引越しで運び出すのを忘れがちなもの・ランキング
最終更新日 2020年07月06日

忘れやすいものには傾向あり! 事前のリストアップが効果的
引越し準備に追われていると、ついうっかり、荷物を旧居に置いてきてしまった、ということがあります。そこで「あなたが引越しで運び出すのを忘れそうだなと思うものを教えてください」と質問してみました。結果をランキング形式でご紹介します。
1位は「物干し竿」で、圧倒的に多い回答を集めました。物干し竿を私物ではなく、家の備品だと勘違いしてしまう、というのが主な理由でした。
2位は「天井の照明」、3位は「押入れの天袋の荷物」。いずれも高い位置にあるため、目に付かず忘れてしまうようです。特に照明は、引越し時間ギリギリまで使っていることが多く、そのまま取り外さず出てしまった、という体験談が聞かれました。
4位は「自転車」、5位は外に取り付けた「テレビアンテナ」、6位は「物置の荷物」。いずれも屋外にあって、存在に気づきにくい物と言えます。自転車は駐輪場などに置いておくと忘れてしまいがちのようです。
ランキングの結果から、忘れてしまいそうだと思う理由には幾つか傾向があることが分かりました。一つ目は、あまり必要としない物を入れている場所。たとえば、押入れの天袋や屋外の物置がそのパターンで、普段使わないものを入れているからこそ忘れてしまう、というものです。二つ目は、照明やカーテン、トイレ製品など、引越し当日まで使っている物。三つ目は、物干し竿やテレビのアンテナなど、家にもともと附属している物と勘違いしてしまう物です。その他、高い位置にあって目に付きにくいものも忘れやすいので、注意しましょう。
今回のランキングで登場したものは、いずれも引越しのとき、誰もが忘れてしまいがちな物ばかり。最後に積み込もう、と直前までは覚えていたのに、バタバタしていて結局、持ち出すのを忘れてしまった、ということもよくあります。それを防ぐため、余裕のあるうちに、自分が忘れそうなものをピックアップして書きだしておくのがおすすめ。引越し当日は部屋を出る前に、チェックリストの内容を確認すればOKです。

目に付きにくい場所、備品と勘違いしてしまう物は要注意
【物干し竿】
・実際に引越し当日にすべて積み込んだと思ったが、外のベランダにあった物干し竿だけ忘れました。意外に盲点かも。(49歳女性)
・あまりにとけこんでいて忘れそうな(雨さらしでボロボロの)物干し竿は、意図的に置いていきたいかも。(38歳男性)
【天井の照明】
・明かりをつけて作業などしていたりするし、明かりがあって当たり前だと思い込んでいるので。(25歳女性)
・ぶらさがっているタイプならまだしも、シーリング型だと視界にも入りにくく忘れてしまいそう。(47歳男性)
【押入れの天袋の荷物】
・普段開けないところは忘れそう。引越した先の天袋に、前の住人の荷物がありました。(23歳女性)
【自転車】
・部屋の近くに置いてないから。(35歳女性)
【テレビアンテナ】
・それを持っていくものだという概念がなかった。(31歳女性)
【トイレの棚の中】
・トイレは最後の最後に開けるので、気が付くのも最後になりがちです。タオルも。(48歳女性)
【カーテン】
・カーテンはあまりにも見慣れすぎて、忘れそう。(28歳女性)
- <調査概要>
- 「引越しに関する実態把握調査」(リクルート住まいカンパニー)
- 【調査実施時期】2014年12月12日~2014年12月15日
- 【調査対象者】1都3県在住で1年以内に引越しをされた20~49歳の男性200名・女性200名
- 【調査方法】インターネット調査
- 【有効回答数】242
- 【調査実施機関】楽天リサーチ株式会社
- ※無断転用禁止。引用の際はSUUMO(スーモ)編集部までご一報ください
掲載: 2015年6月3日 写真: PIXTA
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