引越し荷造りテクニック〈皿などの食器や調味料ビンなどの割れ物編〉|引越し見積もり・比較【SUUMO】

引越し荷造りテクニック〈皿などの食器や調味料ビンなどの割れ物編〉


公開日  2023年11月28日

食器の梱包

引っ越しの日が近づいてきたら新居に持っていく荷物をダンボールに入れる荷造りをしますが、そのなかでも割れやすい食器類の梱包にはちょっとしたコツがあります。ちゃんと梱包しないと食器が割れたり、傷つけて壊したりしてしまうおそれもあるため、梱包のテクニックを知って食器類を安全に運びましょう。

■目次
引越しの荷造りを効率よく進める手順とコツ
食器を梱包する前に用意しておきたいアイテム
食器を梱包する際に、新聞紙がない場合の代用品
食器の種類別梱包テクニック
食器をダンボールに詰める際のポイント
引っ越し業者の梱包資材を使えば便利
食器が割れてしまった時の対処法

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引越しの荷造りを効率よく進める手順とコツ

そもそも、引越しの荷造りを効率的に進めていくためには、梱包する物の仕分けをきちんと行うことが重要です。使う場所ごとに同じ段ボールに詰めていくことで、新居での開梱作業もスムーズになります。そこで、食器類の荷造りについてご紹介する前に、効率的な荷造りの手順とコツについて解説していきます。

部屋をブロックに分けて、ブロックをグループに分ける

リビング、キッチン、子ども部屋……というように、部屋ごとに分けるだけでなく、その空間をブロックに分けて、リビングであれば「本棚」「テレビボード周り」などのグループに括っておきます。新居の間取図にブロックのナンバリングを記入しておくのもおすすめ。こうすることで、複数のダンボールがあっても、どの部屋のどのブロックのものかがひと目でわかります。



使用頻度が低い荷物をダンボールへ詰める

ダンボールに詰めていく前に、それぞれのグループの中で使用頻度が高いものと低いものに仕分けを行い、まず、シーズン外の衣類や家電など使用頻度が低い荷物からダンボールに詰めていきます。使用頻度が低い荷物であれば、引越し日までに再度開梱することが少ないので、早めに作業を進められて効率的です。



使用頻度が高い荷物をダンボールへ詰める

引越し直前まで使う可能性がある使用頻度が高い荷物は、引越し日が近づいてきたらダンボールに詰めていきます。ダンボールに梱包した後に使いたい時にもすぐに取り出せるので便利です。



不用品を処分する

荷物の仕分け・梱包をしたら、早めに不用品を処分しましょう。家電や大きなサイズの家具などは粗大ゴミになるので、自治体やリサイクル業者などに粗大ゴミ回収依頼を。



引越しの当日にすべての荷物をダンボールへ詰める

引越し当日は、日常的に使用している食器や洗面道具などギリギリまで使っているアイテムをダンボールに詰めます。引越し業者が到着するまでに、すべての荷物の梱包を終えておきましょう。


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食器を梱包する前に用意しておきたいアイテム

食器はそのままダンボールに入れることはできません。ガラスや陶器、金属類だと移動中に動いてしまいぶつかりあって傷つけてしまうからです。そのため食器は新聞紙や緩衝材で包んでからダンボールに入れるようにしましょう。食器を梱包するときに必要なアイテムは以下の通り。

ダンボール

多くの引越し業者では社名の入った独自のダンボールを用意していて、無料でもらえるところもあるため、基本的に引越し業者のダンボールを使います。また中古のダンボールを安く提供しているところもあります。
荷物をビニール袋に包んでしまえば衛生面でも安心でしょう。引越し業者によっては使い終わったダンボールを無料回収してくれるので、処分で悩むこともありません。



新聞紙

食器同士がぶつかるのを防ぐために、食器を1個ずつ新聞紙で包みます。新聞紙はあらかじめ中央で切り離したものをたくさん用意しておくと便利です。



タオル

新聞紙や緩衝材の代わりにタオルを使っても大丈夫です。ただし、かさばるのと最適なサイズに調整するのが難しいため、食器を包むには新聞紙などを利用し、タオルはダンボールの底に敷くのに使うのがおすすめです。



ガムテープ

ガムテープはダンボールを梱包するのに必須アイテムで、引越し業者によっては無料でもらえます。ガムテープは紙素材ではなく、できれば布素材を使いましょう。紙素材ですとツルツルしているためテープの上には油性マーカーで文字が書けません。
割れ物には、注意をうながすためにも赤色の布ガムテープを使うと分かりやすいです。



油性マーカー

ダンボールには水性ペンも使えますが、油性マーカーを黒色、赤色の2種類を用意しておけば間違いないでしょう。紙のガムテープには使えないので注意が必要です。


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食器を梱包する際に、新聞紙がない場合の代用品

新聞紙がない場合はネットでも古い新聞紙が売っていますし、下記のものも新聞紙の代用として活用することができます。入手しやすいものを選んでください。

緩衝材

気泡が入ったビニール製の緩衝材は衝撃に強く、食器が割れるのを防いでくれます。食器を重ねる際は、クラフト紙の緩衝材を挟んで、ビニール製の緩衝材で全体を包むと省スペースに。平皿を重ねて梱包する際には、軽量でクッション性が高いミラーマットがおすすめ。



キッチンペーパー

キッチンペーパーは、食器や調理器具、食材の水分や油分を拭き取るためのものなので、衛生面からも食器の梱包にも適しています。なるべく厚手のものを選ぶと安心です。



タオルや衣類

タオルや衣類はサイズが大きいので食器を包みやすく、ゴミが出ないのでエコ。また、緩衝材としても使えるので、タオルや衣類と食器を一緒に梱包すれば一石二鳥です。



ラップ

キッチンで普段使っているラップでもOKですが、ホームセンターやネットで購入できる伸縮性のあるストレッチフィルムを使うと、しっかりと食器を包むことができます。


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食器の種類別梱包テクニック

アイテムの準備ができたら実際に食器をどう梱包するのかいくつかのジャンルで分けて解説します。

皿、丼、小鉢の梱包方法

平らなお皿は1枚ずつ半分にした新聞紙で包み、四隅から順に畳んで最後にテープで留めます。
平らなお皿は上からの圧力に弱いため立てた状態でダンボールに入れます。深皿や丼、小鉢もお皿と同じように1枚ずつ包みます。
サラダボウルのように大きいものは新聞紙を1枚使うのがいいでしょう。ダンボールへの入れ方は皿とは違い横のままの状態で入れます。


皿類の梱包

ワイングラス、コップ、マグカップの梱包方法

ガラスや陶器でできているものはひとつひとつ新聞紙で梱包します。ワイングラスは足の部分に半分にした新聞紙をぐるぐると巻きつけて、さらにもう一枚の新聞紙でグラスの側面を転がすように包み、最後に飲み口に新聞紙を折り込むようにします。
コップやマグカップも新聞紙で側面を転がすように包んで、飲み口に折り込むようにします。

ダンボールへは、立てた状態で、高さが同じようなものを並べて入れます。その上に厚紙やタオル、緩衝材を入れて2段に分けて入れるのもいいでしょう。

コップ類の梱包

瓶、調味料の梱包方法

ガラスでできているものは新聞紙で包み、プラスチックでできているものはそのままで大丈夫です。ダンボールへは、液体が漏れないようにビニール袋に入れて立てた状態で入れます。

ビン類の梱包

包丁やハサミの梱包方法

割れ物ではありませんが、包丁やハサミなどの刃物類の梱包もコツがあります。刃物だということが分かるように、持ち手を出した状態で包むのがポイントです。

新聞紙や厚紙で刃の部分を包んだら、危険物であると分かるように、赤いガムテープで留める、もしくは赤いマーカーで「包丁」「ハサミ」と書いておくとケガ防止になります。またダンボールに入れるときは、危険物だと分かりやすいように一番上にします。

刃物類の梱包

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食器をダンボールに詰める際のポイント

新聞紙で包んだ食器をダンボールに入れたら、それぞれの食器がぶつからないように間に新聞紙や緩衝材を詰めましょう。外部からの衝撃は左右だけではなく、上下からも与えられる可能性があるので、ダンボールの底にはクッションになるようにくしゃくしゃにした新聞紙やタオル、緩衝材を敷くのも忘れずに。
食器をダンボールに詰める際のポイントとしては、ダンボールの下段には大きくて重たいもの、上段には軽いものがくるように、バランス良く詰めましょう。

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引っ越し業者の梱包資材を使えば便利

引っ越し業者の若い女性

新聞紙や緩衝材がなく梱包している時間もない、面倒だという方もいるでしょう。そんなときは、引越し業者が用意している梱包資材を使うと便利です。

アート引越センター「エコ楽ボックス/食器ケース」

アート引越センターでは、食器専用の「エコ楽ボックス/食器ケース」というのがあります。ケースは外箱がプラスチック、内箱がポリエチレンの2種類で構成されていて、内箱や仕切りが11種類あるため食器を包むことなく入れられます。

レンタルですので食器は自分で入れる必要がありますが、回収後はボックスの洗浄もしていて衛生面でも安心です。

食器の梱包が面倒だなと思ったら、有料にはなるものの引越し業者が用意している梱包資材を使うのもいいですね。引越しで食器を無事に運んで、新たな生活をスタートさせましょう。


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食器が割れてしまった時の対処法

しっかり梱包したつもりでも、食器同士や運搬時の衝撃によって食器が割れてしまうことも。食器が破損した際は、引越し先の自治体のごみの分別ルールに従って廃棄しましょう。引越し業者によっては、ダンボールなどの資材回収の際に不用品やごみを引き取ってくれることもあるので、引越し業者のサービスの確認を。
もし、引越し業者の作業時の過失による破損であれば、きちんと状況を確認して補償してもらうようにしましょう。

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