引越し業者の「おまかせプラン」とは?梱包サービス・荷造りはどこまでやってくれるの?|引越し見積もり・比較【SUUMO】

引越し業者の「おまかせプラン」とは?梱包サービス・荷造りはどこまでやってくれるの?


最終更新日  2024年04月04日

ダンボールを抱えた引越し業者

新居を見つけて引越しが決まっても、忙しいなか時間をかけてコツコツ引越しの準備をするのは大変なことですよね。そんなときは、引越し業者各社が用意している、荷造りから片付けまでをサポートしてくれる「おまかせプラン」サービスを利用してみるのはいかがでしょうか。

どこまで自分で準備したらよいのか、どんなプランがあるのか、「おまかせプラン」はどこまでやってくれるのか……という疑問を、アート引越センターとアリさんマークの引越社が用意しているプランを参考にしながら解消していきましょう。

■目次
引越し業者の「おまかせプラン」とは?
引越し業者に聞いた!「おまかせプラン」はどこまで梱包・荷造りしてくれるの?
おまかせプランを使うメリットは?
おまかせプランを利用する場合も自分でやらなければならない作業は?
自分で荷造り・梱包するときのコツ
まとめ

見積もりしたい引越し業者を自由に選んで依頼できる!

  • クロネコヤマトの引越サービス
  • アート引越センター
  • アーク引越センター
  • ハート引越センター
  • サカイ引越センター
  • アリさんマークの引越社
  • KIZUNA引越センター

引越し用トラックのアイコン

引越し業者の「おまかせプラン」とは?

おまかせプランとは、基本プランの家具梱包・搬出・輸送・搬入・セッティングに追加して、引越し業者のスタッフが荷造りや新居での荷ほどき・後片付けをサポートしてくれるサービスのことです。引っ越す人の負担を軽減してくれるため、特に次のような方に向いているプランだといえるでしょう。

  • 時間が取れない方
  • 高齢の方
  • 怪我や病気の方
  • 妊娠中の方や小さなお子さんがいる世帯

引越しの荷造りは、体力的に負担になるとともに、進め方を誤ってしまうと「あれがない」「これはどこに閉まったっけ……」と悩む要因となり、日常生活に支障をきたしてしまうものです。また、荷解きについても、どこに何が収められているか把握することが難しく、引越し後、日常を取り戻すまでに時間がかかるケースがあります。

そのため、おまかせプランは、上記に該当しない方であっても、できる限り引越しの影響を受けずに生活したい方にもおすすめのサービスです。


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引越し業者に聞いた!「おまかせプラン」はどこまで梱包・荷造りしてくれるの?

引越し業者によってプラン名や内容は異なりますが、全ておまかせできるプランは、引越し当日までにスタッフが荷造り作業を行うことが多く、特に荷物が多い場合は梱包するものも多くなるため、引越し日より前に梱包をしておくのだそう。

引越し当日にはスタッフが大型家具・家電を梱包し、手早く搬出します。全ての荷物をトラックに積み込んだら、あとは引越し業者が新居まで運んでくれます。新居に到着したらドア、階段の手すり、壁、床などを傷つけないように保護をします。養生を施した後、荷物を運び入れます。そして、指定した場所に家具をセッティングしてくれます。その後、荷ほどきまでをお願いしている場合は荷ほどきと、養生などの後片付けをして、スタッフがダンボールを持ち帰ってくれるという流れになっています。 引越し業者によっては後日ダンボールを引き取ってくれるところもあります。

以下に実際の引越し業者のプラン内容をご紹介します。

アート引越センター

アート引越しセンターでは「アートのおまかせパック」という名称でおまかせプランが提供されています。

アート引越センターのプランは「基本コース」「ハーフコース」「フルコース」の3つです。


  • 基本コース …依頼主が自分で荷造りを行い、荷ほどきも自分で行う
  • ハーフコース …荷造りのみスタッフが行い、荷ほどきは依頼主が行う
  • フルコース …荷造りと荷ほどき・後片付けまでスタッフが行う

おまかせプランにあたるのは「ハーフコース」「フルコース」のいずれか。「全部自分で頑張る!」という人は「基本コース」を選びましょう。


アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社では「アリさんパック」と「アリさんフルパック」の2プランを用意しています。


  • アリさんパック …引越し前の荷造りをサポートし、荷ほどきは依頼主が行う
  • アリさんフルパック …荷物の梱包、引越し先でダンボールからの荷ほどきまでサポートしてくれる

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おまかせプランを使うメリットは?

おまかせプランは、利用者の時間や手間を削減するためのサービスです。具体的には、次のようなメリットがあります。

梱包の時間を削減できる

荷物の梱包は、種類によって適切な包み方が変わります。慣れていない作業なので時間が取られてしまいがちですが、日々引越し作業をしているプロの業者の方にお願いすることで梱包にかける時間を大幅に削減することができます。


ダンボールを回収してくれるため片付けもラク

荷ほどきまでを依頼している場合には、引越し会社が荷ほどきをし、ダンボールを持ち帰ってくれるため、荷ほどき後に部屋がダンボールだらけになり、片付けが追いつかないという状態を回避できます。引越しの作業が早く終われば、新居でゆっくりする時間も増えますよね。お仕事の都合で一気に引越しを済ませたい人や、小さな子どもがいる家族などは、引越し準備や片付けをする時間を取るのも一苦労なので、プロに頼ることで労力の削減になります。


重くて大きい荷物でも安心して任せられる

引越し先で大きな家具・家電を配置したり、書籍がたくさん入った重いダンボールを自分で運んでいるときにけがをすることも考えられます。体力に自信のない高齢の方や、女性の方も引越し業者にお任せすることで安心できそうですね。


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おまかせプランを利用する場合も自分でやらなければならない作業は?

荷造りや荷ほどきを引越し業者に依頼した場合でも、基本的には次の作業は自身で行わなければなりません。

貴重品は自身で管理するか梱包する

おまかせプランであっても、貴重品は自身で管理しなければなりません。運搬してもらう場合も、自身で梱包しましょう。現金や預金通帳、実印、宝石類などは、自身で持ち運ぶことをおすすめします。


不要なものの処分

何を持っていくか、捨てるかという選別は自分で当日までに行っておきましょう。大切にしている思い出のものなど、第三者に触れられたくないものは自分で選んで運ぶのが一番です。

引越し業者は荷物を全て詰めて梱包してくれますが、逆に考えれば、いらないものが紛れ込んでしまう可能性も十分にあります。それを減らすために、いるものとそうでないものの仕分けだけはやっておくことによって、後から捨てる手間が省けます。さらに、新居で荷物をスタッフに配置してもらうときにあると便利な配置図をつくっておくと、より早く作業が進みます。

粗大ゴミは、旧住所で廃棄処分したほうが、荷物の量が減る分、引越し料金が安くなります。


冷蔵庫を空にする

引越し当日は、冷蔵庫を空にしなければなりません。冷凍・冷蔵の食品は、1週間ほど前から計画的に減らしていき、当日も食品が残る場合はクーラーボックスなどに入れて搬出しましょう。また、冷蔵庫の電源を落とすと、冷蔵庫内の霜が溶けて、ほかの荷物を水浸しにしてしまうおそれがあります。遅くとも、引越し前日には冷蔵庫の中身を空にして、コンセントを抜いておき、霜が溶けて水が出た場合は拭くなどしておくとよいでしょう。


新居の家具・家電の配置を決める

荷解きをお願いできたとしても、あらかじめどこに何を置くか決め、伝えておかなければ、引越しスタッフは作業ができません。家具や家電の配置とともに、衣類や食器、靴などをどこの収納に入れるかまで明確に決めておくことが、当日の作業をスムーズに進めるコツです。


ライフラインの解約や引越し手続き

基本的なことですが、ガス・水道・電気会社への各種手続きはそこに住んでいる人が対応しなければなりません。また、転出届や転入届も忘れずに済ませましょう。


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自分で荷造り・梱包するときのコツ

おまかせプランだとしても、内容によっては、荷造りは自分でやらなければならない場合があります。自分で荷造り・梱包するコツは、引越し前後に困らないように進めることです。

あまり使わないものから梱包していく

荷造りは、基本的に普段あまり使わないものから梱包していきましょう。頻繁に使う日用品などを先に梱包してしまうと、日常生活に支障をきたしてしまいます。すぐに使用することがない、季節ものの衣類や書籍、ストック品などから梱包していくことをおすすめします。


ダンボールに何が入っているか記載する

自分で荷解きするとなると、一定の時間がかかります。すぐに全て荷解きすることができないことから、必要なものだけでもすぐ取り出せるよう、ダンボールには何が収められているかわかりやすく記載しておくとよいでしょう。

引越し時、ダンボールは積み重ねたり、並べたりするため、ダンボールの上面や側面に内容物を書いておくと一目で中身が把握しやすくなります。また、ダンボールには「どの部屋に運ぶのか」も併せて記載しておくと、作業もスムーズに進みます。



引越し当日〜翌日に使うものはキャリーケースなどに入れるのも◎

梱包に使うガムテープやハサミ、カッター、新居に到着したらすぐに使うトイレットペーパーやタオル、パジャマなどのものは、1つのダンボールにまとめるかキャリーケースなどに入れて別にしておくと「あれがなくて困る」ということがありません。キャリーケースなどであれば、引越しの荷物とは別に自ら運ぶことも可能です。


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まとめ

おまかせプランは、引越し業者ごとに内容は異なります。スタッフにお任せできる範囲を決めているところもあれば、荷造りや荷ほどきをオプションサービスとして提供しているところがありますが、どちらを選んでも自分で荷造り・荷ほどきを行うよりは割高です。しかし、忙しくて引越し準備にかける時間がない方や引越しの手間を省きたい方にとっては、大変便利なプランといえるでしょう。

また、プロの引越し業者が作業にあたってくれるので、自分で準備を進めるよりも短い時間で引越しをすることができます。引越し業者によっては、各種割引のプランも設けられているので、まずは見積もりの相談をしてみましょう。

自分に合った便利な引越しプランを選択して、スムーズに引越しを進め快適に新生活をスタートしたいですね。


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