結婚して相手の家に引越し! ベストな手続きの流れは?
結婚が決まり、相手の家へ引越すことに! 引越しでは各種手続きなど、事前にさまざまな準備が必要となります。そこで今回はそんな手続きを万全に行うための流れをまとめました。

コレは忘れずにやっておこう! 退去時の各種手続き
引越しの際に、以下の手続きがまずは必要になります。
・退去届
引越しを決めた場合、現在住んでいる部屋の家主、あるいは管理会社に対して、多くの物件では解約日の1カ月前までに解約の予告をしなければいけません。予告は電話でも可能ですが、「退去届(解約届)」をもらって、引越し先の住所や敷金の精算口座などを記入して提出する必要があります。
・各種ライフラインの手続き
引越し先の相手の家には、電気・水道・ガス・固定電話(インターネット)回線といった環境はすでに整っているはず。その場合、今まで住んでいた家の解約手続きが必要になります。それぞれの業者に電話で連絡をし、解約日や引越し先の住所(精算用の払込票送付のため)を伝えなければいけません。この手続きは引越しの1週間前までに済ませておくといいでしょう。
また、インターネットは解約すると、サービス提供元から与えられているメールアドレスは基本的に消滅してしまうので要注意。同じメールアドレスを使い続けたいなら、プロバイダにメールアドレスが維持できるプランを利用するといいかもしれません。
・転出届
現在住んでいる市区町村の外に引越す場合、役所の窓口で「転出届」を提出し「転出証明書」を取得しなければいけません。この「転出証明書」は引越し後、その自治体で「転入届」の手続きをする際に必要になります。この手続きは転出の14日前から行えます。もし引越し先が現在の市区町村と同じ場合は、転居後14日以内に「転居届」を役所に提出します。
・住所や名義変更手続き
利用している携帯電話会社や銀行、クレジットカード会社、所属する会社(学校)、住所を登録している各種サービスなどに対して住所変更の手続きをしなければいけません。また、結婚して名字が変わった場合は、名義変更も同時にやるのが効率的です。ただ、戸籍謄本など氏名が変更になったことを証明するものが必要になるので、引越す前に婚姻届を提出しておくことが条件にはなります。
・郵便物の転送手続き
郵便局では、旧住所宛てに送られた郵便物を新居の住所宛に1年間転送するサービスが行われています。郵便局窓口、郵送(郵便局に設置されている転居届はがき)、インターネット上でも申し込みができるので便利ですよ。

いらなくなった家具はどうする?
結婚相手の家に引越しをする場合、全ての荷物を持って行けるわけではありません。友人に譲るほか、処分してしまうか、不用品を扱う業者に引き取ってもらうかしましょう。
できれば、引越しする当日までに片付けておきたいところ。引越し作業と不用品の引き取りを同時にやってくれる引越し業者もあるので、それを相談できる業者に引越しを依頼するも一つの手です。
パートナーの家に引越す場合は、すでに生活するうえで必要なものは大抵あるはず。そこでやらなければならないのが、結婚と引越しに伴う各種手続きと今まで住んでいた家の退去。新しく新居に引越すケースよりも、物件探しや何かを買いそろえることといった準備がいらないのでラクな面もあるかもしれません。だからこそ、手続きを早めに終わらせて、余裕をもて新生活を迎えられるといいですね。
写真:PIXTA
掲載: 2016年8月16日
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