引越し先での挨拶の品は、何を持っていけばいい?もらったら困るものってある?
最終更新日 2020年07月09日
引越しを経験された方にアンケートをとったところ、下記のお悩みをいただきました。 「引越し先での挨拶は、何を持って行けばいいのか。」
挨拶の品を何にするかは迷いますよね……。専門家の方にアドバイスを頂きました。

実用品として役立つものが喜ばれやすい
「あなたがもらって嬉しいものをさしあげましょう」が、贈答の基本です。しかし、引越しのご挨拶はその通りではありません。
初対面の方にお渡しして失礼のないもの。アイデアのヒントとしては、奇をてらったものではなく、実用品として役に立つものです。これは、引越し会社に依頼できるところもあるようですね。これまで引越しのご挨拶といえば、500円から1000円程度の“家庭内消耗品”が主流でした。例えば、石鹸、台所洗剤、洗濯洗剤、入浴剤などです。しかし、昨今、家庭用品は香も効果も多種多様なものが手に入ります。「自分の好みのものが決まっている」 また「アトピーやアレルギーがあるので、市販の洗剤はつかえない」という方も多くいらっしゃるようです。実は、「もらっても使えないので困ります」という声が多くなりつつあるのが、これまで1番人気であった「家庭用品」なのです。また、「タオル」も定番です。「今治タオル」のように、肌触りや使い心地がよいものを選ぶと、センスと心を感じてもらえそうです。
そして、意外なところで「地域指定のゴミ袋」も珍しくはないようです。確実に使うものなので、役に立ち喜ばれますが、ご挨拶として抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんね。

もらって困るもの=「食料品」はホント?
さて、独自調査によると面白い結果がでました。引越しの挨拶に「食料品」はもらって困る、敬遠されがちというイメージがありましたが、意外に「引越し前の地域名産品は嬉しい」「名物をわざわざ買ってきてくれる心遣いがうれしい」という声も多く聞かれました。確かに親近感を持ってもらえることもあるでしょうし、会話も弾みそうです。いずれも丁寧さを出すのであれば、紅白の蝶結びののし紙に、上部に『ご挨拶』『初めまして』下部に名前を入れてつけてもらうと、あなたの信頼度につながりそうです。
引越しで渡すものは、ほんのご挨拶の品かもしれませんが、「これでいいか!」ではなく、「これにしよう!」で選び、あなたの人柄が伝わるとよいなと思います。

まとめ
実用品=もらう側の役に立つもの、あるいは地域名産品・名物の食料品を選べるとよいですね!
【今回お話を伺った専門家】

マナー&話し方未来研究所 所長 飯島永津子
テレビ朝日系民放・NHK局報道記者兼ニュースキャスターを経てフリーに転身。
愛媛大学医学部他大学、NHK・三越他カルチャー、BMIビジネスマナー認定講師。
皇室宮家、政財界の方々各界の著名人の取材経験を通じ、28年間多くの学びを得る。
マナーや話し方などの講演で、全国の受講者数は述べ5万人を超える。
※無断転用禁止。引用の際はSUUMO(スーモ)編集部までご一報ください
掲載: 2015年6月3日 写真: PIXTA
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