ひとり暮らしの女子は必ずやっておくべき! 新居でできる防犯対策
公開日 2016年10月04日
空き巣や強盗の被害に遭ってからでは遅いもの。ひとり暮らしで家を空ける時間が長い女性はとくに、防犯対策にはできるだけ気を付けたいですね。新居を選ぶ際に、オートロックや1階などの低層階を避ける人も少なくないはずです。そのほか、被害に遭わないためにどんな対策をしておけばいいのでしょうか。日本防犯学校学長・防犯ジャーナリストの梅本正行さんにうかがいました。

入居後に行っておくべき対策
・窓に鍵付き補助錠を付ける
・タイマー機能付きの照明器具を付ける
・ドアスコープの内側を布などで覆っておく
・玄関先には男性ものの靴や傘を置いておく
・カーテンは女性らしいものを避ける
・集合ポストに名前を書く場合は名字のみにするか、男性の名前と連名にする
犯人がベランダから侵入してくるケースは多いもの。そのため、不在中に窓の鍵をかけておくことはもちろん、外から窓が開かないように対策をしておく必要があります。そこで、一定以上窓を開けようとするとアラームが鳴るような鍵付きの補助錠をつけておくようにしましょう。たとえ、マンションの上層階に住んでいるからといって油断は禁物です。雨どいなどをよじ登って侵入する場合も少なくありません。オートロックや防犯カメラの有無といった物件の条件に関係なく、対策しておきたいものです。
また、女性はひとりで住んでいると思われない工夫をすることが大切です。宅配便など、玄関先で来訪者を対応することも多いからこそ、男性モノを目につくところに置いておくことは有効になります。さらに、油断しがちなのがカーテン。夜に部屋の明かりがついた状態でレースのカーテンだけにしていると、外から部屋の中が意外とはっきり見えるものです。明らかに女性が選びそうなピンク色やかわいらしいデザインは避けたほうが無難といえます。自分が気に入ったカーテンを選びたいところですが、防犯の視点も忘れずにもっておきたいですね。

日ごろの意識からできることも
・電気をつけたら本カーテンを閉める
・ひとりでも「ただいま」「いってきます」と言う
・必ず施錠とドアチェーンをかけ、来訪者の対応もできるだけドアチェーンをした状態で済ます
・ポストなどへの置き鍵はNG
・家に入るまでケータイは手で持っておく
・近所の人には顔を見て挨拶する
・一人でエレベーターに乗るときは知らない男性と相乗りしない
防犯アイテムを利用するほか、普段から気をつけておくべきポイントもあります。ポストやメーターボックスに置き鍵をする人は多いですが、それは厳禁。帰ってきたら鍵の施錠だけでなく、カーテンを閉めてできるだけ人目に触れないようにしましょう。
また、オートロックの家に住んでいる人はとくに、エントランスに着くと安心して気を緩めてしまいます。しかし、エントランスは共用部分ですから、家に入るまで注意が必要です。これまでにはオートロックを開けた先に不審者が待っていたという事件も。また、加害者は顔を見られることを嫌うため、普段から顔を見て挨拶することは重要になってきます。たとえ同じマンションの住人であっても、ある程度警戒心をもっておくべきだといえます。
被害に遭う家は、犯人があらかじめ目星をつけ下調べしてから実行するといいます。つまり、十分な防犯対策がしてある家ほど、敬遠されやすくなるもの。「自分だけは大丈夫だ」と思い込まず、危機感をもって生活することが肝心です。まずは自分で対策できることはきちんとしておきたいですね。
取材協力:日本防犯学校学長・防犯ジャーナリスト 梅本正行
写真:PIXTA
掲載: 2016年10月4日
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