地元の成人式に出たい! 引越していても参加できる?|引越し見積もり・比較【SUUMO】

地元の成人式に出たい! 引越していても参加できる?


公開日  2016年12月23日

20歳を迎えた人の大切なイベントである成人式。この日のために振り袖やはかま、スーツを用意し、小学校・中学校時代の同級生や恩師と久しぶりに会える機会を楽しみにしている新成人も多いでしょう。そこで気になるのが「参加する会場」ではないでしょうか。「進学するときに地元から学校の近くへ引越したけど、地元の成人式に参加できる?」「もしかして、引越し先の成人式に参加しなくてはいけないの?」など、成人式を迎えるにあたり気になるポイントを調査しました。

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「成人式」に参加できる条件って?

人式とは、「その年度に満20歳となる人(対象となる年の4月2日~翌年の4月1日に生まれた人)」を対象に行われる式典。成人したことへのお祝いはもちろん、これから一人前の「大人」として、責任や良識をもって行動してほしい、という思いを込めて行われるものです。そのため各自治体では、新成人を対象として「新成人のつどい」や「成人の日記念式典」といった行事を開催しています。

自治体では、その地域に住民登録のある新成人(対象年度の4月2日~翌年4月1日までに生まれた人)に対して、成人式の案内状を送付します。式典がとり行われる日時や当日の会場案内、会場までのアクセス、注意事項などが記載されているので、受け取ったら内容を確認し、当日まで無くさずにきちんと保管しておきましょう。

ただし気をつけたいのが、子どものころに住んでいた地域であったり、親がまだその地域に住んでいるという人であっても、本人の住民登録が別の自治体に移動している(つまり、引越している)と、その自治体の新成人とはみなされず、案内状は届かないという点。
あくまでもその自治体に住民登録をしている(住民票がある)ことがキーポイントになるため、引越して違う街に住み、住民票を移動させている人は、以前住んでいた自治体からの案内ではなく、現在住んでいる自治体から成人式の案内が届くことになります。

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地元での成人式に出たい!その方法は?

それでは、引越してその街を転出している人は、生まれ育った地元での成人式に参加することはできないのでしょうか? いいえ、必ずしもそんなことはありません。やっぱり誰しも、慣れ親しんだ街で、ともに過ごした友人と成人式に出席したいですよね。そんな新成人のために、他の市区町村へ転出した人も式典には参加できるようになっていることがほとんどです。

・案内状は必ず必要?
まず、引越しをしていない人に届くその自治体での成人式の案内状。これは先に述べたとおり、転出した人には届きません。ですが、この案内状はコンサートのチケットのように「ないと入場できない」というものではないそう。だから、案内状を持っていなくても成人式に参加することは可能なところが多いようです。
ただし、一部の自治体では「住民登録のない方で出席を希望する人は、事前に問い合わせてください」とホームページなどで案内していることもあるため、もし心配なら参加したい街へ直接問い合わせをして、転出している場合、成人式に出席するにはどうすればよいかを確認しておくと安心です。
また、「記念に案内状を受け取りたい!」という人には、事前に案内状を送付してくれる自治体も。参加したい自治体のホームページなどから成人式に関する案内をチェックして、成人式の運営を担当している課へ連絡してみましょう。連絡をする時期にもよりますが、現在の住所へ案内状を送ってくれます。早めの連絡であれば対応してくれる自治体が多いようです。

・身分証や、そこに以前住んでいた証明などは必要?
住民登録のない街の成人式に出席するために、必要なものはあるのでしょうか? いくつかの自治体に問い合わせたところ、ほとんどの自治体から「特に必要なものはありません」と回答がありました。お祝いの日ということもあり、あまり堅苦しくないのはうれしいですね。ですが、一部の市区町村などでは「身分証の提示をお願いしています」というところもあるので、念のため確認しておくか、当日も免許証や学生証など、身分を証明できるものを持参しておくと安心です。

・その他、気をつけること
成人式は一生に一度の晴れの日です。大人としての自覚をもって、おごそかな気持ちでのぞみましょう。地元の友人に久々に会える楽しみもありますが、周りが見えなくなって会場の周辺で大騒ぎをしたり、トラブルを起こすことのないよう、節度をもってすてきな一日を楽しんでくださいね。

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みんなはどうした?それぞれの成人式事情

成人を迎えるときに、既に地元を離れていたという人は、どんな成人の日を過ごしたのでしょうか? 筆者の周囲の方に聞いてみました。

●「当時、医療系の大学に進学して地元の隣の県に引越していました。成人の日はちょうど、大学で進路にかかわる重要なテストがあり、成人式には出席できませんでした……。もしもテストがなかったなら、地元の成人式に出席したかった!(30代女性)」

●「九州から、東京の大学へ進学。成人の日の翌日には大学の授業が始まる予定だったので、成人式への出席は断念。その代わり、お正月に帰省したときに成人式の前撮りをしました。そのタイミングで偶然、小中学校時代の同級生にバッタリ! 思い出話が盛り上がり、プチ同窓会のような雰囲気に! 成人式には出席しなかったけど、友人に会えたので帰省してよかったと思います(30代女性)」

●「既に就職し、接客業だったこともあり、成人の日もお店は営業していましたが、新成人のスタッフは特別にお休みをもらうことができる会社でした! 当日は地元で成人式に出席し、友人たちと会って近況を報告しあったり、再会を喜びました(20代女性)」

●「大学進学時に地元を離れていましたが、成人式はやっぱり地元で! と強行スケジュールで帰省。成人式の後はそのままお店に移動して同窓会に! 中学校の同級生と、お酒を飲みながらワイワイ盛り上がりました。 帰省してよかった!(30代男性)」

●「成人の日は既に学校の授業が始まっているタイミングだったので、成人式への出席は無理かなぁ……とあきらめていましたが、地元を離れている人のために、市が成人式を年末年始のタイミングに合わせて設定してくれていました。おかげで成人式にも出席でき、いい思い出になりました!(20代女性)」

仕事や学校の都合で出席しなかった・できなかったという声もあるものの、やはり成人式は地元の式に参加した人が圧倒的に多いようですね。家族だけでなく、親しい友人や、幼少時代を一緒に過ごしたなつかしい友人など、一緒に過ごしたい人も多い地元。せっかくなら、慣れ親しんだ土地での成人式に参加したいという人も多いでしょう。
その際は一度、参加したい街のホームページなどをチェックして、その地域以外からの出席がOKかどうか、必要な手続きや当日持参しなければならないものはあるか、などをしっかりと確認しておくのがおすすめ。大人としての第一歩を、スマートに始めましょう!

掲載:2016年12月23日
写真:PIXTA

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