近距離引越しの料金相場と費用を抑えるコツ

引越元から引越先へおもちゃのトラックが走っている様子

新しい家具の購入や粗大ゴミの処理など、引越しには何かとお金がかかります。せめて引越し料金だけでも安く抑えたいですよね。
引越しと一口で言っても、その内容は人によってさまざま。学生や単身赴任など、単身者で荷物が少ない場合もあれば、家族でたくさんの荷物を移動させなくてはならない人もいることでしょう。
また、引越し先も遠く離れた都道府県に行くという人もいれば、同じ市区など近場に引越すという人もいると思います。

近距離での引越しの場合は、遠距離よりも金額を安く抑えることが可能です。
今回は、近距離での引越しで費用を安く抑えるポイントや、引越し大手各社の近距離引越しプランをご紹介します。引越し業者を利用しない自力での引越しの注意点もご説明しますので、検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

■目次
3.引越し料金はどうやって決まる?
4.近距離引越しの料金相場は?
5.自力引越しで費用を抑える方法
6.引越し業者を利用しない自力引越しの注意点
7.引越し業者を利用した場合のメリット・デメリット
8.近距離引越しに適したプランがある会社(荷物が少ない人向け)
9.近距離引越しに適したプランがある会社(荷物が多い人向け)
10.近距離引越しに適したプランがある会社(時間の融通が利く人向け)
11.学生にはお得な学割プランも
12.近距離引越しで料金を安くするコツ
13.引越し業者に頼む前に、まずは見積もりを

引越し用トラックのアイコン

3.引越し料金はどうやって決まる?

引越し料金は、基本となる「基礎運賃」と、人件費・資材費・交通費などの「実費」、引越し以外の追加作業である「オプション」を元に算出されています。

3-1.基礎運賃
基礎運賃とは、引越し業者各社が約款に基づいて算出する金額のこと。国土交通省がモデル料金を定めているため、引越し業者による差はそれほどありません。業者によって極端に高かったり低かったりすることもなく、どこも同程度の価格と考えて良いでしょう。

3-2.実費
実費には、引越し作業にあたり、実際にかかる経費が含まれています。例えば引越し作業に携わるスタッフの「人件費」や、有料道路などを通行した際の「交通費」、荷物を梱包するためのダンボールなどの「資材費」の費用です。

3-3.オプション
オプションとは、引越し以外に追加で発生する作業です。
引越し先で使わない家具や電化製品などの不用品の処分料金、ハウスクリーニング、エアコンの取り外し・設置作業、ピアノなど特別なケアが必要な荷物を運ぶ場合など、引越し時に基本の引越し作業以外で、追加でお願いしたい作業が含まれています。
作業内容によっては依頼した引越し業者からさらに専門の業者に委託することになるため、それなりに高額になる可能性もあります。

3-4.近距離引越しの場合の料金
前述のとおり、引越しの見積もり料金は「基礎運賃」「実費」「オプション」の3つに加えて、引越しをする時期やタイミング、距離、運ぶ荷物の量などによって算出されます。各業者によってそれぞれの項目に設定されている基本料金が異なるため、同じ引越し内容でも見積もり金額に差が出るのです。

近距離引越しの場合は移動距離や作業時間が短いため交通費が安く済みますし、作業員の引越し作業にかかる労働時間も短い時間で済みます。そのため「実費」が低く抑えられることが多く、多くの業者で近距離引越しに適したお得なプランが設定されています。
近距離引越しを予定している場合はそうしたプランを選び、さらに費用を抑えたい場合は、荷物の量や引越しのタイミングを調整するのが節約のポイントです。
具体的にどのような方法があるのか、詳しく見ていきましょう。

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4.近距離引越しの料金相場は?

近距離の引越しでも、単身者か家族か、繁忙期か通常期かでも費用に違いが出ます。
同じ市区町村内(~15km未満)に引越す場合を例に取り、それぞれの相場をチェックしてみましょう。

4-1.単身者の料金相場
単身者が少なめの荷物で15km未満の短距離に引越す場合、通常期の相場は、少ない荷物なら1万2600円~9万8000円。平均では3万4961円程度が相場の目安になります。多めの荷物になると、1万8000円~11万円で、平均では4万6333円です。
最小料金と最大料金でずいぶんと開きがありますが、実際に引越しをした方の口コミを見ると、「急な引越しで日時を選べなかったために金額が高くついた」というケースもあるようです。中には「時間がなくて複数の業者で見積もりを取る時間がなく、足元を見られて高くついた」という意見も。

また、同じ15km未満の短距離で少ない荷物でも、2~4月の引越し繁忙期は1万5000円~10万円で平均相場は4万51円。多めの荷物だと2万円~15万円で平均5万4722円が目安の相場になり、通常期の相場よりも2割弱ほど高くつく傾向があるようです。
引越し業者選びはなるべく早めに見積もりを複数取り、繁忙期を避けて引越しを行うのが良さそうですね。

4-2.ファミリーの料金相場
家族で引越しをする場合は、家族の人数が荷物量の目安になります。単身者と同じく、通常期と繁忙期における短距離引越しの平均相場を比較してみましょう。
2人家族で15km未満の短距離に引越す場合、通常期で2万3000円~15万円。平均相場は6万1993円になります。3人家族なら平均相場は7万6514円、4人家族なら9万8526円、5人家族以上の場合は14万233円になり、人数(荷物)が多ければ多いほど金額が上がります。

繁忙期になると、平均相場は2人家族で7万3529円、3人家族で9万3293円、4人家族で11万8475円、5人家族では平均14万3485円に。5人家族の繁忙期では、最大で32万円かかったというケースも見られました。家族みんなで旅行に行けてしまうほどの費用がかかるとなると、家計をやりくりするほうにとっては頭の痛い問題ですね。
単身引越しと同じく、家族での引越しの場合も日時に余裕をもって複数の業者に見積もりを取り、スケジュールが許すようなら繁忙期を避けるのが節約のポイントと言えます。

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5.自力引越しで費用を抑える方法

引越し業者の平均相場を見てみると、短距離での引越しとはいえ、荷物の多さによっては費用が高額になることもあります。
長距離ならともかく、すぐ近くに引越すだけならもっと費用を抑えたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、引越し業者を利用せずに、自力で引越し作業をする方法をご紹介します。合わせてそのメリットとデメリットもご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

5-1.家族・友人に頼む場合のメリット・デメリット
引越し業者を利用せずに自力で引越す場合、家族や友人の力を借りて荷物を運ぶという方法があります。
メリットとしては、なんといっても引越し費用がかからないこと。特に家族の人数が多い場合は、大幅に出費を抑えることができます。日時や曜日を選ばず、引越し業者の空きスケジュールに合わせなくて良いところもメリットですね。

デメリットとしては、まず自分や家族、あるいは友人が車を所有していることが前提条件になるということ。引越し先が同じマンションやアパート内、あるいは1~2軒先のご近所ならともかく、徒歩や自転車などではベッドなど大きな荷物を運ぶのには無理があります。

また、作業に慣れたプロではないため、運搬経路で家具をどこかにぶつけたり、落としたりしてしまう危険もあります。大切な家具が破損したり傷ついてしまったりするのも問題ですが、集合住宅では共用部の設備を傷つけてしまい、入居早々にトラブルになってしまう可能性も。

貴重品の管理にも注意が必要です。もしも引越し作業中に大切なものがなくなった場合に、身近な人を疑いたくはありませんよね。

さらに、引越し業務の費用がかからないとはいえ、友人を呼んだ場合は謝礼を渡したり、食事をごちそうするなどの御礼が必要になると思います。特に単身者の場合は引越し業者の費用もあまり高くはないので、友人の人数が多ければ多いほど、引越し業者を利用する場合とそれほど差がなくなるでしょう。

5-2.レンタカー引越しのメリット・デメリット
家族や友人が車を所有していなかった場合、レンタカーを借りてご自身で引越しをするという手もあります。「トヨタモビリティサービス株式会社」に取材して、レンタカーを使用して引越しをする際の、メリット・デメリットを伺いました。

レンタカーのメリットは、業者に依頼するよりも費用が大幅に安く済むということ。
レンタカーは借りる時間の長さによって費用が異なりますが、事前に荷造りを済ませて運ぶだけの状態にしておけば短時間で引越しが済みます。
レンタカー業者によっては、同一都道府県内の営業店舗間なら、借りた店舗とは別の店舗での返却が無料という場合も。引越し先に近い店舗で返却できるのはうれしいですね。

また、レンタカーの場合は自家用車を利用するのと違って、荷物を運びやすい大きめのバンやトラックも利用できるのもメリット。家族や友人が車を持っていても、狭い小型車だと何度も往復しなければなりませんし、大型の荷物はそもそも車に入らないかもしれません。大きなバンやトラックであれば安心ですね。

トヨタレンタカーの、引越しで使われる人気車種をチェックしてみましょう。

 ●ハイエースバン/タウンエースバン
  大容量の荷室で、多くの荷物を積載可能。

 ●軽トラック・軽バン(ピクシストラック・ピクシスバン)
  小回りが利くので、狭い道でも通れる機動性が魅力。

いずれの車両も、トラックの一部クラスを除き全車両がオートマ・カーナビ付き、ETC車載器付きで、スムーズに荷物を運搬できます。人気車種は3月中旬~4月上旬の繁忙期は予約を取るのが難しくなります。余裕をもって早めに予約しましょう。

レンタカーのデメリットとしては、荷物を運ぶのはあくまでも自分たちなので、前述したように大型の荷物を運ぶのが困難だということ。
また自家用車がなく普段車を運転していない人が運転をする場合に、運転ミスで思わぬ事故にならないよう注意しましょう。

5-3.宅配便引越しのメリット・デメリット
荷物の少ない単身で引越し先が近距離であれば、宅配便を利用して重い荷物などを送り、あとは自力で引越しをするのもひとつの手です。
SGムービング株式会社(※)に取材をして、宅配便を利用して自力で引越しをする際のメリット・デメリットをお伺いしました。

※佐川急便を主体とするSGホールディングスのグループ会社

■宅配便引越しのメリット
佐川急便には「カーゴプラン」という、荷物が少ない人向けの引越しプランがあります。こちらのプランを利用するよりも、宅配便を利用した自力引越しのほうがお得になるのはどのようなケースでしょうか。
まずは、宅配便を利用した引越しのメリットをご紹介します。

時間指定料がかからない
佐川急便の場合、宅配便は午前中(8時~12時)、12時~14時、14時~16時、16時~18時、18時~20時、18時~21時、19時~21時と、7つの時間帯から選んで希望の時間帯に届けてもらうことができます。時間指定料もかかりませんので、特定の時間帯だけ引越し先で待機して、荷物を受け取るという方法も使えます。
ただし、エリアによっては時間指定ができない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

不在時も追加料金無しで再配達が依頼できる
配達時間を指定したとしても、急用でその時間帯に引越し先に行けなくなったという状況も考えられます。その場合も、追加料金なしで再配達が依頼可能です。

最短で当日に集荷が依頼できる
荷物をまとめるのに手間取って、梱包の完了が引越しの直前になってしまったというのもよくある話。宅配便であれば、最短で依頼当日に集荷に来てもらうことも可能です。
時間によっては翌日以降になることもあるので、早めの依頼をおすすめします。

■宅配便引越しのデメリット
続いて、宅配便を利用した引越しのデメリットをご紹介します。

ダンボールなどの資材は自分で用意する必要がある
通常の宅配便の場合は、ダンボールなどの梱包資材は自分で用意しなければなりません。
用意できない場合は有料で購入することもできるので、事前に各営業所で確認しておきましょう。

量が多いと集荷できないケースも
荷物量が多い場合や、混雑しているタイミングだと、集荷ができないケースもあります。

梱包されていないものは運んでもらえない
引越しプランの場合はオプションサービスで梱包をお願いしたり、梱包までプランに含まれている「まるごとおまかせプラン」を利用することもできますが、宅配便の場合は自力で梱包しなければなりません。
梱包されていないものは運んでもらえないので、注意しましょう。

サイズや重量に制限がある
通常の「飛脚宅配便」の場合は30kgまで、「飛脚ラージサイズ宅配便」の場合は50kgと、荷物の重量に上限があります。
また、大きさもゴルフ用具や長尺物など一部の荷物を除き、3辺の合計サイズが160cmまで(クール便は20kg/140cmまで)との制限があります。

値上げなどの影響で宅配料金がかさんでしまう
環境変化に伴うコスト増加などの要因により、宅配便大手はいずれも宅配料金の値上げを余儀なくされています。
このため、大量に荷物を送る場合は宅配料金が高くなってしまうのもデメリットに挙げられます。

■宅配便を活用した自力引越しの注意点
その他、宅配便を利用して引越しをする際の注意点についてご紹介します。
まずは、集荷する際に「引越し荷物」だと伝えると、集荷を断られるケースもあるということ。
また、荷物の梱包を自力でする必要があるため、緩衝材が不十分だったり、梱包の仕方によっては運送中に荷物が破損してしまうリスクが高くなるということ。
さらに、箱数による割引などがないので、結果的に費用が高くなる可能性があるということです。
宅配便を利用して引越しをするのであれば、前述したデメリットもよく理解しておきましょう。

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6.引越し業者を利用しない自力引越しの注意点

引越し業者を利用せず、自分や友人の車、あるいはレンタカーや宅配便を利用して自力引越しをする場合の注意点をご紹介します。
まずは、本当に自分たちで大型の家具を運ぶことができるかどうかをあらかじめ確認しておくこと。洗濯機や冷蔵庫、ベッド、タンスなど、家の中には大型で重い家具がたくさんあります。これらは普段、掃除の際などに少しずらして動かそうとするだけでも重くて大変な思いをするはず。いざ引越し当日になって「持ち上げられない」「運べない」などということにならないよう、事前に確認しておきましょう。
また、洗濯機やエアコンなどは、取り外しや設置の作業が難しいため、こちらも事前に取り外し・設置方法を調べておくことが大切です。

運搬中に荷物が破損する可能性も考慮に入れましょう。自力で引越しをする場合は荷物が破損したら誰も責任をとってくれません。前述のように、集合住宅の共用施設などにぶつけてしまうとトラブルに発展するため、搬入時には細心の注意を払う必要があります。

自力引越しの場合は、自分で荷物量を把握してダンボールを用意しなければならないことも要注意。「予想以上に荷物が多くてダンボールが足りなかった」という失敗談もよく聞かれますので、ダンボールはなるべく多めに用意したほうが良いでしょう。

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7.引越し業者を利用した場合のメリット・デメリット

続いて、自力ではなく引越し業者を利用した場合に考えられるメリット・デメリットをご紹介します。
デメリットは、やはり第一に費用面の問題です。家族の人数が多い、つまり荷物が多ければ多いほど引越し費用は高くなります。引越しを予定している時期が繁忙期だと、さらに費用はかさむことに。
また、業者のスケジュール次第では希望している日時に作業してもらえない場合もあるため、日時に余裕をもって早めに依頼しなければなりません。

とはいえ、引越し業者に依頼するメリットは非常にたくさんあります。
まず、自力引越しのデメリットに挙げた大型家具の問題ですが、引越し業者の作業員はプロですので、大きな家具でも少人数で簡単に運搬することができます。
洗濯機やエアコンなどの取り外しや設置もお任せできますし、なにより大変な思いをして運ぶ労力が要らないというのは大きいですよね。

補償の点についても、プロの引越し業者に任せた場合は搬入経路を養生テープやマットで保護してくれますし、多くの業者は保険に加入しているため荷物の破損に対する補償があります。依頼する業者がどんな保険に加入しているのか、念のため事前に補償内容を確認しておくと良いでしょう。

また、引越し業者に依頼した場合は見積もり時にプロが荷物の量を確認し、ダンボールを用意してくれます。業者によっては引越し作業が終わってからダンボールを引き取ってくれるサービスもありますので、依頼する業者のサービス内容をチェックしてみましょう。

引越しは、ただでさえ非常に多くの時間と労力がかかるもの。自力で引越し作業をして、予定通り荷物が運べなかったり、新居で搬入中にトラブルを起こしてしまった……なんてことになっては目も当てられません。
こうして運搬をお任せするメリットを考えてみると、多少の費用はかかっても引越し業者に依頼したほうが安心だと言えそうです。

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8.近距離引越しに適したプランがある会社(荷物が少ない人向け)

近距離引越しを予定している方の中でも、荷物が少ない方に適したプランがある会社をご紹介します。(各プランは記事公開時点のものになりますので、詳細は必ず引越し業者へお問い合わせください)
一人暮らしの方や、引越し先で家具をそろえるため運ぶ荷物が少ないという方におすすめです。

8-1.アリさんマークの引越社/ミニ引越しプラン
アリさんマークの引越社には、引越し先が近距離で荷物の少ない方向けに「ミニ引越しプラン」が用意されています。
大型家具や電化製品を梱包し、養生テープやマットなどで家屋を保護した上で荷物を運搬、引越し先では家具の配置まで作業工程に含まれます。コースによっては小物類の梱包や荷ほどきをお任せすることも可能です。

加えて作業終了後(またはトラックへの積み込み完了後)、無料で10分間の「とっておきサービス」が用意されており、簡単な掃除や配置換え、荷ほどきのお手伝いなど、あと少し手伝ってほしいことを作業員にお願いすることができます。
事前にレイアウトをシミュレーションしていても、実際に家具を置いてみるとイメージと違う……というのはよくある話です。プロの作業員なら大型の家具でも楽々移動してくれますので、この機会に模様替えをお願いしてしまいましょう。

「ミニ引越しプラン」は荷物量によって以下3つのプランに分かれていますので、ご自身の荷物量に合わせてプランを選びましょう。

■ミニ引越しプラン1 : 「超ミニ引越しプラン」
ダンボールのみ10個までの手軽なお引越し。

■ミニ引越しプラン2 : 「特ミニ引越しプラン」
ダンボール15個までとテレビ(小)チェスト(小)くらいのお引越し。
たたみ1畳ぐらいの広さに入る量が目安です。

■ミニ引越しプラン3 : 「ミニ引越しプラン」
ダンボール20個までと、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・自転車などのお引越し。
たたみ3畳ぐらいの広さに入る量が目安です。

ミニ引越しプランの注意点は、以下のとおりです。

 ●同一区内・同一市内の5km以内のみ。
 ●引越し日時の指定は不可。
 ●ダンボールの大きさは、「タテ+ヨコ+奥行き=150cm以内」。

8-2.サカイ引越センター/せつやくコース
パンダのマークでおなじみ、サカイ引越センターにも近距離で荷物が少ない人向けのプランがあります。
「せつやくコース」は、大型家具・電化製品の梱包から運搬、引越し先での配置に加えて、使用した専用梱包ケースの回収作業までも作業内容に含まれます。こちらも「アリさんマークの引越社」と同じく作業後の10分間サービスがついてきますので、簡単な掃除や家具の配置換えや照明の取り付けなど、自分ではやりにくい作業をお願いすることができます。
費用の節約を重視される方や、食器類も含め荷造り・荷ほどきはすべて自分たちで行いたい方、荷物が少ない方、時間に比較的余裕のある方などにおすすめです。

「せつやくコース」を利用したいけれど、あともうちょっと追加で作業をお願いしたいという場合には、下記のようにさまざまなオプションサービスを利用することも可能です。
この機会にプロにお願いしたい作業や、自分でやるのが面倒な作業などをお任せするのも良いでしょう。

 ●ピアノの移動・輸送
 ●消毒・殺虫サービス
 ●造園サービス
 ●陸送サービス
 ●ハウスクリーニング
 ●インターネットの申し込み
 ●エアコンなどの電気工事
 ●新聞の手配
 ●ご近所へのあいさつ品

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9.近距離引越しに適したプランがある会社(荷物が多い人向け)

近距離引越しの中でも、荷物が多い人向けのプランがある会社をご紹介します(各プランは記事公開時点のものになりますので、詳細は必ず引越し業者へお問い合わせください)。

仕事や趣味の道具、本や衣服などが多い方や、家族の人数が2人以上で荷物がやや多めという方におすすめです。

9-1.アーク引越センター/短距離プラン
アーク引越センターには、2人暮らしなど2DK~2LDK規模の荷物がある、短距離引越し向けの「短距離プラン」があります。
基本の作業内容には、大型家具・電化製品の荷造りに加えて、経路を保護しての荷物の運搬・配置、引越し後に連絡をすればダンボールの無料回収もしてくれます。

アーク引越センター「短距離プラン」には、以下の特典があるのも魅力です。

 ●ダンボール最大50枚無料
 ●ふとん袋最大2枚無料
 ●ハンガーボックス最大5コ無料(レンタル)
 ●毎月1日~20日特別割引(土日祝、繁忙期除く)

また、基本の作業内容以外にお願いしたいことがあれば、オプションサービスも利用できます。自分たちでできなくて困ったことがあれば、下記のサービスを利用してみましょう。

 ●エアコンやAV機器などの電気工事
 ●ホームクリーニング
 ●ピアノの運搬・調律
 ●自動車陸送
 ●ペットの輸送
 ●荷物の一時保管
 ●不用品の処分

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10.近距離引越しに適したプランがある会社(時間の融通が利く人向け)

続いて、近距離引越しを予定している方の中でも、引越しまでの日時に余裕があり、引越し当日に時間の融通が利くという方におすすめのプランがある会社をご紹介します(各プランは記事公開時点のものになりますので、詳細は必ず引越し業者へお問い合わせください)。

10-1.サカイ引越センター/ご一緒便コース
サカイ引越センターには、荷物が少なく引越し日時を指定しなくても良い方向けの「ご一緒便コース」があります。
引越し先までの到着日はサカイ引越センターにお任せで、同一方向の他の利用者と一緒に荷物を輸送することで、価格が低く抑えられています。荷物が少なく、搬出作業が済んだあとは実家を利用するなど、荷物の到着日に余裕がある方におすすめです。

注意点としては、到着までに保管倉庫に一時的に荷物を保管することになりますので、「一時保管契約書」を交わす必要があります。
また「せつやくコース」と違って10分間サービスや資材の回収は基本の作業に含まれていませんが、有料で利用することは可能です。

さらに、下記のオプションサービスを追加で依頼することができます。「ご一緒便コース」で費用を節約できたぶんを、オプションサービスに回すのも良いでしょう。

 ●ピアノの移動・輸送
 ●消毒・殺虫サービス
 ●造園サービス
 ●陸送サービス
 ●ハウスクリーニング
 ●インターネットの申し込み
 ●エアコンなどの電気工事
 ●新聞の手配
 ●ご近所へのあいさつ品

「ご一緒便コース」は、予定しているトラック数が満載になり次第受け付けが締め切られますので、早めのお申し込みをおすすめします。

10-2.クロネコヤマトの引越しサービス/おまかせフリー割
宅配業大手のクロネコヤマトにも、近距離向けの引越しサービスがあります。
「おまかせフリー割サービス」は、家財量15㎥以内&輸送距離50km以内の引越しで、希望する引越し日5日間の間で日にち・時間をお任せできる場合に、「引越らくらくタイムリーサービス」の基本料金から半額相当を割り引きできるというもの。だいたいの引越し希望時期は決まっているけれど、特定の日時でなくても大丈夫という方におすすめです。
「引越らくらくタイムリーサービス」も比較的経済的なサービスですので、そこから半額となると、かなりお得ですよね。2万円台から引越しができるのはうれしい限り。

他社のサービスと同じく、大型家具や電化製品の搬出・搬入はすべてお任せ。引越し後に不要になったダンボールの回収もしてくれます。

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11.学生にはお得な学割プランも

学生の方が引越しをする場合は、「学割」など、通常よりもお得になるプランもあります。

11-1.アート引越センター/学割パック
アート引越センターには、学生向けの「学割パック」があります(各プランは記事公開時点のものになりますので、詳細は必ず引越し業者へお問い合わせください)。
予算と希望に合わせて適用するコースを選びましょう。

■基本コース
養生を含めた大型家具や家電製品の搬出・搬入、セッティング、資材回収までがセットになったコースです。

■ハーフコース
基本コースに荷造り作業をプラスしたコースです。食器などの小物類から大型家具までのすべてを作業員が梱包してくれますので、自身でする作業は荷ほどきだけ。
引越し前日までは忙しいけれど、引越し後は比較的時間があり、ゆっくり後片付けができるという方におすすめです。

■フルコース
小物類の梱包・荷ほどきまですべてお任せできるコースです。
忙しくて梱包も後片付けもする時間がないという方や、作業が面倒なのですべて任せたいという方はフルコースを選びましょう。

学割パックはこれらのコースのほか、女性スタッフだけのお引越し「レディースパック」や、「引越待ち割キャンペーン」「インターネット限定特別割引」や「フリー便」なども利用できます。
自分の引越しプランでどのような割引やコースが利用できるか、見積もり時に確認してみましょう。

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12.近距離引越しで料金を安くするコツ

近距離引越しで、さらに料金を安く抑えるコツをご紹介します。
重くて自分たちでは運べないものなど、一部の荷物だけを運んでもらったり、複数日に分けて少しずつ自分たちで荷物を運ぶなどの方法があります。

12-1.大型の家具・家電のみ運んでもらう
まずご紹介するのは、ベッドや冷蔵庫などの大型家具や電化製品など、自力で運ぶのが難しい家財だけをプロにお任せするという方法です(各プランは記事公開時点のものになりますので、詳細は必ず引越し業者へお問い合わせください)。

■ヤマト/らくらく家財宅急便
クロネコヤマトには大型家具・家電配送に適した「らくらく家財宅急便」というサービスがあり、ベッドやソファ、テレビなど、大型の家具や家電を1点から輸送することができます。梱包から運搬、開梱・設置もお任せ。比較的荷物が少なく、小物の荷物はすべて自分で運ぶという方におすすめです。
宅急便を依頼するときと同様に、希望の日時を選んで配送してもらえるのもうれしいですね。ダンボールなどの廃材も回収してくれますので、捨てる手間も不要です。

料金は荷物の大きさ(高さ+幅+奥行の3辺合計)の合計サイズで9区分に分けられており、合わせて輸送元と輸送先の都道府県によって輸送費が決まります。

 ●SSランク…80cmまで
 ●Sランク…120cmまで
 ●Aランク…160cmまで
 ●Bランク…200cmまで
 ●Cランク…250cmまで
 ●Dランク…300cmまで
 ●Eランク…350cmまで
 ●Fランク…400cmまで
 ●Gランク…450cmまで

クロネコヤマトのホームページで、都道府県を入力すると区分ごとの金額が確認できます。運びたい家具のサイズを測って調べてみましょう。

■アーク引越センター/大物限定プラン
アーク引越センターにも、大型家具・家電製品のみを運送するプランがあります。
「大物限定プラン」は、大型家具・家電製品を引越し当日に梱包し、養生込みで配送、指定の場所までセッティングしてくれます。引越し後に連絡すれば、不要になったダンボールを無料で回収してくれるサービスもあるので、後片付けも簡単ですね。

また、同じアーク引越センターの「短距離プラン」と同様に、以下の特典がついてきますので活用しましょう。

 ●ダンボール最大50枚無料
 ●ふとん袋最大2枚無料
 ●ハンガーボックス最大5コ無料(レンタル)
 ●毎月1日~20日特別割引(土日祝、繁忙期除く)

以下の便利なオプションサービスも利用可能です。運びたい荷物の種類によって、組み合わせてみると良いでしょう。

 ●エアコンやAV機器などの電気工事
 ●ホームクリーニング
 ●ピアノの運搬・調律
 ●自動車陸送
 ●ペットの輸送
 ●荷物の一時保管
 ●不用品の処分

12-2.引越し当日より前から荷物を運び入れる
引越し先の新居が既に完成していたり、引越し日より前に入居契約が始まっている場合などは、引越し日より前に自分たちで少しずつ荷物を運ぶという手もあります。引越し先が近場で、荷物が小物だけならそれほど苦になりませんよね。
自力で運べない大型家具だけは、前述の「らくらく家財便」や「大物限定プラン」でプロにお任せするのも良いでしょう。小物も含めて依頼するよりも、大幅に費用を抑えることができます。
集合住宅であれば入居日よりも前に作業する場合に許可が必要なこともありますので、念のため管理会社に確認しておきましょう。

12-3.断捨離をする
引越しを機会に、不要なものを捨てる「断捨離」をしておくのもおすすめです。何年も着ていない服や、もう使わない家具、家電製品などはありませんか?
「いつか使うかも」「まだ使えるから……」とクローゼットや倉庫に眠らせている不用品を、この際処分してみましょう。なかなかきっかけがなくて捨てられなかったという不用品も、引越しという機会があれば思い切って捨てられるはず。
まだ使えるものであれば、フリーマーケットやオークションのサービスなどで出品してみるのも良いですね。

12-4.オプションで高くなってしまうものを自分で運ぶ
引越し業者に絵画や骨董品などの貴重品を配送してもらう際には、オプション料金がかかってしまうことがほとんどです。
引越しを依頼する業者で該当するオプション料金が高いと感じたら、他の運搬業者に依頼するか、自力で運んでしまうのも一つの手。大型の荷物ならともかく、壊れやすいものでも小型のものなら自分で運んだほうが安心だという方も多いのではないでしょうか。

12-5.トラックを1台にする
引越し業者によっては、近距離引越しの場合にのみ「同じトラックでの往復作業にする」という方法が用意されている業者もあります。引越し作業では通常、すべての荷物を運ぶのに必要なトラックの台数を1度に用意して1回で運びますが、この方法では1台のトラックを使い、引越し元から引越し先へと往復して荷物を運びます。
複数のトラックの場合は台数分の駐車スペースを確保しなければなりませんし、一度に荷物を運べるだけの作業員も必要なので、その分費用もかさむのですが、トラック1台なら最小人数で作業を行えるので安く抑えることができるのです。往復して作業する分、ある程度時間がかかって待機時間が増えてしまうデメリットはありますが、予算に限りがあるという方にはおすすめです。

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13.引越し業者に頼む前に、まずは見積もりを

ご紹介してきたように、引越し業者にはさまざまなプランがあります。運びたい荷物の量や種類、引越しを希望する時期や時間帯によっても金額はさまざま。同じ条件でも、引越し業者によって見積もり金額が大幅に違うというのも多々あります。
独自のサービスを用意している会社もありますので、一概に安ければ良いというものではありません。複数の会社に見積もりを取ってみて、そのサービス内容が自分の希望に合っているかどうか、しっかり確認して見極めることをおすすめします。

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掲載:2018年7月13日
写真:PIXTA

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