利用者に聞いた、失敗しない引越し会社の選び方
引越しの際に、多くの人が利用する引越し会社。でも、数ある会社のなかから、何を基準に選んだらいいのか悩んでいる人もいるのでは?
そこで、過去に3回引越し会社を活用したことのあるMさん(40代・男性)に、利用者だからこそ語れる引越し会社の選び方を聞いてみました。

多少面倒でも相見積もりは必須!
「引越し会社を選ぶ際は、ネットで大まかな評判を確かめて、毎回3社以上から相見積もりを取っています。引越し会社も相見積もりを取られていることはうすうす感じていますし、正直に言っても問題ありませんでした。以前、A社とB社にそれぞれ相見積もりを取っていることを言ったら、『あそこだけには負けたくない』と、金額を調整してくれました(笑)」
ただし、会社によっては値下げ勝負ではなく、多少割高でもしっかりとしたサポートを売りにしているところもあります。それぞれの会社の特徴を調べ、「会社にお任せでラクに引越ししたい」など、自分の引越しスタイルに合わせて比較することも大切だとか。

見積もりを出してもらったら、プラン内容をチェック
「見積もりが出たら、引越し開始時刻や来てくれる人員、梱包材の有無など、準備に必要な物や当日の流れを担当者に聞きました。例えば、価格は午前便よりも午後便のほうが明らかに安いのですが、これは午前便が終わらないと午後便の引越しが始まらないから。初めて引越し会社を利用したとき、安さにつられて午後便にしたら、引越し開始時刻が19時になってしまいました(苦笑)。
一人暮らしで身軽に引越せる状態なら問題ないかもしれませんが、小さな子どもがいるファミリーの引越しでは、午後便を避けたほうが良いと思います」
また、人員が3人と4人のときでは、引越しが終わるスピードが全く違ったとのこと。荷物量が多い家族の引越しの場合、スムーズに進められるベスト人数も担当者に聞いておきましょう。
「そのほか、ダンボールは何箱くらい必要なのか、ガムテープや紐も付くのか、無料で提供してくれるのか、それらをどのタイミングで持ってきてくれるのかも、確認しておきましょう。引越しの準備はちょっとでも早めにしておくと、あとあと楽ですから」
同じような金額とサービスだった場合、最終的に「ここ!」と、何を見て判断するのでしょう?

引越し会社の決め手、最後は担当者の人柄!
「営業担当者の人柄ですね。特に、なぜこれくらいの価格になるのかなど、分からないことを率直に質問したときに、納得のいく説明をしてくれる担当者は信用できます」
Mさんは以前家族で引越しをする際、荷物量から2tロングトラックか4 tトラックになるかで見積もりをする人によって見解が分かれたそう。もちろん、より小さなトラック=前者に収まれば、全体の価格が安くなります。
「このとき、引越す家の距離が近かったこともあり、価格を下げるために2tロングトラックで往復しましょうと担当者から提案してもらいました。そのほうが明らかに安くなると説明してくれたので、これは好印象ですよね。よくあるパターンですが、自宅に営業担当者を呼んだとき、『今この場で決めたら安くします』みたいにあおってくる人は避けています」
金額と内容に納得がいったら、最終的に決め手になるのはそこで働いている人の人柄のよう。担当者と話し、この会社にお願いしても安心できると思えるかどうかが、失敗しない引越し会社の選び方といえそうです。
写真:PIXTA
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