東京-大阪間の引っ越し料金相場は?引越し費用をグンと下げる方法もチェック
公開日 2020年06月23日
引っ越し料金は荷物量や移動する距離に応じて高くなるのが一般的です。そのため、長距離の引っ越しの際、想定以上に高い見積額を提示され、びっくりしたというケースも少なくありません。
今回は、東京-大阪間の引っ越し料金相場を取り上げ、引っ越し料金を安くする方法とあわせてご紹介します。
■目次
・わが家の場合はいくら?東京-大阪間の引っ越し料金相場
・東京-大阪間の引っ越し代を安くする方法
・東京-大阪間の引っ越し料金を下げるその他の方法
・まとめ

わが家の場合はいくら?東京-大阪間の引っ越し料金相場
引っ越し料金は、「基準運賃」「実費」「オプションサービス」から構成されます。これらのうち、「基準運賃」は輸送する荷物量と移動距離によって決まるため、旧居と新居のあいだの距離が長くなればなるほど、引っ越し料金は高くなるのが一般的です。
東京-大阪間はほぼ500km。比較的長距離の移動となるため、同市区町村内や同都道府県内の引っ越しに比べると、引越し業者に依頼した場合の料金は高くなる傾向があります。
また、引っ越し料金は、引っ越し時期によっても変動します。
とくに、引っ越し業者に依頼が集中する3月から4月にかけての繁忙期は、通常期(閑散期)と比べて引越し料金が高くなる傾向があるため注意が必要です。東京-大阪間の引っ越し見積もり料金相場を、さまざまなケースごとにご紹介しましょう。
【世帯人数別】500km以上(東京-大阪間に相当)の引っ越し見積もり料金相場
以下の表は、東京-大阪間の引越し見積もり料金相場を通常期/繁忙期ごとにまとめたものです。
【500km以上(東京-大阪間に相当)の引っ越し見積もり料金相場(世帯人数別)】
通常期 | 繁忙期 | |
---|---|---|
単身(荷物小) | 64,519円 | 68,640円 |
単身(荷物大) | 99,350円 | 117,857円 |
2人家族 | 157,166円 | 210,619円 |
3人家族 | 196,619円 | 271,526円 |
4人家族 | 238,990円 | 306,554円 |
※2020年4月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出。最新のデータはこちらをご覧ください
世帯人数に比例して荷物量が増える傾向があるため、家族が増えるにしたがって引越し見積もり料金が高くなっています。2人家族では通常期の引越し見積もり料金が157,166円だったのに対して、4人家族では238,990円。約8万円も高くなっているのが分かります。
繁忙期に割高となる点も見逃せません。3人家族の場合、繁忙期の見積もり料金が通常期よりも高くなっており、価格にして7万円以上も開きがあります。
【間取り別】500km以上(東京-大阪間に相当)の引っ越し見積もり料金相場
間取り別の見積もり料金相場もチェックしてみましょう。以下の表は、間取り別の500km以上(東京-大阪間に相当)の引っ越し見積もり料金相場を通常期/繁忙期ごとにまとめたものです。
【500km以上(東京-大阪間に相当)の間取り別の見積もり料金相場(単身者[荷物大])】
通常期 | 繁忙期 | |
---|---|---|
ワンルーム | 91,489円 | 99,148円 |
1K・1DK | 96,627円 | 121,515円 |
1LDK・2K・2DK | 115,793円 | 138,198円 |
2LDK・3K・3DK | 108,495円 | 123,093円 |
3LDK・4K~ | 107,108円 | 129,658円 |
※2020年4月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出。最新のデータはこちらをご覧ください
【500km以上(東京-大阪間に相当)の間取り別の見積もり料金相場(4人家族)】
通常期 | 繁忙期 | |
---|---|---|
ワンルーム | - | - |
1K・1DK | 206,286円 | - |
1LDK・2K・2DK | 191,667円 | 225,333円 |
2LDK・3K・3DK | 227,621円 | 314,683円 |
3LDK・4K~ | 290,061円 | 326,861円 |
※2020年4月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出。最新のデータはこちらをご覧ください
荷物量が増えるためか、単身者・4人家族ともに、間取りが大きくなるにつれて料金が高くなる傾向があることが分かります。また、4人家族の引っ越し見積もり料金は単身者のおよそ1.6倍から2.7倍に。
東京-大阪間の引っ越しでは、見積もり料金を安くするカギは、荷物量を減らすことにあると言えそうです。
東京-大阪間の引っ越しは何日かかる?
とくに新生活を控えている方にとっては、引っ越しにかかる日数も気になるところだと思います。東京-大阪間の引っ越し日数は2日。旧居を出発した翌日には、新居に荷物が到着すると考えてよいでしょう。
ただし、これはトラックを貸し切る「チャーター便」を利用した引っ越しの場合です。
同じ方面に移動する複数の引っ越し荷物を積載する混載便などを利用した場合、目的地に立ち寄るたびに荷下ろしが必要なため、大阪への到着が1〜2日ほど遅れることもあります。
東京-大阪間のような長距離の引っ越しでは、料金の安さだけでなく、生活への影響も考えあわせながら、利用するプランを検討したいところですね。

東京-大阪間の引っ越し代を安くする方法
近距離の引っ越しに比べて高額となる傾向がある東京-大阪間の引っ越し。料金を安くするにはどうしたらよいのでしょうか。お得なプランを中心に、とくに効果的な方法をまとめました。
単身パックを利用する
単身者の方におすすめなのが単身パックを利用する方法です。大手引っ越し業者の多くは、荷物が比較的少ない単身者向けに、単身パックを提供しています。
各社がそれぞれサイズを定めた滑車付きのコンテナや専用ボックスに収まる荷物だけを輸送するもので、割安な料金が設定されています。その一部をご紹介します。
引っ越し業者 | プラン内容 | コンテナサイズ |
---|---|---|
日本通運 | 「単身パックS」「単身パックL」の2種類から選択できる。 | ・コンテナサイズ(S):横108×高さ155×奥行き74cm ・コンテナサイズ(L):横108×高さ175×奥行き104cm |
気になる料金は、例えば日本通運だと、1つあたり「単身パックS」が26,000円、「単身パックL」が31,000円です。「単身パックL」を1つ利用した場合、インターネット割引(2,000円)が適用され、東京-大阪間の引っ越し見積もり料金は29,000円(ただし平日配達が対象)。
単身者(荷物小)の東京-大阪間の引っ越し見積もり料金相場は、通常期でも64,519円ですから、かなり割安であることが分かります。
学割を利用する
学生さんにおすすめなのが学割です。大手引っ越し業者の多くが、学生を対象にしたお得な学割プランを提供しています。
アート引越センターの学割パックを利用した場合の料金は以下の通りです。
移動区間 | 荷物量 | 容積 | 料金 |
---|---|---|---|
東京-京都間 | 大きいもの: 洗濯機・布団・テレビ・ラジカセ ダンボール:6箱 | 約2立方メートル | 29,400円 |
もっと詳しく学割について知りたい方はコチラ
⇒ 学生の引越しなら「学割パック」がお得。実際いくら安くなる?
単身パックと同様の料金水準で、かなりお得感があります。学生さんは活用を検討してみるとよいでしょう。
レンタカーを利用する
引っ越し業者に依頼せず、レンタカーを利用して自分で荷物を運ぶ手もあります。小型のバンや軽トラックの場合でも、単身パックで利用できるコンテナや専用ボックスよりも、多くの荷物量を運ぶことが可能です。
ここでは、引っ越しに利用されることが多いハイエースバンやレジアスエースバンといった、ロングボディバンの利用料金をご紹介します。
【トヨタレンタカーの利用料金(V3クラス)】
利用時間 | 利用料金 |
---|---|
6時間まで | 9,900円 |
12時間まで | 12,650円 |
24時間まで | 14,850円 |
以降24時間毎 | 11,000円 |
超過料金 | 2,200円/時間 |
東京-大阪間の引っ越しをする場合、免責補償料に加えて、以下のガソリン代や高速道路の利用料金が必要です。引っ越し先の近隣店舗にレンタカーを返却できる乗り捨てサービスを利用すると、料金は以下の通り。
【レンタカーを利用した場合の東京-大阪間の引っ越し料金】
内訳 | 料金 |
---|---|
レンタカー料金(24時間) | 14,850円 |
乗り捨て料金(Vクラス) | 39,050円 |
ガソリン代 | 7,500円 |
高速道路代 | 12,420円 |
免責補償料 | 1,650円 |
合計 | 75,470円 |
※ガソリン代、高速道路代は目安(東京-梅田間)。免責補償料は「トヨタレンタカー安心Wプラン」に加入した場合の料金です
東京-大阪間を単身者(荷物小)が引っ越す場合の見積もり料金の相場は、繁忙期で68,640円、通常期で63,903円です。レンタカーを利用したほうがやや高くなるようですが、日程が自由に決められる、多くの荷物量を運べるなど、メリットがあります。
いろいろな条件を考えあわせて検討してみるとよいでしょう。

東京-大阪間の引っ越し料金を下げるその他の方法
そのほか、東京-大阪間の引っ越し料金を下げる方法として、以下のものが挙げられます。
時期によって曜日を選ぶ
引っ越しする曜日によって料金が変動することがあります。引っ越し業者への依頼は休日に集中する傾向がありますが、東京-大阪間(500km以上)の引っ越しの場合、必ずしも平日のほうが安いとは限りません。
以下の表は、平日/土日・祝日別の500km以上(東京-大阪間に相当)の引っ越しにかかった料金を通常期と繁忙期ごとにまとめたものです。
【平日/土日・祝日の引っ越しにかかった料金】
平日 | 土日・祝日 | |
---|---|---|
通常期 | 146,472円 | 165,141円 |
繁忙期 | 203,745円 | 199,669円 |
※2018年11月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータより算出
通常期は平日、繁忙期は土日・祝日が安くなっているのが分かります。引っ越し時期によって曜日を調整するとよいかもしれません。
混載便を利用する
荷物量が少量の場合、混載便を利用するのもおすすめです。同じ方面に移動する複数の引っ越しの荷物をまとめて積むことでコストを削減できるため、料金設定が比較的低くなっています。荷物量が少ない人は検討してみてください。
一括見積もりサイトを活用する
引っ越し料金は、引っ越し時期やタイミングだけでなく、引越し業者によっても違ってきます。同じ日・時間帯でも、異なる見積もり料金を提示されることが多く、やり方を間違えると、割高な料金で引っ越しを強いられることも。
一括見積もりサイトなら、複数の業者の見積もり料金を同時に手軽に知ることができます。最大で50%も安くできる場合もあるので、最安料金で引っ越ししたいという方は、ぜひ利用するとよいでしょう。

まとめ
東京-大阪間のような長距離引越しは料金が高くなりがちです。相場を知った上で、料金を下げる方法を上手に使いながら、お得に引っ越ししてください。
画像:PIXTA
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