季節別に押さえておきたい引越しトラブルの傾向と対策
季節によっては雨や雪が降るなど、悪天候に見舞われる引越し。「こうしておけばよかった!」とならないためにも、季節別に押さえておきたい引越しトラブルの傾向とその対策を、アリさんマークの引越社に教えてもらいました。

冬&春は、寒さ対策をお忘れなく!
一年のなかで、特に気をつけたいのが冬の対策です。
暖房器具に、石油ヒーターを使用している人もいるのではないでしょうか? 石油は危険物になるため、トラックで運ぶことができません。そのため、引越し前に空焚きをして、ヒーターの中に残っている石油を使いきっておく必要があります。
そのほか、コートなどの上着類をすべて段ボール内に梱包してしまったために、寒い思いをする人も多いのだとか。繁忙期の3月末~4月上旬は、春といえどもまだまだ寒いことが多いもの。必ず上着1枚は手元に残しておくようにしましょう。

夏は、雨や汗などの水滴に要注意!
梅雨から夏の時期に特に心配されるのが、雨。大抵の引越し会社は、雨で荷物を濡らさないために、大きいビニール袋を用意していますが、濡れては困る特に大事な物は自身で梱包する際もビニール袋などに包んでおくと良いでしょう。
ただし、ビニール袋に包まれた荷物は、放っておくと湿気でカビる可能性もあります。引越し後はすみやかに段ボールから取り出し、乾燥させるのを忘れないようにしましょう。
また荷物についた雨粒や汗で、部屋を汚すこともあるので、タオル数枚を手元に用意しておくと便利です。
さらに夏は暑くて、食べ物が腐りやすい季節。引越し会社によっては、クーラーバックの用意があるそうですが、冷凍食品はもっても30分~1時間程度。冷蔵庫の中身は、引越し当日までに極力消費しておくのが望ましいです。

季節問わずに起こりがち! カーテン&リモコン問題
季節問わず起こるのは、カーテンを買いそびれて引越し当日にないケース。外から室内が丸見えなのは、恥ずかしいだけでなく、防犯面でも不安が生じます。
そんな事態を回避するためにも、引越し会社のサービスを活用するのも一つの手。会社によっては、カーテン、表札、家具、家電を販売していて、引越し当日に手配してくれることも。自分で用意する時間がない場合は、引越し会社に見積もりをお願いする際に、一緒に相談してみましょう。これらサービスを活用するならば、繁忙期であれば、1カ月前には引越し会社を決めておくのがベストです。
また、リモコンのありかも盲点になりがちです。エアコンをつけようと思っても、リモコンをどこにしまったのかが分からず、使えないケースも多いそうです。リモコン類は貴重品と一緒に、手持ちのカバンにしまっておくと新居に到着後すぐに利用できます。
意外とある季節ごとに注意したい引越しのポイント。その季節に必要な物などはすぐに取り出せるようにし、スマートな引越しを心がけましょう!
取材協力:アリさんマークの引越社
リンク:https://hikkoshi.suumo.jp/144720001/
写真:PIXTA
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