就職で引っ越し! 新卒の「引っ越し準備」はいつから取り組むべき?|引越し見積もり・比較【SUUMO】

就職で引っ越し! 新卒の「引っ越し準備」はいつから取り組むべき?


最終更新日  2017年02月15日

学校を卒業して、これから社会人生活がスタート! 就職をするにあたり、引っ越しをする人も多いでしょう。
でも、その前に待っているのが引っ越しの準備。荷造りをして、役所などで必要な手続きをして……など、やるべきことはたくさんあります。
そこで今回は、新卒で就職に伴う引っ越しをする場合、引っ越しの準備はいつから取り組むべきか、経験者にアンケートをとってみました。
新卒でこれから引っ越しを予定している方、ぜひ参考にしてください!

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引っ越し準備期間は「2週間~1カ月前から」が最多

はじめに、新卒で就職に伴う引っ越しをしたとき、どれくらい前から準備をはじめたのかを調査。
ちなみに、ここでいう「引っ越し準備」とは、新居の賃貸契約を行ったり、これまで住んでいた物件の契約解約を行ったり、引っ越し会社へ見積もりをとる、といった内容を指します。

新卒で就職に伴う引っ越しを行った際、どのくらい前から引っ越し準備をはじめましたか。

最も多かったのが、「2週間~1カ月未満」という回答で26.6%。2位が「1カ月~2カ月未満」で25.7%という結果になりました。
新卒で就職に伴う引っ越しとなると、たいていの人が、年が明けてしばらくしてから動き出すのでは、と思います。
中には早いうちから新居を探して、新しい住居で腰を落ち着け、準備万端で社会人生活をスタートする人もいるかもしれませんが、最後の学生生活、思う存分満喫したいですよね。
3月も終わりに近づくと、卒業式や入社前研修などで忙しくなることが多いもの。遅くとも、3月上旬には引っ越しをして社会人生活のスタートに備えたいという場合は、アンケート結果から逆算してみると、26.6%の人が2月くらいから、そして、25.7%の人が1月くらいから、引っ越しの準備をはじめているとイメージすることができそうです。

また、引っ越しの「1週間~2週間未満」に引っ越し準備をはじめたという人は16.2%。さらに、「当日~1週間未満」という人は11.7%でした。
荷物が少なかったり、上京して物件を見に行く時間がなかなか取れなかったり、また、卒業式から入社まで全然時間がないというような場合は、これくらいの短期決戦もありえそうです。ただ、新しい物件の賃貸契約をしたり、引っ越し業者に見積もりをとったりするには、不動産会社や引っ越し業者の都合があるので、自分のペースだけでは進められないということも。
特に、3月は引っ越しのピークシーズンなので、不動産会社も引っ越し業者も大繁忙期の真っただ中ですから、予定通りにことが運ばないということもあるでしょう。
もし、短い期間で引っ越しを行いたいという場合は、12月~翌年3月の引っ越しシーズンなどを避け、少し早めに動き出すといいかもしれません。

そうした短期決戦の人がいる一方、「3カ月以上前」から引っ越し準備をはじめたという慎重派も3.2%いました。
これくらい時間をかければ荷造りなども用意周到、焦らずに引っ越し作業を進めることができそうですね。

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早めの動き出しは、金銭的におトクなことも!

続いて、「前問で答えた時期に引っ越し準備をはじめてよかったことを教えてください」と質問してみました。

約1カ月前から引っ越し準備をはじめたと答えた人からは、「事前準備ができた」という満足の回答が目立ちました。

■事前準備ができた!
・「日が近くなってバタバタしなかった」(35歳/男性/1カ月~2カ月未満)
・「時間をかけて準備をすることができた」(25歳/女性/1カ月~2カ月未満)


やはり、引っ越しの当日が近づくと、心理的にも慌ただしくなるもの。「あれもやっていない、これも片付けていない!」と、心が落ち着かず、パニックになってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、準備は早めにはじめたいですよね。

また、早めに着手すると、いらないものを捨てることができるなど、身のまわりがスッキリ片付くというメリットもあります。

■荷物の取捨選択ができた!
・「じっくりと荷物整理できる」(36歳/女性/1カ月~2カ月未満)
・「不要品整理や荷造りに時間がかけられた」(27歳/女性/1カ月~2カ月未満)
・「持って行くもの、捨てるもの、買うものを考える余裕がちょうどよかった気がする」(45歳/女性//1カ月~2カ月未満)
・「持ち物を必要最低限に絞れた」(26歳/女性/2週間~1カ月未満)

引っ越し作業は、ものを断捨離するのに絶好の機会。新生活に必要なものと不要なものを見極め、荷物を減らせば心身ともにフレッシュな気持ちで新しい生活をスタートすることができるでしょう。
そうした時間的余裕をつくることができるのも、早めに準備をはじめることのメリットといえそうです。

また、早めに準備をはじめたことで金銭的にもトクをした、という声も多く聞かれました。

■金銭的にトクをした!
・「いろんな引っ越し業者で見積もりを取ることができた」(25歳/女性/2週間~1カ月未満)
・「引っ越し業者もかき入れどきの前だったので、サービスがよかった。安く引っ越すことができた」(35歳/女性 /1カ月~2カ月未満)
・「早めに動いたことで見積もりを複数とることができたので、大体の必要金額がつかめたこと。何を自分で行い、何をプロにお願いするか、考える時間があったこと」(44歳/女性/1カ月~2カ月未満)
・「早めに手配したため、費用が割引きになった」(44歳/男性/2週間~1カ月未満)

時間に余裕があれば、いくつかの引っ越し業者から見積もりをとることができますし、おトクに引っ越しを済ませることができそうです。
さらに、早めに引っ越し業者を手配すれば、「引っ越しのスケジュール調整がしやすかった」(44歳/女性/1カ月~2カ月未満)というメリットもあります。
引っ越し業者を探すのは、早めに動き出すのが肝心といえそうですね。

また、物件を探すのも早めにはじめるのがオススメという声もありました。

■満足いく物件が選べた!
・「余裕を持って物件探しができた」(27歳/女性/1カ月~2カ月未満)
・「比較的、部屋を自由に選べた」(40歳/男性/2カ月~3カ月未満)

さらに、引っ越し先の近辺を探索するなどして、「住むところの下調べができた」(39歳/女性/3カ月以上前)という意見もありました。
特に、12~3月は不動産会社の繁忙期。引っ越しを考える人も多いシーズンなので、いい物件が出ても、あっという間に借主が決まってしまうということも少なくありません。
じっくり、腰を落ち着けて新居を探したい人は、できるだけ早めに動き出したほうがよさそうです。

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動き出しが遅いと、こんな後悔が……!

反対に、「その時期に引っ越し準備をはじめて後悔したことを教えてください」と尋ねてみると、次のような回答が寄せられました。

■引っ越しシーズンと重なってしまった……
・「ハイシーズンで値段が高かった」(36歳/女性/2週間~1カ月未満)
・「バタバタと準備をしたため、荷物の大きさの見積もりが甘く、追加の料金がかかった」(26歳/女性/2週間~1カ月未満)
・「遅かった。引っ越しシーズンだったので、引っ越し業者を探すのに苦労した」(37歳/女性/2週間~1カ月未満)
・「引っ越し業者がこみあっていて、希望の日に引っ越しができなかった」(40歳/女性/1カ月~2カ月未満)

特に、引っ越し業者の繁忙期に引っ越しをしてしまうと、金銭的に損をするだけでなく、業者を探すのに大変だったという声が多数聞かれました。
自力で引っ越し作業を行うなら問題ありませんが、引っ越し業者に依頼しようと考えているなら、早めに動き出して見積もりを取っておくことが大切なようです。

一方、早めに準備をはじめた人からは、こんな意見も聞かれました。

■準備しすぎて後悔……
・「準備する時期が早すぎたため、引っ越し道具がどこの箱に入っているのか分からなくなった」(30歳/男性/1カ月~2カ月未満)
・「引っ越しに時間をとられすぎて、プライベートが充実しなかった」(25歳/女性/2週間~1カ月未満)

引っ越しを頑張るあまり、最後の学生生活を満喫することができずに心残りを感じる人もいるようです。
こうした後悔を防ぐには、あらかじめ引っ越しのスケジュールを立て、それに沿って動くこと。
1週間単位など、大まかな予定でも構わないので、身の振り方を事前に決めておくことで、引っ越し作業に充てる時間を捻出しつつ、プライベートも楽しむことができるでしょう。

いずれにしても、学校を卒業して、新社会人になるにあたっての引っ越し作業は、新生活の第一歩。トラブルなく、スムーズに進めたいですね。

●[引っ越しに関するアンケート]より
・調査期間:2016年12月5日(月)
・調査方法:インターネット調査
・対象:20代~40代、男女
・有効回答数:222

掲載:2017年1月17日
写真:PIXTA

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※ 引越し見積もり料金や、実際の引越し料金を保証するものではありません。

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