友達からの引っ越し祝い・プレゼント「もらってうれしかった&困った!」ものはなに?
引っ越しにともない、友達から引っ越し祝いやプレゼントを贈られる人も多いはず。
「ぜひ、新居で使ってほしい」と自分のことを考えて選んでくれた品は、それだけでありがたいものですよね。
その一方、「気持ちはありがたいんだけど……」と、もらったものの困ってしまったという経験がある人も少なくありません。
今回は、引っ越し祝いをもらったことのある人を対象に、「これはうれしかった!」「もらったけれど、使い道に困った」というプレゼントについてアンケートしてみました。
これから引っ越し祝いを贈ろうと考えている方は、ぜひ参考にしてください!

引っ越し祝いでうれしいのは、“お金”
まず、「あなたは、引っ越し祝いをもらったことがありますか」というアンケートを行ったところ、43.8%の人が「ある」と回答しました。
約半数の人たちが、引っ越し祝いをもらっているということになりますね。意外と律儀に贈り物をする風潮が強いのかもしれません。
次に、「引っ越し祝いをもらったことがある」と答えた方に、「もらってうれしかったものは?」と聞いたところ、意外にも多く寄せられたのは、なんと「お金」という回答でした。
その理由としては、
・「いろいろな費用に充てることができるから」(40歳/男性)
・「引っ越し費用が予想以上にかかったので、足りないものを買うことができた」(44歳/男性)
・「その時その時で必要なものが変わるので、お金はありがたかった」(28歳/女性)
というような意見が目立ちました。
また、お金ではなく商品券をもらった人も多くいるようです。商品券をもらってうれしかった理由としては、次のような答えが挙がりました。
・「出費がかさむので、現金化できる商品券がありがたかった」(29歳/男性)
贈った金額がそのまま分かってしまうお金や商品券をお祝いとして贈ることに、なんとなく抵抗を感じる人もいるかもしれません。しかし、引っ越しは想像以上に費用がかさむもの。もらった人が自由に使い道を決められるため、最も喜ばれているようです。
「せっかくなら、喜ばれるものを贈りたい!」あるいは、「贈り物を選ぶのに迷っている」「相手の好みが分からない」という場合には、現金や商品券がいいかもしれません。

新居ですぐに使えるものもオススメ
そのほかには、冷蔵庫や電子レンジなどの家電という意見とともに、タオルや洗剤という意見も多く聞かれました。
その理由としては、「消耗品だから」(44歳)、「使うものだからもらったらうれしい」(38歳/女性)などが多数。
タオルや洗剤は、新生活ですぐに必要になりますし、引っ越し直後は慌ただしくて、なかなかゆっくり買い物へ行けないかもしれません。
そう考えると、新居ですぐに使えるものを贈るということは、とても理にかなった贈り物といえそうですね。
そのほか、少数の意見としては、次のようなものが聞かれました。
・「ソファ。欲しいけれど、なかなか自分で買うほどのこともしない家具だから」(37歳/女性)
・「リラックスクッション。癒やされたし、長く使えるから。自分ではあまり購入しないものだから」(35歳/女性)
・「キッチンマットと洗面マットのセット。前の家より広くなったから、前使っていたものでは短くて、でも引っ越しでお金かかったので、自分で購入するのは優先順位が低いものだったから、頂けてうれしかった」(40歳/男性)
・「バカラのグラス。単純にうれしい」(39歳/男性)
・「高いほうきとはたき。自分では買わないけどあったらすごい便利で使えたから」(38歳/女性)
・「観葉植物。部屋がきれいに見えるから」(44歳/女性)
高級グラスや高級掃除道具など、「自分ではわざわざ買わないけれど、もらったらうれしい」というものを贈られると喜ばれるケースが多いようです。
また、引っ越しといえば、やはり引っ越しそば。
おそばをもらってうれしかったという人もいました。その理由は、「定番で楽しい」(33歳/女性)。
乾麺なら日持ちもしますし、もらった人が好きな時に食べられるのもいいですね。

趣味が分かれるものは、もらっても困る!
反対に、「引っ越し祝いでもらってうれしくなかったものや困ったもの」を聞くと、次のような回答が多く寄せられました。
・「時計。家にあわせてインテリアも選びたかったので困った」(28歳/女性)
・「置物。趣味が違うから」(42歳/女性)
・「絵。自分の趣味と合わないけど、飾らないわけにもいかないので困りました」(33歳/女性)
時間をかけて選んだものが、実際に使ってもらえなかったら残念ですよね。特に多かったのが、食器やグラスという回答でした。
・「食器やグラス。一人暮らしなので今ある以上の余計な食器やグラスは、あっても使わないだけでなく邪魔になるだけだから」(37歳/女性)
・「お皿。趣味じゃなかった」(29歳/男性)
・「絵皿。使うタイミングがない」(29歳/女性)
食器やグラスは、たくさんあっても困らないだろうと思って選びがちですが、やはり、使い手の好みや趣味が分かれるものは、引っ越し祝いとして贈るのは避けたほうが無難なようです。
もちろん、「もらってうれしかったものは?」という問いで「食器。かわいいものが欲しかったから」(36歳/女性)という答えもありましたが、これは相手の好みをしっかり理解している場合に限られるのかもしれません。
また、単身世帯の場合はそれほど食器やグラスの数が必要ではないため、すでに足りている可能性も高いもの。一人暮らしの方には、できるだけ食器やグラスは贈り物として選ばない方がいいかもしれません。
また、「お菓子。食べないから」(42歳/男性)という声も。
手軽な贈り物としてつい選びがちなお菓子類ですが、これも相手の好みが分かれますし、新居の片付けなどでバタバタしているとき、ゆっくり味わおうという気分にはなかなかなれないかもしれません。
特に、賞味期限の短いものは避けたほうがいいでしょう。
そのほかには、こんな意見も聞かれました。
・「置物。置き場に困る」(28歳/男性)
・「空気清浄機。使わない」(37歳/男性)
大きなものだと置き場に困ったり、一般的に便利なものでも、実際には使わない人もいます。
贈り物はサプライズで渡したいという気持ちはあるかもしれませんが、実際に使うかどうか、また、新居のスペースに余裕があるのかどうか、事前に確認してから贈るといいかもしれませんね。
また、「もらってうれしかったもの」として上位に入っていた洗剤でも、「銘柄が嫌いだったから」(38歳/男性)と、喜ばれないケースもあるようです。
確かに洗剤は、種類によって香りや仕上がりも千差万別なので、「いつも決まった銘柄の洗剤しか使わない」という人は意外といる可能性も。
好みや趣味のこだわりが強い人に贈り物をするときは、あえて日用品は選ばないほうがいいのかもしれません。
全体的にみると、「もらってうれしかったものは?」という質問に比べて、「もらって困ったものは?」という質問の回答数は少なめでした。
とはいえ、新生活のはじまりにせっかく贈り物をするなら、相手に喜んでもらえる品物を贈りたいもの。
特に、引っ越し祝いを考えるときは、「現実的」「もらい手が自由に使える」「新居ですぐに使える」ということを念頭に選ぶといいかもしれませんね。
●[引越しに関するアンケート]より
・調査期間:2016年11月25日(金)~2016年11月26日(土)
・調査方法:インターネット調査
・対象:20代~40代、男女
・有効回答数:224
掲載:2016年12月21日
写真:PIXTA
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