意外と知らない?引越し後の荷ほどきの手順について|引越し見積もり・比較【SUUMO】

意外と知らない?引越し後の荷ほどきの手順について


最終更新日  2017年02月20日

引越しと聞くと荷造りのシーンを思い浮かべる人は多いでしょう。確かにこれまでの思い出に浸りながら荷造りをすることは、引越しのメインイベントともいえます。

しかし、新居での荷ほどきについても忘れてはいけません。荷造りと同じく時間も手間もかかる荷ほどきについて、その手順やコツなどをご紹介していきましょう。

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引越し後の荷ほどきですべき手順とは?

引越し前に詰めた荷物を新居で荷ほどきしたら、手間も時間も思った以上にかかってしまったという経験はありませんか?実際、とりあえず段ボール箱に詰めていけば終わる荷造りとは違い、荷ほどきというのは、段ボール箱から取り出しながら整理もしていく必要があるので、きちんと段取りを考えて行うことがポイントになります。

(1)大きな家具から設置する


最初に大きな家具を設置することがポイントです。引越し会社に依頼して運搬してもらう場合なら、洗濯機や冷蔵庫などの電化製品は指定の位置に配置してもらえ、すぐに使用も可能ですが、家具などはそうはいきません。新居へ大型家具を搬入してもらう前に、あらかじめ新居の見取り図などを用意しておいて、引越し会社に希望の設置場所を伝えておくことをオススメします。そうすることで、引越し後の再移動の手間も省けます。

(2)段ボールは部屋ごとに分けて運んでおく


段ボールにあらかじめ部屋の名前を書いておけば、引越し会社に運んでもらえるので、運び先を明記するようにしましょう。搬入後その場で荷ほどきをすれば、荷物を部屋間で移動するなどの手間を省くことができます。

(3)すぐに使うものから荷ほどきする


「荷ほどきはすぐに使うものから」が鉄則です。例えば、ふとんは引越し当日から必要ですし、お風呂アイテムや最低限の調理器具などもすぐに使うものでしょう。さらには、その季節に合った洋服なども出しておかないと困りますね。こう考えていくと、荷ほどきの優先度が高いものが見えてくるのではないでしょうか。

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引越し後の荷ほどきでやりがちなタブー手順ベスト3

そうはいっても、荷ほどきに何週間もかかってしまったという声も少なからずあります。そこで、続いては引越し後の荷ほどきでやりがちな、NG行動を3つご紹介していきましょう。

・手あたり次第段ボール箱を開ける


引越し後の荷ほどきは、手あたり次第、段ボール箱を開けて荷物を取り出していると効率が悪いうえに、思いつくままに荷物を取り出してしまうと、荷造りのときにまとめながら行った分類も台無しになります。また、段ボール箱から荷物を出して広げてしまうと、その荷物をまた別の部屋へ持っていく手順が増え、何度も部屋を行き来することにもなります。部屋が複数ある家では特に、手間が余計にかかってしまうでしょう。

・段ボール箱を何個も同時に開封する


幾つも同時に段ボール箱を開封するという行動も、荷ほどきのときにしがちなNG行動です。何個も段ボール箱を開けていくと、一見荷ほどきのスピードが上がるように感じますが、実際は整理しなければならないものが余計に多くなってしまい、効率が悪くなるのです。

・面倒な荷ほどきを後回しにする


荷ほどきは荷造り同様、手間も時間もかかるものです。しかし荷造りとは違い、荷ほどきにはタイムリミットがありません。そこで気が緩み、特に面倒に感じる荷物の対処を後回しにしてしまう。それが3つ目のNG行動です。気が付いたら、荷ほどきしないまま数カ月も放置していたなどということも、珍しくはありません。

荷ほどきに限らず、面倒なことは後回しにしていいことはないのです。余計に面倒を感じてしまいますし、いざというときに手間もかかります。あらかじめ1日で行える荷ほどきの量を決めておき、着実に進めることが大切です。

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引越し前にも工夫が必要!荷造りのコツとは?

一方、荷造りの段階で荷ほどきをスムーズに行えるようにすることもできます。最後に、荷ほどきを考慮した荷造りのコツについてご紹介しましょう。

先ほど荷ほどきの最適な手順の一つとしてもご紹介した、「段ボール箱を開ける部屋ごとに分けて運んでおく」という方法。荷ほどきを効率よく行うためには、荷造りの段階で、荷ほどき先となる部屋や誰の持ち物かの名前を段ボール箱に記しておくことです。例えば、キッチンアイテムなら台所、バスグッズならば浴室というように、あらかじめ、段ボール箱に使用する部屋を明記しておくことで引越し会社の方が該当の場所に運んでくれるうえに、外から見たときに見分けもつきやすいため、スムーズに荷ほどきが行えます。

また、荷造りのコツとして「段ボールに中身は何か明記する」ことも挙げられます。キッチンに置きたいものはお鍋のほか食器などいろいろあり、段ボール箱も多くなりますが、箱を開けなくても中身が分かれば、いちいち開いて確認する手間も省けます。段ボール箱にどんな荷物が入っているのかを書いておくことは、荷ほどきを楽にする一番のコツとなります。
いかがでしたか?確かに、引越し後の荷ほどきは時間も労力もかかりますし、荷造りと違って「いつまでにやらないと」という絶対的な制限期日もないため、つい後回しにしてしまうこともあるでしょう。

しかし、新生活を快適にスタートさせるためにも、ぜひここで、効率のよい荷ほどきを可能にする荷造りのコツを頭に入れておきましょう。きっとスムーズな荷ほどきが実践できるはずです!

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