直接会うのがポイント! “安心できる”引っ越し業者・会社の選び方とは?
最終更新日 2017年02月15日
引っ越しをスムーズに進めるうえで、大切なのが引っ越し業者選び。
いわば一緒に引っ越しを行うパートナーなので、信頼できて、頼りがいのある引っ越し業者を選びたいところですよね。
でも、「たくさんの引っ越し業者から見積もりをとったけれど、結局どこにお願いしたらいいのか分からない」という人も少なくないはず。
今回は、引っ越しの際に安心できる引っ越し業者の選び方をアンケート結果とともにご紹介。重視するポイントだけでなく、そのポイントがしっかり満たされているか、チェックするための手段も合わせてお伝えします。

引っ越し業者選び、「価格」「スタッフ対応」を重視
やはり多かったのが、「価格」(40.0%)という回答でした。
「引っ越し業者」とひとくくりにしても、価格帯はさまざま。今は、インターネット上で一度に複数の引っ越し業者から見積もりをとることができるので、簡単に価格を比較することができます。
しかし、いくら価格が安いからといって、サービスが劣るのは考えもの。価格だけをみるのではなく、サービス内容とのバランスも気をつけて選びたいですね。
続いて多かったのが、「スタッフの対応、フィーリング」(27.1%)という答え。引っ越し作業では、少なくとも数時間はスタッフと行動をともにし、大事な家財道具や生活用品を託すのですから、しっかり信頼できるスタッフにお任せしたいですよね。
また、「細かく言わなくても、しっかり動いてもらえる」というような、フィーリングのよさも大切。せっかくなら、テキパキ、気持ちよく作業してもらえる引っ越し業者を選びたいところです。
そのあとは、「知名度」(12.9%)、「プラン充実度」(7.1%)、「口コミ」(5.9%)と続きました。
意外にも低かったのが「補償内容」(2.4%)という回答。「家具が壊れた」「ものがなくなった」など、万一のケースについては、みなさんあまり想定していないのかもしれません。

ネットの口コミだけでなく、直接「話す」「会う」で判断
次に、引っ越し業者を選ぶときに重視したポイントについて、「実際、どのような部分をみて判断しましたか」と聞いてみました。
価格のように、数字で明確に記載されているものなら情報を入手しやすいですが、特にスタッフの対応やフィーリングなどは、どのようにして良し悪しを判断しているのでしょう?
もっとも目立った回答が、「ネットでサイトをみたり、口コミを調べたりする」(34歳/女性)というもの。
インターネット上では、引っ越しに関する情報サイトがたくさんありますし、それらには実際に引っ越し業者を利用した人からの口コミや感想などが多く寄せられています。
そうした情報をみながら、総合的に判断する人が多そうです。
また、「友人からの口コミ」(40歳/女性)や、「知り合いに聞いてみる」(44歳/男性)という意見もありました。
やはり、実際に引っ越し業者を利用した人からの感想を聞くのが一番。特に、友人など知り合いからの情報は信ぴょう性もあり、引っ越し業者を選ぶときの判断材料としては有効なようです。
さらに、「ネット検索して、電話で交渉」(41歳/女性)という人のほか、「見積もりのときなどの接客」(44歳/女性)」という声もありました。
実際に電話で話してみると、その会社の雰囲気や対応などはおよそ判断することができますし、訪問見積もりならスタッフの身なりや言葉遣いから、より一層、引っ越し業者の対応をしっかり確認することができるでしょう。
「インターネットで口コミの評価/満足度が高いから」ということも、引っ越し業者を選ぶときには有効な基準です。
しかし、できることならスタッフと電話で話してみたり、直接営業担当者に会って、サービスの内容を確認してみたりするなど、実際にコンタクトをとってみるのがおすすめ。
そうすれば、会社の対応をもっとリアルに確認することができ、引っ越し業者選びでの失敗も防げるのではないでしょうか。
また、インターネットを使って複数の引っ越し業者に一斉見積もりをとるときでも、「引っ越し業者比較サイトを使い、プランなど比べてから頼むようにしている」(38歳/女性)というように、できるだけ多くの情報を比較して選ぶことも大切。
その際にも、疑問点があったら直接電話して確認し、そのときの対応も判断材料に加えるといいでしょう。

賢く引っ越し業者を選ぶポイントは?
では、どのようにすれば引っ越し業者を正しく選ぶことができるのでしょうか。
■ポイント1:複数の引っ越し業者に見積もりを依頼する
まず、気をつけておきたいポイントは、できるだけたくさんの引っ越し業者に見積もりを依頼することです。
「前回引っ越しをしたときも、○○を利用してサービスがよかったから、今回も同じところでお願いしよう」というケースも多いと思います。
しかし、引っ越し業者は同じ会社であっても、引っ越しの時期やそのときの荷物の量などによって、金額は大きく変わります。
また、引っ越し業者によっては同じ方面への複数の引っ越しを、同時に扱う「混載便」などを用意している日にちもあるので、自分の引っ越し日がその日程に重なればラッキー!コストを削減することができるでしょう。
そのためにも、まずはできるだけ多めの引っ越し業者に見積もりを依頼することが大切です。
■ポイント2:訪問見積もりをとる
「ここにお願いしようかな」という引っ越し業者の目安がついたら、今度は訪問見積もりを依頼するのもおすすめです。
訪問見積もりは、実際に運んでもらう荷物の量や立地条件などを確認してもらうことができるので、より正確な見積もり金額を教えてもらうことが可能です。
同時に、訪問時に引っ越し業者の対応をリアルにチェックすることができることもメリットのひとつ。
特に、地域密着型で営業している引っ越し業者の場合、訪問見積もりに訪れた営業担当者が後日、引っ越し作業も行うというケースも、少なくありません。
そのため、「きちんと誠実に対応しているか」「しっかりと引っ越しに関する知識を持っているか」「丁寧に荷物を扱ってくれそうか」など、その営業担当者の様子で判断することができるでしょう。
もちろん、訪問見積もりのときには、当日の作業内容や補償の内容についてもはっきりと確認しておくこと。
そこで「うちはみんなプロだから、家具に傷をつけることはありません!」と強気に出て、補償内容を教えてもらえなかったり、当日の作業内容について曖昧な返答をするだけだと、ほかの引っ越し業者を考えてもいいかもしれません。
■ポイント3:見積書をチェック
見積書をみるときにチェックすべきポイントは、「引っ越し作業の開始時間」と「引っ越しスタッフの人数」です。
「引っ越し作業の開始時間が遅くて、終わったのが夜になってしまった」「引っ越しスタッフの人数が少なくて、作業が終わらなかった」ということのないよう、その2点はしっかりチェック。
また、荷物の量と比較して、トラックの大きさが適正かどうかも確認しておきましょう。梱包した荷物が乗り切らなかった場合、追加料金が発生することもあります。
引っ越しは、転勤族でない限り、人生の中で数回行うだけのビッグイベント。
特に、新居での生活にワクワクしながら行うのですから、失敗なく、スムーズに終わらせたいですよね。
そのためにも大切なのは正しく、かつ、賢く引っ越し業者を選ぶこと。
価格やサービス内容、補償内容などの「客観的な情報」と、スタッフの対応やフィーリング、インターネットや知人からの口コミなど、リアルな情報を組み合わせ、納得したうえで引っ越し業者を選択しましょう。
●[引っ越しに関するアンケート]より
・調査期間:2016年12月2日(金)~2016年12月3日(土)
・調査方法:インターネット調査
・対象:20代~40代、男女
・有効回答数:223
掲載:2017年1月12日
写真:PIXTA
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