引っ越しで洗濯機を運ぶ場合の見積もり金額は?自力でも運べる?水抜き方法も解説|引越し見積もり・比較【SUUMO】

引っ越しで洗濯機を運ぶ場合の見積もり金額は?自力でも運べる?水抜き方法も解説


最終更新日  2023年09月29日

洗濯をする女性のイメージ写真

これまで使っていた洗濯機を、新居でも使いたい。ですが洗濯機ほど大きな物を運ぶとなると見積もり金額はどのくらいになるのでしょうか?業者に移動と設置を依頼する場合でも、自分でやらなければならない準備があるので紹介します。また、「自力で洗濯機を運び出したり、取り付けたりできる?」など、引越しに伴う洗濯機のアレコレについて、分かりやすく紹介します。

■目次
引越し業者に洗濯機の移動を頼む場合の見積もりは?
引っ越しのときの洗濯機の移動は自力でも行える
引越し前に旧居で行うのは「水抜き」
新居に洗濯機を取り付けるときは、ココに注意

見積もりしたい引越し業者を自由に選んで依頼できる!

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引っ越し業者に洗濯機の移動を頼む場合の見積もりは?

洗濯機と引越し業者

大きくて重量もある洗濯機。通常の引越しの場合、洗濯機はほかの家財とともに引越し料金内で運んでくれますが、設置をお願いするには基本的に別途料金がかかります。設置は電気工事の専門業者を手配することが多く、引越しとは別日になることも。そうなると引っ越してすぐは洗濯機が使えないため、見積もりの際に確認しておくといいでしょう。
なかには設置をサービスで行ってくれる引越し会社もあります。ただし、作動しなかったり水漏れしたりした場合は保証外なことがほとんど。有料オプションで依頼すれば、万が一水漏れして床が損傷した、階下まで漏水した、という場合も速やかに対応してくれるので安心です。

業者に依頼する場合、洗濯機の種類や大きさなどによって価格は変動します。設置費用の見積もりの目安を紹介します。

縦型洗濯機:3000円前後~
ドラム式洗濯機:9000円前後~

こちらのページでは、洗濯機をはじめ家電の設置プランを提供している引越し業者の一覧が掲載されています。ぜひ、参考にしてみてください。

洗濯機の取り外し自体は、引越し料金内で行ってくれる引越し業者がほとんど。取り外しも電気工事の専門業者に依頼するとなると、設置とセットで1万円程度かかる場合もあるため、事前に必ず見積もりをとっておきましょう。
また、引越し業者にお願いする場合でも、準備として前日に自分で「水抜き」しておくことが必要です。水抜きのやり方については後述します。

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引越しのときの洗濯機の移動は自力でも行える

洗濯機を掃除する主婦

これまでの住まいで使用していた洗濯機を新居に持っていく場合、引越し業者にお願いするのが一般的ですが、荷物を減らして引越し費用を少しでも節約したいという人もいるでしょう。また、洗濯機だけ別途運びたいというケースもあるかもしれません。そういう場合、自力で洗濯機を運んだり、取り付けたりすることは可能なのです。

引越しに伴う洗濯機に関する作業は、「旧居で行うこと」と「新居で行うこと」に分類されます。それぞれ内容を簡単にまとめると、次の通りです。

旧居で行う作業
・水抜きをする

新居で行う作業
・水準器で洗濯機が水平かを確認する
・アース線を取り付ける
・給水・排水ホースを取り付ける

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引越し前に旧居で行うのは「水抜き」

洗濯ホース

まずは旧居で、引越しをするための準備作業を行います。これがいわゆる「水抜き」、つまり、洗濯機内部と給水ホース、排水ホースから水を抜く作業です。内部に水が残っていると、運搬中の故障の原因になったり、まわりの家財を濡らしてしまったりする恐れがあるので、完全に取り除きましょう。

縦型もドラム式も基本は同じですが、メーカーや機種によって方法が異なるため、取扱説明書を見て操作することをおすすめします。

水抜きの作業に必要なものと基本的な流れを簡単に紹介しましょう。

用意しておくもの
・ドライバー……ホースを外すのに必要な場合があります
・洗面器やバケツ……ホースなどを外す際、水があふれてきたときの受け皿として
・タオルや雑巾……洗濯槽やホースの水分、床が濡れたとき拭くためのもの
・養生テープ……運ぶときに洗濯機のフタが開かないよう留めておくもの


洗濯機の水抜きのやり方
1:洗濯機の中身を空にする。
2:洗濯機の水道栓(蛇口)をしっかり閉める。フタをして洗濯機のスタートボタンを押し、1分後に止める(給水ホースの水抜き)。
3:給水ホースを取り外し、ホース内に残っている水分をタオルで拭き取る。
4:ドラム式洗濯機は、洗面器など水受けを用意し、糸くずフィルター(排水フィルター)のつまみをゆっくり引き出して水切りをする。タオルでよく拭いて、乾かしてから元に戻しておく。
5:再び洗濯機の電源を入れる。脱水モードを選択(いちばん短い時間でOK)してスタートボタンを押す(洗濯槽・排水ホースの水抜き)。
6:脱水が終わったら、洗濯槽に残っている水分をタオルで拭き取る。
7:排水口から排水ホースを抜き、ホース内に残っている水分をタオルで拭き取る。

取り外したホースや電源コード、アース線は、ビニール袋に入れて水気を拭き取った洗濯層内に入れておくか、洗濯機の側面に養生テープなどで留めておくと、紛失の心配がなく安心です。また洗濯機のフタも開閉しないよう養生テープで留めておきましょう。

作業時間は20〜30分ほど。引越し前日に行っておくといいでしょう。
取り外しや運搬、設置を業者にお願いする場合も、水抜きだけはやっておくと当日がスムーズになります。また、洗濯機を処分する場合にも、同様に水抜きは必要です。


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自分で洗濯機を運ぶときは、ココに注意

洗濯機の修理技術者

洗濯機分の荷物量を減らして引越し料金を節約したい、または洗濯機だけを運搬したいという人は、自分で運ぶことも可能です。
運搬は必ず2人以上で行うこと。傾けると洗濯槽の中心軸がずれたり、パーツが壊れたりする恐れがあるので、横向きや斜めにして運ぶのは厳禁。車まで運ぶのに、台車があると便利です。車に積むときも必ず縦積みで、水平になるように。
ダンボールに入れるなど梱包の必要はありませんが、車内ではクッションがわりにダンボールや毛布を挟むなどして固定するといいでしょう。

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新居に洗濯機を取り付けるときは、ココに注意

新居に洗濯機を取り付ける方法

新居で洗濯機を取り付ける際の流れは以下の通りです。



1:洗濯機と排水ホースをつなぐ。
2:洗濯機置き場に設置し、排水ホースと排水エルボ(L字型をした接続管)をつないでから排水口に取り付ける。
3:アース線の取り付けネジをゆるめ、アース線をネジに絡ませて、ネジを締め直す。
4:給水ホースと蛇口をつなぐ。
5:蛇口とつないだ給水ホースの反対側を洗濯機につなぐ。

それほど難しい作業はありませんが、洗濯機は非常に重いため、1人で行うと危険が伴うことも。必ず2人以上で作業するようにしましょう。また、取り付け作業時に気をつけるべきポイントは次の通りです。


新居に洗濯機を取り付けるときの注意点

新居に取り付けられるか、事前に寸法などを確認
現在使用している洗濯機を、新居にも設置できるかどうか、事前に下見をして寸法を測るなど、しっかり確認しておきましょう。新居へ運び込んだはいいけれど、サイズが合わなくて泣く泣く処分した、という失敗談もあります。
また、下見の際には搬入経路も必ずチェック。特に、マンションの通路や家の中の廊下、扉、階段などを通過できるか、確認しておきましょう。サイズの大きなドラム式洗濯機の場合、入口から搬入できないケースも。目安は、洗濯機の幅+10cmあれば大丈夫でしょう。

ネジなどの付属品を紛失しない
水抜きでホースなどを取り外した際、付属品を紛失しないように注意してください。付属品が足りないと、洗濯機を使用したときに水漏れや故障などのトラブルを引き起こすこともあります。

給水栓の部分とホースと本体をつなぐ、つなぎ目の部分の破損に注意
引越しなどで洗濯機を移動し、新しく設置したときに不具合の原因となりやすいのは、洗濯機の破損。特に破損しやすいのは、給水栓の部分と、ホースと本体をつなぐつなぎ目の部分です。
旧居でホースをはずした際に給水栓が汚れたり、破損したり、あるいは新居で洗濯機を取り付ける際、給水ホースと洗濯機をつなぐホースを止めるナットがゆるんでいたりすると、洗濯機を使用したときに水がうまく通らず、水漏れの原因になります。破損している部品があれば新しく購入し、ゆるんでいるネジがあれば締め直すなど、設置の際は十分に注意しましょう。

洗濯機は床と水平に設置する
新居に設置する際、洗濯機と床は必ず水平になるように注意。ガタつきがあったり、グラついていたりすると、水漏れや故障の原因になることもあります。
洗濯機の取り外しや取り付けは、自分でやると手間がかかるかもしれませんが、しっかり手順を把握しておけばそれほど難しくはありません。業者にお願いする場合でも、水抜きなどの事前準備は、できれば引越し前日までに自分で済ませておきたいもの。引越しの前に洗濯機の運搬や取り外し、取り付けについて流れをしっかり把握しておきましょう。

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引越しのタイミングで洗濯機を買い替える手もある

もし洗濯機を買い換えようか迷っているなら、古い洗濯機を処分して、新しい洗濯機を販売店から新居へ配送してもらう手もあります。その際、搬入・設置まで数日〜繁忙期は1週間以上かかることもあるため、日時のすり合わせはお早めに。
ちなみに、製品や使用環境によりますが、洗濯機の平均使用年数は約10年といわれています。メーカーで部品を提供するのは6年ほどで、その期間を超えると故障した際に修理が難しくなるのです。

家電リサイクル法の対象である洗濯機は、粗大ゴミとして廃棄できません。処分方法は、

1.新品を購入した家電量販店で回収してもらう
2.自治体で処分してもらう・指定引取り場所に自分で持ち込む
3.引越し会社で処分してもらう(一部、買い取りを行っている会社もある)
4.不用品回収業者で処分してもらう
5.リサイクルショップ、家電買取サイト、フリマアプリなどで売る

などがあります。
処分する場合の費用は、家電リサイクル料金2530円(主要メーカーのもの)+収集運搬費が1500〜5000円ほどかかります。
リサイクルショップでの買い取りは、製造から5年以内が目安。状態の良い人気機種などは10年以内でも買い取ってもらえる可能性もあるので、事前に問い合わせてみるといいでしょう。

洗濯機の取り外しや取り付けは、自分でやると手間がかかるかもしれませんが、しっかり手順を把握しておけばそれほど難しくはありません。業者にお願いする場合でも、水抜きなどの事前準備は、できれば引越し前日までに自分で済ませておきたいもの。引越しの前に洗濯機の運搬や取り外し、取り付けについて流れをしっかり把握しておきましょう。
また引越しを機に洗濯機を買い替えるという場合には、処分費用などがかかります。引越し会社の見積もり料金とも比較検討して決めるといいでしょう。

画像:PIXTA


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