犬との引越しは住所変更が必要! ペットと引越しするときの手続き
公開日 2017年03月09日
引越しをする人のなかには、ペットを飼っている人もいるのではないでしょうか。ペットとの引越しは、移動するのも大変ですよね。動物にとっても、新しい環境に慣れない間はストレスを感じやすい時期です。いつも以上にケアが必要なときですが、ペットと引越しをする際にしなければならない手続きがあることも忘れずに。今回は、引越しのときに必要なペットに関する手続きをまとめました。

手続きが必要なペットの種類は?
猫や犬のほか、ハムスターやフェレット、なかにはタヌキやヘビなどさまざまな動物を飼っている家族が存在します。引越しのときに住所変更の手続きが必要になるのは、「犬」と「特定動物」です。特定動物とは、ワニやタカ、トラといった国から指定されたおよそ650種類の動物のことで、万が一逃げ出すと人に危害を与える恐れのある危険な動物のことを指しています。
猫やハムスターなど小型の動物は手続きの必要はありません。

犬の登録変更の手続きについて
そもそも犬の飼い主には、
(1) 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
(2) 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
(3) 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
が法律により義務付けられています。
そのため、どの犬種でも引越しをしたときには住所変更の手続きが必要になります。転入から30日以内に、新住所の市区町村に犬の住所変更届を提出してください。そのとき、旧住所で受けた鑑札、予防注射を打った場合は、「狂犬病予防注射済票」を持参しましょう。自治体によっては役所だけでなく、保健所の窓口でも住所変更を受け付けていることがありますので、事前に調べておくといいですよ。

特定動物の登録変更の手続きについて
引越し先でもワニやタカ、トラなどの特定動物を飼育する場合、引越し先の都道府県知事または政令市長に届け出て事前に許可を得る必要があります。無許可で飼育場所の所在地を変更すると、個人の場合で6カ月以下の懲役または100万円以下の罰金に処されます。引越す場合は忘れずに手続きを行いましょう。
環境省のホームページには、飼育場所の変更時に提出する書類がダウンロードできますので活用するとスムーズですよ。
・参考
特定動物(危険な動物)の飼養又は保管の許可について
" target="_blank">https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/danger.html
ペットと安心して新居での生活を送るためにも、手続き関連は早めに済ませておきたいもの。住所変更以外にも、騒音や鳴き声などが多少発生することもあるので、ご近所にあいさつしておくとを忘れずに。手続き関連はスムーズに行い、新しい環境での生活をペットと一緒に楽しんでくださいね。
写真:PIXTA
掲載日:2017年3月9日
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