みんなの引っ越しの平均回数はどのくらい?男女年齢別の理由や見学する物件の数|引越し見積もり・比較【SUUMO】

みんなの引っ越しの平均回数はどのくらい?男女年齢別の理由や見学する物件の数


公開日  2020年06月18日

家族のマスコット

進学や就職、結婚など、人生の節目に合わせて行うことが多い引っ越し。人によって引っ越しのタイミングや回数、理由はさまざま。今回は、そんな世間の引っ越し事情を紹介。引っ越しの平均回数や理由のほか、引っ越しが多い都道府県のランキング、部屋探しで見学する物件の数や契約までの期間など、気になる情報を集めました。

■目次
引っ越しの平均回数は3.04回!
みんなの引っ越しの理由は?
引っ越しが多い県/少ない県ランキング
引っ越しする際に訪問する不動産屋さんの数、物件見学の平均回数は?
引っ越し先の部屋探しから契約までの期間はどのくらい?
まとめ

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引っ越しの平均回数は3.04回!

比較する女性

転勤が多い方なら、引っ越し回数が2桁という方も珍しくないでしょうし、生まれてから一度も引っ越ししたことがない方もいるはずです。自分がこれまでに引っ越した回数が、人と比べて多いのか少ないのか、気になったことはありませんか?

国立社会保障・人口問題研究所が2016年に実施した『第8回人口移動調査』によると、引っ越しの平均回数は3.04回。男女別・年齢別の引っ越し平均回数も見ていきましょう。

男女別では何回引っ越していたら多いほう?

男女別では引っ越しの平均回数は以下のようになっています。


【男女別の引っ越しの平均回数】
男性3.06回
女性3.03回
※調査概要は文末に記載(*1)

引っ越しの平均回数は性別によって若干ながら変動し、女性が男性より少なくなっているようです。男女ともに、これまで4回引っ越している方は平均回数を上回っていることになります。


年齢と引っ越し平均回数との関係は?

では、年齢と引っ越し平均回数とのあいだにはどのような関係があるのでしょうか。

先の『第8回人口移動調査』によれば、最も引っ越しをしているのは30〜34歳。5年前と現在の住所が異なる同年代の人の割合は半数を超え、2人に1人が過去5年以内に引っ越しをしていることになります。

30〜34歳といえば、転勤や結婚など、人生の大きな節目を迎えることも多い年齢。ライフステージの変化に伴って引っ越しする人が多くなると推測できます。

また、累積の引っ越し平均回数に目を向けてみると、ピークを迎えるのは、50〜54歳です。この時点で、引っ越しの平均回数は4.23回。一生において、およそ4回引っ越しする人の割合が最も多いようです。

※調査概要は文末に記載(*1)


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みんなの引っ越しの理由は?

ビジネスウーマン

引っ越しの理由にはどのようなものがあるのでしょうか。以下の表は、過去5年間に引っ越した理由の割合をまとめたものです。

【過去5年間に引っ越した理由】
住宅を主とする理由35.4%
職業上の理由12.7%
結婚・離婚12.0%
家族の移動に伴って10.8%
親や子との同居・近居7.0%
入学・進学5.3%
不詳3.1%
その他13.8%
※調査概要は文末に記載(*1)

先の調査結果によると、引っ越しの理由で最も多いのは「住宅を主とする理由」で、35.4%。次いで多いのが「職業上の理由」で12.7%となっています(「住宅を主とする理由」の例としては、「住宅事情」「生活環境上の理由」「通勤通学の便」が挙げられます)。

多くの方が、通勤・通学の便を含め、よりよい住環境・生活環境を求めて引っ越ししていることが分かります。


男女・年齢別の引っ越し理由の違い

引っ越しの理由は、性別や年齢によって大きく違いがあるようです。男女別では、「職業上の理由」(18.8%)とする男性が多く、女性では 「結婚・離婚」(13.7%)、「家族の移動に伴って」(13.6%)を理由に引っ越しするケースが多くなっています。

また、年齢別の引っ越し理由については、15〜19歳と20〜24歳では「入学・進学」(37.4%/31.6%)が、25〜29歳で「結婚」(27.6%)が、30歳以上で「住宅事情」が最も多くなっています。

進学や就職、転職そして結婚など、理由はさまざまですが、性別や年齢に関係なく、人生の節目を機に引っ越しをする方が多いことが分かります。

※調査概要は文末に記載(*1)


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引っ越しが多い県/少ない県ランキング

日本地図とトラックのイメージ

引っ越しの平均回数が多い都道府県と、そうでない都道府県があるようです。引っ越し平均回数が多い上位5つの都道府県は以下の通り。

【引っ越し平均回数が多い都道府県トップ5】
1位北海道4.30回
2位東京都3.71回
3位神奈川県3.63回
4位 宮崎県3.53回
5位山口県3.37回
※調査概要は文末に記載(*1)

東京都や神奈川県など首都圏を抑えて、引っ越し平均回数が最多となったのは北海道で4.30回。人の移動は都市部に多いとイメージしがちなので、少し意外な結果と言えるでしょうか。

なお、北海道は、5年前と現在の住所が異なる方の割合も27.9%と全国で最多です。北海道の方は引っ越しを好む傾向があるのかもしれません。



【引っ越し平均回数が少ない都道府県トップ5】
1位福井県1.89回
2位新潟県1.92回
3位山形県2.00回
4位岐阜県2.04回
5位秋田県2.08回
※調査概要は文末に記載(*1)

引っ越しの平均回数が最も少ないのが福井県で1.89回という結果に。2位の新潟県を含め、2回引っ越しすれば平均回数を上回ることになります。

ちなみに、5年前と現在の住所が異なる人の割合が最も少ないのは和歌山県で13.4%でした。


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引っ越しする際に訪問する不動産屋さんの数、物件見学の平均回数は?

キッチンでビジネスマンに説明をうける女性

引っ越しする際に、不動産屋さんのお世話になっている方が多いと思います。条件にあった納得のいく物件を探すために、みなさんは何軒くらい不動産屋さんを訪れ、いくつぐらいの物件を見学していますか?

引っ越し時に訪問する不動産屋さんの平均数は1.6店舗

株式会社リクルート住まいカンパニーが2017年に実施した調査によると、引っ越し先を探すのに訪問した不動産会社の平均数は以下の通りとなっています。


【引っ越し先探しのために訪問した不動産会社の店舗数】

引っ越し先探しのために見学した物件数

※調査概要は文末に記載*2

引っ越しの際に訪問する不動産屋さんの数は、全体平均で1.6店舗。内訳を見ると、「1店舗」という回答が48.6%と最も多く、「2店舗」(23.9%)、「3店舗」(10.7%)、「0店舗」(9.9%)と続きます。

6割弱の方が、1店舗以下の不動産屋さんを訪問して引っ越し先を決めていることになります。不動産屋さんを1度も訪問せずに部屋探しをしているケースは、とくに「学生」「ファミリー」層で目立っています。

少数ながら5店舗以上の不動産屋さんをはしごする方がいる一方、そもそも引っ越しの際に不動産屋さんに出向かない方が1割程度もいるのは意外と言えるかもしれません。

物件探しをする際に見学する平均回数は3.1件

引っ越し先となる部屋を探すのに、みなさんがどのくらいの物件を見学しているかも気になるところです。以下は、引っ越し先を探すのに見学した物件の平均数を表にしたものです。


【引っ越し先探しのために見学した物件数】

引っ越し先探しのために見学した物件数

※調査概要は文末に記載*2

「3件」という回答が19.9%と最多で、「2件」(17.9%)、「1件」(17.6%)と続きます。3件以下と回答している方が全体の6割以上を占めています。

およそ10人に1人(8.8%)は1件も物件を見学せずに引っ越し先を決めており、とくに「学生」層でその傾向が高くなっているようです(17.0%)。

引っ越し時に訪問する不動産屋さんの数、物件見学の平均回数は、05年度(2.7件/4.9回)以来、ともに減少傾向にあるというデータもあります(※調査概要は文末に記載*3)。
引っ越し先をはやばやと決めてしまう傾向が年々高まりつつあることが推測できます。

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引っ越し先の部屋探しから契約までの期間はどのくらい?

カレンダーのイメージ

引っ越し先はじっくり時間をかけて決めたい方も多いと思いますが、急な転勤の場合など、そうもいかないケースも少なくないはずです。引っ越し先の部屋探しから契約にいたるまで、みんなどのくらいの時間をかけているのでしょうか?

先の調査によると、引っ越し先を探し出してから契約にいたるまでの平均期間は以下の通り。

【引っ越し先を探し始めてから契約にいたるまでの期間】

引っ越し先を探し始めてから契約にいたるまでの期間

※調査概要は文末に記載*2

平均すると18.7日。多くの方が3週間たらずで契約にいたっており、1カ月未満で部屋探しを終えている方が全体の8割を占めています。

また、「5日未満」と回答した方が36.3%、「1日」と回答した方が17.5%、とくに「学生」の部屋探し期間の短さが際立っています。

引っ越しすることが決まってから、新生活がスタートするまでの時間が短いうえ、引っ越し繁忙期にあたる3〜4月の引っ越しとなるケースが多いため、部屋探しに時間をかける余裕がないのかもしれません。

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まとめ

日本人の引っ越しの平均回数は3.04回。多く感じる人もいれば、少なく感じる人もいるはずです。どちらにしても、引っ越しは、さまざまな人生の節目によりよい住環境を求めて行うもの。そのときの年齢や家族の人数、移動距離に応じて、最適なプラン、最適な業者を選んで、人生の新たなスタートをよきものとしたいですね。

<調査概要>(*1)
「第8回人口移動調査」(国立社会保障・人口問題研究所)
【調査実施時期】 2016年7月1日
【調査対象者】 全国世帯主および世帯員(熊本県および大分県由布市を除く)
【調査方法】 調査票の配布・回収およびインターネットによる回答
【有効回答数】 49,315サンプル
【調査実施機関】国立社会保障・人口問題研究所

<調査概要>(*2)
「2016年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査」(リクルート住まいカンパニー)
【調査実施時期】 2017年5月27日〜2017年6月25日
【調査対象者】 18歳以上のマクロミルモニタの男女(業種排除:調査業、広告代理業)
【調査方法】 インターネットリサーチ
【有効回答数】 682サンプル
【調査実施機関】株式会社マクロミル

<調査概要>(*3)
「2017年度 賃貸契約者動向調査(首都圏)」(リクルート住まいカンパニー)
【調査実施時期】 2018年5月22日~2018年6月18日
【調査対象者】 18歳以上のマクロミルモニタの男女(業種排除:調査業、広告代理業)
【調査方法】 インターネットリサーチ
【有効回答数】 801サンプル
【調査実施機関】株式会社マクロミル


画像:PIXTA


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