長距離(遠距離)引越しの単身・家族の料金相場|費用を安くする方法とは?|引越し見積もり・比較【SUUMO】

長距離(遠距離)引越しの料金相場と費用を安くする方法


最終更新日  2023年11月22日

引越しのスケジュール

長距離(遠距離)の引越しをする場合、一番気になることの一つが「料金」のことという方が多いはずです。できるだけ安く抑えたいものですが、引越し見積もり料金は、移動する距離に応じて高くなるのが普通。

そのため、長距離(遠距離)引越しの料金は、高くなる傾向があります。そこで今回は、長距離(遠距離)引越しを行う際の見積もり料金相場と、費用を安く抑えるための方法をピックアップ。

アート引越センターに聞いた長距離引越しの料金を安くする方法もご紹介するので、引越しを予定・検討している方は、ぜひチェックしてください!

■目次
長距離引越しの見積もり料金は、距離が伸びると高くなる
長距離引っ越しの料金相場は?
長距離(遠距離)引越しを安く済ませる方法
引っ越し業者の長距離(遠距離)おすすめ引っ越しプランを紹介
長距離(遠距離)引越しにかかる日数は?
レンタカーによる自力での長距離(遠距離)引っ越しは可能?
単身者や荷物が少ない長距離(遠距離)引っ越しなら宅配便を使う手も
長距離(遠距離)引越しに便利なオプション
まとめ

見積もりしたい引越し業者を自由に選んで依頼できる!

  • クロネコヤマトの引越サービス
  • アート引越センター
  • アーク引越センター
  • ハート引越センター
  • サカイ引越センター
  • アリさんマークの引越社
  • KIZUNA引越センター

引越し用トラックのアイコン

長距離引越しの見積もり料金は、距離が伸びると高くなる

電卓とダンボールのイメージ

はじめに県外など長距離(遠距離)の引越しにかかる運賃から見ていきましょう。まずは、引越し料金が決まる仕組みについてご紹介します。

国土交通省は、引越しにまつわるルールとして「標準引越運送約款」を定めています。この約款には、引越し料金の定義やキャンセル料などについても記載されており、多くの引越し業者がこの約款にのっとっています。

引越し料金は、「基本運賃」「実費」「オプション料金」から構成されます。「基本運賃」は荷物を運ぶのにかかるのにかかる料金で、「実費」にはトラックのチャーター費や人件費など、「オプション料金」にはエアコン設置や不用品処分、有料道路利用料などが含まれます。

引越しでの移動距離が長くなるにつれて、上記のうち「基本運賃」と「実費」が上がるため、引越し料金は高くなる仕組みです。

基本運賃は、引越しで移動する距離次第で、時間制・距離制の2通りの決め方があります。時間制は、引越しにかかる時間、距離制は引越しする距離に応じて変動します。

「短距離(近距離)=約100km以内」の引越しの場合は時間制で、長距離(遠距離)の引越しの場合は距離制で運賃が決められます。

【積載量別 距離による運賃の違い】

積載量別 距離による運賃の違い

国土交通省近畿運輸局に掲示されている表を掲載しています

引越しで移動する距離によって運賃が異なるのが分かります。また、引越しで移動する距離が200kmを超えた場合、距離が増えるごとに追加料金が発生するのも知っておきたい点です。

この「基本運賃」は引越しで移動する距離だけでなく、荷物の量によっても異なり、「実費」「オプション料金」を加えたものが引越し料金となります。

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長距離引っ越しの料金相場は?

財布を持つ女性

県外など長距離(遠距離)引っ越しの料金が、移動距離や荷物の量、トラックのチャーター費や人件費、オプション費によって決められることは分かりました。では、実際に引っ越しをする際にはどのくらい料金がかかるのでしょうか。

引っ越し料金は、引っ越し時期によっても左右されます。とくに注意したいのが、引っ越し業者に依頼が集中する3〜4月の繁忙期。それ以外の時期(5〜2月)と比べて、引っ越し料金が高くなる傾向があります。

また、有料道路が混み合いがちな大型連休などは、作業に時間がかかるなどの理由から、引っ越し料金が通常よりも高くなりがち。

県外など長距離(遠距離)引っ越しの料金について、単身者と家族ごとにご紹介していきましょう。

単身者の引っ越し料金相場

まずは、単身者の引っ越し料金相場から。引越し料金相場と一口にいっても、引越しする時期によって大きく料金が異なります。

以下は、単身者の遠距離(長距離)引っ越し料金相場を通常期と繁忙期に分けて記載したものです。



【単身者の引っ越し料金相場(通常期)】
単身者(荷物小)単身者(荷物大)
200km未満
同一地方内程度
4万8,789円6万7,238円
500km未満
近隣地方程度
5万8,267円8万5,566円
500km以上
遠距離地方程度
7万504円10万3,573円

【単身者の引っ越し料金相場(繁忙期)】
単身者(荷物小)単身者(荷物大)
200km未満
同一地方内程度
5万7,725円8万7,398円
500km未満
近隣地方程度
6万7,726円10万7,143円
500km以上
遠距離地方程度
7万9,501円12万8,764円

荷物の量が多い単身者の500kmを超える引っ越しでは、繁忙期の料金は通常期に比べて2万5,000円も高くなっています。引っ越し時期や荷物の量次第で料金が大きく変わることが分かります。

また、引っ越し料金は、見積もりを依頼する引っ越し業者によってもまちまちです。単身者むけのプランを用意している引っ越し業者もあるので、料金相場をあくまで目安として捉え、複数の引っ越し業者から相見積もりをとって比較するのがよいでしょう。


家族の引っ越し料金相場

続いて、家族(ファミリー)で引越しする場合の料金相場を紹介していきます。


【家族の引っ越し料金相場(通常期)】
2人家族3人家族4人家族
200km未満
同一地方内程度
9万254円11万598円14万2,414円
500km未満
近隣地方程度
11万6,560円15万721円18万2,903円
500km以上
遠距離地方程度
16万2,589円20万1,814円24万2,184円

【家族の引っ越し料金相場(繁忙期)】
2人家族3人家族4人家族
200km未満
同一地方内程度
12万4,632円14万6,818円19万185円
500km未満
近隣地方程度
16万1,844円20万5,117円25万6,393円
500km以上
遠距離地方程度
22万3,579円28万824円32万1,672円

家族の人数に関係なく、引っ越し時期によって料金が大きく変動しています。とくに500kmを超える長距離(遠距離)引っ越しでは、2人家族でも約6万円、4人家族になると約82万円アップしています。

とくに料金が高くなりがちな家族での引っ越しの場合は、事前に相見積もりをとり、引っ越し業者をしっかり比較検討することをおすすめします。


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長距離(遠距離)引越しを安く済ませる方法

電卓とお金のイメージ

引越し代を節約するにはどうしたらよいのでしょうか。ここからは、アート引越センターに聞いた引越し料金を安く抑えるための方法をご紹介します。


  • ・引越し料金がとにかく安くなる「混載便」

  • ・引越し日程に融通がきくなら利用したい「帰り便」

  • ・貨物列車で荷物を運ぶ「コンテナ便」

  • ・引越しの作業時間を指定しない「フリー便」


以上に加えて、引越し作業を早く終えることを優先したい方むけに「チャーター便」を取り上げて解説します。



引越し料金をとにかく安くしたいなら「混載便」

荷物が少なめの単身者の引越しの場合、大きなトラックを利用すると、荷室スペースに余裕があるケースが少なくありません。そんな余ったスペースを活用し、同じ方面にむかう複数の引越し荷物をまとめて混載するトラックのことを「混載便」といいます。

混載便のメリット
・引越し料金を安く抑えられる

混載便では、引越しトラックを複数の依頼者で共有できるため、引越し料金が比較的安く抑えられています。

「同じ方面への輸送がある場合に限られますが、混載便は料金をお安くできるのでおすすめです。お見積もり時にご相談ください」(アート引越センター)

混載便には以下のようなデメリット
・引越し作業を依頼する日程を選べないことが多い
・通常便に比べて輸送に時間がかかる


「混載便では、旧居や新居での積み降ろし作業の順番もありますので、細かな時間指定にはお応えするのが難しいです。どうしても時間指定をしたいという方には、通常のプランをおすすめします。
また、同じ理由から、通常よりも輸送日数はかかってしまうことが多いですね。1週間もかかることはありませんが、通常の日数にプラス1日ほど余裕をもっていただければと思います」(アート引越センター)

引越し料金の安さを優先するのか、それともスピードや便利さを優先するのか、慎重に検討する必要がありそうです。


引越しの日程に融通がきくなら「帰り便」

一般的に、引越し作業を終えたトラックは、荷室を空のまま帰路につきます。荷物の輸送をすませ出発地へと向かう、引越しトラックの空の荷室を有効活用するのが「帰り便」です。

帰り便のメリット
・引越し料金を安く抑えられる

引越し料金には、往復分の運賃が含まれています。帰り便を利用すると、片道分の運賃だけで済むため、引越し料金が安く設定されています。

帰りのトラックにも引越し荷物を積むことで、引越しする方は引越し料金が安くなり、引越し業者は利益を得ることができる、Win-Winな仕組みです。

帰り便のデメリット
・引越し日程は引越し業者まかせ
・荷物が多いと利用できるチャンスが少ない

行きの便が優先となるため、帰り便は時間の制約を受けやすいのが特徴。引越しの日程は引越し業者まかせになるケースが多いようです。

また、行きのトラックの積載量を超える荷物を積むことはできません。荷物の量によっては断られてしまうケースもあるようです。

時間や荷物の量に制約がありますが、諸条件が合いそうなら、検討してみてもよいでしょう。


貨物列車で荷物を運べる「コンテナ便」

「コンテナ便」とは、JRの貨物用コンテナを活用して引越しの荷物を輸送する方法です。旧居から駅まで、駅から新居までのトラック輸送を引越し業者が担当します。

コンテナ便のメリット
・引越し料金を安く抑えられる
・混載便では運べない量の荷物を運べる

燃料費や運転スタッフなど人件費を削減できるため、引越しの料金設定が安く抑えられています。また、比較的多くの荷物が運べるため、単身者だけでなく家族の引越しにも対応しています(ただし、利用するコンテナの数が増えると料金も高くなるので、見積もり時に確認が必要です)。

コンテナ便は、同じ方面にむかう荷物をまとめて鉄道で輸送できるため、県外など長距離(遠距離)の引越しに適したプランといえそうです。

コンテナ便のデメリット
・引越しに日数がかかる
・鉄道がないエリアでは利用できない

「トラック~鉄道~トラックという輸送方法をたどるため、輸送日数は通常よりもかかります。鉄道はほとんどの目的地におよそ1~2日で到着しますが、そこからさらにトラックで新居へ荷物を運ぶので、列車が走る1~2日ほどは余分に時間がかかります。最大で4日」(アート引越センター)

またコンテナ便では、鉄道がないエリアにむかう場合、引越しトラックを利用します。長い距離をトラックで走ることになると、かえって引越し料金が高くなる場合もあるため、見積もり時の確認が必要です。

「ちなみに、引越しの荷物の輸送には基本的に出発地から目的地までトラックを使いますが、お客様からご相談があった場合にはコンテナ便を指定いただくこともできますよ」(アート引越センター)

混載便では対応できない量の荷物があり、引越しの日数に融通がきく場合には、検討してもよいでしょう。


引越しの作業時間を指定しない「フリー便」

引越しを依頼する作業時間を指定しないプランのことを「フリー便」といいます。

フリー便のメリット
・引越し料金を安く抑えられる

引越し料金は引越しする時間帯によって変動し、一般には人気の高い午前便より午後便のほうが安くなる傾向があります。そのため、引越しの作業時間を指定しないことで、引越し代を抑えることが可能です。

フリー便のデメリット
・当日中に作業が終わらないこともある

遅い時間に引越し作業を始め、当日中に作業が終わらず日をまたいでしまった場合、追加料金が発生してしまうことがあります。引越し作業に時間がかかる県外など長距離(遠距離)引越しの場合は、とくに注意が必要です。

また、退去時に立会い確認が必要なケース、引越し先でガスや水道などの開栓作業があるケースでは、余裕を持ってスケジュールを組むのがよいでしょう。


引越し作業を早く終えることを優先するなら「チャーター便」

「チャーター便」とは、トラックを貸し切って引越しの荷物運送する、通常の引越しプランのこと。近距離(短距離)引越しは、ほぼこのチャーター便が利用されます。

チャーター便のメリット
・旧居から新居へ直行するため到着が早い
・荷物が紛失するリスクが低い
・日程が自由に選べる

上記で取り上げた4つのプランと異なり、チャーター便が重視するのは、引越しのスピードです。引越しトラックを貸切っての輸送となるため、新居への到着がスムーズで、ほかの利用者の荷物が混在することもありません。

また、引越しの日程を自由に選ぶことができます。新居に荷物が到着するおおよその時間が事前に分かるため、引越し作業の計画が立てやすいのが特徴です。

希望の日程で素早く確実に引越し荷物が新居に届くことを重視するなら、まず検討すべきプランといえるでしょう。


チャーター便のデメリット
・料金が割高

ただし、チャーター便の料金は安くありません。引越しの依頼が集中する時期や曜日、時間帯を避けることで、多少の値下げ交渉ができる可能性はありますが、上記の4プランと比べると引越し料金は割高です。

諸条件を洗い出し、各プランをよく比較検討し、自分にはどんな引越しが適しているのか判断するとよいでしょう。


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引っ越し業者の長距離(遠距離)おすすめ引っ越しプランを紹介

引っ越し業者の男性

引っ越し業者は、長距離(遠距離)引越しむけに、さまざまなプランを提供しています。代表的なものを取り上げるので、引っ越し見積もりをとる際の参考にしてください。

【引っ越し業者が提供する混載便の例】
引っ越し業者プラン名プラン詳細
アーク引越センターミニ引越し長距離プランワンルーム〜1LDKの少ない荷物量で長距離(100km以上が目安)の引っ越しむけのプラン。大型家具・家電の荷造りや搬出入、家具の配置まで、スタッフが対応してくれます。

【引っ越し業者が提供する帰り便の例】
引っ越し業者プラン名プラン詳細
プロスタッフ長距離引越し格安プラン【関東発】
関西方面
5万7,200円〜
中部方面
4万6,200円〜
中国方面
7万2,600円〜
四国方面
8万3,600円〜
九州方面
10万100円〜
東北方面
6万500円〜

【関西発】
関東方面
57,200円~
中部方面
38,500円〜
中国方面
56,200円〜
四国方面
58,300円〜
九州方面
74,800円〜
北陸方面
45,100円〜
(すべて税込)

【引っ越し業者が提供するコンテナ便の例】
引っ越し業者プラン名プラン詳細
アリさんマークの引越社長距離SDGs便現在の住まいの最寄り貨物駅から新居の最寄り貨物駅までの長距離走行の部分のみJR貨物列車で運ぶ、低コストと低エネルギー消費を実現したプラン
長距離大型便引越作業は自社スタッフが引き受け、旧居から新居への運送については提携運送会社を利用

【引っ越し業者が提供するチャーター便の例】
引っ越し業者プラン名プラン詳細
アート引越センターおまかせパック自由度の高いチャーター便で、最もスタンダードなプラン。「基本コース」(荷造り・荷ほどきを利用者が行う)、「ハーフコース」(荷造りを引越し業者におまかせできる)、「フルコース」(荷造り・荷ほどきを引越し業者におまかせできる)の3コースがあります。
レディースパック女性スタッフがすべての作業を行う、女性むけプラン。衣類やデリケートな小物など、同性ならではの配慮が期待できます。
学割パック学生を対象とした、引越し料金が割安のプラン。見積もり時におおよその荷物の量を伝えると、料金の概算も出してもらえます。
アーク引越センター長距離プラン2DK〜2LDK規模の家財量で、比較的長距離(遠距離)移動の引越しむけ。大型家具・家電の荷造りや搬出入、家具の配置まで引越し業者におまかせ。
アリさんマークの引越社長距離スペシャル便旧居から新居まで、すべての作業を引越し業者が担当。中間業者が入らない、完全チャーター便で安心。

引越し用トラックのアイコン

長距離(遠距離)引越しにかかる日数は?

カレンダーのイメージ

長距離(遠距離)の引越しで気になるのが、引越しに必要な日数。以下の表に、引越しにかかる日数を移動距離ごとにまとめています。

【引越し距離ごとの到着日の目安】
引越し距離(km)到着日の目安距離の移動距離のイメージ
〜100当日東京~小田原、栃木
〜200当日〜翌日東京~伊豆、軽井沢
〜300翌日東京~名古屋、福島
〜400翌日東京~三重、仙台
〜500翌日東京~大阪、山形
〜600翌日東京~兵庫、秋田
〜700翌々日東京~岡山、青森
〜800翌々日東京~広島
〜900翌々日東京~函館
〜1000翌々日東京~福岡
〜15003日後仙台~福岡
〜20003~4日後函館~福岡
〜30004日後札幌~那覇
※午前中の便で引越し作業を行い、出発した場合の目安です。輸送方法によっては積み替えなどの時間が発生するため、上記の限りではありません

引越しにかかる日数は、荷物の量によっても異なります。例えば、200kmまでの引越しの場合、荷物の少ない単身者であれば当日、荷物が多い単身者や家族の場合は翌日となっています。

また、東京と「大阪-名古屋」などの大都市間の引越しであれば、高速道路などルートが整備されています。同じ長距離の引越しであっても一般道路を利用する場合と比較すると、早く到着できることもあります。

北海道から九州・沖縄などの極端な長距離引越しの場合、やはり長い時間がかかります。とくに沖縄に旧居もしくは新居がある場合、船を使う必要があるため、かなりの時間とコスト(トラック代や人件費)がかかります。
離島など船を使った輸送が必要な場合には、距離だけでなく船の運航スケジュールを計算に入れることも必要です。

長距離(遠距離)引越しをする場合は、時期や距離を考えて、余裕をもって引越し業者に連絡するようにしましょう。

引越し業者のなかには、以下のように到着期日を優先したい方向けのプランを用意しているケースもあります。必要に応じて利用するとよいでしょう。


【到着期日を優先したい方むけのプラン例】


引っ越し業者プラン名プラン詳細
引越のプロロ超速1DAY便航空機を組み合わせた引越し便で、午前10時までに荷物を積込み、その日の夕刻までに引越し先に荷物を搬入します。
直行便出発日・到着日を指定できるフルオーダーの通常便です。


超速1DAY便の対象範囲:1都3県-札幌市近郊、1都3県-福岡市内近郊、札幌市近郊-福岡市内近郊、大阪近郊-札幌市近郊、大阪近郊-1都3県、大阪近郊-福岡市内近郊
直行便の対象範囲:関東エリア-札幌都市圏、関東エリア-福岡都市圏、関東エリア-関西エリア、関西エリア-札幌都市圏、関西エリア-福岡都市圏




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レンタカーによる自力での長距離(遠距離)引っ越しは可能?

レンタカーのイメージ

引っ越し業者に依頼せず、レンタカーを利用して自力で荷物を運ぶ手もあります。準備の面で手はかかりますが、引っ越し業者を利用するよりも日程や時間に自由がきくのがレンタカーによる引越しのメリットです。

レンタカーの料金目安

レンタカーの利用料金について、引っ越しに適しているロングボディバンや小型トラックの利用料金をご紹介します。


【トヨタレンタカーの利用料金(V3クラス)】
利用時間利用料金(税込)
6時間まで9,900円
12時間まで1万2,650円
24時間まで1万4,850円
以降24時間毎1万1,000円
超過料金2,200円/時間

【トヨタレンタカーの利用料金(T1クラス)】
利用時間利用料金(税込)
6時間まで6,050円
12時間まで7,150円
24時間まで9,570円
以降24時間毎6,050円
超過料金1,210円/時間

ハイエースバンで9,900〜1万4,850円/日ほど、ライトエーストラック/タウンエーストラックであれば6,050円~9,570万円/日ほどで利用することができます。

ハイエースバンであれば、小さなダンボールで100個ほど、大きなダンボールでも30個ほど積載が可能です。単身者の引越しであればじゅうぶんに活用できます。

荷物が載りきらない事態を避けるためにも、ダンボールの数や家財の量など、できるだけ正確に把握しておきましょう。


レンタカーによる引越しのコツ

レンタカーを借りる際は、「乗り捨てプラン」を提供している「トヨタレンタカー」や「ニッポンレンタカー」がおすすめ。旧居の近隣店舗でレンタカーを借りて、荷物を積み込んで運搬、引越しが終わったら新居近くの店舗に返却することができます。

トヨタレンタカーの「ワンウェイ・システム」を利用して、例えば東京-名古屋間をハイエースで引越しする場合の料金は以下のとおり。

 1万4,850円(基本料金)
+2万350円(ワンウェイ・システム利用料)
+3,300円(バンやトラックを利用する場合に必要な料金)
=3万8,500円(税込)

引越し業者を利用した場合、繁忙期における荷物の多い単身者の500Km未満の相場が10万7,143円なので、6万8,000円ほど安くなる計算です。

これにガソリン代や高速道路利用料金、万一の事故などに備える保険料などがかかるため、実際の差額はもう少し小さくなりますが、引越し費用を安く抑えることができそうです。

とはいえ、大きな家電や家具の運搬は危険をともなうため、プロに任せるのが安心。大型家電や家具がなく、自力で運べそうな場合には、レンタカーを利用した引越しを検討してもよいかもしれません。


引越し用トラックのアイコン

単身者や荷物が少ない長距離(遠距離)引っ越しなら宅配便を使う手も

宅配便のイメージ

荷物が少ない長距離(遠距離)引っ越しであれば、宅配便を使うことで引っ越しにかかる費用を抑えることができる場合があります。

宅配便を使った引っ越しのメリットとデメリット

宅配便を使った引っ越しのメリットは以下のとおりです。

・費用が安く済ませられるケースがある
・料金体系が明瞭
・年間を通じていつでも料金が同じ
・見積もりの手間や時間が不要
・日時指定が可能

宅配便を使った引っ越しの最大のメリットは、引っ越し費用を抑えられる点です。荷物の量や引っ越しの移動距離など、条件次第では格安プランを利用する場合よりも安く引っ越しすることができます。

料金体系が明瞭であることも宅配便による引っ越しのメリットのひとつ。「1個あたり〜円」とシンプルなので、引っ越し費用の見積りもしやすいのが特徴です。

また、引越し業者に依頼する場合と違って繁忙期/通常期の区別がなく、宅配便を使った引っ越しの場合、一年を通じて料金が一定です。いつでも同じ料金で引っ越しすることができます。

引越し業者に依頼すると、プランによっては引っ越し先に荷物が到着する時間がまったく分からないケースもありますが、宅配便なら配達日時を細かく指定することが可能。計画にもとづいた効率的な引っ越し作業ができます。

ただし、宅配便による引っ越しの場合、ダンボールに詰め切れない荷物を送ることはできません。また、梱包資材は自分で用意する必要があり、荷物の到着は早くて翌日以降になるなど、注意点があることも知っておきたいところです。


宅配便を使った引っ越しの料金シミュレーション

実際に宅配便を利用した場合、いくらぐらいの料金がかかるのでしょうか。ヤマト運輸のサービスを利用した場合を想定してシミュレーションしてみましょう。

例えば、東京-名古屋間の引っ越しで、140サイズのダンボールを20個送った場合、料金は以下の通りです。

2,190円(関東→中部の運賃)×20(個数)=4万3,800円

ヤマト運輸では、1個につき100円引きとなる「複数口減額制度」が適用されます。2,000円割引となり、引っ越し料金は4万1,800円となります。

繁忙期における荷物の多い単身者の相場が10万7,143円なので、6万5,000円以上安くなる計算です。引っ越しをお考えで荷物が少ない方はぜひ検討してみるとよいでしょう。



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引越し用トラックのアイコン

長距離(遠距離)引越しに便利なオプション

若い女性

最後に、県外はじめ長距離(遠距離)引越しに便利なオプションなどをご紹介します。

一時的な荷物預かりは可能?

例えば、スケジュールの都合上、引越し先にすぐに行くことができない場合、搬出だけ済ませて、一時的に荷物を保管してもらうことはできるのでしょうか。

アート引越センターによると「事前にご相談いただければ、お預かりすることは可能です」とのこと。

「例えば、お仕事や学校の都合などで荷物の到着日にどうしても新居に行けない、などの場合、事前に分かっていれば1日~2日程度なら荷物をお預かりすることはできます。
ただし、ご家族など荷物が多い場合には、それだけ占有するスペースも多くなってしまうので、お応えできない場合もあります。日程の調整も必要になりますので、早めにご相談くださいね」(アート引越センター)

また、自宅のリフォームなどの際に仮住まいに引越しする際、新居に持ち込む荷物を預かってもらうことも可能です。ただしこの場合、一時預かりではなく、保管用の倉庫を利用します。

料金は引越し業者によってさまざまです。仕事の都合などで引越しのスケジュールが調整できない場合、ぜひ相談してみるとよいでしょう。


ペットの長距離(遠距離)輸送はどうする?

ペットを飼っている人が長距離(遠距離)引越しをする場合、新居まで一緒に移動できるか不安という方も多いと思います。

原則として、引越し業者では動植物の輸送を行っていませんが、提携する専門業者を紹介してもらえるケースがあります。犬や猫などの場合はゲージに入れて、熱帯魚などの場合は移し替えて輸送します。

長距離(遠距離)移動は、ペットにとって大きなストレスになりかねません。とくに魚は温度変化に弱いものもが多く、ストレスによるダメージを受けやすいため、あらかじめ専門家とよく相談することが必要です。

専門知識が必要なため、ペットの長距離(遠距離)輸送はすべての引越し業者が対応できるわけではありません。引越し見積もり依頼時に相談してみるとよいでしょう。


引越し時の車の輸送方法

車を所有している人は、引越しに合わせて車を移動させる必要がありますが、長距離(遠距離)の運転が難しいケースもあることでしょう。そんなときは、車の輸送サービスが便利です。


引越しにともなう車の輸送方法

引越しにともなう車の輸送には、大きく分けて以下の3つの方法があります。

(1)引越し先まで自分で運転する
最も経済的コストがかからない方法であり、引越し費用を抑えることができます。時間や労力に余裕がある長距離(遠距離)引越しにむいています。

(2)引越し業者に依頼する
大手の引越し業者のなかには、バイクや車の輸送を行っているものがあります。

ただし、引越し業者が輸送業務を提携業者に外注している場合、料金が高くなる傾向にあります。料金はもちろん、荷物と車両の到着時間に大きなズレが生じないかなど、事前の確認が必要です。

比較的小規模の引越し業者では、そもそもバイクや車の輸送サービスに対応していない場合もあります。

(3)輸送専門の業者に依頼する
バイクや自動車の輸送を専門に行う業者に依頼することもできます。輸送や運搬に特化しているため、質の高いサービスが期待できます。

直接依頼するため、引越し業者に依頼する場合と比べて料金が割安になる傾向にあります。引越し費用をなるべく抑えたい人にとくにおすすめです。


車輸送の料金相場や輸送にかかる日数は?

車輸送の料金相場や輸送にかかる日数は、車種や距離次第で大きく変動します。車の大きさ、引越しの移動距離に比例して料金が高くなります。

例えば、東京-大阪間の引越しなら、料金は1万5,000〜7万円程度。輸送にかかる日数は、同一県内や近隣県の移動であれば、当日もしくは翌日、長距離(遠距離)引越しの場合でも、1週間以上かかることはないようです。

車の輸送方法には、以下の3つのパターンがあります。

・業者のドライバーが運転して引越し先まで輸送
・キャリアカーに載せて輸送
・車の輸送専門の船で輸送

引越し先の地理環境によっては、複数の方法を併用する場合もあります。ネット上で簡単に見積もり依頼できるので、事前に見積もりをとるのがよいでしょう。

車輸送サービスでは車の登録手続きを行ってくれる場合もあります。必要な書類をそろえて依頼すれば、引越し先ですぐに車を使用できるので、手続きに時間をかけたくない方は、利用してもよいでしょう。


車の引越し輸送に関する注意点

車の輸送サービスを利用する際の注意点は以下のとおりです。

(1)輸送サービス非対応の車がある
業者によっては、以下のように取り扱い車種に制限を設けている場合があります。

・高級外車
・車高が低すぎるもの(15cm未満)
・車幅が広すぎるもの(2000mm以上)
・全長が長すぎるもの(5300mm以上)
・不法改造車

(2)車の状態によっては依頼を断られる場合も
車の引越し輸送サービスを利用する際、業者スタッフが事前に車のコンディションチェックを行います。万が一不備が見つかった場合、引越し輸送の依頼を受け付けてもらえない場合があるようです。

また、積雪など悪天候が予想される場合は、事前にスタッドレスタイヤに履き替えておくことをお忘れなく。

(3)損傷などトラブルに対する保険
輸送の際に傷がついてしまった場合、輸送業者が保険を適用して弁償するのが一般的です。ところが、エンジン系のトラブルに関しては、保険が適用外となることがあります。契約内容を事前にしっかり確認しておきましょう。

(4)キャンセル料
車の引越し輸送サービスでは、原則として料金が前払いです。取引日の直前や数日前にキャンセルすると、キャンセル料が発生するので注意してください。

そのほか、業者によって設定しているルールや基準が異なります。あとで困ったことにならないよう、事前に確認を徹底しましょう。


引越し用トラックのアイコン

まとめ

長距離(遠距離)の引越しでは、時間も手間もかかりがちですが、やはり気になるのが料金。引越しの内容は、家族ごとで異なり、引越し見積もり料金も業者によってまちまちです。引越し代を抑えるためには、引越し業者から相見積もりをとることが欠かせません。

SUUMO引越し見積もりでは、基本的な情報を一度入力するだけで、複数の業者に見積もり依頼を出すことができます。希望の条件で最も安く引越しできるプランや引越し業者を見つけることが可能です。

長距離(遠距離)の引越し料金を安く済ませたいとお考えの方は、ぜひ活用してくださいね。

画像:PIXTA

見積もりしたい引越し業者を自由に選んで依頼できる!

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平均
33,942 円
最小
12,000
最大
80,000
 

※ 引越し見積もり料金や、実際の引越し料金を保証するものではありません。

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