長距離(遠距離)引越しの単身・家族の料金相場|費用を安くする方法とは?|引越し見積もり・比較【SUUMO】

長距離(遠距離)引越しの単身・家族の料金相場|費用を安くする方法とは?

引越しのスケジュール

長距離(遠距離)の引越しを検討する場合に、一番気になるのは料金のこと……という方は、多いのではないでしょうか。
できるなら料金は安く抑えたいですよね。

そこで今回は、長距離(遠距離)引越しを行う際の料金相場と、引越しの費用を安く抑えるための方法を合わせてご紹介します。また、アート引越センターへの取材を行い、料金が安くなるプランや運送方法について聞きました。

これから引越しをする予定・検討している方は、ぜひチェックを!


■目次
1.長距離引越しの料金は、距離が伸びると高くなる
2.長距離引越しの料金相場は?
単身者の引越し料金相場
家族(ファミリー)の引越し料金相場
3.長距離(遠距離)引越しを安く済ませる方法
引越し料金をとにかく安くしたいなら「混載便」
混載便のメリット・デメリット
引越しの日程に融通が利くなら「帰り便」
帰り便のメリット・デメリット
貨物列車で荷物を運べる「コンテナ便」
コンテナ便のメリット・デメリット
引越し時間を指定したいなら「チャーター便」
チャーター便のメリット・デメリット
4.引越し業者の長距離(遠距離)引越しプランを紹介
アート引越センター
アリさんマークの引越社
5.長距離(遠距離)引越しにかかる日数は?
6.レンタカーで自力引越しは可能?
7.長距離(遠距離)引越しに便利なオプション
一時的な荷物預かりは可能?
ペットの長距離(遠距離)輸送はどうする?
引越し時の車の輸送方法
まとめ

引越し用トラックのアイコン

1.長距離引越しの料金は、距離が伸びると高くなる

まず、長距離(遠距離)の引越しの運賃から見ていきましょう。そもそも、引越しの際の料金はどのようにして決まるのでしょうか?
国土交通省が定める「標準引越運送約款」というものがあります。これは引越しにまつわるルールをまとめたもので、多くの引越し業者がこの約款にのっとって営業をしています。約款には、引越し料金の定義やキャンセル料などについてのルールも記載されています。

引越しの料金には、荷物を運ぶための「基本運賃」と、トラックのチャーター費や人件費などの「実費」、そして「オプション料金」が含まれています。
距離が伸びると、これらの「基本運賃」と「実費」が上がるため、引越し料金は高くなっていきます。

基本運賃には、距離によって2種類の決め方があります。

ひとつは、時間制(引越しにかかる時間)によるもの。もうひとつが、距離制(引越しする距離)によるものです。
短距離(近距離)=約100km以内の場合は時間制で運賃を決めますが、長距離(遠距離)の引越しの場合は距離制で運賃を決めます。

■積載量別 距離による運賃の違い
1トン〜2トン車3トン〜4トン車5トン〜6トン車
上限下限上限下限上限下限
100kmを超え110kmまで3万7560円2万5040円4万2740円2万8500円5万1970円3万4650円
140kmを超え150kmまで4万3850円2万9230円4万9940円3万3300円6万720円4万480円
190kmを超え200kmまで5万1720円3万4480円5万8910円3万9270円7万1620円4万7740円
200kmを超え500kmまで20kmまでを増すごとに2760円1840円3160円2100円3860円2580円
500kmを超え50kmまでを増すごとに6940円4620円7870円5250円9640円6420円

※国土交通省近畿運輸局(http://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/hikosi/ryoukin.html)に掲示されている表を掲載しています

この表から、距離が伸びるごとに運賃が異なることが分かります。
また、200kmを超えた場合には、距離ごとに追加料金が発生すると覚えておくとよいでしょう。

そして、引越し料金の総額にはこの「基本運賃」以外にもさまざまな料金が含まれます。
例えば、トラックのチャーター費、引越し作業員の人件費、有料道路利用料、オプションの作業費などです。
荷物の量や内容によって加算額は変わりますが、これらを全て合わせたものが「引越し料金」です。

引越し用トラックのアイコン

2.長距離引越しの料金相場は?

引越し費用を安く済ませたい

長距離(遠距離)引越しの料金は、距離やトラックのチャーター費、人件費、オプション費によって異なることが分かりました。
それでは、実際に引越す際の料金相場はどれほどになるのでしょうか。

今回は、単身者(荷物量別)と家族(ファミリー)とで、それぞれ比較してご紹介します。
引越し料金は、引越しが集中する「繁忙期」であるかどうかや荷物の量などによっても左右されます。

引越しにおける「時期」とは、大きく分けて繁忙期とオフシーズン(通常期)の2つ。
繁忙期は、新しい生活を始める人が多い3月〜4月を指し、オフシーズン(通常期)はそれ以外の5月〜2月を指すことが一般的。

また、大型連休には有料道路が混み合うリスクがあり、時間がかかってしまうなどの理由から、通常よりも引越し料金は高くなる傾向です。

◆単身者の引越し料金相場
はじめに、単身者(一人暮らし)の際の、引越し料金相場から見ていきます。料金の相場と一口にいっても、時期によって大きく料金が異なります。
以下の図は、単身者の遠距離(長距離)引越しの料金の相場を通常期と繁忙期に分けて記載したものです。

■単身者の引越し料金相場(通常期)
単身(荷物小)単身(荷物大)
200km未満
同一地方内程度
4万4036円6万3730円
500km未満
近隣地方程度
5万4016円7万8713円
500km以上
遠距離地方程度
6万2397円9万7134円


■単身者の引越し料金相場(繁忙期)
単身(荷物小)単身(荷物大)
200km未満
同一地方内程度
4万8448円7万6903円
500km未満
近隣地方程度
5万5918円9万4337円
500km以上
遠距離地方程度
6万7724円11万3884円


荷物が多い人で500kmを超える引越しの場合は、オフシーズン(通常期)に比べると、1万6750円の料金アップになります。

以上のことから、単身の引越しであっても、時期や荷物の量によって料金が大きく変わることが分かります。
ただし、引越し業者によっても料金は変わります。
プランを単身者に合わせたシンプルなものにすることで料金を下げている引越し業者も存在します。

相場は目安として考え、さまざまな引越し業者から見積もりをとって比較してみるのがいいですね。

◆家族(ファミリー)の引越し料金相場
続いて、家族(ファミリー)で引越しする場合の料金相場を紹介していきます。

■家族の引越し料金相場(通常期)
2人家族3人家族4人家族
200km未満
同一地方内程度
9万208円14万8581円12万500円
500km未満
近隣地方程度
8万9984円24万2333円17万7543円
500km以上
遠距離地方程度
18万133円19万8119円20万6414円


■家族の引越し料金相場(繁忙期)
2人家族3人家族4人家族
200km未満
同一地方内程度
11万8439円15万7493円21万4752円
500km未満
近隣地方程度
15万8583円22万6097円32万7821円
500km以上
遠距離地方程度
24万566円31万4333円32万8778円


家族の人数にかかわらず、時期によって料金が大きくアップしているのが分かります。特に500kmを超える長距離(遠距離)引越しの場合は、2人家族でも6万433円、4人家族では12万2364円と、10万円以上の金額アップになります。

通常期に合わせて引越しができるならよいですが、どうしても難しいということも少なくありませんよね。

決して安くはないからこそ、引越し業者やプランなどは真剣に選んでおきたいところ。
家族(ファミリー)での引越しの場合には、事前にしっかりと相見積もりをとり、引越し業者の比較検討を行うことをおすすめします。

引越し用トラックのアイコン

3.長距離(遠距離)引越しを安く済ませる方法

長距離引越しイメージ

ここからは、引越し料金を安く抑えるための方法を紹介します。

・引越し料金がとにかく安くなる「混載便」
・引越し日程に融通が利くなら利用したい「帰り便」
・貨物列車で荷物を運べる「コンテナ便」

これらの3つに加えて、今回は、早く引越しを終えたい人に向けた「チャーター便」もご紹介します。
4つのプランを、それぞれ順番に見ていきましょう。

◆引越し料金をとにかく安くしたいなら「混載便」
混載便とは
例えば、荷物の少ない単身者の場合、2トントラックであってもスペースに余裕がある、という場合があります。
こうしたスペースを活用し、複数の依頼者の荷物をひとつのトラックに載せて運ぶ(混載する)のが混載便です。1台のトラックを複数でシェアできるため、1人当たりの運賃の負担額が安くなるのです。

とにかく引越し料金を安くしたい人には、おすすめのプランです。

混載便のメリット・デメリット
混載便のメリットは以下のとおりです。

・料金を安く抑えられる

複数人でトラックをシェアするため、引越し料金が安く抑えられるのが混載便の最大の特徴です。
「同じ方面への輸送がある場合に限られますが、混載便は料金をお安くできるのでおすすめです。お見積もり時にご相談ください」(アート引越センター)

ただし、安い分、以下のようなデメリットも存在します。

・引越し作業の細かな日程を選べないことが多い
・通常よりも輸送に時間がかかってしまう
・荷物の紛失リスクをともなう

「混載便では、旧居や新居での積み降ろし作業の順番もありますので、細かな時間指定にはお応えするのが難しいです。どうしても時間指定をしたいという方には、通常のプランをおすすめします。また、同じ理由から、通常よりも輸送日数はかかってしまうことが多いですね。1週間もかかることはありませんが、通常の日数にプラス1日ほど余裕をもっていただければと思います」(アート引越センター)

これらのデメリットは、複数人の荷物を同時に運ぶからこそ発生するもの。安さを優先するか、便利さを優先するか、慎重に検討しましょう。

◆引越しの日程に融通が利くなら「帰り便」
帰り便とは
通常、引越し荷物の輸送を終えたトラックは、帰りは荷物をなにも積まずに出発地まで戻ります。
空になったトラックを有効活用することで引越し料金を安く抑えるのが帰り便です。

もともとは活用されていなかった帰りのトラックにも荷物を積むことで、引越しをする人は料金を安く済ませることができ、引越し業者は利益を得ることができるという仕組みです。
行きの便があることが前提のプランなので、時間の制約が厳しいですが、時間の融通が利くなら引越し業者に相談してみてもいいかもしれません。

帰り便のメリット・デメリット
帰り便のメリットは以下のとおりです。

・料金を安く抑えられる

通常、引越し料金には、往復分の運賃や実費が含まれています。
しかし、帰り便を利用すれば、運賃が片道分で済むため、通常よりも安価に引越しができるのです。

ただし、前述したとおり、行きの便があってこその帰り便。以下のようなデメリットにも注意しましょう。

・日程を引越し業者に合わせる必要がある
・多すぎる荷物だとさらに利用チャンスが減る

基本的には、希望しても必ず利用できるわけではない「帰り便」。目的地から帰ってくるトラックがあれば利用できますが、それはラッキーなケースです。また、行きのトラックをそのまま使うので、その積載量を超えるようなたくさんの荷物なども積むことはできません。

あらかじめ、諸条件を確認した上で検討するようにしましょう。

◆貨物列車で荷物を運べる「コンテナ便」
コンテナ便とは?
コンテナ便は、JRの貨物用コンテナに荷物を積み込み、鉄道を利用して引越しをする方法です。
引越しの出発地からは引越し業者のトラックで駅へ向かい、コンテナに積み替えて荷物を目的地近くの駅まで輸送し、そこで再びトラックに積み替えて運びます。

同じ方向へ向かう荷物をコンテナに詰んでまとめて輸送するため、鉄道を利用した混載便のようなイメージですが、トラックの燃料費や運転するスタッフの人件費がかからないので、通常よりも料金が安く抑えられます。

コンテナ便のメリット・デメリット
コンテナ便のメリットは以下のとおりです。

・料金を安く抑えられる
・混載便で詰みきれない量の荷物も運べる

コンテナ便の最大の魅力は、もちろん料金を抑えられること。
また、混載便は比較的荷物が少なめの単身者向けのプランである一方で、コンテナ便は荷物が多めのファミリー層でも利用できます(ただし、コンテナの数が増えるとその分費用は上がってしまうので見積もり時に確認が必要)。

ただし、たくさんの荷物を運んで、下ろして、と繰り返しながら目的地まで運行するため、デメリットもあります。

・輸送日数がかかる
・鉄道が走っていないところには行けない

「トラック~鉄道~トラックという輸送方法をたどるため、輸送日数は通常よりもかかります。鉄道はほとんどの目的地におよそ1~2日ほどで到着しますが、そこからさらにトラックで新居へ荷物を運ぶので、列車が走る1~2日ほどは余分に時間がかかります。最大で4日」(アート引越センター)

それから、当然ですが列車が走っていないところへはトラックを使って向かうことになります。たとえコンテナ便を使ったとしても、そこからトラックで長い距離を走ることになると、かえって費用がかかってしまうおそれもあるので、見積もり時に確認するようにしましょう。

「ちなみに、引越しの荷物の輸送には基本的に出発地から目的地までトラックを使いますが、お客様からご相談があった場合にはコンテナ便を指定いただくこともできますよ」(アート引越センター)

混載便では詰みきれない量の荷物があり、かつ引越しの日数に余裕がある場合には、検討してもよい方法といえそうです。

◆引越し時間を指定したいなら「チャーター便」
最後にご紹介するのは、チャーター便です。
いわゆる通常の引越しでイメージされるのがこのチャーター便で、近距離(短距離)引越しは、ほぼこのプランになります。
1件の引越しについてトラックを貸し切って荷物の運送を行います。

今までの3つのプランとは異なり、チャーター便はスピードを重視しています。
また、貸切での輸送になるため荷物の到着もスムーズで、他の利用者と荷物が混在することもありません。

素早く荷物が届くことを重視する人であれば、まず検討すべきプランです。

チャーター便のメリット・デメリット
チャーター便のメリットは以下のとおりです。

・日程を自由に選べる
・出発地から目的地まで直行するので、他のプランよりも到着が早い

チャーター便のメリットは、なんといっても、引越しをする日程に空きがあれば自由に選べることです。荷物が到着するおおよその時間も事前に分かるため、引越し作業の前後の作業計画も立てやすくなり、時間を有効活用できます。

ただし、上記で紹介した3つのプランに比べると、引越し料金は決して安いとはいえません。引越しの集中する時期や曜日、時間を避けるなどで多少の値下げ交渉をできる可能性はありますが、他の3プランと比べると割高になります。

自分自身にどのプランが適しているのか、条件を洗い出して、引越し業者に相談してみましょう。

引越し用トラックのアイコン

4.引越し業者の長距離(遠距離)引越しプランを紹介

引越しトラック

長距離(遠距離)引越しについては、引越し業者によって、さまざまなプランを提供していることが分かりました。
各引越し業者が提供している長距離(遠距離)引越しに対応しているプランを紹介しますので、見積もりを取るときの参考にしてください。

アート引越センター
プラン名詳細
おまかせパック自由度の高いチャーター便で、最もスタンダードなプランです。荷造り・荷ほどきを利用者が行う「基本コース」、荷造りをお任せできる「ハーフコース」、荷造り・荷ほどきをお任せできる「フルコース」の3コースがあります。
レディースパック女性スタッフが全ての作業を行う、女性向けのプラン。衣類やデリケートな小物など、同性ならではの視点で配慮しながら運んでもらえるプランです。
学割パック学生を対象とした、引越し料金が割安になるプランです。問い合わせ時におおよその荷物の量を伝えるだけで、料金の概算も出してもらうことができます。

アリさんマークの引越社
プラン名詳細
長距離スペシャル便自社トラックで運ぶ完全チャーター便と、提携運送会社に運送を任せるプランがあります。荷物の量や引越し日程といった条件の自由度が最も高いプランです。
長距離エコ便
(一部JRコンテナ便)
現在の自宅から最寄貨物駅までと、新居の最寄貨物駅から新居までをトラックで運送し、長距離の移動を貨物列車で行うことにより、運送コストダウンと低エネルギー消費を実現したプランです。

引越し用トラックのアイコン

5.長距離(遠距離)引越しにかかる日数は?

長距離(遠距離)の引越しとなると、必要な日数も気になります。
移動距離によって、引越しにかかる日数はどの程度変わっていくのでしょうか。
以下の表では、移動距離による引越し日数をまとめています。

■引越し距離による到着日の目安
引越し距離(km)到着日の目安移動距離のイメージ
〜100当日東京~小田原、栃木
〜200当日〜翌日東京~伊豆、軽井沢
〜300翌日東京~名古屋、福島
〜400翌日東京~三重、仙台
〜500翌日東京~大阪、山形
〜600翌日東京~兵庫、秋田
〜700翌々日東京~岡山、青森
〜800翌々日東京~広島
〜900翌々日東京~函館
〜1000翌々日東京~福岡
〜15003日後仙台~福岡
〜20003~4日後函館~福岡
〜30004日後札幌~那覇

※午前中の便で引越し作業を行い、出発した場合の目安です。輸送方法によっては積み替えなどの時間が発生するため、上記の限りではありません。

引越しにかかる日数は、例えば200kmの引越しの場合、荷物の少ない単身者であれば当日、荷物が多い人や家族の場合は翌日になるなど、荷物の量によっても異なります。
また、東京と大阪、名古屋などの大都市間の引越しであれば高速道路などルートも整備されているため、同じ距離であっても一般道路と比較すると早く到着できることもあります。

また、北海道から九州・沖縄などの非常に長い距離を引越しする場合は、やはり長い時間がかかります。特に沖縄は途中で船を使う必要があるため、時間とコスト(トラック代や人件費)がかかります。
同様に、離島など船を使って輸送する場合には、単純な距離だけでなく船の運航スケジュールも計算に入れる必要が出てきます。

長距離(遠距離)引越しをする場合は、時期や距離を考えて、余裕をもって引越し業者に連絡することが重要です。

引越し用トラックのアイコン

6.レンタカーで自力引越しは可能?

引越しトラック

引越しを安く済ませたい場合、「レンタカーなどを使って自力で荷物を運べばいいかも!」と感じることもあるのではないでしょうか。
準備の面で大変なことが多いものの、引越し業者を利用した場合に比べると日程や時間を自由にできるのがレンタカーでの引越しのメリットです。
価格は、ハイエースバンで1万〜1万5000円/日ほど、トラックであれば8000円~1万円/日ほどで借りることができます。

ハイエースバンなどの大きな車であれば、小さなダンボールなら100個ほど、大きなダンボールでも30個ほどは積みこめるので、単身者の引越しであれば活用できます。
「借りたはいいけど、荷物が載りきらない!」という事態を防ぐためにも、あらかじめダンボールの数や家財の量などが分かっているとよいでしょう。

ちなみに、レンタカーを借りる際には、いわゆる「乗り捨てプラン」を提供している「トヨタレンタカー」や「ニッポンレンタカー」がおすすめです。

近くの店舗で車を借りて、荷物を乗せて運搬、引越しが終わったら近くの店舗にそのまま返してしまって良いのです。

トヨタレンタカーの場合、「ワンウェイ・システム」というプランで乗り捨てが可能で、例えば東京~名古屋間をハイエースで引越しする場合は利用料金が基本料金の1万2420円とワンウェイ・システム利用料の1万9980円+3240円(バンやトラックを利用する場合は一律3240円が追加されます)の合計3万5640円。
荷物の多い単身者が繁忙期に引越し業者を利用した場合の相場は9万4337円なので、5万8000円ほど安くなります。

これにガソリン代や高速代、万一の事故などに備える保険料などもかかるため、実際には差額はもう少し小さくなりますが、費用そのものは安く済ませることができそうです。

ただし、荷物の運搬は全て自分で行う必要があり、大きな家電や家具の運搬は危険なため、プロに任せるのが安心かもしれません。
大型家電や家具がなく、自力で運べる場合には、レンタカーの引越しを検討してもよさそうです。

引越し用トラックのアイコン

7.長距離(遠距離)引越しに便利なオプション

長距離引越しオプションイメージ

最後に、長距離(遠距離)引越しの際に気になる便利なオプションなどを紹介します。

◆一時的な荷物預かりは可能?
例えば、スケジュールの都合上、どうしても引越し先にすぐには行けない場合。
荷物の搬出だけを行い、一時的に保管してもらう……といったことはできるのでしょうか。

今回お話を聞いたアート引越センターによると「事前にご相談いただければ、お預かりすることは可能です」とのことでした。
「例えば、お仕事や学校の都合などで荷物の到着日にどうしても新居に行けない、などの場合、事前に分かっていれば1日~2日程度なら荷物をお預かりすることはできます。ただし、ご家族など荷物が多い場合には、それだけ占有するスペースも多くなってしまうので、お応えできない場合もあります。日程の調整も必要になりますので、早めにご相談くださいね」(アート引越センター)

また、自宅のリフォームなどで仮住まいに引越す際、キレイになった新居に持ち込みたい荷物を預かってもらうこともできますが、これは一時預かりとは違って保管用の倉庫を利用します。料金も引越し業者によって異なるため、見積もり時に相談してみましょう。

もしも仕事の都合などでスケジュールが調整できない場合には、ぜひ相談してみてくださいね。

◆ペットの長距離(遠距離)輸送はどうする?
ペットを飼っている人にとっては、長距離(遠距離)の引越しは気になることが多いでしょう。新居まで一緒に移動できるか不安という人は、引越し業者に相談してみるのもおすすめです。
基本的には引越し業者は動植物の輸送を行っていませんが、提携する専門業者を紹介してもらえることもあります。専門の業者に依頼をすれば、輸送が可能です。

犬や猫などはゲージに入れて、熱帯魚などの場合は移し替えて。特に魚は温度変化に弱いものも多く、ストレスを受けやすいため注意が必要です。
専門知識が必要なため、どの業者でも対応できるわけではないので、見積もり時に相談してみると良いでしょう。

長距離(遠距離)の移動は、ペットにとっては大きなストレスになりかねません。
あらかじめ、専門家とよく相談して準備しておくことが必要不可欠です。

◆引越し時の車の輸送方法
車を所有している人は、引越しに合わせて車の移動も必要になりますが、長距離(遠距離)の運転は引越し作業で疲れた体には厳しいことも。そんなときには、車の輸送サービスを検討してみましょう。

まず、引越しに伴って車を輸送するには、大きく分けて以下の3つの方法があります。

(1)自分で引越し先まで運転する
最もコストがかからず、引越しの初期費用を抑えることができます。引越しに当たり時間的に余裕がある場合、すぐ近くに引越しをする場合などは、コストの面からいっても自分で運転していくのが一番です。

(2)引越し業者に依頼する
大手の引越し業者では、引越し業務だけでなくバイクや車の輸送も行っていることがあります。
ただし、なかには輸送業務は提携業者に外注している会社もあります。外注の場合はその分料金が高くなる傾向にありますのでその料金や、荷物と車両の到着時間が大きく前後しないかといったことなども、事前の確認が必要です。
また、比較的小規模の引越し会社ではバイクや車の輸送サービスには対応していない場合もあるので、下調べをしておきましょう。

(3)輸送専門の業者に依頼する
バイクや自動車の輸送を専門に行う業者に依頼する方法です。これらの会社は輸送や運搬に特化しているため、質の高いサービスが期待できるでしょう。
また、大手の引越し会社とは違って外注という形態を取らない分、料金は割安になる傾向にあります。引越しの費用をなるべく抑えたい人にはこちらがオススメです。

料金相場や輸送にかかる日数は?
料金相場や輸送にかかる日数は、車種や距離などによって大幅に異なります。車が大きければ大きいほど、引越しする距離が長ければ長いほど料金は高くなります。
業者や車種によりますが、例えば、東京から大阪間であれば、大体1万5000〜7万円程度を見ておきましょう。
日数に関しては、同じ県内や近隣の県であれば当日もしくは翌日、離れている場合でも1週間以上かかることはないようです。

車の輸送方法には、次の3パターンが考えられます。

・依頼した業者のドライバーが運転して引越し先まで輸送する
・キャリアカーに載せて輸送する
・車両の輸送を専門とする船で輸送する

上記のどの手段を選ぶかでも料金は異なります。また、引越し先の地理によっていくつかの手段を併用する場合もあります。現在はネット上で簡単に見積もりを依頼できるので、車の輸送が必要なら一度見積もりを取りましょう。

そのほか、こうした輸送サービスでは車の登録手続きもあわせて行ってくれる場合もあります。なるべくそういった手続きに時間をかけたくない人は、登録手続きも同時に行ってくれるサービスを選ぶのもおすすめです。指定された書類をそろえて依頼すれば、引越し先での車両使用がスムーズになります。

車の輸送で注意すべきところ
車の輸送サービスには、いくつか注意点があります。

(1)輸送サービスに対応できない車も存在する
以下は一例ですが、業者によっては「こういった車種は取り扱わない」といった基準を設けている場合があります。
・高級外車
・車高が低すぎるもの(15cm未満)
・車幅が広すぎるもの(2000mm以上)
・全長が長すぎるもの(5300mm以上)
・不法改造車

(2)車の状態
車の輸送サービスを利用するに当たり、依頼する業者のスタッフが事前に車のチェックを行います。その際に不備が見つかった場合、受け付けてもらえない可能性があるので注意しましょう。また、引越し先までの経路で積雪などが予想される場合には、事前にスタッドレスタイヤなどに履き替えておく必要があります。

(3)損傷やトラブルに対する保険
輸送の際についてしまった傷に対しては、基本的には輸送業者が保険を適用して弁償してくれます。しかし、多くの輸送業者では、条件によってエンジン系のトラブルに関しては保険が適用外となることがあります。契約内容をしっかりと確認しておきましょう。

(4)キャンセル料
料金は前払いであることが一般的です。業者により日数は異なりますが、取引日の直前や数日前にキャンセルしてしまうとキャンセル料が発生するので、注意が必要です。

輸送サービスを利用する場合は、会社によって設定しているルールや基準が異なる場合が多いため、事前の確認は必須です。

引越し用トラックのアイコン

まとめ

長距離引越しイメージ

お金も時間もかかってしまう、長距離(遠距離)の引越し。
あらゆる準備が必要な上に、料金もどれくらいかかるのか、初めての場合は何かと心配ですよね。

本記事では、長距離(遠距離)の引越しにあたって、気になる料金相場や引越しプランなど、安くお得に引越すための方法をご紹介しました。
家庭ごとに事情もさまざまなため、細かな価格などは、引越し業者の見積もりを通して確認することをおすすめします。

SUUMO引越し見積もりでは複数の業者に一度に見積もり依頼を出すことができ、希望の条件で安く引越しできるプランを見つけられます。
引越し料金を安く済ませたい!とお考えの方は、ぜひ活用してくださいね。


掲載:2019年1月31日
写真:PIXTA

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