引越しのダンボールサイズはどのくらい? 使い分けや梱包のポイント
最終更新日 2019年04月16日
引越しをスムーズに行うためには、ダンボールの準備が必要です。ダンボールの調達方法や、必要なダンボールサイズを見極める方法を押さえておくと、より効率よく引越しができるでしょう。引越しに使うダンボールの選び方や入手方法を紹介します。
引越しのダンボールの使い分けと必要な数
家電やパソコンなどを除き、ダンボールに梱包していないものは引越し業者に運搬してもらえないため、ダンボールに入れてしっかり梱包することが必要です。
引越し時に準備すべきダンボールの数や、ダンボールをサイズ別に使い分ける理由を紹介します。
引越し業者によってダンボールサイズは違う!
一般的な引越し業者では、大・小サイズのダンボールを用意しています。同じ小サイズという名前で呼ばれているダンボールであっても、業者によって独自のサイズに設計されており、数センチメートルの違いがあります。
アート引越センターとサカイ引越センターの小サイズのダンボールを比べてみました。
引越し業者 | サイズ |
---|---|
アート引越センター | 35×35×35cm |
サカイ引越センター | 34×35×32cm |
ダンボールのサイズの使い分けは、荷物の重さで決めよう
できるだけ効率良く、たくさんの荷物を運ぶために、ダンボールは何種類かのサイズに分かれています(引越し業者だと大小2種類が基本)。運びたい荷物の重さによってサイズを使い分けましょう。
小さいダンボールに部屋中の荷物を分けて詰め込んだ場合、トラックに荷物を積み込むために何往復もしなければなりません。
かといって、大きなサイズのダンボールばかりでは、中身によっては重過ぎて作業に支障をきたします。
サイズによって上手に使い分ければ、引越し業者にかかる労力は少なくなり、荷物の運搬をスムーズに行ってもらえるはず。もし自力で引越しをする場合でも、サイズの使い分けは効率化のカギとなるでしょう。
必要なダンボール数の見積もり方
人によって荷物の量はさまざまですが、目安として一人暮らしの人は10個前後、2人以上のファミリーの場合は30個前後のダンボールが必要になります。
本や衣類が多いなど不安がある人は、引越し業者に見積もりに来てもらった際に相談すると、的確なアドバイスをもらえるでしょう。
ダンボールの調達方法
引越しの準備を進めるために必要なダンボールは、どこで入手できるのでしょうか。新品のダンボールを用意する方法は主に2種類に分けられます。
1.引越し業者のサービスを利用
引越し業者が梱包用のダンボールを無償提供している場合が多いです。ダンボールだけでなく、布団袋やガムテープなどの梱包用資材がサービスされることもあります。ただし、無料でもらえる数は各社異なるので、注意が必要です。
ダンボールを別途購入したくない人は、梱包用の材料がセットになっているプランを利用してみてはいかがでしょうか。
2.市販品の購入
ホームセンターや通販などのダンボール販売業者で、梱包に必要なダンボールをそろえるという方法もあります。
通販ではたくさん購入すればするほどお得な価格設定になっていることが多いです。
ダンボール販売業者の通販を利用すると、ガムテープや緩衝材などの資材もまとめて購入することができるため、引越し前の準備を手軽に済ませたい人は利用するといいでしょう。
このほかにも、スーパーやドラッグストアなどで、無料でもらう方法もあります。引越しに使えるサイズなのか、汚れていないかなど、チェックする必要はありそうです。
上手な梱包のポイント
引越しの梱包にありがちな失敗が、無茶苦茶に詰め込んでどこに何が入っていたか分からなくなってしまったり、重いものを詰め込み過ぎて運べなくなったりするケースです。
梱包のポイントをチェックして、スムーズに準備を進めましょう。
食器や本の梱包
食器や本を梱包するダンボールは、小サイズを選びましょう。食器や本を大きいダンボールに入れると、中身が重くなり過ぎてダンボールが壊れ、落下して破損することがあります。
小さい荷物に対して大きいダンボールしかない場合、緩衝材をたくさん入れる方法もありますが、作業が増えて効率が悪くなってしまいますので、適切なサイズのダンボールを選びましょう。
洋服の梱包
洋服を梱包するときは、小サイズより一回り大きい大サイズのダンボールに詰めていきましょう。
洋服はダンボールの大きさに合わせて畳んだ状態で詰めていくと、隙間なく空間を埋めていくことができます。
引越し業者によっては、衣類をつるした状態で運べるハンガーボックスを貸し出してくれることもあります。衣類の梱包が面倒な人は活用してみましょう。
梱包の注意点
何をどこに梱包したらいいか迷った場合は、種類が同じもの・大きさが大体同じものという2点に注目しながら詰めてみてください。
また、食器や陶器などの割れ物は1つずつ緩衝材に包んだうえで、高さが同じもの同士をそろえてダンボールに詰めた方が、隙間なく梱包できます。
さらに、ダンボールに中身を書いておくと荷ほどきのときに役に立ちます。特に割れ物は、中身をアピールすることが大切です。引越し業者のダンボールを使用する場合は、中身を書く欄がありますので、そちらに書きましょう。
まとめ
荷物が多い人は1週間以上前から梱包の準備を進めた方が安心です。荷物が少ない場合も油断せずに、時間に余裕をもって準備を進めましょう。
途中で梱包資材が足りなくならないように、やや余裕をもった数を用意するとスムーズに準備できます。
また、引越し業者のなかには使用を終えたダンボールの無料引き取りサービスを行っている業者もあるため、活用すると引越し後の片付けがスムーズに行えるでしょう。
写真:PIXTA
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