経験者に聞く!一人暮らしのとき、どれくらいの頻度で引っ越した?|引越し見積もり・比較【SUUMO】

経験者に聞く!一人暮らしのとき、どれくらいの頻度で引っ越した?


最終更新日  2017年02月15日

初めての一人暮らし。思い返してみると、とても印象深いものですよね。
進学や就職のタイミングで一人暮らしを始める人も多く、一人暮らしは人生のなかでも大きな分岐点といえそうです。
なかには、そのあとも何度も引っ越しを重ね、”引っ越しのプロ”になる人もいるかもしれません。
今回は、一人暮らし経験者223人を対象に、一人暮らしのときの引っ越し頻度についてアンケートをとってみました。
みなさんどのタイミングで、どんなふうに引っ越しを決意するのでしょうか?

引越し用トラックのアイコン

初めての一人暮らし以後、2~3回引っ越しをした人が最多

実家を出てから、2~3回引っ越しを繰り返している人が最多で、約4割を占める結果となりました。
続いて、4~5回が約3割。
こうしてみると、7割以上の人が、2~5回引っ越しを繰り返していることが分かります。
さらに、「6回以上」という人も2割弱。
ここまで引っ越し経験が豊富だと、引っ越し作業も手慣れたもので、パパッと手際よく準備や荷ほどきを済ませてしまうのはないでしょうか。

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通勤や通学を理由に引っ越しをする人が約半数

続いては、引っ越しのきっかけを聞いてみました。引っ越し経験が複数回ある人には、いちばん多かったきっかけを選んでもらっています。

1位は、「学校や会社が変わったから」で、5割弱(48.3%)の人が回答。進学や転職などが引っ越しの動機になることが多いようです。
やはり、できるなら通勤や通学に便利なところに住みたいですよね。通勤や通学の時間が短縮されれば、プライベートに使える時間も増えるので、より生活を充実させることができそうです。
会社・学校から遠方に住んでいる場合、通勤・通学時間は、1日のなかでかなりの比重を占めるもの。プライベートの時間がたっぷり欲しいというタイプは、転職や転校または進学に合わせて、引っ越しをする人が多いのかもしれません。

2位は、「もっと設備の良い家に住みたいから」(14.8%)でした。
設備の良い家に住むには、家賃を上げる必要がありそうです。あるいは、同じ家賃でも郊外ならもう少し設備の良い部屋を探せるかもしれませんから、住む場所を変えるという方法も考えられます。
いずれにしても、設備の良い家で暮らすことは、自分の生活拠点を充実させるということ。
生活拠点がしっかり安定してもっと快適なものになれば、仕事にもますます精が出て、生活全般が満たされたものになるかもしれません。

ここでいう「設備の充実」とは、人それぞれ。
例えば、お風呂が大好きで、1日の終わりのリラックスタイムをもっと楽しみたいという人なら、バスタブが広かったり、フルオートバスの家を選んだりするでしょう。
また、料理が好きで友達を招いてのホームパーティーが趣味という人なら、キッチンが広くて使いやすかったり、人気の高いアイランドキッチンの物件を選んだりするかもしれません。食器洗い乾燥機やガスオーブンが最初から備え付けられている家を探す人も多いのでは。
ただし、これらの設備を希望通り備えた一人暮らし向けの賃貸マンションは非常に数が少ないという現実も。もし、設備を重視するなら、分譲賃貸の物件を探すのもいいかもしれません。

さらに、荷物が多い人なら大型の収納スペースを備えた部屋に住みたいと思うでしょうし、冷え性で寒さに弱く、冬を暖かく過ごしたいという人は、床暖房の部屋を希望するでしょう。
このように、家に必要な理想の設備は、多種多様。
自分のライフスタイルにぴったり合った住居を選びたいですね。

続いて第3位は、「収入に合わせた家賃にするため」(11.8%)。
昇進・転職などにより収入が上がったので、家賃に充当する金額も上げられるようになったという人や、反対に収入が下がったので、相応の家賃のところに引っ越したいという人もいるでしょう。
収入において、家賃がしめる割合は相当なものです。
どんなに気に入った物件でも、家賃が分不相応に高かったら、交際費や食費など、そのほかの部分を切り詰めなければ、家賃を支払うことができなくなってしまいます。
自分に適正な家賃の物件でなければ、生活全体の質が落ちてしまうため、自分の収入から家賃にいくら充てるかは冷静に見極めたいですね。

そして、第4位は「とくにきっかけはない」(9.4%)。
第5位は「住みたい街ができたから」(3.4%)、第6位が「友だち・恋人の近くに住みたいから」(3.0%)という結果になりました。

第5位の「住みたい街」は、人によって違います。
また、何を重視するかによっても、憧れる街は人それぞれですよね。
緑のたくさんある、環境豊かな郊外に憧れるか、あるいは都心に出やすく、深夜遅くなっても便利な街を好むか。
総じて、「住みたい街」として一般的な人気の高いエリアは、家賃相場がほかのエリアと比べて高めのことも多く、物件の競争率が高いがゆえに、良い物件を探すのが難しいということも少なくありません。
「どうしてもこの街が住みたい!」という憧れの街ができたらこまめにその街に通うなどして、地元密着型の不動産屋さんに良い物件に空きができたらすぐに連絡をもらえるよう、コネクションをつくっておくのもいいかもしれませんね。

そして、第6位の「友だち・恋人の近くに住みたい」という気持ちも納得です。
やはり、一人暮らしは自由である半面、どこか寂しさがつきまとうもの。いつでも友達や恋人のところへ遊びに行けるという距離感は心強いですよね。

以上、一人暮らしの引っ越し頻度についてご紹介しましたが、忘れてならないのは引っ越しには思ったよりもお金がかかるということ。
新しい物件の敷金や礼金、そして引っ越しに関わる諸費用など、数十万円単位で必要になります。
環境をガラリと変えて、新生活をスタートするのは確かに心がワクワクして楽しいものですが、長期的な視点をもって引っ越しを考えることも大切です。

また、今回アンケートをした選択肢以外に、引っ越しを考えるタイミングとしてとても多いのが、「賃貸物件の契約更新時期に合わせて」という人。
通常、賃貸契約開始から2年後に更新時期が訪れ、更新料を支払わなければならないというケースが多いですよね。
「更新料を支払うくらいなら、新しい賃貸物件に引っ越したい」と考える人も多いでしょう。
もちろん、賃貸は気軽に引っ越しできるというのがメリットであり、割り切って短期間で引っ越しを繰り返す人も多いかもしれません。
確かに、引っ越しをして住まいを変えると気分も一新され、フレッシュな気持ちで新しい生活を始められるもの。就職・進学のタイミングで引っ越しをした人はなおさらかもしれません。

いずれにしても、家との出合いも一期一会。お気に入りの物件に出合い、日々の暮らしがますます楽しめるといいですね。

●[引越しに関するアンケート]より
・調査期間:2016年12月2日(金)~2016年12月3日(土)
・調査方法:インターネット調査
・対象:20代~40代、男女
・有効回答数:223

掲載:2017年1月20日
写真:PIXTA

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