荷物を増やさないのが基本? ふたり暮らしの引越し費用の相場
結婚や同棲しているカップルの引越し。ふたり暮らしの場合、家賃や光熱費などはひとり暮らしよりも出費を抑えられるものです。引越し費用の場合はどうなのでしょうか。実際の平均的な相場を調べてみました。

通常期の引越し料金の相場は?
引越し料金は、引越しの距離や作業時間によって決まる「基本運賃」に人件費といった「実費」でおおよそ決まります。また、新年度にむけて転勤や入学などが多い2~4月の繁忙期と、それ以外の通常のシーズンとでは料金も違ってくるもの。そこで、まずは5月~1月の通常期の相場からチェックしてみましょう。
【荷物量の目安】
2人家族:2トンロングトラック、2.5トントラック 約15~17m2 程度
2人家族の場合、通常期は平均して7万564円が相場という結果になりました。
引越しの距離で比較してみると、だいたい6万266円~15万1881円、と約9万円の差があります。
遠方に引越すカップルは、転勤など引越さなければならない事情があるケースが一般的でしょう。コストを抑えたいといっても、引越し先の距離はなかなか選べないでしょうから、荷物の量やオプション作業等を見直してみるのがいいかもしれません。

繁忙期の引越し料金の相場は?
2~4月の繁忙期の平均的な相場はいかがでしょうか。
全体の平均としては8万9564円。距離によって7万2011円~20万266円と約12万8000円の幅がありました。通常期と比べると約2万円弱値上がりする傾向があるようです。繁忙期は物件探しも大変ですし、引越し費用も高くなるもの。時期にこだわりがないならば、繁忙期を避けて引越したほうがいいのかもしれません。
また、家族で引越すケースに比べると荷物も少ないですが、家具家電は比較的大きいものを使用していることも。その場合は、ひとり暮らしのときよりかは費用がかかってしまう傾向です。もし、いずれ新しいものに買い替えようと考えているならば、不用品の買い取りサービスやフリマアプリなどを使って処分して新しいものを購入するのも手かもしれません。
ふたり暮らしの場合、引越し費用の点で言えばコストを抑えられるとはあまりいえないようです。引越しが多いカップルは、できるだけ荷物を減らし、また大型家具は別途オプション作業の対象になることがあるので避けたほうが無難かもしれません。
相場はあくまでも一般的な平均値です。それぞれの状況によって料金は異なってきますし、最適なプランも違ってくるので一概に金額だけで比較するものではありません。複数の業者と見積もりを比較してみて、自分たちに合ったプランを見つけてみてくださいね。
<調査概要>
「引越しに関する実態把握調査」(リクルート住まいカンパニー)
【調査実施時期】 2016年1月29日(金)~2016年2月2日(火)
【調査対象者】 18~69歳の男女
【調査方法】 インターネット調査
【有効回答数】 8600サンプル
【調査実施機関】楽天リサーチ株式会社
写真:PIXTA
掲載:2016年8月26日
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