やっときゃよかった…引越し前の「あの準備」
最終更新日 2016年03月08日
どれだけ「カンペキ!」と思っていても、見落としが起きやすいのが引越し。そこで、よくある失敗談をもとに、事前準備の方法を紹介していきましょう。
アドバイスをしてくれたのは、引越し会社大手の「アート引越センター」。

家電の配線が分からなくなった!
テレビやパソコンなどの配線はかなり複雑。引越し前にしっかりチェックしておかないと、新居で「どれが何のコードだろう?」と頭を抱える事態になりかねません。
「事前に写真を撮っておくと、それと照らし合わせながらコードをつなぐことができるので便利です。また、各コードと差し込み口にそれぞれ番号を振ったシールを貼る方法もありますよ。『1番の差し込み口には1番のコードを』といったように、すぐに判別できるので非常に楽です。弊社の場合は専用のシールを提供しているので、それを使うことができます」(アート引越センター担当者)
ちなみに、配線コードやリモコン、延長コードなど、家電まわりのこまごましたものはすべて同じ段ボールにまとめると、新居でよりスムーズに家電を使用できるようになります。「コンセントを家具で塞いでしまう前に、延長コードを差しておきたい!」といったこともしやすいはずですよ。

新居に照明器具がない!
照明付きの家から引越す人によくある失敗。せっかく引越したのに照明器具がなく、真っ暗な部屋で一晩明かすことに……。
「『さすがにそんな失敗はないだろう』と思うかもしれませんが、意外と気づかない人が多いですよ。事前に必ず確認しておきましょう。また、カーテンも同様に見落としがちです。先に採寸して、買い直す必要があるか見ておきましょう。可能であれば、引越し前につけてしまうのもいいですね」

新居でガスが使えない!
利用停止も利用開始も連絡一つで済む電気・水道と違い、ガスは利用開始時に“立ち会い”が必要。これができないとガスが使えないので、お風呂にも入れません。
「新居でガスが必要な場合、引越し日が決まったらすぐに手続きをして、立ち会い日時を決めましょう。ネットからでも手続き可能ですよ。立ち会いは、繁忙期の3〜4月だと希望通りの日時にならないこともあるので、1カ月くらい前には済ませておくのが得策です」

要らない家具・家電まで新居に持って来ちゃった!
新居での家具レイアウトをしっかり考えていないと、こんな失敗を招いてしまうことも。大型であればあるほど処分が面倒で、悩みのタネになります。
「要るものと要らないものを決めて、不要品は早めに処分してしまいましょう。民間会社でも処分できますが、一番安いのは行政ですね。自治体によって回収方法が異なるので、サイトなどで確認してから早めに申し込んでください」
売る方法もありますが、家具はよっぽどのブランド物でなければ値がつきません。また、家電も購入から3年以内の状態の良いもので、なおかつ保証書付きでなければ買い取り不能というケースがほとんどだとか。それをふまえて検討をしましょう!
これらが事前に済んでいれば、引越し後の生活が難なく送れるはず。「自分はそんな失敗しないし!」なんて思わず、慎重にチェックしましょう。
取材協力:アート引越センター
リンク:http://www.the0123.com/
引越し対応エリアから探す
現住所(現在の住居)の都道府県をクリックしてください。
SUUMO引越し見積もりでは、各都道府県の住みたい街ランキングを確認できます。
いま住んでいる街や住みたい街の情報をチェックして、引越しに役立てよう!
北海道・東北 | |
---|---|
関東 | |
北陸・甲信越 | |
中部 | |
関西 | |
中国 | |
四国 | |
九州・沖縄 |