入居希望日の○カ月前が一般的! 引越しの物件探しのタイミングは?|引越し見積もり・比較【SUUMO】

入居希望日の○カ月前が一般的! 引越しの物件探しのタイミングは?


公開日  2017年06月02日

転勤や進学に伴い、引越しすることが決まれば、最初に行うのは物件探しですよね。気に入った物件がすぐに見つかるとも限らないので、できれば余裕をもって探し始めたいものです。しかし、あまり早くに探しても入居希望日に合わないことも十分ありえます。いつごろから物件を探し始めるのがいいのでしょうか。物件を探すときや内見のコツなど物件探しの際に知っておきたい情報とともにご紹介します。

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物件探しは入居希望日のどのくらい前から始める?

まずは、物件探しのタイミングについてチェックしていきましょう。入居希望日のどのくらい前から探し始めればいいのでしょうか。

一般的に物件探しを始める時期は、入居希望日の1カ月~2カ月前とされています。

これにはいくつかの理由があります。1つめの理由は、物件がホームページなどに掲載され始めるのは、入居可能日の1カ月~2カ月前であることが多いためです。

物件が不動産会社のサイトなどに掲載され始めるのは、前の住人が解約を伝えてからになります。住人は1カ月~2カ月前までに不動産会社に解約予定日を伝える必要があるとされていることがほとんどです。そのため、新築の物件を除けば物件の空き状況が分かるのは1カ月~2カ月前になります。それ以前に物件探しを始めても、条件に合った物件が見つからない可能性が高くなります。

2つ目の理由は、あまり早く探し始めると二重家賃が発生する可能性が生じるためです。物件の貸主は、賃料が発生しない期間をつくらないようにしたいもの。できるだけ空き部屋の状態にしないように済ませたいですよね。そこで、「3カ月後に入居します」といった物件の予約や取り置きを長期間行うことは一般的にできません。あまりに早く入居物件を決めてしまうと、実際に引越しをするまでの間、現在住んでいるところの家賃に加えて、新しい物件の家賃も払わなくてはいけなくなってしまいます。

敷金・礼金といった費用をはじめ、引越しは出費が多い時期。できるだけ二重家賃を発生させないためにも、あまりにも早くから物件を探すのは得策ではないでしょう。

反対に、引越し予定日まで1カ月を切ってから物件を探し始めるのも避けたいところ。入居の申し込みをしてからすぐに入居ができるわけではなく、申し込み後は入居のための審査や契約手続きをする必要があります。手続きが完了するまでの期間は、1週間~2週間程度かかるため、引越し予定日まで1カ月を切ってから探し始めると、物件探しをする時間がかなり限られてしまうことになるのです。もちろん、突然引越しが決まる場合もありますが、あらかじめ分かっているならば、やはり入居希望日の1カ月~2カ月前から物件を探し始めるのがいいでしょう。

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物件を探すときのコツとは?

自分の条件にぴったり合った物件がスムーズに見つかるといいですよね。そのためにも物件情報のアンテナは常に張っておきたいものです。物件を探すときのコツは、さまざまな情報収集法のなかから自分にあったものを探すこと。物件情報を集めるにはいくつか方法があります。ひとつの手段だけで情報を集めたり、自分に合わない方法で探したりしていると、良い物件を見逃してしまう恐れも。そこで、いくつかの手段をもって物件を探すことをおすすめします。それでは、一般的な情報収集の仕方について見ていきましょう。

(1)インターネットで探す
インターネットは時間や場所を選ばず検索ができるので、仕事をしていて物件探しになかなか時間をとれない方でも気軽に探すことができます。空いた時間で住宅情報サイトをこまめにチェックするようにしましょう。不動産会社から掲載依頼を受けた物件情報を集約した住宅・不動産情報の総合サイトなら、複数の不動産会社の物件情報を一度に検索して比較できるのでおすすめです。

(2)情報誌で探す
地域によっては、周辺の物件情報を集めた情報誌などが発行されています。 沿線・駅ごとに物件情報が掲載されているものが多く、物件を一度にまとめて比較検討しやすいのが特徴です。住みたい地域が決まっている場合は入手するのがおすすめ。また、いろいろな地域と比べてみるのも相場を把握するうえで便利です。

(3)不動産会社への訪問
地域の不動産会社を直接訪問するのもよいでしょう。ホームページなどに掲載していない物件を紹介してもらえることもあります。不動産会社に自分の希望条件を伝え、合致した物件を調べてもらうのが一番です。店頭に不動産広告が掲示されていることが多いので、チェックしてみるといいですよ。

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内見をするときのコツは?

内見は実際に自分の目で物件を見ることができる良い機会です。しかし、なんとなくの雰囲気だけで内見してしまうのはもったいないもの。短い時間で効率的に物件を知るためには事前に見るべきポイントを知っておくことが重要です。物件を見学するときのチェックポイントを見ていきましょう。


<物件を見学するときのチェックポイント>
■広さ
・間取図では分かりにくい部分の広さも確認すること。
■音や匂い、振動など
・気になる音や匂い、また振動がないかをチェック。実際に窓を開け閉めするなどして確認する。
■日当たり
・できれば日が当たっている時間帯に内見するのが○。
■付帯設備の有無
・浴室やトイレ、エアコンなどの設備に不具合やおかしなところはないかを確認できる範囲でチェック。
■室内の汚れや不具合
壁や床など目につく汚れのほか、キッチンのシンクの下や下駄箱の内部など、すぐに見えない部分も確認する。
■収納の数と大きさ
■コンセントの位置と数
■冷蔵庫、洗濯機置き場の位置とサイズ
■内装
・自分がイメージしていたものと合致するかどうか、内装の色や素材などを見まわす。
■敷地内にある施設と位置
・駐車場やごみ置き場、利用条件等について確認する。
■管理状態
・共用廊下の電気が切れていたり、清掃が行き届いていなかったりすると適切な管理が行われていない可能性があるため注意する。
■住民のマナー
・他の居住者が、共用廊下に私物を積み上げているなどの状況が見られないかなど確認する。


以上、これらは物件内部のチェックポイントになります。そのほか、内見のときには周辺情報も確認しておきましょう。最寄駅やバス停までの所要時間や、近隣にスーパーやコンビニなどの生活用品を購入できる商業施設があるかどうかなど、快適な生活を送るうえで重要になってきます。周辺マップも照らし合わせながら確認するようにしましょう。

さらに、忘れてはならないのが安全性の確認です。街灯はしっかりついているか、人通りは多いかなどといった防犯対策に加え、地震や津波などの自然災害に対する安全性も把握しておく必要があります。ハザードマップなどで、物件がある土地の被害予測や避難場所はどこにあるのかを調べておくようにしましょう。


ここまで物件探しのタイミングやコツについて紹介してきました。住環境は質の高い生活を送るうえで非常に重要になってきます。住み始めてから後悔することがないよう、余裕をもってポイントをおさえた物件探しをするようにしましょう。

掲載:2017年6月2日
写真:PIXTA

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