても一目で何のコードかが分かります。また、配線の差込口を写真に撮って、どこのジャックにどんなコードが差さっていたか、何本コードが出ていたかなどを画像で残しておくと、配線のときに見ながらそっくりに差せばいいので、間違わずにつなげますよ」(門野内さん、以下同)

引越し作業を開始すると、つい次々とコードを抜いてしまいがちですが、まずはコード1本1本にラベリングをして、さらに配線の様子を写真に収めることが、引越し先での配線作業をラクにするコツとのこと。

とくに、配線などにあまり詳しくなく、似た形状のコードの区別がつきにくいなどという人は、どの本体から繋がっているコードなのかを明確に書き込むのがポイントだそうです。

そこで気になるのが、コードはどの程度まで抜いておけばいいのかということ。とにかく抜いておけばOKということでもないようなのです。

クロネコヤマトの引越しサービスによると、「全てのコードを本体から抜く必要はありません。例えば、テレビのコードはコンセントから抜いておくだけで、本体側は差したままで大丈夫です」とのこと。

ただ、万が一途中で抜けてしまったときのために、ラベリングはしておいた方がいいそうです。
また、形状によっては「差したままにしておくと、コードや差込口が傷んでしまうこともあります」とのことなので、心配な場合は抜いておくか、引越し業者へ確認してみましょう。

コードの行方不明は「本体とのセット輸送」で解決

同じく引越しでよくある配線トラブルとして、「コードの行方不明」も多いもの。
コードだけひとまとめに入れたものの、どこかへ行ってしまった、必要なコードが1本足りないなど、コードがそろわないことで使いたくても使えない事態を招くことも。

そんな状況を防ぐには、荷造りでのちょっとした工夫を。

「本体から抜いたコードは、ジッパー付きの袋などに入れてから、本体に貼りつけておきます。そうすれば本体と一緒に運んでもらえるので、行方不明になりませんよ」と、門野内さん。

ちなみに、エアコンやテレビなどは、リモコンも一緒に貼りつけておくと尚いいそう。

「実は、エアコンは稼動チェック、テレビはチャンネル設定のために、引越してすぐリモコンが必要になります。『どこの箱に入っているか分からない!』と困らないよう、本体と一緒に運んでしまった方が、設置後の作業もスムーズに進みます。取扱説明書も一緒につけておけばもっと安心!」

ちなみに、このとき気を付けたいのが、コードやリモコンを入れた袋を本体に貼りつけるテープの種類。

「ガムテープだと粘着力が強すぎて、剥がしたとき本体に糊などが残ってしまうことがあります。そのため、養生テープなどのように粘着の弱いタイプのものを使用するようにしてください」

コードにラベリングする際も同様とのことで、テープ類は引越し先で剥がした後のことも考えて素材を選びましょう。

引越し先では、まず電源を確保しよう

コードのラベリングや写真撮影、そして本体とのセット搬送で、配線トラブルはかなり防ぐことが出来そうですね。
では、引越し先に到着したら、まず何から始めるべきなのでしょうか?

クロネコヤマトの引越サービスに聞いたところ、「家具の後ろに隠れてしまうコンセントなどには、あらかじめマルチタップなどを差して電源を確保しておくと、あとの作業がラクになります」とのこと。

コンセントの位置や家具の配置によっては、コンセントが家具の後ろになってしまい、あとから差しにくいことも考えられるので、電源の確保は大切。そのため、延長コードやマルチタップなどはすぐ空けられる箱に入れておくのがいいそうです。
でも、火災の原因になるともいわれるタコ足配線にならないよう気を付けてくださいね。

引越し業者が行ってくれる配線サービス

引越し業者に依頼した場合、配線などを行ってくれるサービスがある引越し業者もあります。

クロネコヤマトの引越サービスでは、「インターネット環境のプロバイダのご提案や、接続設定などもやっています」とのこと。

また、洗濯機や冷蔵庫などの大型家電は、「ファミリー向けの引越しでは、パックに配線サービスが含まれています。単身者では別途になってしまいますが、お受けすることはできます」(クロネコヤマトの引越サービス)だそうです。

クロネコヤマトの引越サービスの場合は、家電の配線などはスタッフさんが対応してくれるそうなので、当日の申し出でも対応してくれるそうですよ。

ただ、同じ家電でも料金が異なるケースもあるとのこと。

「例えば洗濯機の場合、全自動タイプであれば3240円(税込)ですが、ドラム式では9720円(税込)になります。ドラム式のほうが重量があり、また、配線がドラム式に対応していないと組み換えの必要が出てくるなど、手間がかかることがあるからです」(クロネコヤマトの引越サービス)

価格やサービスの範囲は引越し業者によって異なるので、事前に確認しておくと安心です。

なお、「引越し業者へ配線をお願いした場合でも、ラベリングや差込口の撮影などは、念のため家主側でしておいた方がいい」と、門野内さんは言います。

「コード類は色や形状が似ているものも多く、さまざまなコードがごちゃ混ぜになっていたり、特殊な配線を要するものだったりすると、引越し業者さんでも分からない場合があります。また、搬出と搬入で作業するメンバーが代わることもあり、そうすると、引越し前の状態がわかる人がいないという状況になりますので、保険として撮影しておきましょう」ということです。


ちょっとした手間と工夫で、引越し後の作業が驚くほどスムーズになる配線関係。引越しの予定があるかたは、ぜひ取り入れてみてください。

取材協力
引越しオーガナイザー(R) 門野内絵理子
クロネコヤマトの引越サービス http://www.008008.jp/

掲載:2017年3月17日
写真:PIXTA

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