引越し当日に出たゴミ!一体どうやって処分すればいい?
最終更新日 2020年07月02日
引越し当日に出るゴミの処分は、特に引越しが初めての場合は気が付かず、困ってしまいがちなポイントの一つです。しかし、正しい手順を踏めば、そこまで大きく心配する必要はありません。今回は、引越し当日のゴミを最小限に抑えるための方法や、どうしても当日に出てしまったゴミの処分方法などをご紹介します。引越し当日に頭を抱えることにならないよう、参考にしてみてください。
ゴミの種類によって異なる処分方法を確認しておこう!
引越しをするときにどうしても出てしまうさまざまなゴミ。その種類によって処分方法は異なります。事前にそれぞれの処分方法を確認しておきましょう。
①可燃ゴミ(生ゴミなど)
・回収日に自治体のゴミ集積場へ持ち込む。大抵は1週間に2〜3回指定日がある②不燃ゴミ(金属、ガラス、CD、刃物など)
・回収日に自治体のゴミ集積場へ持ち込む。1カ月に数回か、隔週の自治体が多い③資源ゴミ
【紙類】種類ごとに分類してひもでしばる。荷造りに使ったダンボールは引越し業者が回収してくれる場合もある。見積もりの際に要確認【カン・ビン・ペットボトル】キャップとラベルをはずし、中を洗って回収日にゴミ集積場へ持ち込む。不燃物や資源ゴミとして扱っている自治体もある
【発砲スチロール】きれいな状態なら資源ゴミとして回収日にゴミ集積場へ持ち込む。汚れがある場合や再利用が難しいものは可燃ゴミとして扱う
【パソコン】パソコンメーカーの回収受付窓口、もしくは回収を専門的に行っている「一般社団法人パソコン3R推進協会」の窓口に持ち込む
④粗大ゴミ(家具・家電・カーペット・ふとん・自転車・掃除機など)
・自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用する・引越し会社に処分を依頼する
・該当する不用品回収業者へ依頼する
・リサイクルショップやオークションサイトで売る
⑤有害ゴミ
【電池類】家電量販店などの回収窓口に持ち込む。自治体によっては不燃ゴミとして扱うこともある【蛍光灯・電球】指定日にゴミ集積場へ持ち込む。袋には「有害」や「危険」と表記しておく
上記の方法はあくまで一般的な処分方法です。お住まいの自治体によって、ゴミの分類や処分の方法、回収できるゴミの種類などが異なりますので、各自治体の発行冊子やホームページで必ず確認してから処分するようにしましょう。
引越し当日までの段取りが大事!
ゴミは種類によって回収日が決まっているため、当日に全てを処分しようと思っても、なかなかできません。引越しが決まった時点でゴミを処分する段取りを立てておくことが大切です。以下のような手順で段取りを立てていきましょう。
①ゴミの種類によって異なる回収日を把握する。
②引越し当日までの最終回収日から逆算し、いつまでにどの種類のゴミをまとめておけばよいか確認する。
③処分を急がないようなゴミであれば、引越し先に持っていくことはできないか検討する。
④処分を急ぐ、もしくは引越し先に持ち込みたくない粗大ゴミや資源ゴミは、自治体のサービスや不用品回収業者、引越し会社などを当たって、処分できるなら依頼しておく。
それでも当日出てしまうゴミの処分方法まとめ
処分方法を確認し、段取りよくスケジュールを組んでも、荷造りをしていくうちに出てきてしまうゴミは予想外の量になることも珍しくありません。また、引越しは土日に予定されることが多いため、ゴミの回収が行われていない可能性も考えられます。当日までにどうしても処分できなかったゴミに対しては、以下のような方法で対処しましょう。
①引越し先へ持っていく
引越し先へゴミを持っていくことに抵抗がなければ、この方法が最も簡単な対処法です。引越し後、地域のゴミ回収日に指定の場所へ持ち込みましょう。また、引越し後であれば、リサイクルショップの見積もりなどにも、時間をかけられるでしょう。②近所の人に頼む
腐敗の可能性がある生ゴミだけは、引越しの荷物に紛れ込ませることはもちろんですが、引越し会社に処分を依頼することもできません。もし、ご近所と日ごろから付き合いがあり、良好な関係が築けているのであれば、当日残ってしまった生ゴミだけ回収日に捨ててもらえるよう引越し前にお願いするのも一つの手です。③処理センターへ持ち込む
引越し先へも持っていけない、ご近所に頼むのも気が引ける。そのようなときは、地域によっては焼却場などの処理センターへ直接持ち込める場合もあります。あらかじめ、焼却場の場所などを調べておきましょう。④引越し会社が回収してくる場合もある
段取りの段階では想定していなかった粗大ゴミなどが出る可能性もあります。そんなときは、粗大ゴミが出ると分かった時点で、引越し会社に相談してみましょう。引越しで発生した不用品の回収サービスを行っている業者も多いため、サービスの有無と、利用方法を確認しておきましょう。有料か無料かは、引越し会社によって異なりますので、確認も必要です。
引越しは、予想以上にゴミが出てしまうものです。まずは、自治体ごとのゴミの処分方法を確認しておくことが大前提です。次に、処分方法と回収日を念頭に、引越し当日までに可能な限りゴミを減らす段取りを立てましょう。そして、どうしても当日までに処分しきれなかったゴミに関しては、ここでご紹介した方法で対処してみてください。
写真:PIXTA、掲載:2016年7月25日
引越し対応エリアから探す
現住所(現在の住居)の都道府県をクリックしてください。
SUUMO引越し見積もりでは、各都道府県の住みたい街ランキングを確認できます。
いま住んでいる街や住みたい街の情報をチェックして、引越しに役立てよう!
北海道・東北 | |
---|---|
関東 | |
北陸・甲信越 | |
中部 | |
関西 | |
中国 | |
四国 | |
九州・沖縄 |