家具のコーディネートの基本|引越し見積もり・比較【SUUMO】

家具のコーディネートの基本


最終更新日  2016年09月12日

選び方や配置と同じく、家具の組み合わせ、つまりコーディネートも重要。全体のバランスが悪ければ、せっかくいい家具を買っても台無しになってしまう。 ここでは、インテリアのプロに家具のコーディネート方法を聞いた。

ラフ・スタイル代表 インテリアコーディネーター 小島真子さん

ラフ・スタイル代表
インテリアコーディネーター
小島真子さん

http://www.laugh-style.jp/

自営の建設会社の案件をはじめ、フリーランスとして、インテリアコーディネートに携わる。ほかにもセミナー講師や家具販売、コーディネーター業などインテリアを軸に幅広く活動している。

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部屋のカラーは3色が基本。 アクセントカラーは濃い色に

家具がいいものでも、統一感がなければ、部屋の印象もバラバラに。好きなものをただ購入してしまうと、後悔する場合も。そこで、ここでは後悔しない家具を選ぶためにも、部屋全体のコーディネート方法をインテリアのプロである小島真子さんに教えてもらった。

「部屋全体のカラーは3色に抑えるのが基本。初心者はメインカラーを薄いものにして、アクセントカラーを濃い色にすることで部屋全体の印象を締めるといいでしょう。そのとき、ベースカラーは7割、ベースカラーの次に広い範囲を占めるアソートカラーを2.5割、アクセントカラーを0.5割と配分を決めると、バランスのいい家になります」(小島さん)
床や壁、カーテン、小物、インテリアグリーンに至るまでがその対象だ。ただし賃貸物件などの場合、壁や床などのベースカラーは決まっているため、アソートカラーとアクセントカラーの色を決めることになる。ちなみにベースカラーは、壁紙や床、建具などの部屋を構成する部分の色の中から広い面を占めている色をセレクト。それに合わせてアソートカラーを決めて、最後にクッションやインテリア小物などをアクセントカラーにして色を足していくのが色を決めるときの基本的なルールだという。

また、テイストを統一するのも大切だという。全体的に統一感が出るように、物の色や質感を合わせること。家具にはいろいろなスタイルがあるが、アジアンスタイルのものなら、全部をアジアンに。北欧風なら小物は北欧のものにすることで、まとまった印象になる。
その時に各スタイルを象徴する色や家具の形・材質などにも注意して統一するのがポイント。ベースとなる家具のティストを決めた後は、スパイスとなるティストを加えることで、さらにステキな仕上がりになる。

■家具コーディネートの基本

  • 1. 色は3色以内に抑える
  • 2. アクセントカラーは濃い色にして全体の印象を引き締める
  • 3. 小物やカーテンなど、全体的に統一感があるものを選ぶ

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色の流れをつくることで、お部屋のオシャレ度がアップ

家具はもちろん、小物類もお部屋のオシャレ度を上げるための重要なアイテムだという。ここでは、家具コーディネートの応用として、小物類の活用方法を紹介する。

「例えば、カーテンと小物、ソファとファブリックパネルのように、色のリンク、つまり流れをつくることで部屋の統一感がアップします」と小島さん。ちなみに小島さんの自宅では、家具は落ち着いた色のブラウンで、木のぬくもりが優しい雰囲気のものをチョイス。

そのなかでも目をひいたのは、ファブリックパネル。白壁のところに3枚のファブリックパネルが部屋全体のアクセントとなっている。

「私の場合、手軽に模様替えをしたいので、ファブリックパネルを利用しています。季節ごとにパネルの上にマスキングテープを使って、季節ごとに好きなファブリックを張ります。ファブリックの柄を夏になれば、涼しさを感じる寒色系などを使うことで、見た目にも涼しさを演出できます」(小島さん)。

■家具のコーディネート応用編1

  • 1. 小物類の色もそろえて色の流れをつくる
  • 2. 小物の入れ替えで部屋の模様替えを手軽に行う
  • 3. 小物の色使いで季節感を出す

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面積の広い部分には明るい色を。狭い部屋も工夫次第で広く見える

部屋をスッキリと見せるために欠かせないポイントとしては、面積の広い部分には明るい色の物を使用することだと小島さんは続ける。「カーテンも部屋の中で占める面積が広い。そのため、カーテンを変えるだけで印象は随分と変わります」(小島さん)

もしカーテンをデコラティブな物にしたいのなら、そのほかの小物やラグ類はできるだけシンプルな物を選び、色もできるだけ薄めのものを選ぶのがオススメ。また、部屋のコーディネートでほかにもテクニックがあるという。

「部屋をモダンもしくはクラシック、エレガントにまとめたい場合には、家具は左右対称に置くといいでしょう。ヨーロッパなどの部屋のコーディネートを見ると、左右対称に置かれていることが多いです」(小島さん)。アジアンスタイルや和風などのナチュラルな雰囲気にしたいのなら、左右対称を崩すといいと小島さんは付け加える。

また部屋が狭い場合には、カーテンを壁と似た色にするか、ブラインドやロールスクリーンにするとスッキリとした印象にまとめられるという。ぜひコーディネートのコツを知って、快適な空間づくりに役立ててもらいたい。

■家具のコーディネート応用編2

  • 1. 大きな面積を占めるものは明るい色にする
  • 2. きちんと見せたいなら左右対称に家具を配置する
  • 3. 狭い部屋は壁と似た色のカーテンを選ぶ

掲載: 2013年5月2日

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