家具の配置を決める前に! 内見時に配線をチェックしよう
公開日 2016年09月01日
引越し作業をスムーズに進めるために、家具の配置は事前に決めておきたいもの。あらかじめレイアウトを決めておけば、引越し業者や手伝ってくれる人への指示がしやすくなり、後から自分で重い家具を動かさなければいけないという事態も避けることができます。
ただ、家具の配置を決めるためにチェックしておくべきポイントは、間取りだけではありません。引越し先のコンセントの位置や配線がどのようになっているかを、引越し前の内見時にチェックすることがとても重要なのです。

配線で家具の置き場は決まる
引越し先を決める際の内見時に、部屋の間取りや広さ、カーテンの寸法などをチェックする人は多いと思いますが、意外と見落としがちなのが、配線。
配線を考えずに家具を配置すると、いざ生活を始めてから頭を抱えることになります。実際、電話線やコンセントの位置で困ったことがある人も多いのでは?
テレビ、パソコン、プリンター、電話機、扇風機やストーブなど、日常的に使う家電は意外と多いもの。これらの家電は、部屋のコンセントや配線がどこにあるかによって、適切な置き場所が決まってきます。

テレビ線、電話線、コンセントの位置と数をチェック!
まず、テレビ線、電話線の差込口の位置をチェック。それによってテレビと電話の配置がほぼ決まります。
次に、コンセントの位置と数をチェック。その部屋で必要となる電源の数と照らし合わせながら、なるべく効率的な配線と家具の配置を計画します。コンセントの数が足りない場合には、不足分を補えるだけの電源タップを準備しましょう。
もちろん、延長コードを使って離れた場所から電源をとることもできますが、コードに足を引っかける恐れがあったり、見た目がごちゃごちゃしてしまうということからあまりおすすめできません。また、無理のある配線は家電の故障にもつながるので、なるべくすっきりとした配線を心がけましょう。

配線がごちゃごちゃしてしまったときは……すっきり見せるためのDIY
部屋のコンセントの位置や数によっては、どうしても延長コードが必要になる場合や、タコ足配線になってしまう場合もあります。そんなときでも事前に配線の計画を立てておけば、ちょうどいい長さの延長コードやタップを準備することができます。
コードをむき出しで床をはわすのは、生活感が丸出しになるのでできるだけ避けたいですよね。なるべく家具の後ろをはわすか、市販のケーブルカバーを使ってうまく隠しましょう。
また、インターネットのルーターなどの通信機器はどうしても1カ所に固まってしまいますが、目につく場所にあると、これもまた生活感が漂うもとに。そんなときは、DIYで工夫するのがおすすめです。手ごろな価格のフタつきのカゴなどを使って、コードや接続機器を隠してしまいましょう。ただ、密閉した箱だと中の気温が上がりすぎてしまうことがあるので通気性には注意が必要です。また、定期的に中をチェックするようにしましょう。
どうしてもごちゃごちゃしてしまうコードや接続機器を目隠しすると、驚くほど部屋の印象がすっきりしますし、「ほこり対策」にもなり一石二鳥。掃除もとっても楽になります。
わたしたちの生活に家電製品は欠かせないもの。引越しのときも、実際に生活を始めてからも、配線はとても大切です。
家具を運び入れる前に必ずチェックして、計画的に家具を配置できるといいですね。
写真:PIXTA
掲載: 2016年9月1日
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