ドキドキワクワク憧れの一人暮らし。初めて一人暮らしを経験したのはいつですか?
最終更新日 2020年10月02日
初めての一人暮らしは、いつでしたか?
大学に入学したとき、あるいは、就職したときなど、人によってそのタイミングはさまざまでしょう。
自分の好きな街で、理想の家を探して、初めてひとりでつくり上げる自分の城!
新生活は想像するだけで、ワクワクしてきますよね。
今回は、一人暮らしを経験したことのある223名に、「一人暮らしを初めて経験したタイミング」についてアンケートをしてみました。
あわせて、そのタイミングで一人暮らしを始めてよかったことや悪かったことも聞いてみたので、これから一人暮らしを始める方は、ぜひ参考にしてくださいね。
4割以上の人が就職のタイミングで一人暮らしをスタート
アンケートを取った結果、最も多かったのが「就職したとき」で42.2%でした。
就職をすればオフィスの所在地の都合上、どうしても実家を離れなければならない人もいるでしょう。
また、学生時代までは親に学費を出してもらっていたけれど、働くようになって自分で収入を得るようになったということで、親元を離れ、「名実ともに独り立ちをしたい」と考える人もいるのでは。
まさに、就職は一人暮らしを始めるにはうってつけのタイミングといえそうです。
続いて多かったのが、「学生のとき」でこちらも41.3%。
進学に合わせて上京したタイミングで、一人暮らしを始める人も多いでしょう。
また、サークルやアルバイトなどで帰宅が遅くなったときに、親にうるさく言われたくないから一人暮らしを始めるという人もなかにはいるかもしれません。
完全に自立して、家賃や光熱費などの生活費をすべて自分でまかなうということは大変かもしれませんが、学生のときに親元を離れ、自分でなんでもこなす習慣をつけておくと、社会人になったときにも役立ちそうですね。
その次が「転勤になったとき」(7.2%)、「転職したとき」(4.9%)と続きました。
就職時の一人暮らしは、金銭面でも生活面でも自立を実感
続いて、「そのタイミングで一人暮らしをして、よかったことや悪かったことは?」と質問してみました。
すると、最も多かった答えが「自由になった」という回答。
特に学生のうちに一人暮らしを始めた人は、親元を離れ、干渉されなくなったということで、自由を感じた人が多いようです。
休日は、いつまで寝ていてもOKですし、どれだけ夜更かししたり、アルバイトや趣味の時間に充てても、文句を言われることがありません。「自分のペースで生活できる」(43歳/男性)と思うのも、当然かもしれませんね。
また、「自由に時間を使えるようになった。門限がなくなった」(33歳/女性)という答えも。
特に女性の場合、「変な虫がつかないように!」と、両親から心配される人も少なくないでしょう。学生時代なんかは「門限は夜10時!」など、厳格に言い渡されていた人もいるかもしれません。
でも、一人暮らしをすれば門限なんて関係ありませんし、一晩中遊んだって誰にも何も言われません。時間の自由だけが一人暮らしのメリット、というわけではありませんが、特に「夜遊びできる」という点で、自由を感じた人が多いようです。
親から干渉されなくなり、「親から離れられた」(32歳/女性)と自由になったことに喜びを感じる人が多い一方で、こんな声も聞かれました。
・「自立心が芽生える。親への感謝の気持ちが芽生える」(38歳/男性)
・「親のありがたさが分かった」(33歳/女性)
やはり、いったん家を離れると、親のありがたみをひしひしと感じる人が多いようです。
特に「家事を自分ですべてやらなければいけない」という点で、お母さんに改めて感謝したという人が多数、見られました。
・「炊事を自分でしなければならない」(43歳/男性)
・「料理など家事に慣れていなくて大変だった」(31歳/女性)
・「料理や掃除など家事が得意ではなかったので、大変だった」(33歳/女性)
また、実家を出て一人暮らしをしてから、「食生活が乱れた」と答える人も目立ちました。
・「食事がかたよる」(35歳/女性)
・「食生活が乱れて、10キロ太ってしまった」(33歳/女性)
そのほか、就職に当たって、あるいは大学や短大の入学に合わせて初めて一人暮らしをした場合は、大きなストレスがかかった、という人もいました。
・「仕事に慣れるのも一人暮らしに慣れるのも同時だったので大変だった」(36歳/男性)
・「最初は学業と家事全部やらなくてはいけなくて大変だった」(29歳/男性)
職場や学校が「実家から遠方だったため、ひとり暮らしせざるを得なかった」(42歳/男性)という人も多いでしょうから、環境が丸ごと新しくなり、慣れるまで苦労するのはやむを得ないことなのかもしれません。
そんなときでも、「環境が一転して気持ちがリフレッシュした」(26歳/女性)というようなポジティブな気持ちで乗り切りたいですね。
そのほか目立った感想は、「経済感覚が身についた」「家事ができるようになった」など、自分の成長を実感したという意見です。
・「自分で家事など、何もかもできるようになった。時間を自由に使えるようになった」(31歳/女性)
・「家事が身についた」(32歳/女性)
実家にいる間は、家事をやる必要がなかった人も、一人暮らしだと全部自分でやらざるを得ませんから、必然的に家事が身につきそうですよね。
また、経済感覚については、次のような意見が聞かれました。
・「自分でやり繰りして、生活できるようになった」(38歳/女性)
・「自分でできることとできないことが分かった。一人で暮らすということがどれだけお金が必要なのかが分かった」(41歳/男性)
学生時代の一人暮らしなら、まだ、親からの仕送りに頼ることもあるでしょう。
しかし、働き始めてから一人暮らしをした場合、自分の給料の中で家賃や食費、水道光熱費、交際費などをまかなわなければならないため、本当の意味で、「経済的に自立ができた」(42歳/男性)という意見も聞かれました。
経済的に自立して初めて一人前だといえると考えれば、就職のタイミングで一人暮らしを始めることが、自立につながるといえそうです。
ただ、どのタイミングで一人暮らしを始めても、自分で自分の生活を管理することから「責任感がもてるようになった」(45歳/女性)というのが、とても大きなメリット。
また、隣近所の人たちとの関係や、地域とのかかわりのなかで、「社会性が身についた」(36歳/女性)という人もいました。
いずれにしても、これから一人暮らしをしようと考えている人は、どのタイミングが自分に適しているか、考えてみるのは大切です。
特に、就職のタイミングで一人暮らしを始める場合は、仕事と家事の両方に慣れなければならない分、ストレスを感じやすくなるということを、ある程度覚悟しておく必要があるかもしれません。
しかしそのぶん、仕事も家事もうまくこなせるようになったときには、ひとまわり成長した自分を実感することができるでしょう。
今後、一人暮らしをしようと検討している人は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
●[引っ越しに関するアンケート]より
・調査期間:2016年12月2日(金)~2016年12月3日(土)
・調査方法:インターネット調査
・対象:20代~40代、男女
・有効回答数:223
掲載:2017年1月6日
写真:PIXTA
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