業者に丸投げは危険!? エアコンの取り外し・設置のときに確認しておくべきポイント
最終更新日 2017年11月24日
荷造りや、住所変更の手続き……引越しの際には、やらなければならないことがたくさん。そのため、エアコンの取り外しや設置の作業は業者にお願いする人も多いのではないでしょうか。しかし、思いもよらぬ作業が必要となり、想定よりも金額が高くつく可能性も。そこで業者に依頼する前に、自分でチェックするべきポイントをご紹介します。

そもそも移設と購入、どっちがお得?
「前から使っているエアコンがあるから、そのまま持っていくのが一番いいのでは?」と思いませんか。しかし、そうとは限りません。エアコンは日々性能が進化しています。今使っているものが古いタイプのものなら、引越しのタイミングで最新のものに買い替えるほうが結果として安くなる場合も。とくに下記のエアコンを使っているなら、買い替えを検討することをおすすめします。
・7年以上使っているエアコン
メーカーによって異なりますが、一般的にエアコンの寿命は約10年と言われています。しかし、各メーカーの部品修理などのアフターフォローは、約7年が多いようです。せっかく新居に持っていったのに、修理が必要になってまたお金がかかった……なんてことが起きてしまうかも。
・古い型のエアコン
エアコンは、製造事業者等に省エネ型の製品を製造するように課した「トップランナー制度」に指定されているため、日々エネルギー効率の向上した商品が生まれています。10年前と比べると、平均して12%省エネとなっているので、引越しを機に最新の省エネエアコンで電気代を見直すのもいいでしょう。

エアコン工事は自分でもできる?
エアコンの設置作業は専門性を伴うもの。自分で取り付けを行う人もいるかもしれませんが、専門業者に依頼するようにしましょう。エアコンの引越しの際には、以下の方法が代表的です。
・引越し業者のオプションを利用する
・エアコン設置の専門業者に依頼する
選ぶ際には、やはり値段の安さを重視する人も多いのではないでしょうか。しかし、表面上の料金の安さだけで決めてしまうと、後で高くついてしまうこともあるので注意が必要です。

「基本料金が安い」は要注意!
エアコンの取り外し・設置作業は、1台で平均2万円から3万円がかかると言われています。しかし、なかにはもっと安い価格設定の業者も存在します。しかし、そういった料金体系には要注意。単純なエアコンの取り付けと取り外しのみしか行わず、それ以外は追加料金が発生する場合があります。エアコン工事のプランを決める際には、以下の内容が含まれているかどうかチェックしましょう。
【追加料金が発生しやすい工事】
・エアコンのガス入れ
・パイプの交換・延長
・配管への化粧カバーの取り付け
・配管を通すための、外壁への穴あけ
これらの作業は、エアコンの取り外し・設置の際に必要になることが多い作業です。格安プランの場合には含まれていない場合も多いので、しっかりと確認をするようにしましょう。
エアコンの工事は、専門の業者にお願いするか、もしくは引越し業者のオプションサービスを利用するかのどちらかでしょう。もし、引越し作業を業者にお願いしている場合は、エアコンも同じ業者にそのまま頼んだほうが手続きもラク。見積もりの段階で、エアコン工事の料金やサービス内容までチェックしておくのがいいといえそうです。
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